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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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MI-5 英国機密諜報部3 #1&2

S2衝撃のラストの続きは?と気を揉ませたその結末とは…。

元CIAのジョイス夫妻は、夫の死亡を偽装してまでトムへの復讐鬼と化していた。
CIAのクリスティンの接触とジョイス夫妻の作戦は別モノだったのでしょうか。
クリスティンのグループの関わりがよくわからなかったのですけれど、結局は諜報機関の再編成に野心を抱いているメイスに利用されただけのようですね。
このメイス、5解体のチャンス!とつるんでいた男を負けと見るや「私のゲストではない」だし、自分が負けたくせにハリーには「引き分けだ」だし、厄介な男ですな。

ジョイス夫妻の企みがわかり、トムは無実が証明され晴れて復帰。
でもハリーを撃ったことはいいのだろうか?
「自分があの立場だったら?」の質問にハリーは答えてませんよ(笑)。
そしてこの問題は#2へ…。



放射能火傷をおった子どもたちから、核を製作中のテロ組織の存在を予測。かつてスリーパーとして使ったことのある大学教授フレッドを、レッド・マーキュリー製造に成功したマッドサイエンティストという風評をたて、テログループの接触を待つ、という話。

一見、問題なく最前線に復帰したかに思われたトム、でも何かが違う。
5が用意した偽経歴を妻に話す教授の姿に雄叫びをあげ、興奮状態。
しかし、教授が自分と同じような興奮状態にあることに気付くと、5にあるまじき正義の心(笑)がトムを支配し、教授と家族の安全を守るため計画の中止を強行しようとする。
あんな経験したあとでは不安定でも無理ないかなという気もする。
が、今思えば、S2最終回で罠だから故に次々手に入る証拠に「これぞスパイって感じがしないか?」とダニーに語ってましたよね。
トムはもう諜報員としては限界だったのかも…。

計画実行するつもりの5、中止のトム、ハリーが下した決断はトム解雇、普通の人生を送ることになりました。
今なら普通の人間に戻れるギリギリの線でのハリーの温情だったのかも。
「去る時は殉死」と勝手に想い描いていたので意外な退場だ(笑)。

しかしひどかった。
教授は作戦成功したって、家族の安全も守られたからって、家庭を取り戻すことは不可能だろう。

で、トム退場の後に加わるのがアダム・カーター。
トムのヌレギヌを晴らすために、ハリーが6から応援として呼び寄せてそのまま残るようだ。
彼、「ホワイトチャペル」で、タイガーバーム塗り込んでた人だよね?(笑)
「鉄砲玉」と言われていたが、どのへんがそうなのかはまだわからず。
鉄砲玉っぽい活躍を期待(ウソ)。

驚いたのは、ゾーイの交際申請書。
交際したい相手が報道関係だからでしょうか、それとも誰とでも身辺調査が必要なのでしょうか。
どっちにしてもやだなあ…(笑)。
相手が、ゾーイが5なのを承知だからいいようなものの。

今回、私が一番気に入ったセリフは、ハリーが教授宅で教授と話し込んでいるところ。
娘「パパは?」
母親「まだあの下品そうな男と話してるのよ」
下品そうな(笑)。
下品な男でないだけいいのだろうか。

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フロスト警部 #25&26「それぞれのミレニアム 前後編」 Line of Fire

発電所での転落事故、泥棒に熱帯魚の水槽を壊される、猫を狙った連続銃殺、クリスマスを控えてもおかまいなしにデントンでは事件が頻発。地域犯罪課の刑事が射殺されるという事件が起き、フロスト警部が乗り出すが、地域犯罪課の警視が「捜査中の自動車密輸団が犯人だとわかっている」と事件を横取りする。身内捜査にただならない臭いを感じたフロスト警部は無理矢理捜査班に加わる。


ひどい話がぎゅうぎゅう詰めでした…
刑事殺害事件は、妻と愛人刑事が結託して、夫刑事に汚職の罪を着せて投獄しようとしたものの、消し去りたくなった妻の勇み足殺人。
っていうか、証拠管理室でアルバイトしてる時に(半年前だよ)銃を持ち出してるところからして、夫殺害計画に愛人刑事を利用しただけという強か悪妻。
愛人刑事に嫌疑がかかったら(というか仕向けてましたよね)、さっさと切り捨てて保険金持って逃げるつもりだったのですね。
あの気の強そうな顔が事件解決のヒントだったとは(笑)。
こんな目にあいながらも、「愛してる!」と言える愛人刑事はかわいそうでしたね。
ハンバーガーを食べてるところを撃たれた=安心している相手、という射殺状況も見えなくなって、悪妻の言葉を信じてるなんて。
恋は盲目ということでしょうか。
クリスマスのプレゼントが、マウンテンバイクなんて健康的なものであるのがまた泣かせる。

猫射殺事件は…
発電所の転落事故も、泥棒水槽壊し事件も、同じ犯人たちの仕業だったとは。
おもしろくないことが起きると、仕返ししてたって…(笑)。
発電所で白衣を着てるような、ある程度技術や知識の高い職に就いているのに、子どもの仕返しのような犯行は解せない。
大人だから実弾の銃を入手してるところがまた厄介。
交際に反対されたから寄りかかる柵を緩めておいた、
大勢の前で自分を辱めたから(ふられただけじゃん)車のブレーキに細工、犬を射殺…なんともねえ。
元警官だったというお父さんが「私でも手を離した」と息子の事故死を好意的に言う姿が憐れでした。
強がりに決まっているのは警部も承知、息子の心の病に立ち向かえなかった自分が苦しいのですよね。
やはり、車椅子生活を負い目に感じるようにした息子の心の闇が根源だったのでしょうけれど。

前編であった、少女の行方不明事件だけはクリスマスにふさわしいものでしたね。
父親を恐れて妊娠・出産を極秘にしたかった少女の元に駆けつけた両親、戸惑う父親は警部の言葉で、大切なのは世間体よりも娘の無事ということに目覚めて包み込んであげられました。
このエピソードがないと、救われないだけの話でしたよ。

警部とシャーリーの再会というのもありました。
シャーリーは大人ですね。
どんなに待ちぼうけを食らわされても、警部を受け入れてしまうとは。
そういえば、またもや破局の原因になりそうだった銀行強盗、犯人の希望が「ダイエットのための3000ポンド」というのが切ないです。
投降する犯人に狙撃隊員の浴びせた「伏せろ、このデブ」は、暴れだして射殺されてしまうのでは…と心配になりましたよ。
最後はシャーリーのほうに仕事が入るという逆パターンも警部にはいい薬かも。

ジョージがいないのが心配でしたけど、もっと心配なのは署長ですよ。
なんだか、全体的に影がというよりも色が薄くて…(笑)。
最後の署内パーティーで「私は勤務中っ!」と言いながら酒飲んでる時はだいぶ濃くなってましたけど(笑)。

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名探偵モンク7 #5「証言台は針のむしろ」 Mr.Monk Takes the Stand

芸術家エヴァン・ギルディの妻が殺された。殺害時刻、遠く離れた仕事場で作品の制作中だったとエヴァンは主張するが、仕事場を見たモンクさんは偽装であることを見破る。しかし、敏腕弁護士パウエルが現われ、裁判でモンクさんの警察退職の経緯や現在も克服できない恐怖症等を攻撃、裁判に負けてしまう。
その裁判を待っている間、ディッシャーは以前サポートプログラムで担当したルディと再会。彼はやってもいない強盗殺人で成人として起訴されそうになっていた。


エヴァンが自分で犯行認めているのに早々に裁判で負け、殺人犯が野放しになるわけはないのでルディ事件が関係するのだなというのは素人にもお見通し♪
それはそれでよかったのですが、失態を演じて(モンクさんだけでなく警部も)負けてしまった裁判のリベンジシーンがなかったのは残念。
どうやってパウエルをぎゃふんと言わせたのか知りたかったですわ。
判決後リポーターの「本のタイトル変えますか?(←これ、悪いよね・笑)」だけじゃ物足りないですよ。
それにしても、今まで裁判はどうしてたの?と思っちゃいますね(笑)。

本日のディッシャーはなかなかでした。
最初、犯人の仕事場前でディッシャーの手が不自然で仕方なかったですよ。
アイスキャンディーのせいだけではなく、どうも包帯しているようだし。
鍵を開けるためにみせかけたガラスカットを見て納得。
しかし、両手?と思ったら、それは彼の完璧な性格のせいでした。
途中で容赦なく発言遮るくせに、こういうことにはストップかけない警部も人が悪いですね。
でもさあ、犯人の仕事場冷蔵庫の溶けかけてまた固まったアイスキャンディーが何故ディッシャーの手に?
証拠品じゃないよね、食べる気見せてましたよね。

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バーナビー警部 #47「消えないセピア色」 Down Among the Dead Men

役所の給与係のバレットが銃殺された。部屋にあったオークションのチラシから、絵の持ち主であるパブ店主に話を聞きに行く。店主はバレットを「誰にでも好かれる男」と話すが、バレット宅の掃除引き受けパブで働くルビーは「最低の男」と評す。捜査は、バレットの人間関係に着目していく。

パブ店主、ルビー、ウェーバリー(警部の上司だった人)、お宝ハンター夫妻、みんなバレットに弱味を握られ強請られていた。
この中の一人が犯人か…と想像させて、実は警部の捜査に協力的だった海辺の魚屋さん。
お宝ハンター夫妻を追いかけてやってきた姿を偶然見つけ、かつての香港での警察官時代の復讐を遂げたというもの。
この事件そのものがよくわからなかったけれど…どこからかの密入国者を手引きするのを手伝っていたということ?
もらったウサギ肉から散弾がぽろぽろ見つかるのを笑っていたけれど、これがヒントだったのですね。
「ガソリンスタンドのレシートをもってこい」というバレットの命令に、ルビーが魚屋さんのレシートと間違えてしまったために悲劇が起きた、ということなのでしょうか。
でもバレットの強請りは終了した、お宝ハンター夫妻は逮捕され、脱税者と窃盗犯はラブラブ、この結末は苦いような気もする。

バレットは強請りを何件もかかえる悪党(きれい好きなんだけどもね・笑)。
パブ店主は税金逃れに相続を誤魔化し、ルビーは窃盗犯、お宝ハンターはそのものずばりに泥棒さん(見つけたもの勝ちな気もするけれど、そうではないみたいですね)、みんな悪いことはしているわけですよね。
そんな中、ウェーバリーさんだけは「自分は無実だけれどこれで片がつくのなら」と強請りを受け入れる理由が違ってました。
昔、少女を9人も預かっていたなら後ろ暗いこともあったはず、とウェーバリーさんをターゲットにするバレットはちょっとわからない。
強請りを生業にするのなら、証拠があるものに限ると思うんだけど。

ウェーバリーさんが自殺を図ったのは、本当に後ろ暗いことがあったわけではなく、更生を願って引き取った少女が後ろ足で砂をかけるような真似をしたことへの絶望でしょうね。
それでも助かったことで、彼女の裏切りも、ルビーの窃盗も不問にし、彼こそ本当に○○委員(忘れちゃった♪)にふさわしい人だと感じる次第であります。

ジョーンズ君、よく働いていると思うのですが、警部は何が気に入らないのでしょうか?
それともかわいいからちょっかい出したいだけ?(笑)
ウェーバリーさんから犬を離すために、冷蔵庫の生肉で誘き寄せるところは高得点でした!!

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ニュー・トリックス #1「闇からの銃弾」 

川から見つかった大量のモデルガンの中に一つだけ本物の銃が紛れ込んでいた。
その銃は、17年まえに婦人警官ケイト殺害に使われたものであることが判明したため、再捜査することに。
銃についていた指紋から、プチ・ブロンド好きのフィリップが浮上するが、唯一の目撃者は事件当時6歳だった少女だった。
面通しで確信の持てない目撃者にジェリーは秘策を講じて…。

UCOS誕生の特別版がなかなか気に入り、本放送を楽しみにしていたりする。
チャンネル銀河のHPを見たら、S1に続けて来月にはS2も放送されるようですよ。
未解決事件を専門に扱う部署UCOSが舞台ということで、これまた好きなドラマ「コールドケース」と重なる(私、未解決事件好きなのか?)。
アチラは事件が主人公のドラマチックな展開、コチラは事件の表情ももちろんあるけれど、どちらかというと元刑事たちの現役当時の無理矢理捜査が事件を解決に導いたりする。
つまり、解決はしても裁判が心配だということ(笑)。

特別版の時に、逆時空刑事か?と思ったけれど、本放送でもやっぱりそうだった。
サムはハイテク捜査がないことにとまどってましたが、サンドラはハイテク捜査の時代に持ち込まれるローテク(+強引)捜査に困惑するというもの。
困惑というか、目くじら立ててるんだけど。

ジェリーが、事件当時の「現場を走り去る男」を再現するために非常ベルを押して避難させてますよ。
これで「4番です!」と目撃者の記憶がつながったからいいようなものの(笑)。
ブライアンは、正当な手続きなしにニックの家から銃弾持ち出しちゃったり、この人は特別版でも書類を「重要書類に分類されていなかったから」という理由で家に持ち帰ってたし、そういう性分のようです。
このブライアンが、「退職に追い込まれたのは陰謀のせい」と半ば心を病んでいるが、実に行動的で勘は冴えている。
心を心配してくれるやさしい奥さんもいて、かわいいワンコもいるので評価アップ。
吠える声だけで姿が見えないので、そういう使われ方?と思ったら、家出した奥さんと和解のシーンでかわいい姿を見せてくれました。
ブライアンの家がたくさん映ること希望(笑)。

警察学校時代、サンドラがニックと浮気したことを許せず、ケイトは彼と別れる。
ニックはその状況に耐え切れず、警察学校を辞め警備員の仕事をしていた。
うだつのあがらない自分に嫌気がさしているところに、銀行強盗から手引きの誘いがあり、脚をちょっと撃たれるだけのはずが手違いで半身不随になってしまった。
負い目と、惨めな自分を見守ってくれる人が欲しくなったニックは、ケイトに銀行強盗の真相を打ち明ける。
強盗との交渉に向かったケイトは、始末されてしまったのでした。
だから、ケイト殺しの銃弾とニックから摘出された銃弾が一致したのでした。
フィリップは、好みのタイプだったケイトの後をつけていたら殺しの現場に遭遇してしまった、当時モデルガンを集めていたので、犯人の捨てた銃を拾った、しかし趣味が銃から刃物に変わったために捨てた、という…(笑)。

後悔を背負うニックの後姿が印象的でしたが、このドラマはコメディでもあります。
取材陣に警察内部を公開するというまさにその時、解決疲れで昼寝をするオヤジ(おじい?)たち、その様子を見て「サンドラー!」と叫ぶ上司に逃げるサンドラ、コントのようなエンディングでした。

サンドラの、自分が一番であるために人のものが欲しくなる病、
おじいちゃんになることを受け入れたくないジェリー、
死んだ奥さんに話しかけ続けるジャック、
ブライアンは陰謀の呪縛から逃れたようなので、他のメンバーはこのままでいてもらおうかな(笑)。

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