忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

シャッタード 多重人格捜査官 #1~4

4話まで見ました。
ある事件をきっかけに(息子が誘拐されたことでいいのかな?)複数の人格が現れるようになってしまい悩まされている刑事ベン・サリヴァンが主人公、というドラマ。
何か、不思議な感じがして目が離せません。
各回多重人格騒動とは別に起きる事件も、臓器目的の人身売買、実の娘と関係を続ける判事、と病んでます。
そしてその捜査中にベンは突然ご陽気になったり凶暴になったりと変身。
相棒リンチは変貌ぶりに振り回されるものの、多重人格だとまでは思っていないようだ。
知っているのはベンの奥さんだけなのかしら?
彼女も「以前は誰が出てきたのか分かったけど、今はわからないわ」と混乱気味。
早く専門家の診断を受けるようにすすめたらどうだろうか…しかし、本格的に治療を受けてしまうと未解決のままの息子誘拐事件の手がかりに自ら寄ることができなくなってしまうから踏み切れないのかも…?
今のところ、ベンの他には女やクスリが大好きなハリー、凶暴な人(名前忘れた)、特徴はよくわからないサムがいるみたい。
別の人が出てくるきっかけワードをベンはメモしているみたいで、トレーラーハウスに息子誘拐事件と共に集めているようですが…メモを持ち歩いたらだめなの?(笑)
ああ、同僚に知られちゃうかもしれませんからね。

その同僚たち、元相棒で上司パムは本部長との不倫を清算したつもりが「二人とも愛してる」とへんてこな告白をされ、新相棒リンチは記者である別れた恋人に意味ありげに付きまとわれ、3度の離婚経験者テリーは改築中の家の資金が滞り気味、警察の精神科医はベンの様子がおかしいことを見抜くものの酒が手放せず…とどこかへん。
そんな中で私が特に気になるのはJohn Holland刑事(ホーリーって呼ばれてたかしら?)。
私は彼のことをオシャレ刑事と呼んでおります(笑)。
帽子やサングラスはふつうのこと、すごいのは殺人の現場だというのに白いコートを翻して登場したことでしょうか。
加えてあの肉体ですよ、署内で常にショルダーホルスター状態なのは肉体アピールに違いない、というわけで、彼はトータルで存在自体がオシャレ刑事なのだと決めました(笑)。

こんな人たちの中、ハリーのことが好きな娼婦ナオミはいい人でしたね。
ハリー(ベンだけど)のためにと捜査に協力し、途中で人格変わったベンが自分を助けてくれたことに喜びを感じ、「もう会えない、連絡してくるな。私が電話したり、ドアの前に立っても追い返せ」との理不尽な物言いにも目を潤ませて元の仕事ができるようにしてくれたことに感謝の表情でした。
ここ怒っていいところですよね、「あんたも私に連絡しなけりゃいいじゃないっ!」って。
ナオミに幸あれ。

拍手

PR

フロスト警部 #41&42「さらば フロスト 前後編」 It the Dogs Run Free Part1&Part2

ジョージっ!!!!!(泣)
こんな終わり方って!
「他に人生の楽しみを持っていた自分と違って仕事人間の私を気の毒がっていた」という警部の告白がありましたが、ジョージこそ警部のお守りの人生だったような気がしますよ。
以前大怪我した時の奥さんの煮えた怒りを思い出すと、警部は一生恨まれ続けるのではないかと思いましたが、命をつないでいる機械を止める時には立ち合いを望んでくれたのでやっぱりジョージという人をわかっていてくれる奥さんだったのだな、と…。
事件も事件で、ドッグレースの元締めを追う事件では子どもたちが命を落とし、それを処理するはずの弁護士は法律事務所の仲間ごとアレで(笑)幼い命が危険にさらされるし、極めつけは資料室アーニーのよきパートナーになりそうだったジェニーが警部を親の仇と見ていたなんて。
今回の日本での最後の区切りのスタートも警部の過去の清算ともいえるような事件でしたが。
なんというか、警部に新しい人生を踏み出させるため、全てに終わりをつけたような気がします。
でもね、それがみんなのハッピーエンドでもいいじゃない。
「目も合わせない時もあったけど信頼していた」という署長の言葉で送り出してあげたっていいじゃない。
どんな苦いことがあっても我々の日々は続いていくのだという、人生を教えてくれたのだとしても…。
警部の幸せがジョージの犠牲のうえにおとずれたというのがシリーズを通してのジョージという役の位置づけを再確認させられたような気がしてしまいましたよ。

拍手

ダルジール警視 #15&16「闇の淵 前後編」 Under World

忘れ去られたかと思ったけど放送再開。
警視が微妙に小さくなっているような気がしたけれど気のせいでしょうか。
放送形態はこれでよろしいのでしょうか?
IMDb見ると前後編を1話とカウントされているけれど、前編後編それぞれの冒頭ではPart One、Part Two となってるのですが。
後編の「前回のあらすじ」が長いのも気になる(笑)。

4年前、トレイシーという少女が殺害された。
同じ日に一緒にいる姿を見られているビリー・ファーが姿を消していることから犯人では?と疑われていた。
しかし、坑道から愛犬とともに白骨死体となって発見され…というお話。

中盤でビリーの親友アーサーが犬をぶん殴ったところ、直接の場面はありませんでしたがショッキング。
だって、おそらく誰もがあそこで犯人を確信したに違いありませんから(笑)。
理由まではわかりませんでしたけど。
そして、これで事件は解決となるのでしょうか。
ビリーと愛犬の死体が見つかった坑道で、新たに記者、アーサー、ビリーの息子のコリンの死体が見つかっただけですけど。
アーサーの告白中、頼みのパスコーは気絶してたし。
このシリーズ、すっきりしないものが多かった印象があるのでこれもそのうちの一つということか。

コリンの元婚約者ステラが、コリンを愛する気持ちが高じて怪我をしたビリーが職を失わないよう身体を上司に差し出していたとは。
彼女は尻軽ではなく、できることをしただけということでしょうか。
そこに脅迫性とか上昇志向などは微塵も感じられなかったし。
「やめて。あなたは違う世界の人だから」とコリンの死体に駆け寄ろうとしたエリーを制していたのも愛情故だったようです。
その前にエリーのことを非難してたけど、あなたも人妻だよね…。

ところで、パスコーとエリーは何をもめていたのでしょう。
パスコーはいつも冷静で悪態を吐くタイプではなかったと思うけど、終始機嫌悪し。
夫婦の状態を知ってか知らずか、一緒に救急車に乗っちゃえ、とすすめる警視はナイスプレーなのかな?
出番が少なかったわりに、ステラへのやんわりとした説得、部下の危機に応援を待たずに飛び込む等、警視はとても効率の良い活躍でした(笑)。

余談。
パスコーのこと、腹話術人形みたいだと確かに言いましたよ。
それを聞いて興味をもったらしい知人と一緒に見たのですよ(どういう興味の持ち方なんだか・笑)。
エリー登場シーンで「パスコーの嫁だよ」と教えたら「なんか彼女も人形みたい」と。
その後、パスコーがパスタをかき込むシーンでエリーに抱かれた赤ちゃんを見て大爆笑。
あらぬ方向に視線を投げたまま動かないので人形を抱っこしているのかと思ったそうだ。
「人形家族!」と泣いて喜んでいましたよ。
私のせいじゃないと思いたい。

拍手

ER15 #8「心に潜む闇」 Age of Innocence&#9「雪よ降れ」 Let It Snow

心に潜む闇
前回の予告を見て「ブレナーにまでトラウマ必要か?」と思いましたが、モリスへの告白と重ねられた、殴られた男の危うさがブレナーの言葉を信じるしかないという気持ちにさせられました。
あと、聞き役にモリスを選んだというところに何気に意味があるのかも…?
おばあちゃん患者の死亡に対して、インターンのアンドリューが家族に謝罪したことをご立腹のニーラ。
組織の一員としては軽率だったかもしれないが、アンドリューは人として正しいと思う。
「インターンが勝手なのよ」とドゥベンコに告げ口すると「君はもうインターンたちを指導しなくてもよい」とのお言葉をいただく。
これを「君、何様だね?」と感じられないのがニーラなところ。
説明のみで難しい手技を成功させたアンドリューを評価するも、ドゥベンコが言いたかったのは「部下を成長させるのが我々の仕事」でしょ。
自分もそうされてきたのを忘れてるのを思い出しなさいというドゥベンコはまたまた正しい上司だ。
クレンショーともめてた時も、飛び越えて自分に訴えてきたのを解決としてよくない選択と戒めてましたよね。
頼れる上司として望ましいのですが、登場した頃の彼はもっとへんてこキャラだったのに…と思わないでもない。
ロボ・ドゥベンコが懐かしい。


雪よ降れ
ニーラのイヤなところは上に書きましたが、ゲイツのイヤなところは気分優先なところ。
元軍人のホームレスを探しに出かけるところに「ホームレスのHIVや糖尿病患者が黙って消えても追わないのに」と言うサムの言葉そのままのことを感じる。
同じ経験をしたからこその気持ちの寄り添いがあるとは想像できますが。
今回それが悪いほうへと出ました。
夜にサラとアレックスがパーティーに出かけるのを許したのを自分でも「話がわかるってところを見せたかった」と言ってましたね。
同乗者の女の子死亡、運転していたアレックスは意識戻らず…どうなってしまうのでしょう。
幸いなのは、事故が運転者には非がなかったことと、徒歩で出かけたにもかかわらず、酒もクスリもネガティブだったこと。
ママとの約束を守り、ママのためにもゲイツが責められるのを少なくしてあげようとした気持ちがうかがえます。
いつのまにかサムと二人暮らしに戻ってますけど、アレックスは確か、非常に粗暴になって手におえなくなったサムが寄宿学校に入れたのでしたよね?
みんなにとって一番いいこととは思っても、ママがパパを殺すのを見てしまったのですから、荒れても無理なかったかも。
それがここまで落ち着いてきたのですから、寄宿学校は二人にとって必要なことだったのだなと思いました。
それがこんなことになるなんて。

本日のブレナーは、患者を診るのも、冷静でないサムへの対処も、実に正しいドクターでした。
でもそうだと物足りないんだよね(笑)。
バンフィールドとモリスは学会に出かけたものの、雪のため空港で足止め。
弾けたバンフィールドに呆気にとられるモリスがよかったです。
しかし、介抱を含めなんとなく気持ちの歩み寄りがみられたようです。
やっと取れたホテルの部屋のベッドもシェアさせてくれたしね。
ところでモリス、何故弾けたバンフィールドを撮影しない?
みんなへの最高の土産になるのに。

拍手

11月のまとめ

相変わらずあまり読めておりません。

ハル&チカのコンビ第3弾の「空想オルガン」は、高校の吹奏楽部が舞台。
本当なら青春モノは眩しすぎるから敬遠するのにこのシリーズは好き。
何故なら、出てくる謎が重々しすぎるから。
青春の輝きととても対称的で読み応えあります(笑)。

「台湾自転車気儘旅」の石田さんと出会う人はみんなさりげなく優しい。弱った時に読んだら泣きそうになる。
さくら剛さんは、行った先々でたいてい現地の人と闘っているのでその違いは何なのか?と不思議になる(インドだから?・笑)。
石田さんの他の本にインド旅行のことも書かれているので読んでみたい。
そして、さくらさんを台湾の同じルートに送り込んでみたい。


11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:953ページ

それゆけ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)それゆけ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
ジーヴス視点、よかった。大金積まれてもバーティの元からは去らないよ、面白すぎるもの。
読了日:11月30日 著者:P.G. ウッドハウス
よつばと! 10 (電撃コミックス)よつばと! 10 (電撃コミックス)
よつばはどこまでパワーアップしていくのだろうか。とうちゃん、ジャンボ、がんばれ。
読了日:11月29日 著者:あずま きよひこ
空想オルガン空想オルガン
今回も高校生が向き合うには重すぎる話でしたが、学内だけでなく他校へも広がるパーティーに青春の輝きが見える。
読了日:11月16日 著者:初野 晴
台湾自転車気儘旅 世界一屋台メシのうまい国へ台湾自転車気儘旅 世界一屋台メシのうまい国へ
おいしそうなものが次から次へと出てきて困ります(笑)。そしてなぜみんなこんなにもさりげなく親切なんだ!さくら剛さんの本のインド人と正反対だ。
読了日:11月13日 著者:石田ゆうすけ
木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)
あれ、紺先輩?(笑)編集さんのフィクションバリエーション、応援します。
読了日:11月02日 著者:石黒 正数

読書メーター

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]