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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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秘密情報部 トーチウッド2 #2「スリーパー」 Sleeper

夫婦が強盗に遭うが、犯人は一人死亡でもう一人は瀕死の重傷、部屋には襲われた夫と無傷で何も見ていないという妻ベス。
一瞬覚醒した犯人が「あの女にやられた」と恐怖の表情で語ったことから、ベスの正体を突き止めようと拷問する…そんな話。


ジャック、鬼?
ベスは、「その時」まで人間として暮らすように意思とは別にプログラムされたエイリアンだったようですが、もしかしたら乗っ取られているだけだったのかもしれなかったのに、最初からベスへの態度がきつかったですよね。
あの電気椅子みたいな拷問器具は何ですか。
みんな「ホントにこれ使うのか?」って目でしかジャックを見てませんよ。
それなのに強行。
トシコさんが装置を担当して、オーエンが医学的チェック、イアントは水分補給係(拷問後も汗かいてなかったけど。エイリアンだからか?・笑)、グウェンは「そばにいる」、「で、あの人は?」ってジャックの役割の質問をするベスはナイス。
もうデータを全部読み込んでいたからだとしか思えない(笑)。
と、お楽しみ箇所も満載だけれど、前回書いたSF苦手でもトーチウッドが好きな理由、「エイリアンの素性が悲しかったり」なエピソードが早速登場。
ベスは自分がエイリアンだなんて知らなかったし、愛する人とはさよならしなければならないし…ここがまた。
彼女、別れを言うためにトーチウッドのメンバーを騙してエイリアン本能使っちゃうのですよね。
でも最後にはエイリアンとしてではなく、人間の気持ちのままで殺してもらう道を選ぶなんて。
ジャックの鬼ぶりと反対に、グウェンがべったりベス派だったのを見ないふりすれば、弱った心には涙、涙のエピソードでした。
あ、でもグウェンの肩入れがあるから、冷凍した後イアントが腕を差し出すのが効いてくるとも言える。
グウェン、恐ろしや(笑)。

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コールドケース6 #13「ニュースキャスター」 Breaking News

1988年、TVニュースキャスターのジェニーが日課の早朝ジョギング中に首を絞めて殺された。
テレビ局のテープ管理の女性が、ジェニーが殺される6時間前にただごとではなさそうな電話を受け急いで出かけた様子の録画されたビデオを持って殺人課を訪ねてきた。
電話の相手が事件に関係していると思われ、再捜査が始まる。


求められていることはかわいくあること、でも本当はもっと伝えたいことがあると信じていたジェニー。
野心とかじゃなくて、取材の一コマで見つけた、会社の責任である病気隠し解雇、こうやって探すのではなく出会えたことがジェニーの信条ともあっていたように思う。
学生時代からやりたいことを伝えていたはずの人なら、これが伝えるべきことであるとわかってくれるはず、そういう自分を引き抜いてくれたのだから、と信じていたことでしょう。
しかし、かつての恩師は、経営も考えなければならない大人の立場、まして問題の会社はテレビ局のスポンサーでもあったのなら告発などできることではない。
もし正義があるのだとしたら、恩師はジェニーを解雇して他局で放送させることだって…と思わないでもない。
でもこの人、会社のためだけじゃなくてインサイダー情報で株ももらっちゃってるしなあ。

ジェーンの仕事に満足していなかったお母さんも、20数年の時を経て代理で伝えてくれた後輩記者に、彼女の揺らがない信条を見せてもらえてうれしかっただろうね。
で、このジェニーの後輩にあたる女性(Courtney Ford)、DEXTERでも特ダネに必死な記者の役でした(いや、それ以上にショッキングな役どころなのですが)。
こちらでは必死という感じではありませんでしたが、よく刑事や薄幸な役ばかりの人っているじゃないですか。
それでいう記者顔?(笑)

今回もチームワークよし。
付き合う相手に旦那がいるかどうかよく確認しろ、イケメン刑事、俺の前でレオタードになるな、記者とアレックスの鉢合わせがホッケーより楽しみ、でも絶対怒らないものね。
許される範囲がわかってるのだ(笑)。

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The Wire5 #10「了」 -30-

上層部の知るところとなった捏造は、みんなの利益を守るために隠蔽。
捏造に聞く耳を持たなかった上層部は、告発者を左遷。
現実の落ち着く先は決まっているのだということを改めて教えられた気分。
ぬけぬけと面通しに来たスコットに「お前も俺も最低、だけど俺には理由があった」と言い放ったマクノルティを、最後まで見た今となっては抱きしめてやりたい。
でもビーディーがいるからいい(笑)。
市長、知事、警察長、ストリート、それぞれトップが変わってもこれからも同じことが繰り返されていく、それを見つめるラストのマクノルティのシーンにはぐっときた。
これまで舞台となった団地が、港が、ストリートが次々に映され、みんなの「今」が見えてくる。
そうやって続くこの町で、マクノルティが選んだのは正しくあろうということだったのでしょう(施設に送り込んだホームレスを迎えに行くなんて泣けてきた)。
それなのにスコットは平然と賞を受け取るのだな。

バブルスが妹と食卓を囲めるなど、幸せな展開もあるけれど、ドゥーキーとマイケルにはショックが大きい。
ドゥーキーはプレッツ先生のくれた最後のチャンスを自分で離してしまったのですよ。
「これがウソだったらもう会うことない、荷物を取ってくる」は、ウソであったら立ち去ることを願っていたのでしょうに。
そうしたら今度はプレッツさんがドゥーキーを捜したかもしれないのに。
マイケルはオマーの道を辿るように、マルロの金庫番から金をいただいてましたね、いつの間にやら子分も連れて。
でも、あれはオマーだからできたこと、マイケルの辿る道とはとうてい思えない。
ボクシングジムを頼りたまえ!

マイケルがオマーなら、ドゥーキーはバブルス、フレッチャーはガスさん、シドナーはマクノルティかフリーマン、キーマはマクノルティ、といった感じで望む望まざるに関わらず轍を歩んでいくのだなあ。

ラストのマクノルティのシーンなみに次々に想いが浮かんできていつも以上に散漫。
不起訴の条件で引退したマルロが、一時期でも牛耳っていたはずの自分ではなくてオマーが伝説となっていることに腹立たしげな姿がよかったです。
オマーの望んだかたちではなくても復讐は遂げられたのだな、と。
ハークは得しすぎじゃないのか?っていうか、レヴィは全部承知でハークの働きを評価している気がする。
新市長はいい警察長つかまえたね、
フリーマンはシャーディーンと結婚したのか、
あんなに楽しそうな送別会(刑事としての葬式?)とは、マクノルティは愛されていたのだな、間違ったことをしたけれどこれは正解だったのだな、キーマの密告を含めて。
そんな思いが渦巻く最終回。

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本は買おうか

松嶋×町山 未公開映画を観る本
「松嶋×町山 未公開映画を観る本」
 [単行本(ソフトカバー)]
 著者:町山 智浩,松嶋 尚美
 出版:集英社
 発売日:2010-11-16
 価格:¥ 1,100
 by ええもん屋.com

MXテレビが見られないので指をくわえていた番組が本になるそうです。
11月17日からは、今までに放送された全作品がWEBで公開されるとのこと。
本を読んで、強く惹かれたものを見ていこうかな。
町山さんが解説を加筆されているとのことなので、テレビでは控えたようなことが書かれているのかも?と少し期待。

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コールドケース6 #12「暗証番号」 Lotto Fever

2007年、800万ドルの宝くじに当選した自動車修理工のエドが半年後に射殺された。
2年後の今、エドのカードで残高照会され、当選金の行方を待っている人のいることが判明。


高額当選者にたかる会計士、実態のない友だち、無駄遣い、そんなこんなで半年でほとんどの金がなくなり…イメージされる通りの高額当選者の破綻を見るようだった。
エドの目が覚めたのだけは救いでしょうか。
強欲会計士も、元のアパートの契約解除をしなかったのだけはお手柄か。
あそこに戻って、元の修理工になることにしたから、会いに来てくれたシェリーに本当のお金の使い方を託せたのだから。
修理工の友だちも、お調子者なだけでエドの当選と同じくらいにシェリーのラッキーを喜んでくれるはずと思う。
しかしエドが最期に目にしたのが、金に執着した姉の姿だったというのは。
後悔アリとはいえ、2年後には残高確認してますものねえ。
姉さんだけは違うと思いたかっただろうからショックは大きかったでしょう。

エドのお姉さんに真実を告白させるためのリリーは鬼でした。
肉親への愛憎入り乱れる想いを語る時、それが落とすためとわかってはいても、真意が紛れ込んでいるような気がして痛々しくさえある。

さて、スコッティとラブラブだったフランキーには夫がいたようですね。
フランキーは夫と別れるつもりだからこの交際に問題はないと思っているけど、スコッティは道義に反したことはキライなうえに秘密が許せない。
この態度に好印象だけど、フランキーの人、まだ出るんだよね。
ということは…まあ、離婚が成立すればいいのかな?(笑)

最近みんなでの仲良しぶりが不足している感のあったチームですが(単に私が見てなかったから?)、宝くじ騒動に触発されたヴェラに乗せられて「宝くじクラブ」が発足。
なんやかんやで全員参加で、見事ハズレ。こうでなくちゃね(笑)。

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