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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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フロスト警部 #29&30「見えない標的 前後編」 Mistaken Identity

川で生きたまま溺死させられた男性が発見され、車椅子で生活する夫とその妻が家ごと焼かれ死亡、馬主の娘が行方不明、ライバル店の人気が気に入らないアイスクリーム屋、と査察が入っているのに事件で大忙しのデントン署。


溺死事件、夫婦焼死事件は、連続殺人事件の一端に過ぎなかった!
13年前の強盗事件での証言者の家族が襲われているという。
しかし、当の犯人は昨年刑務所で死亡しているのででは誰が?というミステリー。
自分が虐待を受けていたのに、父親の復讐を実行している息子がいたのでした。
証言者の家に入り込んで家族の一人を殺し、苦しむ姿に復讐の達成感を味わっていたのですね。
でも、最後標的が本人に代わってしまっているのはちょっと疑問(笑)。
クリミナルマインドとか見てると、こういった異常なシリアルキラーは決まりにうるさいイメージだもの。
まあ、「フロスト警部」でプロファイリングが登場したことがある意味重大事件ですけどね(笑)。

馬主の娘行方不明事件は、ただ親と喧嘩して遊び歩いてましたというものでした。
資金繰りに困り保険金詐欺を働く父親、自分の愛人騎手が娘にも手を出しそうなので警告の意味で襲わせた母親、娘のことよりもこの二人の方が事件でした。
ここだけ切り取ると、バーナビー警部っぽい話だったかも。

査察官がフロスト警部を否定するのを「優秀です、経験があります」とかばう署長がよかったです。
復讐殺人、暴行、保険金詐欺、アイスクリーム屋のドラッグ売買、全て解決したのに評価の上がらない警部を後押ししてましたものね。
最後、パムを助けたのは署長の機転だったし。
惜しいのは、ウォルターの犬が洗面台におさまっているのを「外に出しなさい」と言ったところか(笑)。
署長だって犬を飼っているので、あのワンコをかわいいと思わなかったはずがない。
あそこで撫でていれば今日の署長は満点だったのに。

そしてジョージは、査察の心得を語る署長の前で大あくび、なんと自由な(笑)。

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ニューヨーク1973 #17「漂浪の果て」 Life is a Rock



だからあんまり2008年に戻りたがっているように見えなかったんだなっ!

以下、何を書いてもアレなので珍しく隠します(笑)。

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バーナビー警部 #51「呼ばれた殺人者」 Last Year's Model

昨年2月、警部はフランシス殺害事件で親友のアニーを逮捕した。
確たる証拠もなく、アニーも無罪というだけで何も語らないまま、10ヵ月後に裁判が始まる。
共犯者や思いもよらない真実が見つかるかもしれない、と警部はジョーンズに法廷内でアニーと視線を交わす者の動きに注意するよう指示を出す。


とりあえず、シーズンの区切りの最終回。
へんてこりんな人がいないだけでなく、法廷シーンがたくさんという珍しい展開。
終わってびっくり、アニーはフランシスの夫ジョンへの純愛を貫き通し、無実となって解放されると二人の時間を育もうと、新しい愛情のスタートを切るようです。
事件の夜自宅を訪ねた理由を話したら、ジョンにも迷惑がかかる、と沈黙を貫く選択をしたのですね。
「田舎の商人なんて好きじゃない」の言葉にちょっぴり傷ついていたジョンは、アニーの真意を知って表情が明るくなっていくのがよかったです。
お姉ちゃんの反対は辛そうですが、妹ちゃんは応援してくれるはず。

アニーの夫、わかりやすい成金オヤジでした。
有罪になれば離婚に慰謝料払う必要なくなるから、と真実よりも疑いを選ぶという…秘書にまで愛想をつかされる日も近いかも。

残念だったのは、フランシス殺しの真犯人の予想がついちゃったこと。
理論的にとか、推理じゃなくて、この前見たばかりの「ニュー・トリックス」でもこの人犯人だったの(笑)。

ジェイミー犯行説が浮かんでからの証人だったおばあちゃんの行動力はすごかった。ベッドの上なのに(笑)。
見間違いでも何でもない正しい証言だったのに、無実の彼女を追い込んでしまったことに責任を感じ、「殺人の現行犯で捕まえればいいじゃない!」と自ら囮を志願ですもの。
「あなたが(警部を指差して)クローゼットに入ってくだされば」と言ったのに
「このジョーンズが入るクローゼットからは外の様子が見えません」って警部も少し鬼。
「え、ぼく?」というジョーンズの顔もよかったです。
彼、いい表情しますねえ。
刑事補佐から始まり、巡査部長に昇進しましたね、おめでとう。
ジェイミーが決心して再度おばあちゃん宅に向かって、建物外観のみの後のぷぁ~っ!というおもちゃのラッパ音、そしてわらわら走り出す警官たち、何だか面白かったです。

シーズンの区切りなのに、ジョイスは骨折したお母さんのところへ行ったとかで、電話シーンだけ。
しかし、例のシチューとやらを作っていったとかで存在感は残してます。
隣の犬は本当に好物なのか、気になるところ(笑)。←あげちゃいかんと思う。

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孤高の警部 ジョージ・ジェントリー #6「憎しみの残影」 Gently in the Blood

匿名の密告である取引現場に張り込んでいたところ、現れた男は取り逃がしたが持っていたスーツケースから大量の失効パスポートが発見される。
旅券局からロンドンへは普通郵便で送られるという隙に、局の誰かが横流しを企んだものと思われた。
局で働くマギーの恋人ジミーに悪い噂があり、出産後6週間で仕事に戻っていることから、金に困ったマギーが恋人を手引きしたのでは?と推理されるが…。


ジミーを攻撃するためだけのハメドの言葉を信じてしまい、マギーが結婚しないのは身持ちのせいだとばかり…。
赤ちゃんの父親がわからないのではなく、ジミー以外ありえないのに肌の黒い赤ちゃんだったために一番困惑していたのはマギーだったのですね。
結婚せずに出産したのは、更生したジミーを両親に認めてもらいたかったのでしょう。
養母(実は叔母さん)が、ジミー出生の秘密を話していたら(別のグレ方したかもしれないけれど)、せめてマギーとの交際と妊娠を知っていたら…違った結末があったでしょうに。

マギーは、「有色人種と犬お断り」の貼紙の時代に、人種も性癖も分け隔てなく個人を認めるという素晴らしい女性だったのですね。
「言葉を発する前に考えろ」とバッカスを諭す警部でさえも、激高したら差別的な言葉を口走りそうなのに。
上司セイントの性癖(女装趣味?)にも、それを続ける難しさを理解して、自分のものを承知で盗ませてあげるという受け止め方(あげてしまうとプライドもあるからでしょう)。
だからセイントは犯罪に走ることがなかったと考えると、子どもの父親が自分であると証明できたら、ジミーにも更生の道が待っていたのだと思える。
マギーがこんなに素晴らしい女性なのに、彼女のお母さんはねえ…。
交際に反対だったのは不良だったから、そして葬儀の時はジミーではなく本当の名前のジャミルとして見てましたよね。

マギーがジミーの父親トマス・アリを見つけたのは、彼女の見つけたい心が呼び寄せた、でよろしいのでしょうか(笑)。
ハメドの勘違い横恋慕殺人はしっくりこなかったけれど、マギーとジャミルの二人がだんだんに浮き上がってくるところは素晴らしかったと思いました。

というわけで、本日のバッカスは控えめでした(笑)。

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プリズナー No.6 #1「到着」 Arrival

AXNミステリーで始まったリメイク版。
オリジナルのぶっとんだところがたいへん面白かったので、こちらはどうかな…?


いくつか気になったことを。

白玉、でかっ!
オリジナルの白玉(ローヴァーだっけ?)は「なんでそんなのに負けちゃうのさ」というくらいの大きさだったので(でも、意思があるのでこわかった)、これなら負けても仕方ないと思える(笑)。
地図もでかかった。

番号なんかで呼ぶな!
毎回オープニングにあるこの言葉が大好きだったので、最後の最後にやっと聞くことができて満足(笑)。
オープニングといえば、オリジナルでは6が連れ去られるところがあるのですよ。
それが、鍵穴から催眠ガスのようなものをシュシュシュっ!とやられちゃうのです。
ここがもう大好きで、今回もとちょっぴり期待したのですけど(笑)。

No.2、しくじらないの?
「2はIan McKellen」と聞いた時から交代はなしだと想像ついたけど。
6から情報を聞き出すための作戦が失敗しては新しいNo.2がやってくるというのがお楽しみの一つでもあったと思うのになあ。
つまり、お笑い要素はなし?ってオリジナルもそんなのないですから、私が喜んでるだけで(笑)。

全然テレタビーランドっぽくない…
オリジナルのロケ地は、本当にあるホテル(ポートメイリオン)。
こんもりとした丘、あふれるお花、個性的な建物、世俗とは一線を引いたような、引退したスパイが住むにはかわいすぎるけれどふさわしい、そんなおとぎの国の村。
この様子に、テレタビーズを作った人たちはプリズナーのファンに違いないと一人で歓喜したものです(笑)。
それなのに、今回6が村にたどり着いて目にした家ときたら…バンガローですか?
普通に車やバス、バーもあるし、服装も時代のズレはあるかもしれないけれどへんてこではない。
不思議な村であるという設定が一気にしぼみました。


6は仕事を辞めたら村にいた、脱走老人の情報を問い詰められている、村人は記憶を消されているらしい、このくらいしかまだわかりませんねえ。
脱走老人についての追求がメインではないですよね。
だから村に連れてこられた理由はオリジナルと同じと思っていいのかな?
初回で相違点は覚悟できたので、今後は純粋に6の運命を追いかけたいと思います。

今月末からスパドラでオリジナル版の放送もあるのですね。
で、びっくりしたのが17話しかないということ。
一年くらい見ていた気がする(笑)。

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