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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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HOUSE5 #9「Last Resort」

久しぶりに見たHOUSE。
もちろんゲストのZeljko Ivanek 目当て。
この2年間で16人の医者にかかったが病気が特定できず、自棄になって一番腕のいい医者に診断させようと銃を持って患者、看護師、医師を人質にして立てこもる男ジェイソンという役。
わあ、本当に病人みたいだ(笑)。
呼吸困難、動悸、胃痛、不眠、発疹…とあらゆる不快な症状を訴えるジェイソンの主張は「とにかく病名を知りたい」。
その結果、刑務所に入ることになっても、刑務所で腐っていくならそれでもいいと言ってますよ。
どこが悪いのかはっきりしないと保険も下りないとか、仕事に集中できずに花形プロジェクトを下されたとか、そんな背景も想像できますが…そんな無茶な!というのが正直な感想。
ゼルさんが演じるならなおさらです(笑)。
ラスト、フロリダに行ったことがあることから類鼻疽との推測で、抗菌薬が効果を表し、深呼吸できるようになり、満足そうな顔をハウスに向けるジェイソンを見ると、本当に「知りたかっただけ」のようで如何とも…。
家には戻らないつもりで片付けまくっているのも、何事もきっちりしていないと気が済まないというジェイソンの性分だったのかもしれません。
その性分で人質になった人たち、中でも命の危険にさらされた女医さん(ハンチントン病なの?)は災難でした。
病気を特定するために用いられる薬の実験台にされ続けるのですから。
この病気の女医さんが予期しない死との対面で、病気に立ち向かう決心をさせるというエピソードだったのかもしれませんね。
ジェイソンはそのために登場したのだと思えば、無茶も仕方ないか。

立て籠もりの緊張感あふれるエピソードなのに、弱々しい呼気でライターの火が消せない、ほっぺたを膨らませてみろと言われてぷぅ~っとしてみたり、とかわいい部分も堪能できました(笑)。

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REX3 #13「凶器は赤いバラ」

犬笛、健在!犬小屋は見当たらないけど(笑)。
モーザーは犬笛をイタズラの命令道具にしか思ってませんよ。
バーベキューの準備をするマックスからトングを盗ませて「訓練してたんだ♪」って何か間違ってる。

事件はいつものようにかなりへんてこ。
ドルナー博士の研究している抗がん剤は治癒率も高く、副作用も起きにくく、承認が待たれている。
それを聞きつけたロシアの科学者が、承認薬としてではなく闇で売るために薬のレシピをいただこう、というものだったのですが…。
博士の助手夫妻、無駄死にでは?
犯人たちは家探しもせず、殺したらさっさと帰っちゃいましたよ。
博士も「新薬の研究に関わっていたので殺されたのかもしれませんね」と…かもしれませんねって!(笑)
夫妻が情報流してたから口封じされたってこともあるかもしれないけれど、あの仲良し職場ではそんなことありそうもない。
バラか、バラを出したかっただけかっ!
薬莢は持ち帰るのに、バラの花びらに無頓着な犯人たちはもちろん素手、
鑑識がドアノブで指紋採取みたいなことしてたけど一切触れられないのも見事だった(笑)。

ロシアの博士も、本当に有名な科学者なのでしょうか。
ドルナー博士の解説聞いても、決定的な化学式みたいなものを「書け」と命令してますよ。
一から十まで教えてもらわなければならない博士なんて…(笑)。

ドルナー博士の別荘で人質になってる奥さんと娘のところへ、飼い犬になりすまし潜入するレックスは本当にお利口さんでした(まわりがおバカさんばかりだからね)。
「いつものところ」を察し、寝たふりして犯人の動向を探るし、何よりもイタズラしか命令されない犬笛でタイミングばっちりに犯人に跳びかかるのですから。
博士夫人の「いつものところにいなさい」がわかるのだから、レックスには犬笛必要なしってことですね♪

これが本来のS3の最終回らしい。
手榴弾はそれらしく派手な盛り上がりを手伝ってました。
そんな派手な事件だったのに、ヘララーは刑事部屋でマックスの子守りですよ。

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The Wire5 #2(52)「未確認情報」 Unconfirmed Reports

夜遊び、でっちあげ…マクノルティ、どうしちゃったのさ。
自棄になってるのでしょうか。
仕事はともかく、ビーディーとの関係はいいものだと思ってたのに。
モルグで死亡直後の傷の区別できなさをいやに詳細に説明してくれると思ったら、こういうことでしたか。
連続殺人にしないと動かせてもらえない、捜査をしたい刑事魂はわかるけど、でっちあげは何も生まないどころか他のことまでなかったことにされてしまうのに。
マルロの監視をストップさせたことで連続殺人が始まったとアピールしたいのはわかるけど。
自分の首を絞めていることをわかってないはずないので、まだ何かがあるのだと信じることにしようかな。

そして同じくでっちあげが新聞社にも。
何故あの上司はテンプルトンを買ってるの?会議で賛成したからか?
才能を認めているのだとしても、新聞と小説は違うのに。
ガスさんも苦境に立たされないといいのだけど(心配そこ?・笑)。

監視がなくなったマルロは、プロップ・ジョーを出し抜いて“グリーク”から直接クスリを手に入れようと動き出しました。
でも刑務所内のエイヴォンに読まれてるという…。
出し抜いて仕切ってるつもりでも、長年やってるジョーとは器が違い、刑務所内のエイヴォンにも見透かされ、オマーに対しても復讐とは言っているものの脅威も強いだろうし、と兵力の強さとアンバランスなマルロの若さを感じた(大袈裟だけど)。
FBIへの相談が叶っていたら、検挙に持ち込めたかもしれないのに。
このFBIの人、本当にいい人だよね。
車を並べるシーンは懐かしさとばかばかしさが混在して好きだ(笑)。
そして教会で食器洗いを黙々とこなすバブルスの背中に少し泣く。

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コールドケース6 #8「歌姫」 Triple Threat

1989年、ソ連のオペラ歌手ナディアがコンサート終了後に、父親と弟と共に警察へ亡命の助けを求めた。
亡命は受け入れられるが、その4か月後に地下鉄階段下でナディアの遺体が見つかる。
未解決のまま月日は流れ、姉のバッグを持っている男を見つけた弟が、騒ぎを起こし亡命の時に手助けしてくれた警察官ヴェラの名刺を持っていたことから殺人課での再捜査となる。


才能というものはどうしようもない。
自分にあったとしても、それ以上の才能を持った人には到底かなわない。
自分にもあるからこそ、他の人の持って生まれたものに脅威を感じるのだろう。
それは死のうとしていた自分を殺人者にしてしまうくらいに大きな脅威。
もし、ナディアが教師に反発する娘だったら、お父さん絶対服従の娘だったら、遺体となることはなかっただろうけれど本当のナディアとは言えなかったのだなあ。
不満は、ナディアの最後の言葉を知らされたお父さん。
ソ連での黄金時代の自分のニックネーム(何て単語だったか忘れた)だったのに。
そう聞いた時、感情出して欲しかった。
オペラ以外の道を選ぶことで衝突したものの、路上で歌う姿でのメッセージにお父さんは新しい自分たちを思い描いたはず。
そしてナディアが最期に求めたのが自分だったと知ったら冷静ではいられなかったと思うのだけど。
感情を出さなかったことは、亡命の覚悟を物語っているのだとも思えるけど。

それにしても新人警官時代のヴェラの人、雰囲気似てましたね。
そして写真が登場したポール・クーパー。
見てもまだ覚えがないんですけど。

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トゥルーブラッド #1

人工血液トゥルーブラッドが開発され、ヴァンパイアが人間の血液がなくても生きていけるようになった世界。
人の心が聞こえてしまうウェイトレスのスーキーは、ある日ヴァンパイアのビルと出会う。
ビルの心が読めないことと、異端同士であることにスーキーはこの上もない親近感を感じるが、雇い主のサムや友人は吸血鬼と親しくなることに反対する、という導入回。

いいですね、生活臭が。
特別な仕事についている人が登場するでもなく、都会過ぎず田舎過ぎず(どちらかというと田舎寄り?)、みんなが知り合い=噂のタネが尽きない、そんな町の湿った臭い(実際の湿度とは別の)がこれからのドラマを予感させてくれます。
人間と共存しているとはいえ虐げられた存在であるヴァンパイア、その血液がVドラッグとして闇取引されている(ちゃんとジャンキーもいる)、と特殊な設定でもそれほど加味しなければならないことがないのもいいところかな(笑)。
ヴァンパイアに対してみんなはその「血」に対しての関心が大きいけれど、スーキーのおばあちゃんは「多くの歴史を見てきたはず、南北戦争の話を聞かせて欲しい」ととても健全な思考なのがかえって異端(笑)。
そんなおばあちゃんの孫なのに、お兄ちゃんはどうしちゃったのでしょうね。
ちょっと見ハンサムなのに、どうして自分から女の尻ばっかり追いかけるのかね、もったいない(笑)。
それが災いして殺人事件の関係者として連行されてしまうし。
でも担当刑事がChris Bauer なので話せばわかると思う。

この先、連続殺人と町に現れだしたヴァンパイアを絡めてのプチパニックな町が楽しみです。
ボン・タンのような小さい町に落ち着きたいというビルの真意も気になるところ。
とりあえず、ビルを助けるために痛めつけたラットレイ夫妻の報復に遭ったスーキーの元にビルがやってくるであろう次回大きな動きアリでしょうか。
スーキー大量出血ですから、ヴァンパイアが来て助けるとなれば…ですものね。

トゥルーブラッドを開発したというところに、日本人のイメージというかそんなものを感じます。

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