忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

名探偵モンク7 #4「そっくりさんは殺し屋」 Mr.Monk is Someone Else

凄腕の殺し屋、フランク・デ・パルマが事故で死亡。
フランクの殺しからマフィアの摘発を計画していたFBIは困惑するが、フランクの写真を見てびっくり、なんと彼はモンクさんにそっくりだった。
FBIの依頼で、殺し屋フランクに成りすました潜入捜査を依頼され、彼のふりをしているうちに「睨みをきかせる」ことに次第に神経を犯され始めたモンクさんをまわりは心配するが…。

冒頭にびっくり。
バスに撥ねられるモンクさん、そしてオープニング明けたら泣いてるナタリー(マーリーかよっ!)。
死ぬわけないけど、一応びっくりするよね(笑)。
あー、予告がなくてよかったなあ(←棒読みで)。

フランクのふりしているうちに、わけわからなくなって警部にまで睨みをきかせてしまうモンクさんは危険な状態でしたね。
あとでナタリーに連れられてカードを持って謝罪にくるのは、モンクさんにしてはかわいかったです。
警部やナタリーの心配は、チームっていいなあと思わせるものだけれど、逆に言うといつものこと。
今回、FBI捜査官(ホミサイドのケラマンだ!)も「もう一日、二日」とお願いしていたのに、精神的に危険な状態と判断して「止めましょう」と言える正しい捜査官でした。

睨みをきかせることに酔っていたモンクさん、フランクの彼女にキスされて現世との中間をふわふわしてるのが面白かったです。
「あんた誰?」
「ふ、ふらんどりあん…もごもご」
腐乱ドリアン?すごく臭そう…。

何故、前科も交通違反もない老人が殺しのターゲットなのか?
マフィアの金を持ち逃げした老人の息子が、実は生きていて父親の葬式にはやってくるだろうと読まれていたのでした。
なるほどねえ。で、その通り。

やっぱり出番が少なめのディッシャー。
でも本日は見せ場が二つも!
ドッペルゲンガーを、自分のニセモノと定義して(怪獣?)闘う気でいますよ。
向こうからしたらあなたがニセモノですからっ!
「なるほど(FBIの依頼の理由が)見えてきた」に、「ボクも」と尻馬に乗るディッシャーに「それはありえん」という警部はそこはかとなく失礼でしたけど、本人はわかってないので大丈夫そうです。

今回、ゲストに知った顔が多くて頭が混雑しました。
ボスのジミー・バーロウは、私の大好きなジョニー・サック(ザ・ソプラノズ)、
甥っ子は、SIX FEET UNDER でクレアの同級生、
子分は、24にいましたね。
そして前述したFBI捜査官、ホントに警察系の役多いよね(笑)。

ナタリーの睨みに怖気づいた冷蔵庫の配達人、詐欺じゃないの?(笑)

拍手

PR

バーナビー警部 #46「薄情なキツネたち」 Vixen's Run

資産家のフレディ・バトラーが、元妻を含めた家族全員を呼び集めた食事会を開く。食事も終わり、何か発表しようとした矢先に倒れて息を引き取るが死因は自然死。納得はいかないものの、結果を知らせに赴いたバトラー邸にはただならない雰囲気が立ち込めていた。

フレディが離婚した妻を呼び寄せたりするので、人間関係を掴むのに一苦労。
ルシンダとカップルのサイモンが、本当はフレディの現在の妻タラの恋人で息子の父親だったり、
フレディの息子リチャードの本当の父親はおかかえ弁護士だったり、
邸のコックの娘ジェニーがフレディの弟テディの娘で、ジェニーはリチャードと恋仲だった過去があって、と…ややこしすぎです。
ややこしいながらも、犯行はフレディの自然死がアナベル(初代の妻)に息子への遺産を守りたい心を引き起こさせたというわかりやすいものでした(つまり、リチャードは実子ではないので弟テディに遺産が、果てはその娘のジェニーに渡ってしまうとの心配)。
本来の血縁関係がわかれば納得いくけれど、四輪バイクや猟銃を使いこなすおばあちゃんを簡単には想像できず(笑)。
それに、ラストのパトカー内での警部との会話「フレディの死は?」、「自然死でしょう」には含みを感じずにはいられない。
リチャードが父の衣裳部屋で写真を破ったこととか、気持ちの上で大きく関係しているような気がしてならないのですけど。

だいたい出てくる子どもって、心を病んだ犯人でもなければかわいいものですけれど、タラの息子マイケルは憎たらしかったですね。
フレディの検視報告に来た警部に、「こういう経験はあるの?」ですよ!
「こういうとは?」と問い返す警部に「殺人事件の捜査とか」とな!
それなりにこなしてきてると返答する警部のかっこよさが際立ちましたけれどね(笑)。

ジェニーにダンスを誘われて断るジョーンズは好印象でしたけれど、アングル変わったら実に楽しそうに踊ってました…
しかし!
自宅本屋への金銭を取らない泥棒に怯え「一緒にいて」と言われても、「警備を呼びます」と言える自制心は見事でした。
ここがスコットとは違うところですね(笑)。
誘惑に負けてしまうかも…と感じると自ら距離をおく姿は、トロイ君と通じるものがあってよかったです♪
トロイ君で思い出したけれど、J:COMの予約画面、出演者のところにまだ「ダニエル・ケイシー」ってあるんですよ。

フレディの死で、リチャードの妻サンドラがご主人の妻風を気取るのは鼻につきましたねえ。
コックや庭師を解雇して邸宅を金が得られるものに変えようとしてみたり、果てはフレディにもらったというアナベルの家まで欲しがったり。
最近読んだ本で、邸宅で働いていた人たちが老後を敷地内に作ってもらった家で暮らさせてもらったなどという話を読んだので、サンドラの仕打ちには腹立たしかったです。
でも、昔でも当主の代が変わったらさっさと売却して解雇なんてことはあったらしいですけどね。
結局は御仕えした家次第なのでしょうか。
図説 英国貴族の暮らし (ふくろうの本/世界の文化)
「図説 英国貴族の暮らし (ふくろうの本/世界の文化)」
 [大型本]
 著者:田中 亮三
 出版:河出書房新社
 発売日:2009-09-12
 価格:¥ 1,890
 by ええもん屋.com

拍手

孤高の警部ジョージ・ジェントリー #1「再挑戦の始まり」

内部の汚職を調べ始めたら妻を殺されてしまい、退職を願い出たロンドン警視庁のジェントリー警部。
ダラムという町で事故死した青年ビリーの葬儀に、妻殺しを指揮したと思われるウェブスターが現れたという情報から、ビリー事件の捜査にダラムへ赴く。

1960年代の腐敗した警察に立ち向かうジェントリー警部の物語のようだ。
警視庁への転属を控えたバッカス刑事との関係が、最初は冷や冷やでした。
しかし、ホテルでの朝食会談は、親しみを感じるようなものでした。
そしたらやっぱり、「君を教育したい」とバッカスの転属を差し止めて、この地で教育していくことにしたようです。
やっぱり、かわいかったんだ(笑)。
潜入・囮捜査、湧き出る推理、と意欲的なのはいいけれど、道を間違わないように教育したいという警部の気持ちがわかるような気がいたしました。
バッカスの証拠捏造の過去のせいで、見つけたマフラーやリッキーの釈放を問い詰められているかと、警部の陰湿さを疑ってしまいました(笑)。
でも警部が見ていたのは、その後ろにいたバッカスの上司の関わりだったのですね。

1960年代が舞台、ばりばりの科学捜査なんて登場しないので、人間関係に注目して楽しめそうな気がする初回でした。

ただですねえ…
バッカス刑事、Life on Mars のサム・タイラーのお父さんだと言うじゃないですか。
気がつかなかったなあ(笑)。
私には、どうかしちゃったエリック・アイドルに見えて、いつ素っ頓狂なことを捲くし立て始めるかとわくわくしてしまいました(笑)。

拍手

名探偵モンク7 #3「モンクは宇宙人?」 Mr.Monk and the UFO

友だちの結婚式に出かけるナタリーに無理矢理くっついていったモンクさん。帰途で車が故障してしまいネバダ州の町に足止めされる。そこでなんと、モンクさんだけでなくナタリーやホテル従業員までもがUFOを目撃し、ネットで映像を見たマニア(おたくさん)たちが大集合。着陸地やら何やらを総出で探すと、行方不明になっていたマージの遺体が発見された。

黒モンク、炸裂。
自動車修理の人に、ほんと失礼だよね。
「あなたをバカと、口に出したことは謝ります」って!
「バカだと思ったことは反省しない」と本人を目の前に断言しましたよ。
保安官も車も銃で撃たれて助けを求めに行く相談も、自分は絶対ナタリーと一緒なのね(=ナタリーが全部やってくれるから)。
黒すぎるわ。
こんな悪い考えがふつうに出てくるところに、身にしみた黒さがうかがえますね。
砂漠を一人で歩きながら、多少反省したりもしていましたが絶対この時だけなので心配無用。
1話、2話とテンションが違っていていつものモンクさんではなかったので、ようやく正常に戻ったといえるエピソードだったのかも。

しかし!事件はまるでおまけ。
ふだんからその傾向は強いですけど、今回特に。
マージが事件に巻き込まれたな、あ、この兄さん犯人だ、動機は遺産だ、と私でもするする見破れました。
真実を聞いても、自分たちの思ったようにしか思わない、マニアの方々のほうが楽しかったですわ。

今回のエピソードの一番の敗因は、ディッシャーがいないことだっ!
モンクさんの黒を中和させるのは、献身的なナタリーじゃなくて、ディッシャーのすっとぼけなのにっ!

拍手

フロスト警部 #24「泥棒の忘れ物」 Keys to the Car

クスリの売人ダーンは、いつも弁護士ウォリンダーに助けられ、捕まっても起訴されずにいた。今回も警部の強制めいた取調べテープを盾に釈放となる。警部は、休暇中の署長から友人の車が盗まれた事件を押し付けられる形になったが、後日発見された車のトランクには、売人ダーンの死体が。

お友だちが怪しい売人とつるんでいたら、署長は休暇明けても戻れませんからね(でもこの人の娘は、恋人がクスリのせいで意識不明でもまだクスリを欲しがってますよ)。
そうすると、オランダ警察が間抜けですね。
不確かな情報でイギリスまで来ちゃったのでしょうか。
もしかすると、捜査官がフロスト警部に会いたかったのかもしれないという去り方でもありました。
ホントに警部はもてますね。

ダーン殺害事件は、自身も顧客だった弁護士が脅されるのがイヤで殺してしまったものらしい。
悪事をいつもいつも庇い立てするのに嫌気がさしたのだったらまだかわいいものの、そんな気はゼロ。
さらには「犯罪者の証言なんて信じるものかっ!」と捨てゼリフを吐いたつもりが、確実な犯罪者を起訴もさせなかったという敏腕ぶりがアダとなりました。

わからんのが、自動車泥棒。
金持ちそうな車を盗んでは、その人になりすまして、食事やらゴルフやら、御婦人方との出会いを楽しんで、目的がさっぱりわからない。
オランダの麻薬捜査官が言っていたように、オランダに行ってもゴルフしかしないということは、ただのゴルフ好き?
本職は、裏ビデオの密売人のようでしたものね。
車の走行距離が異常に多いのも、ゴルフ場を探し、出会った御婦人と人気のないところで密会するから、でいいのでしょうか?
私、何か重要な点を見落とすなり聞き逃すなりしてるのかなあ。
これではあまりにも緊張感がなさすぎる(笑)。

休暇中の署長は…(笑)。
犯人がロッカールームで車の鍵を物色しているのを見て、エミリーちゃんピンチ!と心配されましたが、犬の本能が彼女(と署長)を救いました。
もしエミリーちゃんが車にいなかったら、署長の身分を使われていたのかもしれませんね。
そうすると確実に毎日ゴルフの生活です。
エミリーちゃん、お手柄でした。
大雨に負けてなるものかっ!という署長の根性は見事でした。
これがデントン署に根付いているのかもしれないな、という思いがよぎりました。

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]