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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ダルジール警視 #29&30「近衛歩兵の店 前後編」 The British Grenadier

非番の警視が昔の知人ステラから相談を持ちかけられ経営しているパブを訪ねると、相談の元、夫フランクが銃を振りかざして人質をとって立て籠もる事件に巻き込まれてしまう…というお話。
ヒドイ話盛り込みすぎ。
フランクは戦争で受けた心の傷から脱することができず、SWATを指揮する警部補は誤射から立ち直っていなくて、現場を取り仕切っている署長は無能、そのせいでSWATの人は警視を撃ってしまい新たな傷を抱えることに。
ストレスのせいか寝込んだおじいちゃんはそのまま起きず、それに腹を立てて歯向かった青年は撃たれ、新たに立て籠もった地下室では警視の機転で出火&フランク下敷き、友は彼を助けようと必死で巻き添え…この事件、誰か救われましたか?
ステラとフランクの息子フレディーの映し方見てると、これはホラーで全てがフレディーの筋書きのように見えてくるよ。
撃たれた警視と、署長に非難された警部補の心の傷が心配でありますが、どうもこの人もう出ないみたい…これが原因での退職か。

と、そんな中、フランクは「ニュー・トリックス」のジェリー、歯向かった青年キエロンは「ジョージ・ジェントリー」のバッカス、と別の楽しみはありました。
特にキエロン、フランクが外の警察と交渉しようって時にパブのテレビ点けましたよ。
「何してるっ!?」って言われて「テレビでも見ようかと」ってしれっとしてますよ。
バッカスってきっとこんな感じだったんだろうなと妙なところで納得。
バッカスの人(Lee Ingleby)は1976年生まれなのでこの時(1999年)23歳?とにかく若い。
でもバッカス(笑)。

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1月の読書

2010年、村崎百郎さん死去のニュースはショックだった。
すべてを追いかけて読む読者ではなかったけれど、村崎さんの言うことなら(いろんな意味で)信用できるようなところがあった。
それなのにもういないとは。
寂しい悲しいではなくとにかくショックだ。
合わせて、この本が図書館に入ってるのもいやだ。
他の本は今まで一冊もなかったのに、これだけあるのだもの。
誰がどんな経緯で置くことにしたのか聞いてみたいものだけれど、そんなことするエネルギーは私にはない。
京極夏彦さんがご自身も「シベリア出身」と言っていたというのは何だか不思議に愉快な気持ちになる。
村崎百郎の本
「村崎百郎の本」
 [単行本]
 出版:アスペクト
 発売日:2010-11-25
 価格:¥ 1,680
 by ええもん屋.com



1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2299ページ

埋葬 (想像力の文学)埋葬 (想像力の文学)
おそらくの事実は早々に想像つくが、そんなものは関係なく、この引きずり込まれる感覚は読まないとわからないと思う。不穏な告白文学、ぴったりな表現だ。
読了日:01月28日 著者:横田 創
カキフライが無いなら来なかったカキフライが無いなら来なかった
自由律俳句は私にはちょっとなじめないかな。合間の文章の方が好きだった。
読了日:01月24日 著者:せきしろ,又吉 直樹
目からウロコの洋画タイトル珍百科 (SCREEN新書)目からウロコの洋画タイトル珍百科 (SCREEN新書)
読了日:01月24日 著者:芝原 幸三
村崎百郎の本村崎百郎の本
村崎さんの言葉で忘れられないものがある。本当に出会えてよかったと思える。ご本人は意図してはいないだろうがおかげでどれだけ楽になったことか。改めてご冥福をお祈りします。
読了日:01月20日 著者:
刑事のはらわた (100周年書き下ろし)刑事のはらわた (100周年書き下ろし)
「刑事の墓場」の続編か?と勘違い(笑)。ずっと続いていた手順のきっちりさとラストのアレなところの不整合さが、八神そのものといった感じ。はらわた、そうか。
読了日:01月15日 著者:首藤 瓜於
タンゴステップ〈下〉 (創元推理文庫)タンゴステップ〈下〉 (創元推理文庫)
「過去に追いつかれたのです」かつてのパートナーの死の真相を表すのになんとぴったりなのだ。病を克服したステファンだからの言葉なのかもしれない。
読了日:01月12日 著者:ヘニング マンケル
タンゴステップ〈上〉 (創元推理文庫)タンゴステップ〈上〉 (創元推理文庫)
読了日:01月09日 著者:ヘニング マンケル
プリーズ、ジーヴス 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)プリーズ、ジーヴス 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)
まんがになっているとは最近まで知らなかった。私のイメージのバーティーはもう少しだけきりっとしてるのだけど(笑)。
読了日:01月01日 著者:勝田 文

読書メーター

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秘密情報部 トーチウッド2 #13「終局」 Exit Wounds

ジャックの弟グレイのエピソードはこんなふうに使われるためだったのですね。
カーディフ壊滅が、あの時自分の手を離した兄さんへの復讐だと…。
助けてくれたジョンをどうやって手なずけたのかお手並み拝見したかったです。

それにしても、なにさ~(泣)。
オーエンなんて一回殺されたのに死なせなかったじゃないですか。
それなのに最後にきてトシコさんまで…。
#12で、ジャックに救われた二人を見せられただけにショックですよ。
トシコさんは忠実な優等生でしたけど、オーエンは救われたことを差し引いてもの衝突を経ての今ですから余計にヒドイ…。
それでも二人の最期の会話はよかったです。
トシコさんに何があったかオーエンが知らないから(これ重要・笑)、彼女のこと大好きだけど男女の気持ちではなかったという残念だけどもあったかい気持ちでいっぱいだったように思います。
これがID削除の時にあらわれたトシコさんのビデオレターに効いていたように感じました。
放送終了後に「S3開始までしばらくお待ちください」と出ましたけど、二人もいないのかと思うと…。
やっぱり、殺しての降板は好きでないなあ。

今回は、グウェンの強気がリーダーシップに見えました(笑)。
#11「消えた少年」のグウェンはホントにキライ。
あ、グウェンの性格知りながら内緒にしてたジャックも。
任務を続けていくには、ああいう結果に自分で気付かなければならないのだ、というジャックの親心だったと思わないとやりきれません(笑)。
殺されても殺されても死ねないというのは、身体への傷に加えて心にも傷を増やすだけなのだなあ。
身体の傷は消える、でもその傷の理由は忘れられないもの。
どんどん増える見えない傷にただ涙…。

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「埋葬」 横田創

埋葬 (想像力の文学)
「埋葬 (想像力の文学)」
 [単行本]
 著者:横田 創
 出版:早川書房
 発売日:2010-11-25
 価格:¥ 1,890
 by ええもん屋.com
なんでしょうか、この本は(笑)。
見返しの説明そのままですよ。
世界が塗り替えられ、不穏な≪告白≫文学と。
不穏な空気に終始包まれ、居心地悪いのに居続けたい、そんな本ですよ。
つまり、かなり私好みなわけですよ。
どれが誰だとか、それはネタばれだとか、何を書いてもよくない気がする。
でも逆にそんなこと知ったってこの何重にもある視点の中ではどうでもいいと思う。
再読したら、思い返したら、また違ったことが見えるかもしれない。
一見ピントが外れたような、話し出したら(書き出したら?)止まらない、混乱したように詰め込まれる言葉に、人間の頭の中や本当のふだんの話を突き付けられたような気がする。
主人公といえる彼ら以外もかなり興味深い(当然だけれども)。
特にびんちゃん。
彼女の整形手術への考え方、
目や鼻のかたちが同じなことより同じであることに、きっとわたしは気づくでしょう?
これは個人的にずしんときました。
そんな、すべてに気が抜けなくて、どこかに引きずり込まれるような、そんな読書でした。

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チャック2 #6「チャック VS 元カノ」 Chuck Versus the Ex

あー、チャックの妹になりたい。
年齢の順番とか関係なく、妹になりたい(笑)。
そうすればあの優しいエリーやデヴォンと家族になれるのでしょ?
「ボランティアは苦にならない」とさらっと言ってのけて、テスト問題まで作ってくれるデヴォンに感動ですよ。
エリーの過保護ぶりも安心感こそあっても不快じゃないし。
モーガンとも仲良くできると思うし、バイ・モアで働いたっていい。
ケイシーが隣人で同僚なんて最高だ。
…私、何言ってるんだ?

チャックの元カノのジル、ちょっとイヤなヤツじゃありません?
バイ・モア差別してるし、テスト問題泥棒を否定してるのも聞いてあげませんよ。
会社経営もレストランセッティングもウソだとしたら、どうやって仕組んだのさ?って思わないのもイヤ(笑)。
チャックが選んだ人なのだから何かしらいいところがあるのだと信じたいけど。
まだ出るようなのでいいところが見つかるかな?
でも、サラファンだから見つけたくない(笑)。
二人で納得して失恋を決めたとはいえ、「任務じゃないキスをした」とにやけてるチャックを見るサラはかわいそうでした。

今回の見せ場は、兵器化されたインフルエンザウィルスの解毒。
血液抜き取る前に頼みの注射器が壊れて、「体液(唾液)を与えれば!」とチャックがケイシーにちゅ~してました。
大切なケイシーの一大事だから高速で考えたのに、理由を聞いたジルの「ばっかじゃないの?」的な顔はむかつく(笑)。

バイ・モアとチャックが切り離されているようでさみしく感じてましたが、前回は任務と店内ドタバタがいい混ざり具合、今回もまずまず…かな?
その前回から、レスターが辞任したアシスタント・マネージャーに「ブルース一家~」のバスター登場ですよ。
すごく真面目で社員の質を上げることに熱心な人で、バスターとは大違いだ。
いつかバスターに変身して片手がフックになっても馴染むと思う。

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