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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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REX3 #17「狂気の銃口 前編」

こめかみを銃で撃たれたうえに、木の枝を握らされドミノを1個添えられた女性の死体が発見された。
何の手がかりも見つからないまま、同一犯の犯行と思われる死体が発見される。
女性心理捜査官の手助けで犯人をプロファイリングして捜査に臨むがこれといった人物にはまだ結びつかない。
遺棄現場から被害者の目線で周りを見るとある建物が視界に入ることに気付き、周辺の聞き込みを開始する。


とうとう最終エピソードの前後編。
新聞に「警察お手上げ」と書かれてしまいぴりぴりしているので、冒頭コントもソーセージパンの取り合いもありません。
でもしっかりベックコントだけはある(笑)。
このシーズン、モーザーの無駄な裸の登場はなかったけれど、最後で今までの分を取り返すかのような速攻だった。
レックスも面白くないみたいで、ドアから部屋を覗き、閉められると外へ出て窓から覗く。
ブラインドを下されると今度は鍵穴から!
鍵穴から見えるレックスの目、ちょっとホラー映画みたいで怖かった(マズルが長いから鍵穴からは無理では…というのは黙っておいた方がいいですか?・笑)。
前夜散々ヤキモチを焼いたレックスだったのに、この女性捜査官には庭の花を引っこ抜いてプレゼントしてますよ。
獣医さんの時はこんなことしなかったから、レックス的にも気に入ったのかしら?
それにしてもモーザーは朝ごはんに卵を何個食う気だね(笑)。

この事件の犯人は母親に対しての鬱屈とした感情で犯行へと駆り立てられ
ているようです。
精神病院に入院しているらしいが、母親への腹いせ&殺人のために病院を抜け出しているのかな。
面会室に行くにも鍵がかかっているような施設なのに…夜警の怠慢ですかね。
マックスがお手伝いで訪ねた骨董品店の女主人が犯人のお母さん、この偶然からどうやって本人にたどりつくのか、次回のお楽しみです。

嵐の夜、怖くてきゅ~きゅ~泣くレックスに、うちのおにいちゃんの怖がり具合を思い出してちょっぴり切なくなりました。
それなのに!原題の「Mosers Tod」って!!
そうなるのは知ってるけどさ(笑)。
本国ではそれをフューチャーしていたということでしょうか。

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ER15 #1「命は受け継がれて」 Life After Death

いよいよファイナルシーズンのスタート。
S14最終回は、マフィアに狙われている患者を護送するが救急車が爆発、果たして乗ったのはプラットか?サムか?というはらはら感を煽ったクリフハンガーでした。
あのまま全員爆死だと思っていたら(結構木端微塵に見えたもの)、運転席にいた人はとりあえず助かってました。
運転手はすぐにオペ、プラットはとりあえずは歩けたものの、内臓を強く打っていたようで肺に血がたまり、それを処置しても首もとで血腫がたまり、切開して動脈をつなぎ合わせることに。
なんとか処置は成功したが、バイパスで血液を循環させているだけで脳も心臓も反応なし。
さっきまでしゃべってたのに…と絶句するスタッフ。
脳外科医が4時間後に反応見ても変化なし。
プラットは死亡、ドナーカードに記入していたので3人の患者の元へ臓器が提供されることに。
救急車が爆発しいてそれでおしまいかと思っていたら、だんだんとダメージが見えてきてそれに対応するスタッフというドラマがありました。
「失敗するなよ」がプレッシャーとなり手技を譲るモリス、
少女の診察をしながらプラットばかり見ているアビー、
妙に冷静でプラットの弟チャズを気遣えるゲイツ、
外科医であり続けようとするニーラ、
さんざん見続けてきた光景なのにそれが親しい人であることを目の当たりにしたキャラクターの性格が出ていたいいシーンだったと思います(つまり、アビーの鬱陶しさ全開ってことですよ)。
中でも好きだったのは、まだ意識がはっきりしていたプラットが「みんな仕事しろ!」と吸引チューブで指示してたところ。
ブレナーにはわざわざ名指しで「ちゃんと指導しろ」と。
次期ER部長にふさわしい最期でした。
昨シーズンのプラットまわりの出来事はこれがあるからだな、とあざとさをぬぐえはしないけど。
ウィーバーとカーターからのお悔みが届いてましたね。
こうやってドラマそのもののさよならができあがっていくのだなあ、と従来とは違った目で見てしまうこと必至だ(笑)。

救急車の爆風で飛ばされたご婦人とそれを助けた男の話。
この男、怪しかったですよね。
助けるふりしてなにかひどいことしてるから喋られないようにそばにくっついているのかと思った。
だって、「ブルース一家」のバスターですよ(笑)。
最後は二人とも無事でいられることを喜び合っていたので誤解を謝罪します。
バスターの Tony Hale であることを確認するためにIMDbを見たら、ナント「チャック」にも出ているじゃないですか。
S2#5からのようなので楽しみ♪

で、最後に一言。
誰かひとりくらいブシェミの心配してよ!!(笑)

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トゥルーブラッド #5

ビルがヴァンパイアになったエピソードは知りたかった。
家族写真を見た時、ヴァンパイアとなってしまったためこっそりと家族をうかがう時、両方で見せる血の涙は断腸の想いの表れだったのかな、と考えすぎてしまう。
パン焼き鋤の想い出なんて憎々しいに違いないのに平然と保安官たちに説明する姿も、帰った後の暴れ具合を見ると痛々しい。
施しを受け止め、あくまでも紳士であったためにヴァンパイアにされたなんて。
それともヴァンパイアにされたのは、男として豹変しなかったことへの授けものなの?
生きるために言われるまま血を飲んだビルを思うと泣けてくる。
この生きるは死と同じなのに、家族と自分に幸福は待っていないのに血を受け入れるのですよ。

戦没者の子孫の会のスピーチでとりあえずの敵対心は避けられたかな?と感じられるビルの存在。
でもケンカをふっかけたい輩はいる。
彼らは誰に対しても争いごとのタネをけしかけるタイプで、町の人々の感情とは別物でしょうけれど。
敵対心は避けられたかも、と言ってもそれは表面上のことで、主催したスーキーのおばあちゃんにはヴァンパイアを招くことへの脅迫めいた電話は多かったらしいし、集団心理はわからない。
戦没者子孫にはビルの話は支えになっても、それと「危険な」ヴァンパイアを受け入れることは別。
集会の後、おばあちゃんが殺されたのは反対派の仕打ちとしか思えない。
でも予告によると連行されるのはジェイソン(笑)。
彼には「無理」なのに。
「Vは止める」と言った舌の根も乾かないうちにまた始めちゃうおバカさんなだけなのに。

スーキーをめぐってのサムがオトナゲなくていい(笑)。
ファングタジアに行ったことが面白くなかったくせに「ヴァンパイアとは価値観が違うわ」と強がってるスーキーの言葉を真に受けちゃって。
で、速攻で集会への同伴とその後のお茶権をみんなの見守る中ゲット。
でも前回のへんてこシーンと、あの不思議なワンコと仲良しであることから、彼も別の特殊領域人物かもしれないという疑いはぬぐえない(笑)。

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オックスフォードミステリー ルイス警部 #1「数学殺人事件」

出向先から戻ったルイス警部は、飲酒運転警部に変わり臨時で女子大学生リーガン殺人事件の指揮を執る。
リーガンが殺された睡眠研究所への入館に承認コードが使われていたことから、ダニーという数学好きの学生が疑われるがアリバイが成立して釈放。
このダニーは少年時代に器物損壊で警察の厄介になっており、その時の担当がルイス警部の師、モース警部だった。
当時の関係書類にモースの残した暗号めいたメッセージを頼りに事件に歩み寄る。


関係者の複雑な人間関係が浮かび上がってくるのが好みでした。
モース警部のシリーズは本を数冊読んだだけで(しかも覚えてない)ドラマは未見だけれどもう少し見てみることに決定。
ルイス警部とコンビを組むハサウェイ(Laurence Fox)がとても気になるし(笑)。
ボートを少し、神学校を退学、落ち着いた声、と興味深い生い立ちのうえにさりげない気遣い。
ダニーのアリバイに万全を期すことをルイス警部にうるさがられながらもすすめ、それが後に本当に意味があったのですから。
警部もそれを感じたのか、書類を取りに行かなかったハサウェイのミスを時差ボケのせいにしてかぶってあげましたね。
言葉でなく態度で示す、二人の似た者具合もいい感じです。
で、たぶんお初にお目にかかる俳優さんなのでIMDbで経歴を眺めたら…嫁が Billie Piper(笑)。
そうか、それでも応援するぞ!
警部と部下といえば、たいてい部下はおっちょこちょいなので(パスコーは除く。AXNミステリーでの新作放送はめでたい♪)、隙のないところは嫌味に感じるかなあとも思いましたが大丈夫のようです(笑)。

事件のことになにも触れてないのは、日本語タイトルのせいであります。
ダニーの複雑な家族関係を見せられても、「真相はあっちだな…」と常に頭にありましたよ(笑)。

余談。
ドラマ内で時々見られるスーパーマーケットのシーンが大好きです。
棚に並ぶものの大きさや色、配置とか、見慣れたものと違うじゃないですか。
今回もルイス警部が買い物をするシーンがありましたよね。
野菜などのコーナーも回ってきたのでしょうが、睡眠研究所の先生と出会ったのは冷凍食品コーナー。
彼女も独り者らしく、買ってるものは似たり寄ったり。
それはいいのですが、その冷凍食品コーナーの棚が終わったらそこにはパッケージされたワイシャツがっ!
一人暮らしの男性が多い地域だからと、店側が考えての配置なのだろうか(笑)。

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犯罪捜査官 アナ・トラヴィス

「潜入指令 前後編」
女子学生の腐乱死体が発見される。首にまかれたタイツ等から、連続して起きている娼婦殺人と同一犯の可能性が浮上する。現場捜査刑事となったばかりのアナ・トラヴィスも、ラングトン刑事の指揮の元、捜査に加わる。

「模倣犯 1~3話」
口の両端を切り裂かれ、身体を真っ二つに切断された女性の死体が発見される。アメリカで未解決のままであるブラック・ダリア事件と手口が酷似しているため、模倣犯によるレッド・ダリア事件として捜査が始まる。


刑事アナ・トラヴィスのデビュー。
リンダ・ラ・プラントが脚本書いてると聞けば、「第一容疑者」ファンは期待しますねえ。
時代は現代だし、アナは下っ端なのでテニスンへのようにあからさまに敵対心を持たれるようなことはない。
むしろ、ラングトン警部の右腕ルイス刑事はみんなを気遣う好紳士(「みんな働きづめです、休ませましょう」とボスに耳打ちできる人。ちょっとファンになる・笑)、アナは環境に恵まれているといえるかも。
まだ続きもあるようなので、アナの成長を見せてくれるシリーズになることを期待したいです。
テニスンで、立派になることだけが主人公の成長ではないことを学習しているので、アナが随所で道を外してくれることも大歓迎だ(笑)。
でも警部とはねえ…。
「模倣犯」で新聞記者と親しくなるのなんて、先が見えた。
でも蹴り入れて「死ねっ!」までは想像しなかったのでOKか?

それにしても、どちらの話も陰惨極まりない。
後者は模倣したものとはいえ、検視の人の詳細報告にはまいった。
あ、ブラック・ダリア事件と聞いて警察が「何それ?」状態なのは意外。
事件そのものでなくてもエルロイの「ブラック・ダリア」って話題になったのに。私が悪趣味なの?(笑)
その「模倣犯」、前半は被害者ルイーズの、後半はウィッカーマン家のプロフィールをという見せ方は好きでした。
でも…想像だけでラストカットは見たくなかった。
警部もアナも心にしまっておくことに決めたのだから、家政婦さんは耳の聞こえが悪くなってきているから、「気付かなかった」でいいじゃない(笑)。
ヤツには当然の仕打ちだけどさ。

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