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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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名探偵モンク7 #10「ナタリーVSシャローナ」 Mr.Monk and Sharona

元アシスタントのシャローナが5年ぶりにサンフランシスコにやって来た。
ハワードおじさんがゴルフ場で事故死し、ゴルフ場と弁護士を交えて補償の話に来たのだった。
かなりの額の示談金の提示に大喜びするシャローナだが、現場写真を見たモンクさんは事故死ではない可能性を発見してしまう。


タイプの違う恋人に挟まれて右往左往しているみたいなモンクさんでした。
実際、ナタリーとシャローナの初対面では
「いや、これはそうじゃないから」って浮気の現場かよって感じ。
彼女たちはそんなの関係なく、モンクさんという人と付き合うことの苦労で意気投合、楽しそうでした、最初は(笑)。
しかし、事故死ではなく事件、しかもおじさんは当たり屋まがいの詐欺師とまで言われてからは敵対。
「示談金もらえなくたっていいじゃない、マイナスになるわけじゃないんだから」というナタリーの言葉はもっとも。
でも、人間の心として、もらえそう=もらえるだから(笑)。
しかもベンジーの学費の心配が解消したんだものね。
結局、シャローナが身をもってゴルフ場の不備の被害者となり、ベンジーは大学に行けるのかな?

金といえば、
ナタリーの週給はシャローナより20ドル安い、
お昼代も2回に1回はナタリーに払わせる、
…モンクさん、結構銭に汚い?(笑)
シャローナは看護師として雇われていたのだから職能給、
お昼代は、雇い主としてではなく友だちとして接しているから、とかばってあげることもできますが(笑)。

シャローナが出てきて、再会を喜んで、別れを惜しみ…確実にファイナルシーズンのまとめですね。
ハロルドとの和解はあまり歓迎できなかったけれど、シャローナは敵じゃないからまあいいや(笑)。

ところで、ラストのあれは何?
二人はいつの間にあんなことに?
まあ、ディッシャーならベンジーも退屈しないだろうけどさ(もうそんな年じゃないけども)。

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フロスト警部 #31「封印されていた真実」 Hidden Truth

殺人事件の証人となる母子を護衛していた女性警察官が銃で撃たれた。
留置中の被告が殺し屋を雇って襲わせたものらしい。
母子の保護と殺し屋を突き止めることに懸命の警察署。
しかし、安全な場所に移したはずの母子の元へ殺し屋が現れ、内部からの情報漏えいが疑われる。


またもやリード刑事登場。
売買の疑いは晴れたものの、薬物中毒を署長も知ることとなっていたのによかったのでしょうか。
しかし、結果オーライ。
フロスト警部との相性のよさで、母子の隠していた事実を見つけ出しました。
殺人を目撃したのはお母さんではなく、息子のほう。
証言の危険を恐れてお母さんが部屋割りまで変えて自分が証言することにしたのでした。
見なかったことにするのではなく、正義を通そうとしたのは立派ですが…結局逃げちゃうのは…(笑)。
ここは頼みの女性検事との関係を見せるのに必要なことだったので仕方なし。
一番の問題は、警察も検察もお母さんの証言をひとつも疑わなかったことだっ!
リード刑事が書類見たらすぐに「犯行時間、お母さんは顧客の家で打ち合わせ中」って(笑)。
ぬかったな、デントン署。

特殊部隊のケニー殺しは、相棒と妻の浮気に悩んだリード刑事の友だちが殺し屋騒動に紛れて犯してしまった過ちでした。
夜学に通って、警備コンサルタントの会社を立ち上げることに必死だったのに、妻は暴力をふるわれてもケニーとの関係に溺れていたとは。
新しい人生のスタートのため、ケニーの存在を消すことしか頭になかったのでしょうが、結局優しい夫は自責の念にかられて自殺。
これ、殺し屋への内通者が彼で、会社を興すための資金も内通の情報料で、でも結局邪魔だから殺されたのだと思いましたが、彼は純粋に妻を愛し、家庭を壊しかけたケニーを憎んだだけでした。
「おまえが殺したのも同じ」と妻にすごむリード刑事の形相から、彼の人柄がわかりますね。

警部は目にした新聞に、自分の買った宝くじの番号を発見!
530万ポンドの当たりくじ、なのにどこにまぎれたのか一向に見つからない。
アーニーにだけ内緒で協力を仰いだら、いつのまにやら署員全員、署長まで知ることに。
苦労の甲斐あってようやく見つけた当たりくじは、なんと今回の当選発表のものではありませんでした。
いつも同じ番号買ってると覚えておけるけど、期間がずれてたら悔しさ倍増だ(笑)。
アーニーに協力を要請する時、警部は「(謝礼は)5%だ」と言ってましたよね。
しぶちんですね(笑)。1割が相場じゃないかな?

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SPIRAL 3 #1

梱包された女性の死体が発見される。
梱包を解くと、残忍なまでに身体を切り刻まれていた。
上層部は担当したがらなかったが、ロール警部の班が捜査に当たることになる。


今シーズンは、梱包女性死体がメインなのかな?
乳房を切り取り、腹部を抉り出し、ピエールは「異常者の犯行」との見解でしたが、それではおもしろくない(笑)。
異常者には違いないが、地位も身分もある一見そうとは想像つかないような人なのだろうな。
例えばロバン判事みたいな。
検視医からの報告の「古いメス使い」が事件のポイントとなりそうだけれど、弁護士につつかれるといけないのでオフレコにしたあたりが何かしらの失態につながりそうで期待は高まる。

失態といえば早速にジルが…。
被害者のおばあさんから2日前に行方不明の届けを受け取っていたのに何も手続きしてなかった、と。
自分が異動届出すことのほうが大事だったのかな。
シーズン2ラストで、まとまったように感じられたチームだったのに、ジルにはしっくり来なかったのが異動願いの理由のよう。
この事件を乗り越えると、ホームが恋しくなっているかもしれない。

異動したいのはジルだけではなく、ボスまで。
事件が解決できないと異動評価に関わるからこの事件を扱いたくなかったらしい。
ロール警部も、まだ完全に自由の身となったわけではないみたいで今度失敗したら刑事として致命的らしい。
まずジルが少し足を引っ張った、と(笑)。
ロールも怒鳴り散らすのは相変わらずなのでジルのせいばかりとも言えないですね。

政治屋に懐柔されない、立派な検事を貫いたピエールは出世コースから外されました(交通関係裁判専門?)。
ピエールの正義感も局長には融通利かないとしか映らないのです。
でも、ちょっと出かけている間に荷物丸ごと引っ越されてるのってイジメですよね。
今シーズンのピエールの出番は減るのかな?

AXNミステリーのHPに、「今シーズンはロバン判事がフィーチャーされる」とあったので、ここも期待が高まる。
お母さんが脳梗塞で倒れ、早速見舞いに行くも「嫌ってるくせに」と悪態を吐かれ、
毎週お母さんを訪問していることも弟から「頼んでないし、昔から嫌いなくせに」と。
もうあんな年なのでふさわしい言葉ではないけれど、かわいそうな子だったんだなあ、判事。
かわいそうというか、苦労性?

梱包女性死体事件もロバン判事が担当することになったので、こちらは次回以降のお楽しみですが、
もう一つ扱っていたお祭りで犬に噛み吐かれ死亡した子どもの話。
両親は犬の飼い主と共に、祭りの監督責任がある市も訴える勢い。
しかし、噛まれた時両親は一緒にいなかった、つまり、監督責任を全うしていないことを判事は指摘。
ここ、弁護士が言っていたように、ご両親は被害者。
でも、落ち度がなかったかどうかまでを調べるのが判事の仕事。
秘書に「私は厳しすぎるのだろうか…」とたずねているところから心を鬼にして、あえての質問だということがよくわかります。
犬の飼い主へも栄養状態の悪さを指摘して監督責任問題を提起しているので偏った見方じゃないですものね。
このままだと、飼い主の雇い主まで召喚されそうだ。
がんばれ、ロバン判事。

メインの事件と並行していくつもの嫌な話が登場するのがこのドラマの特徴。
今回もカリーヌ殺害に関わったと思われる男を捕まえたら(親友のお父さんだって?)、若い娘好きだったことが判明。
カメラマンの立場を利用しての裸の写真がわんさか出てきた。
娘さんたちがこのおじさんに恋してるような手紙を書いてるのが解せない。
そんなにいいか?あのおじさん。
娘のゾエがお父さんを愛しているのも微妙に意味が違っていそうで怖い。
娘がお父さんに若い娘を紹介、しかも行為の様子を撮影するって尋常じゃない。
お父さんが少年課に引き渡されてお終いとはならずに、まだ引きずりそう。

あれ?カールソン弁護士は?

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孤高の警部 ジョージ・ジェントリー #7「新たなる挑戦」 Gently Through the Mill

製粉工場で自殺した管理者パトリックの事件を調べる警部とバッカス。
パトリックは、元は工場の持ち主だったが経営悪化のため、労働党候補のパーショーに工場を売り渡して管理責任者として働いていたのだった。
オフィスを調べると、現金がなくなっていた。
自宅では、修正を加えられた帳簿が見つかり…。


パーショー、法的には罰せられるべき人でしたが、工場を買い取るのも村の雇用を守るため、衛生面も即座に改善、とやることはやってるのですよね。
操業停止にしなかったために命を落とした男性の息子ジェドに対しても責任感じてるし。
ジェドの父親は酒飲みだったから、と突っぱねるだろうに、内緒で応援してるんですよ。
糾弾すべきことだけれど私利私欲のみではなかった、ここはラストで警部が選挙の開票結果の場に送り出したところからも感じられますね。

妻の本気の浮気、それを知った現場責任者の強請り、金を渡して解雇のつもりが、パーショーが目をかけている熱血漢ジェドの拳の一振りでの殺人、とドミノのように転がるお話でした。

バッカスがフリーメイソンに入った目的は、潜入捜査でいいんですかね?
食品衛生管理官と出会ったことが解決に導いてくれたので、お手柄といえばお手柄なのですが。
しかし、フリーメイソンの握手の仕方がふつうだったのには驚いた。
私が知ってる握手は、確か膝の下から右手を伸ばしてだったような…?←モンティ・パイソンに毒されてますね(笑)。

バッカスはロンドンでのセミナーに参加したいけれど、警部は反対。
しかしバッカス、ジジイに頼んで強行突破。
バッカスは、ただロンドンに憧れているのではなく、生活を変えたい気持ちが強いのですね。
リサとの結婚は、ジジイから自分の将来を守るため、サラと産まれてくる子どもには責任をとりたかったから、根が正直なバッカスらしいです。
捜査で聞こえてきた「家族とは他人が暮らすもの」も、自分に言い聞かせてたのかな。
ジジイがロンドンのセミナー行きを許可したのは、バッカスを遠ざけるためらしく、これでは警部が一人ぼっちになってしまいます。
これか、邦題の理由は。
今までバッカスがずっと一緒で「全然孤高じゃないじゃん」と思っていたもの(笑)。
警部はまだまだバッカスを鍛えたい、バッカスもロンドンに行ったら自分の生活を超えての警部の存在に気づくのではないでしょうか。
なのでやっぱり孤高の警部ではなくなるとみた。

お試しで見始めたものの、1960年代の新鮮さと、厳しくも愛のある警部の姿勢、ユーモアも忘れず、そのバランスがとても好みだった。
続きも是非見たい!

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名探偵モンク7 #9「びっくりパーティー」 Happy Birthday, Mr.Monk

モンクさんの50歳の誕生日にサプライズパーティーを計画するナタリー。
しかし、過去のトラウマから誕生パーティーを喜べないモンクさんはサプライズパーティーを阻止しようと懸命になる。
ビル清掃員が殺された事件を追いながらも、ナタリーとモンクさんのパーティー実行対阻止の対決は続く…。


前回の#8「昨日の敵は今日の友 Mr.Monk Goes to Group Therapy」は、ハロルドとの和解という見たくない展開だったのでパスしちゃいました(笑)。
だって、ああファイナルシーズンのまとめに入ったのかなあ…って思っちゃうじゃないですか。
それに、ベル先生の精神科医としての手腕にも疑念が…(笑)。

で、今回モンクさんの誕生日。
子どもの頃のパーティーのトラウマってまたとんでもないことかと思ったら、「ゲストが帰ったらみんな帰った、私のために集まったのではない、と傷ついた」とすごく真っ当で拍子抜け(笑)。
モンクさんにふつうのところがあってよかったなあと思いましたよ。

しかし、この理由の浅さに(笑)俄然やる気を出したのがナタリー。
みんながモンクさんを好きだからこその自信ですね。
殺し屋に命を狙われる演出まで、すごいなあ、サンフランシスコ市警総出で(笑)。
とにかく、サプライズパーティーは成功、仲間の存在をモンクさんはかみ締めることができたようでなによりでした。

警部には新しい恋が見えたようです。
派手で気の強そうな女性、と好みが一貫してますね。
ディッシャーも女性連れてたのが意外。
彼には子どもが群がりそうなのに。

そのディッシャー、今日は刑事としてもがんばってました。
モンクさんは掃除機に心を奪われ、警部は女性(T.K がトゥルーディーって・笑)に現を抜かしている間、関係者にインタビュー、
相手が突然倒れると心肺蘇生、その倒れた事件の推理も見事。
吹きぱっちんって!
あるとすればその名前しかないって!(笑)

本当のトリックは、グラスの氷に毒を仕込み、即効性の毒だけどすぐには毒が溶け出さないことを利用したもの。
これ、ヘレン・マクロイの本で読んだよ!
可能かどうかあやしいけれど、知ってるトリックの登場になんとなくご満悦(笑)。

で、あの最先端の掃除機はモンクさんのところへ戻ってくるのでしょうか。

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