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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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3月のまとめ

小説を読むにはもう少し時間がかかりそうな…。


3月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:940ページ

スピンク日記スピンク日記
スピンクは間違いなくポチの分身だね。「幸福です」と結ばれる日記、なんと素晴らしきこと。
読了日:03月31日 著者:町田 康
的場スイーツ 2 ~新・本気の115品~的場スイーツ 2 ~新・本気の115品~
2が出てるの知らなかったよ。スイーツを前にしてシチュエーションまで思い浮かべる的場さんに、人へもスイーツへも溢れる愛情を感じます。
読了日:03月27日 著者:的場 浩司
ポチのひみつ (集英社文庫)ポチのひみつ (集英社文庫)
西郷さんの、見事なまでの犬ばかぶりが好きだ。
読了日:03月26日 著者:片野 ゆか
奥さまはニューヨーカー (幻冬舎文庫)奥さまはニューヨーカー (幻冬舎文庫)
知らない単語はそれほどないのですけれどもねえ…。それにしても茶散って!(笑)
読了日:03月10日 著者:岡田 光世,島本 真記子

読書メーター

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最近のテレビドラマ事情

計画停電は明日7日も見送りとなって10日間連続で実施されないことになります。
このままあたたかさが続けば打ち切りも有り得そうとの噂も聞きます。
しかしそれも大掛かりな節電あればこそ。
楽しみの時間もとりながら気を配っていきたいと思います。

地震から1週間ほどはテレビドラマは見ることができませんでした。
津波の映像があまりにもショックで、
ビデオ画面にする途中でニュースで映像が流れてしまうのでは?という恐怖もあったし
録画番組を見ていたら緊急速報が見られない、という想いも強かったです。
ニュース映像を避けるためにテレビを消していたら速報が見られないのは同じだということに気付いていないというところに、どれほどのショックを受けていたのかお察しください。

録画中に停電になるのを避けるため、主に録画を深夜にしたりという都合であんなに楽しみにしていた「マダムプレジデント」と「ルーサー」を今回は見送りました。
再放送時に是非、と考えています。

で、最近のテレビ感想。
ERの最終回は是非ともまとめたかったのですが、現実世界のショックとずっと見続けてきたシリーズが終わってしまったのだという脱力でうまいこといきません。
「ERだったな…」としか言葉にできません。
かつてのレギュラーメンバーとの再会を大切にしてくれたことに感謝です。
強いて付け加えるとすれば、モリスが37歳であるというのは…
キャリアを考えればそうなのだろうけれど、けっこうな年齢だったのだな…と。

最近始まった burn notice のS3、今の自分にはちょうどよい感じです。
ポテトチップの空き缶がアンテナになったり、相変わらず身近なものがスパイグッズになる様子はたいへん楽しいです。
昨日見た#4「リーダーの資格 Fearless Leader」、よかったです。
悪党マシスンの元で出世しようと頑張っているトミー(NYPD BLIUE のマルティネスだ!)が、マシスン(ERのマルッチでしたね)が自分の仲間(マイケルたち)を見殺しにする気だと知るや否や「儲け話はなかったことに」と仲間を守ろうとするのですよ。
ドッグレースで大金をつぎ込んだ犬がスタートに驚いて足を折ると、その犬を引き取っているのですよ。
犬バカにはこれ以上の高得点はありません。
トミーは立派な小物。
小物といっても、浅はかで失敗するただのバカと、大金は欲しいけれど何物にも代えがたい人の命を知っているものとがいるのだなあと感じました(当然トミーは後者)。
彼なら幸せに暮らせる犬を育ててくれると信じられるエピソードでした。
トミーのように再出発したいマイケルの真摯な物言いも、わかっているけれども受け入れられないフィオナも、好きだったなあ。

と、ぼちぼちまた感想を垂れ流していきたいと思います。

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「スピンク日記」 町田康

スピンク日記
「スピンク日記」
 [単行本]
 著者:町田 康
 出版:講談社
 発売日:2011-02-25
 価格:¥ 1,470
 by ええもん屋.com

またまた犬関連の本。
小説家町田さんの飼い犬であるスタンダードプードルのスピンクが
町田家の一員になった日からの
主人・ポチ(町田さんのこと)と美徴さん(奥様)、
後に家族に加わる本当の弟キューティー・セバスチャンとの日々を日記風に語るというご本でございます。
虚実綯い交ぜは「テイスト・オブ・苦虫」テイスト、
でもスピンクの語り口はどこか優しく、「ポチをしっかりとさせなくては!」という愛情がみえるよう。
もうちょっとで凡人の愚人ポチとの生活をウヒャヒャと楽しみ、愚人ぶりをながめつつ「幸福です」と言える最高の幸福。
スピンクはポチを愚人であると言うし、確かに暖房問題などは反する言葉も出ない。
しかし、キューティーを預かるに至るまでの意見は至極もっともで愚人であるのがもったいないほど。
そんなことスピンクは百も承知であるからウヒャヒャなのだなあとうかがえます。
憧れの犬種スタンダード・プードルがこれでもかっ!というくらいカメラ目線のオンパレードで悩殺されました。

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「ポチのひみつ」 片野ゆか

ポチのひみつ (集英社文庫)
「ポチのひみつ (集英社文庫)」
 [文庫]
 著者:片野 ゆか
 出版:集英社
 発売日:2009-02-20
 価格:¥ 500
 by ええもん屋.com

ドラマも本も気分的になかなか手を付けられませんでした。
なので思いっきりかわいい本を読もう!と意を決して読んだのがこれ。
日本人ならみんなが知っている犬たちの真実を
著者と愛犬ダルマ号が追ったとても愉快な本。
それぞれについての感想。

忠犬ハチ公のひみつ
「ハチ公物語」も「HACHI」も見てないのですが、
映画の中にもハチが顔に落書きされていたなんてシーンはあったのでしょうか?
あるのなら是非見たい。
身体の弱かった幼少期に座敷犬というのも意外。
そういえば少し前に、死因はフィラリアではなく癌であった可能性があるという話題がありましたね。

西郷さんの犬のひみつ
っていうか、西郷さんの犬ばかのひみつ。
こんなにわんこ好きだったとは。
人の生活リズムを気にするあまり、訪問しても気付いてくれるのを待つような人が、好意でもらった犬の首輪に注文つけるなんて面白すぎだ。

花咲かじいさんの犬のひみつ
昔話の筋から現代の花咲かじいさんとしてトリュフ犬につながるのが好き。
犬の前にチャレンジした豚ちゃんのエピソードもかわいすぎ。

いぬのおまわりさんのひみつ
このおまわりさん、困って泣いちゃうのですよね、子猫ちゃんと一緒に。
私も役立たずだなあと思ったことがあります。
童謡の背景を知ると子猫ちゃんのその後は安心だが、おまわりさんには心配がつきまとう。
銅像(?)もいろんな物語が推測できてシュールな世界だ。


「犬部!」には考えさせられ、「アジワン」も大好きなので、
著者片野さんの犬好き魂がとても薬になりました。
今頃ダルマちゃんはハチ公やツンを見守るように座布団に座っているような気がします。

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2週間以上たちますが

落ち着かない日々が続いています。
原子力発電所の見通しがたたない限り続くでしょう。
そんな中、今朝の新聞で鹿島にある住友金属の火力発電所に火が入り、
茨城県の家庭に行き渡るくらいの電力がなんとかなりそうだという記事を読みました。
安心とまではいかないけれど一歩であることは確かだと信じます。
計画停電については、
被災地の人のためではなくて自分たちの生活のためという気ばかりがして
かえって罪悪感に押しつぶされそうになります。
私の居住地では、スーパー等での多少の品薄状態と計画停電以外
普通の状態であることが原因と感じます。
ガソリン、灯油、食料、衛生用品、薬は足りているのだろうか、
会いたい人には会えたのだろうか、
何故こんな時に寒波までがやってくるのか、
そんなことばかり考えてしまいます。
普通でない状態で普通でいることのありがたさ、難しさ、厳しさを同時に感じている次第です。
一過性ではなく、長期的にできることを考えて過ごしていきたいと思います。

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