心に潜む闇前回の予告を見て「ブレナーにまでトラウマ必要か?」と思いましたが、モリスへの告白と重ねられた、殴られた男の危うさがブレナーの言葉を信じるしかないという気持ちにさせられました。
あと、聞き役にモリスを選んだというところに何気に意味があるのかも…?
おばあちゃん患者の死亡に対して、インターンのアンドリューが家族に謝罪したことをご立腹のニーラ。
組織の一員としては軽率だったかもしれないが、アンドリューは人として正しいと思う。
「インターンが勝手なのよ」とドゥベンコに告げ口すると「君はもうインターンたちを指導しなくてもよい」とのお言葉をいただく。
これを「君、何様だね?」と感じられないのがニーラなところ。
説明のみで難しい手技を成功させたアンドリューを評価するも、ドゥベンコが言いたかったのは「部下を成長させるのが我々の仕事」でしょ。
自分もそうされてきたのを忘れてるのを思い出しなさいというドゥベンコはまたまた正しい上司だ。
クレンショーともめてた時も、飛び越えて自分に訴えてきたのを解決としてよくない選択と戒めてましたよね。
頼れる上司として望ましいのですが、登場した頃の彼はもっとへんてこキャラだったのに…と思わないでもない。
ロボ・ドゥベンコが懐かしい。
雪よ降れニーラのイヤなところは上に書きましたが、ゲイツのイヤなところは気分優先なところ。
元軍人のホームレスを探しに出かけるところに「ホームレスのHIVや糖尿病患者が黙って消えても追わないのに」と言うサムの言葉そのままのことを感じる。
同じ経験をしたからこその気持ちの寄り添いがあるとは想像できますが。
今回それが悪いほうへと出ました。
夜にサラとアレックスがパーティーに出かけるのを許したのを自分でも「話がわかるってところを見せたかった」と言ってましたね。
同乗者の女の子死亡、運転していたアレックスは意識戻らず…どうなってしまうのでしょう。
幸いなのは、事故が運転者には非がなかったことと、徒歩で出かけたにもかかわらず、酒もクスリもネガティブだったこと。
ママとの約束を守り、ママのためにもゲイツが責められるのを少なくしてあげようとした気持ちがうかがえます。
いつのまにかサムと二人暮らしに戻ってますけど、アレックスは確か、非常に粗暴になって手におえなくなったサムが寄宿学校に入れたのでしたよね?
みんなにとって一番いいこととは思っても、ママがパパを殺すのを見てしまったのですから、荒れても無理なかったかも。
それがここまで落ち着いてきたのですから、寄宿学校は二人にとって必要なことだったのだなと思いました。
それがこんなことになるなんて。
本日のブレナーは、患者を診るのも、冷静でないサムへの対処も、実に正しいドクターでした。
でもそうだと物足りないんだよね(笑)。
バンフィールドとモリスは学会に出かけたものの、雪のため空港で足止め。
弾けたバンフィールドに呆気にとられるモリスがよかったです。
しかし、介抱を含めなんとなく気持ちの歩み寄りがみられたようです。
やっと取れたホテルの部屋のベッドもシェアさせてくれたしね。
ところでモリス、何故弾けたバンフィールドを撮影しない?
みんなへの最高の土産になるのに。