犬笛、健在!犬小屋は見当たらないけど(笑)。
モーザーは犬笛をイタズラの命令道具にしか思ってませんよ。
バーベキューの準備をするマックスからトングを盗ませて「訓練してたんだ♪」って何か間違ってる。
事件はいつものようにかなりへんてこ。
ドルナー博士の研究している抗がん剤は治癒率も高く、副作用も起きにくく、承認が待たれている。
それを聞きつけたロシアの科学者が、承認薬としてではなく闇で売るために薬のレシピをいただこう、というものだったのですが…。
博士の助手夫妻、無駄死にでは?
犯人たちは家探しもせず、殺したらさっさと帰っちゃいましたよ。
博士も「新薬の研究に関わっていたので殺されたのかもしれませんね」と…かもしれませんねって!(笑)
夫妻が情報流してたから口封じされたってこともあるかもしれないけれど、あの仲良し職場ではそんなことありそうもない。
バラか、バラを出したかっただけかっ!
薬莢は持ち帰るのに、バラの花びらに無頓着な犯人たちはもちろん素手、
鑑識がドアノブで指紋採取みたいなことしてたけど一切触れられないのも見事だった(笑)。
ロシアの博士も、本当に有名な科学者なのでしょうか。
ドルナー博士の解説聞いても、決定的な化学式みたいなものを「書け」と命令してますよ。
一から十まで教えてもらわなければならない博士なんて…(笑)。
ドルナー博士の別荘で人質になってる奥さんと娘のところへ、飼い犬になりすまし潜入するレックスは本当にお利口さんでした(まわりがおバカさんばかりだからね)。
「いつものところ」を察し、寝たふりして犯人の動向を探るし、何よりもイタズラしか命令されない犬笛でタイミングばっちりに犯人に跳びかかるのですから。
博士夫人の「いつものところにいなさい」がわかるのだから、レックスには犬笛必要なしってことですね♪
これが本来のS3の最終回らしい。
手榴弾はそれらしく派手な盛り上がりを手伝ってました。
そんな派手な事件だったのに、ヘララーは刑事部屋でマックスの子守りですよ。