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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ニュー・トリックス3 #1「淑女の楽しみ」 Lady's Pleasure

小学校教師が、車でレストランに激突し死亡。
事故として処理されたが、2001年当時事件を担当していたサンドラは、夫が車に細工をした殺人と疑っていた。
事故車が夫のもとへ戻されることを知り、サンドラは今度こそ夫の悪事を突き止めようとする。


間をまったくおかずにS3へ突入。
本放送は多少時間が空いているだろうに続けて放送するものだから、ブライアンやジェリーが急速にしおれたようで心配度高し(笑)。
ブライアンは尻にペンギンのイレズミしたりと、みんな元気そうなので余計なお世話でありました。

今回は、ハイテクもローテクも関係なく、頭から犯人を決めてかかるサンドラをジャックがたしなめるという、実に正当な捜査ドラマ。
友人のウソの証言、脅迫状に添えられた写真の尻のイレズミからの相手探し、だんだんと仲良し教師たちの本当の関係が見えてくるのはよかったです(友だちであることには変わりなかったのでしょうけれど…)。
疲れた生活への気分転換に、とすすめた本人だけがそれっきりで、ほかの二人はとことんはまり、それが脅迫、果ては無理心中も辞さない覚悟の自殺につながったとは。
夫がとことん怪しかったのは、浮気を含めてすべてを知っているのに自分からはどうにもできない苛立ちだったのですね。
外での遊びを覚えたのが理由とはいえ、妻に笑顔が戻ったことで「これが私の好きな妻♪」と夫婦一緒の3週間の旅行をプレゼントしたら途端に顔が曇ったという…これは気の毒。
妻の人生を汚したくはない、でもやっぱり誰かに真相を明らかにしてもらうことを待っていたのですね。
ひとりで謝罪に行くことができたサンドラは、ジャックの教えが身に染みたのでした、とまとめます(笑)。

IMDbを見ると、今シーズンから各回にタイトルがついているので倣って書いてみました。


追記
今、何の気なしにIMDbで、サンドラ役のAmanda Redman のところ見てたのですが。
Robert Glenister と夫婦だったの?
ってことは、ジーン・ハントの義理のお姉さん?
まったくの想像外だったので人物関係錯綜中(笑)。

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コールドケース6 #3「自由学校」  Wednesday’s Women

1964年8月、22歳の主婦ミリアムが車にはねられて事故死したと思われていた事件。
ミリアムの夫が死亡し、姉の遺品を受け取った妹は、旅行カバンがミシシッピから送られていることと、脅迫状めいた手紙が入っていたことから殺された可能性もあると判断し殺人課に相談にやってきた。


テーマは人種問題と女性の社会参加。
タッパーウェア・レディは家庭の主婦がお小遣い稼ぎからそれだけではとどまらない社会参加への意欲を呼び起こし、ミリアムの心に訴えてきたのは南部での黒人迫害。
フィラデルフィアでは表向きは人種が違っても友だち付き合いは可能なのに、ミシシッピでは人種が違うというだけで襲われる理由ともなる。
その事実に心を痛めても、車で十数時間もかけて現地に行こうとタッパーウェア・レディたちを駆り立てたものは何だったのでしょう。
一緒にミシシッピへと向かったヴァイオレットがウソをついていたので、心の友だったはずの4人の内に、人種問題とは別の何かが起きてしまったのではと、行きの車中での団結したシーンが悲しく思えた。
しかし、彼女たちは最後まで大切な仲間であったことがわかり、あのシーンの美しさを再認識できた。

犯人だったジムは、学校も軍も問題行動で放り出され、受け入れてくれたのがKKKだったというだけで思想なんてなかったはず。
それなのにミリアムの本当の行動に気付くなんて、不運だったとしかいいようがない。
思想がしっかりしているのならかまわないってことではないけど。
今は差別主義などと関係ないと言い張るのも、改心したのではなく時代の流れがそうだから、というだけなのではと思えてならない。
自分の何が罰せられるのか、向き合うことができることを祈る。

事件のスタートがタッパーウェアということで、インタビューに出かけるといくつか買わされてくるヴェラ。
感化されやすいところがそのままでほっとしますね。
最後は、ぐちゃぐちゃな殺人課の冷蔵庫をそのタッパーウェアで見事に整理。
これはちょっとヴェラっぽくないかな(笑)。

リリーとサッカルドのことは本人たちがいいのなら何も言いますまいと思ってましたけど…なんすか、あのボーリング場は。
今夜から潜入捜査にでかけてしまうサッカルドと見送るリリーという構図ですが、戦場に送り出すみたいに見えてしまいましたよ。
しかも何故か一時代前(笑)。

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REX3 #7「催眠術の罠」

資産家の息子、ラルフ・バウマンが刺殺体となって発見された。
発見したのは恋人のフリードルだが、彼を愛していた、事件のことは言えない、と繰り返すばかりで要領を得ない。
精神科医に診せると、彼女は催眠術をかけられているらしいことがわかる。


インチキヒーリング治療師による、癌に侵されたラルフのお母さんの金目当てという、このドラマにしてはストレートな犯罪でした。
金目当てだと気付いたラルフが殺されたということらしいですが、催眠術をかけられたのはラルフなの?恋人じゃないの?刺したのは誰なの?と、ここらへんの細かいところがよくわからなかったなあ。
まあいいや、REXだから(笑)。

被害者のこめかみあたりについた指紋をとるところもステキでした。
「皮膚から指紋をとるには、ガスやら何やらあるけれど、最新式を使ってみよう」ってどのへんが最新式なのか一切説明がないところが好き(笑)。
板状のものをぺったりあてて息を吹きかけたらあら不思議!指紋が浮き出てきましたよ。
CSIでも見たことない。
これが放送された1996年頃は最新式だったけれど、CSIの頃にはすでに型落ちだったのでしょうか。
犯人に、被害者の皮膚から指紋が検出されたと決定的な証拠を話す時も「最新式の技術でとれた!」と得意気なだけ。
しかもベックが(笑)。

本日のレックスは、郵便屋さんにじゃれついて迷惑がられてました。
今シーズン、オープニングコントは特に事件と関係なしのようですね。
ヨガ教室で一緒になってやってるレックス、かわいかったです~。
あんな「おいで、おいで」のポーズは本当にあるのでしょうか。
レックスにさせやすいポーズ先にありきでは…?(笑)
犬にヨガをさせるのか?と思ったら、犬の動きからヨガを学ぶという本もあるくらいなので、レックスは通わなくてもいいと思う。
で、敷いてあったのゴザですよね?
レックスはヨガそのもの、モーザーはヨガの先生に興味津々。
この先生、アメリカへ逃げた獣医さんと感じが似てませんでした?
意外と趣味は一貫しているモーザーを見直した(ウソ)。

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ニュー・トリックス 2 #8「森の中の惨劇」

退官を控えた検視官から、17年前のバラバラ死体の身元確認を依頼される…というエピソード。
森に死体が放置されたのだと思ったら、近くの飼育場からハリケーンで脱走するついでにイノシシが断片を森に運んだというもの。
つまり、囲われているイノシシに死体を任せたってことでしょ。
うえ~!!
被害者と犯人は学校時代の顔見知りで悪いこと仲間だったくらいで、事件の詳しい経緯は語られなかったけれど(病気を伝染した、伝染されたくらいで)、そんな大それたことした人が留置所で首吊ってしまうのはイメージとしてつながらないなあ。
日々、おびえていたのかもしれないけど。

今シーズンから登場の副警視のストリックランド(この人、なんだかイメージが Josh Hopkins と重なる。全然似てないのに)は、UCOSを評価しているようだ。
身元確認を持ち込んできた検視官もチームに一目置いてるみたいだし。
設立当初はサンドラへのお仕置きのための部署だったのに、評判は上々のようでなによりですね。
それでも担当は退職した人ばかりだ(笑)。

そんなこんなでこれがシーズン2の最終話。
そして次回からはこのままシーズン3に突入。
チャンネル銀河はこのままシーズン6まで放送してしまうつもりなのだろうか。
私は結構好きなので歓迎するけど。
#6「無謀なる賭け」で、優秀なレースドッグ誘拐事件に関わり、頭を撃たれた犬の骨を見つけ、犬を撃つのは君だけじゃなかったんだな~とか、お仲間がいてよかったね~、みたいなことをサンドラに言うのはしつこくて大好き(笑)。

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コールドケース6 #2「教師」 True Calling

1991年、公立高校教師ローラが学校駐車場で射殺体で発見された。
車を狙った強盗事件と考えられていたが、当時の教え子ダーネルが学校倉庫の机の引き出しからローラの車のカギを発見し、車に乗るところを襲われたのではないという新事実が浮かぶ。


2回続けて真っ直ぐな人が真っ直ぐであるがために殺されてしまうという切ない事件。
荒れた高校に熱意で立ち向かうローラは、このままではいつか息切れしたかもしれないが、そうでなかった可能性のほうが高い。
殺されるまでの短い間で、優等生ダーネルと問題児のレッテルを貼られたレナルドの二人の心をつかんだのだから。
意地悪な物言いをした先輩女教師も、他の生徒にもいずれは伝わったかもしれない。レナルドの学習障害の可能性について「10年学校に行っていて初めて言われた」とママは憤慨していたが、初めてレナルドに向き合ってくれる教師が登場したということだったのかもしれない。
それがレナルドにも伝わったから匿名でのレポート、それを見つけてくれたローラを信頼して「学校に戻りたい」につながったのだろうし。
ローラが射殺を目撃しても通報しなかったことは責められても仕方ないことだけれど、彼の中でも事件がようやく解決し高校卒業資格試験にチャレンジする気が起きたのは、ローラの教えが間違ってはいなかったことの証だろう。
ローラのパパも、卒業する娘にぽんっと車を買ってあげてしまうバカ親父かと思ったが、治安を考えてのことと、模索するローラにアドバイスができる度量を持ち合わせた人で、殺人がプレゼントした車のせいではなかったとはっきりしてよかった、よかった。

で、居眠りヴェラのネクタイをちょん切る遊び…ここはボルチモア市警ですか(学校荒れてるし、The Wire見てるのかと錯覚・笑)。
警察はみんなする遊びなの?だとするとヴェラは油断し過ぎだ。
そして3本10ドルのネクタイの趣味の悪いこと…あんなのすすめるボスも同罪。
家に他のネクタイがあるはずなのに、翌日以降順番で使っている風のヴェラも同罪。
元からの持ち物だったら謝罪しますよ、誰も悪くありませんっ!て。

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