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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ダルジール警視 #37&38「法の裏切り 前後編」 Above the Law

EU議会選挙立候補予定のクリスティーナ・チャンスの夫で判事のジェリーが殺された。
彼は麻薬事件の裁判で脅迫を受け警護されていたが、謎の人物との約束のために警護を断った隙のことだった。
裁判絡みの線から捜査は進むが、クリスティーナは夫殺害の理由となる脅迫状を見つけ死の真相に気付き、ダルジールの元へ向かう途中で事故遭い、脅迫状も盗まれてしまった。


ややこしかったですわ。
ランサムが黒い利益を貪っていた、とまとめてよろしいでしょうか。
お互いを尊重してはいるものの、そこに男女の愛情はなかった判事夫妻が正直者に見えましたよ(その通りだからっ!・笑)。
夫婦関係といえば、パスコーとエリーですよ。
エリーはロンドンの大学で職を見つけ、夫婦がやり直すには「ダルジールから離れるべき」との決断を迫りましたよ。
そんな状況なのに、犯人射殺で「勲章がもらえるかも!勲章刑事の妻になれるんだぞ!」でエリーを引き留められると思っているのが不思議。
人生初の躓きで(おそらく)冷静な目ではないのでしょうね。
このまま離婚となるかはわかりませんが、とりあえずこの夫婦は別々に歩んでいくことになりそうですね。
確かパスコーはエリートだったはずなので「妻の仕事についていく」と転属を願い出れば(シュトッキーみたいにね)失職することもなかろうにと思うのですが。
エリーの突き付けた条件は「仕事か家庭か」ではなくて「ダルジールか家庭か」の二択だったのですね。
刑事の妻がイヤなのではなく、ダルジール付きのパスコーがキライなのではなかろうか。
万が一パスコーがロンドン行きを承諾したらしたで出発の日になって
「本当は一緒に来て欲しくない」と言われただろうな。
あれ?こんな話、どこかで聞いたことあるぞ?(WATのジャックに心から同情しましたよ)。

パスコーはこんなだし、警視は国の利益を優先した警察組織に怒り退職すると宣言、次のシーズンはどうなることやら。
意地悪な私はシリーズが続いているということが先にあるので気にもしてませんけど。
あ、どんな理由で戻っているのかは気になりますよ(笑)。

余談
警視のところに居候しているからてっきりパスコーは追い出されたのだと思っていたら、 エリーは娘を連れて家を出ていたって?
じゃあ、あの家はどうしてたのさ、寂しかったのか?
とにかくこのシーズンのパスコーはキャラクターが変わったかのようでした。
ホワイトボードをきっちりまとめるような男に生活能力が欠けていたとは…。

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チャック2 #11「チャック VS サンタクロース」 Chuck Versus Santa Claus

その前に、前回#10「チャック VS デロリアン」Chuck Versus the DeLorean。
見ている途中から激しい頭痛に襲われ、それでも見続けていたのでよくわかってません(笑)。
サラのお父さんは大昔は悪魔な保安官だった副大統領だったんだな、
デヴォンはモーガンに金貸すとか何考えていたのでしょう(しかも高利貸し・笑)、
そんなところです。

で、今回。
クリスマス・イヴ、怠けて買い物していなかった人たちの駆け込み買いに値段を吹っ掛ける作戦でビッグ・マイクはわっくわく。
そんなバイ・モアに、テレビ中継中の警察に追跡されていた車両が突っ込んできて開店前の店員を人質に立て籠もった!
買い物一番乗りのつもりだったエリーとデヴォンも巻き込まれて…。

面白かったです~。
ドタバタとドラマがしっくりしていたし、バイ・モア、家族、任務とチャックに大切な要素が全部同居してましたからね。
交渉に応じることにしたネッドが、怪我したケイシーと親切にしてくれたチャックの恋人サラを解放する、と言ったところで大笑い。
チャックの「ダメ~!」にみんな一瞬人でなしを見る表情だったし。
これが実はネッドとネゴシエイターが実はフルクラムだからの作戦だったなんて思いもしないじゃないですか(正確にはネッドにチャックは反応しなかったから彼はただの雇われ人?)。
銃の暴発もケイシーを狙ったもので最初からNSAとCIAを排除するためだったのね~。
ネッドねじ伏せ作戦を計画するデヴォンを、みんなの安全第一のチャックは思いとどまらせてましたがフルクラムの企みと知るとデヴォンの血気に賭けてみる姿と、それを呼吸で受け止めるデヴォンがいい感じでした。
想いは様々だけど危機を脱したいという共通の願いの元団結するみんなも頼もしかったですよ。
それなのに…。
ヒーローだったはずのモーガンは、ヒーローになるはずだったレスターがアンナにキスしてるの見てしまうし、
チャックはフルクラムの人を撃ち殺すサラを見てしまうし。
「愛する人の見たくない姿を見たらどうする?」、親友二人が同じ境遇になってしまうとは。
サラにプレゼントしたバトウスキー家のブレスレットが切ないですわ。
インターセクトがチャックだとわかってしまったのだから仕方ないとはいえ、CIAの任務を思い知ったチャックは複雑ですね。
でもさあ、あのネゴシエイター、まだフルクラム本部に連絡してなかったの?(笑)
こっち的にはよかったけども。

冒頭からケイシーの指が気になって仕方なかったので、ベックマンのナイスな質問に感謝。
クリスマスシーズンのせいで、慣れないラッピングをやらされていたからなのですね♪
みんなが大切な人に電話をするシーン、ハートウォーミングでした。
ジェフはお母さん(刑務所?)、嬉々としてチャットダイヤルにかけてるレスター、サラにかけて早めのクリスマスプレゼントを渡すチャック、どれもほっこり。
中でも一番は、ママにかけたジョニー坊やだ。
あのケイシーが、あの場で、あの表情、というところが高ポイントですね。

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ニュー・トリックス4 #7 Father's Pride

ソーホー再開発工事で、パブのトイレ通気口から写真の撮影済みフィルムが大量に見つかった。
それは20年前に写真店内で殺害されたシャープの店から奪われたものだった。
現像すると幸せな家族写真に加え、麻薬や不倫と思われる現場の撮影されたものが出てきた。
秘密を撮影された恨みによる犯行だったのか…?


と、思ったら!そんなことありですか?
精子バンクの法適用範囲は「冷凍によるもの」でその他の常温個人保存はその範疇でないって。
そりゃとっておこうが捨てようが個人の自由ですが、そんな保存の仕方での寿命ですよ、問題は。
写真のフィルムケースに入れて取引してたって衛生面は?
依頼者と契約成立して取引場所提供に写真店、と受け渡しがはっきりしているからできたのでしょうけど。
モデルクラブオーナーの子どもが大勢いることから、保存その他の条件には問題なかったことは証明されてるってことですか(笑)。
「珍しい血液型の娘の病気に、同型のオーナーが快く輸血協力してくれた」と聞いた時点で少なくともダイアンとオーナーの関係を気に留めようよ、奥さんだって気付いてるんだから(笑)。
しかしこのオーナー、よほど自分の遺伝子に自信があるのですね。

ジェリーの娘がこれからの昇進のために先輩警官サンドラにアドバイスをもらいにきてましたね。
それでついでに囮捜査に協力させられるという。
これで犯人わかったのですからOKですが、確か彼女、ジェリーと血縁なかったのでは?
そう思うと「直にサンドラに頼めたけど、お父さんの顔を立ててあげたのよっ!」はちょっとキツイ。
モデルクラブオーナーの子どもの多さと比べたらそんなことどうでもいいですね。
あ、でも彼は子どもが病気になると率先して協力しているので血のつながった子どもという意識も大切にしているわけですね。
自分の子どもたちが病気でも生活でも困ったらど~んと面倒みられるのは尊敬さえする。
法規制の対象でもないのですから、悪人でもないってこと?
でも逮捕されるのですよね。
金銭の取引をしてはいけないということなのでしょうか。

撮影者でもないのに家族写真に自分が写っていないことにショックを受けるブライアン、見つかったフィルムを現像して元の持ち主に戻されるのも喜ばれたり泣かれたりと悲喜交々。
プリントされた写真の持つ意味を改めて感じたような気がしました。
そして、エスターがスキャンピーちゃんと仲良くしてたのもほっとしました。

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2月のまとめ

先月は挫折した本が数冊。
面白くないとかではなく、読みたいの読みすすめなかったのですよ。
また時間をおいてから読んでみたい。


2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1797ページ

イングランド―ティーハウスをめぐる旅イングランド―ティーハウスをめぐる旅
三段皿のアフタヌーンティーよりもシンプルなものがたくさん。お菓子だけでなく、茶器、インテリア、ガーデン等の写真も目の保養です。
読了日:02月25日 著者:小関 由美
人生相談始めました人生相談始めました
なかなか思うようにはいかないアドバイス、そこから見えた裏の事実、かなり魅力的でした。失敗相談の穴埋めをしているような、保身のような、そんなモーさんもなかなかです。
読了日:02月24日 著者:蒼井 上鷹
真夜中のギャングたち真夜中のギャングたち
いっぱい死んだり血が流れたりしているけれど、やっぱりユアグロー、なんだか軽くて愉快。
読了日:02月18日 著者:バリー ・ユアグロー
洗面器でヤギごはん 世界9万5000km 自転車ひとり旅III洗面器でヤギごはん 世界9万5000km 自転車ひとり旅III
「行かずに死ねるか!」の旅での食にテーマをしぼった本。面白かったけれど、私的には「行かずに~」と同時進行で読みたかった。
読了日:02月16日 著者:石田 ゆうすけ
新・人間コク宝新・人間コク宝
三冊目ともなればそう濃い人はいないだろうと思いきや!吉田豪さんの手にかかればディープな面々がぞろぞろと。吉田さんがどんどん気に入られていく様子などたいへんに興味深いです(ミッキー安川さん、長門裕之さんとか特に)。
読了日:02月12日 著者:吉田 豪
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)
さりげなくも熱いものが感じられる。この旅に触れた他の本も読みたい。
読了日:02月08日 著者:石田 ゆうすけ
アルバトロスは羽ばたかないアルバトロスは羽ばたかない
違和感の正体はコレだったのか!一つ一つの小事件の中心には太いコレがずっと流れていたのだと思うと深みが増します。決して小事件を枝葉にはしていないからこその厚みだと感じました。
読了日:02月03日 著者:七河 迦南

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ER15 #19「あの時再び」 Old Times &#20「2499」 Shifting Equilibrium

「あの時再び」 Old Times
若い女性が「アパート前で赤ちゃんを見つけた」と連れてくるが自分で産んだ子のようだ。
スタッフの誰もその可能性をもたないのが不思議。
赤ちゃんを見ると自然とにこやかになってしまうからだろうか。
チュニーは「部長のことが好きみた~い」とオダテ上手だし。

なんといってもこの回はベントン、ダグ、キャロルという懐かしい顔が重要な役割で登場することにつきる。
カウンティから臓器を受け取りにきたときいて懐かしさを感じるものの、ダグが挙げる名前をサムたちは知らず、サムたちの挙げる名前をダグは知らない。
新旧主要メンバーのかぶらなさ(=出入りの多さ)を物語ってますね。
唯一共有できたのがアンスポーというのも(笑)。「よろしくいってくれ」(笑)。
ダグとキャロルの二人は、今もというか今だからこそ順調な生活のようで。
ダグは小児外科医、キャロルは看護師ではなく移植コーディネーター?病院内ソーシャルワーカー?のような仕事で家庭とのバランスもとれている、そんな背景が想像できてよかったでございます。
ベントン先生も、息子の成長、クレオとの生活も安定、一般外科医として大きな病院に復帰し(カウンティ復帰は選択肢になかったのか?)、家庭も順調。
かつての弟子カーターが移植手術を待つ身だと知っても深刻な表情を見せずに、飄々として目の前でエネルギー補給バーを食べるのとか見事でした。
手術室にまで立ち会って執刀医にねちねち詰め寄る姿は懐かしくもあり(そんなイメージなかったはずだけど・笑)。
ところでダグ&キャロルもベントンも、家庭も仕事も順調ってことはカウンティに魔が潜んでいるということか…。

スーザン・サランドンがバイク事故少年のおばあちゃん、アーネスト・ボーグナインが妻の付き添い、とせっかくの豪華ゲストなのにかつてのスタッフの登場に薄味にしか見えなかったのが残念(決してそんなことないのに)。
それにしてもこのエピソードの出演料が心配(笑)。

豪華ゲストもさることながら、またもやお母さんの移植手術となったルーシーちゃんも印象的。
伝えるブレナーに顔も向けないのは里親に失礼な態度をとった彼に怒っているのかと思ったが、ルーシーちゃんはもっと大人で、この前手術ができることを喜んだらあんなことになってしまったことに胸を痛めていたからなのでした。
手術ができるときいても、心臓が到着したのを確認しても、固い表情。
新しい心臓を得たママに会えるまでは喜びすぎてはいけないと自らを律しているようで健気でした。
カーターのところも、ルーシーちゃんのママのところもそうでしたが、患者を病室に迎えに行く移植手術のスタッフって喋っちゃいけないのかね?(笑)

「2499」 Shifting Equilibrium
ニーラのカウンティ最後の日。
手放したくはないけど外の世界も見るべきだという ジレンマを脱したドゥベンコがステキでした。
今度はきっとアンドルーを立派な外科医に育ててくれるのでしょう。
ERではフランク主導で密かにお別れ会準備中(外科は?外科ではないの?)。
フランクはニーラが来た頃失礼な事ばかり言っていたけど、倒れた時に「主人がいつも褒めてるニーラってあなたね」 とか奥さんにばらされてからおとなしかったですよね(笑)。
あんなに一生懸命になってニーラのことがかわいかったのかね。
でもインドにこだわりすぎ。
ガンジーのくす玉から何が出てくるのか見たかったよ。

お別れ会にも姿をみせないブレナーは空港に追いかけて、別れはつらいが人として踏み出させてくれたことに感謝という美しいお別れでした。
でもねえ、ニーラまっすぐレイのところに行ったでしょ。
友だちとしてじゃないよね。
ブレナーが傷ついただけではなく感謝してるんだからまあいいか。

今シーズン明らかになった、去りゆく人のネームプレート。
ニーラは下からちょっと上のあつらえたかのような無難な位置に。
背伸びして一番上に張り付けたあの人の隣にするのでは?とちょっぴり期待していたので肩透かし(笑)。

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