昨年2月、警部はフランシス殺害事件で親友のアニーを逮捕した。
確たる証拠もなく、アニーも無罪というだけで何も語らないまま、10ヵ月後に裁判が始まる。
共犯者や思いもよらない真実が見つかるかもしれない、と警部はジョーンズに法廷内でアニーと視線を交わす者の動きに注意するよう指示を出す。
とりあえず、シーズンの区切りの最終回。
へんてこりんな人がいないだけでなく、法廷シーンがたくさんという珍しい展開。
終わってびっくり、アニーはフランシスの夫ジョンへの純愛を貫き通し、無実となって解放されると二人の時間を育もうと、新しい愛情のスタートを切るようです。
事件の夜自宅を訪ねた理由を話したら、ジョンにも迷惑がかかる、と沈黙を貫く選択をしたのですね。
「田舎の商人なんて好きじゃない」の言葉にちょっぴり傷ついていたジョンは、アニーの真意を知って表情が明るくなっていくのがよかったです。
お姉ちゃんの反対は辛そうですが、妹ちゃんは応援してくれるはず。
アニーの夫、わかりやすい成金オヤジでした。
有罪になれば離婚に慰謝料払う必要なくなるから、と真実よりも疑いを選ぶという…秘書にまで愛想をつかされる日も近いかも。
残念だったのは、フランシス殺しの真犯人の予想がついちゃったこと。
理論的にとか、推理じゃなくて、
この前見たばかりの「ニュー・トリックス」でもこの人犯人だったの(笑)。
ジェイミー犯行説が浮かんでからの証人だったおばあちゃんの行動力はすごかった。ベッドの上なのに(笑)。
見間違いでも何でもない正しい証言だったのに、無実の彼女を追い込んでしまったことに責任を感じ、「殺人の現行犯で捕まえればいいじゃない!」と自ら囮を志願ですもの。
「あなたが(警部を指差して)クローゼットに入ってくだされば」と言ったのに
「この
ジョーンズが入るクローゼットからは外の様子が見えません」って警部も少し鬼。
「え、ぼく?」というジョーンズの顔もよかったです。
彼、いい表情しますねえ。
刑事補佐から始まり、巡査部長に昇進しましたね、おめでとう。
ジェイミーが決心して再度おばあちゃん宅に向かって、建物外観のみの後のぷぁ~っ!というおもちゃのラッパ音、そしてわらわら走り出す警官たち、何だか面白かったです。
シーズンの区切りなのに、ジョイスは骨折したお母さんのところへ行ったとかで、電話シーンだけ。
しかし、
例のシチューとやらを作っていったとかで存在感は残してます。
隣の犬は本当に好物なのか、気になるところ(笑)。←あげちゃいかんと思う。