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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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秘密情報部 トーチウッド #8「スージーの思惑」 They Keep Killing Suzie

被害者の血で「TORCHWOOD」とメッセージの残された殺人事件が発生。蘇生グローブを使って犯人の手がかりを聞き出そうとすると、ピルグリムという自己啓発グループの名前と、自殺したトーチウッドのメンバー、スージーの名前が挙がる。スージーの持ち物を調べるとピルグリムのメンバーであったことがわかり、蘇生グローブで彼女を甦らせると…。

おどろおどろしい血文字でのスタートでどうなることやらと期待心配しましたが、何か物悲しい結末。
第1話で蘇生グローブの魔力の虜となってしまい自殺したと思われたスージーが、実は巧妙に甦りを計画していたとは。
記憶を消す薬を飲ませ続け、トーチウッドへの挑戦と思われるような殺人を誘導し、呪文(詩だけど・笑)を唱えるとトーチウッドがロックダウン、その隙に自分を目覚めさせた人から生気を吸い取って永遠へ向かってトンズラ、という計画だったらしい。で、命のターゲットとなってしまったのは蘇生グローブでつながってしまったグウェン(なんか適役。科学者としての担当がない分、口出し部門のトップですものね)。
こんなことまでお見通しだったとは。闘病中のお父さんへの想いも全く予想外、スージー恐るべし。
そこまでチームのことをわかっていながら心を開けるところではなかった(とうか、スージーが閉じてるけど)、というのはショックなこと。スージーが求めていたことは生に反するけれど、生そのもの、何だか悲しいですわ。ジャックの身にもなってみなさい(笑)。

ところで、スージーによるグウェン拉致を「グウェンの命は長くてもあと2時間」と言ってスタートした追跡劇、「後○○分くらい」の時はまだ暗かったような気がしますが…港の夜明けは早いのかな?「元」とはいえ、仲間を本当に殺さなければならなかったジャックの辛さをを少しでも軽減してあげようという心遣いか。

イアントはグローブと剣に命名するのを楽しんでましたよね(真剣?)。
そしてラストには「(蘇生グローブ)破壊しても、わかりませんよ。基本左右組ですから」は意味深。サイバーマンの延命装置を自分でなんとかしちゃったくらいですから、試作品を隠してる可能性あったりして。

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バーナビー警部 #41「蔵の中」 Hidden Depths

サンフォード・ハウスに住むニコラスが屋上から転落死した。ニコラスは同じ建物に住むジャックに持ちかけられた投資話に乗って、大金を失くしたことで仲が悪くなっていた。警部はそこらへんの事情をジャックに聞きたいが、彼は帰宅時間になってももどらない。行方を捜しているうちに次なる犠牲者が。

連続殺人となるのはお約束ですが、綿密に計画し準備された復讐連続殺人であるというのはかなり珍しい。
すり替わりは、ニコラスの奥さんが楽しそうに電話してたり、ジャックが消息不明というところで想像ついたけど、凝った殺人の演出(すり替わり、投石器、テレビ野郎ワイン責め)とその怒りに見応えを感じました。
ニコラスは、義理の両親(奥さんのかな?自分の養父母かな?)へできるだけの治療を受けさせてあげたため、残されたのは抵当に入っている家だけ。そんなところにつけ込んだ、友だち面したジャックは私も許せない。
「悪人からしか巻き上げてはいけない」というミッキーたちのルールはこういうことだなのだ、と思い知った感じ。悪人は騙されたとわかっても復讐してこなかったものね(「華麗なるペテン師たち3」#6「怪盗ゴースト」。それどころか続けて引っ掛かってたよ・笑)。

離れにあったワイン蔵に、警部とスコットとジャックの嫁が閉じ込められてしまったのですが、警部はジョイスとパーティーの約束。「奥さん心配しているでしょうに」というスコットの言葉と、パーティーではしゃぎ、帰宅してすやすや眠るジョイスの絵が対照的でナイスでした。
脱出後の「実は警部と僕は昨夜閉じ込められていて~」にも「今夜はカレーだからヨーグルトを買ってくるよう伝えて」としか言わないのもスゴイ。刑事の妻としての慣れなのか、そういう人なのか(たぶん、そういう人)。

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デクスター3 #7「Easy as Pie」

ミゲルがどんどん厄介になってます。自分に歯向かってくる弁護士エレンを次のターゲットにしようと持ちかけてきましたよ。良いこともしているし、直接人殺しをしているわけではないのでデクスターが断ると、声を荒げて怒りを露わにしてます。ここはハリーに教わった掟をミゲルにも教え込む必要がありそうですね。でもそもそもの何故殺人をするのか?が理解できないだろうから無理か。
これでもう仲違いして関係もお終いかと思われたが、エレンが容疑者出頭に影で協力したことに機嫌をよくしてデクスターとも仲直り。勢いで「結婚式の介添え人してくれる?」とまで言ってしまいました。え~、それはエンジェルじゃないの?(笑)

この仲直りで「厄介なことを引き受けるのが本当の友だち」という言葉にデクスターは反応。そうか、末期癌のカミラに持ちかけられた自殺幇助は掟に反するけれど、友だちなら引き受けてあげるべきなのだと結論付け、ライムパイに楽になる薬を仕込んで食べさせてあげました。「これが探していた最高のパイ」というのは味ではなく、望んでいた結果をもたらしてくれるものという意味ですよね。カミラも満足、友だち関係のあり方を勉強中のデクスターも一段登ったような表情。さあ次は友だち関係の何を学ぶのかな。

皮剥ぎ事件は難航中。次に危険なのはクインの情報屋アントンかも、と思いながらも半囮にする方針に、アントンに惹かれているデボラはこっそり密告。自分と会ったことを見られて少年は殺された、アントンを逃がした(本当は家にいたけど)という後ろめたさから捜査資料を熟考して見つけたのは、被害宅のどれもに剪定された木の枝が落ちていること。庭師が仕事をしながらターゲットを物色していたのかもしれないという可能性が浮かびました。本当に事件の手がかりならいいけれど、私はクインが絡んでいそうな気がしてならない。思い過ごしだといいけれど。

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アイリス #2

ヒョンジュンとサウがスカウトされたNSSは諜報機関だと思っていたが、テロ対策班のようだ(配属先がなのかも)。CTUか?スカウトされて半年後に正式にメンバーとして迎えられたようだ。
あのハンガリーまであと半年しかないぞ!しかも今回任務失敗してるのに。これからめきめき頭角を現すのだろうか。検視のおじさんも言ってたな。まあ、失敗した任務もあんな街中に二人じゃどうしようもないから上の作戦ミスだけど。
このチームにいろんなことを詰め込みたいのに人手がないのか、スンヒはチームリーダーでプロファイラー、そして潜入捜査官でもあります。プロファイラーと潜入捜査というか囮になる人は別のほうがいいような気がするけど…プロファイラーの定義が違うのかな?(笑)
「お前たちの初任務だ」とか言う室長も、スンヒが色仕掛けでターゲットに近づくとか細かい作戦を新人二人に話してないのも気になる。スカウトのお眼鏡にかなって半年訓練させたのに、使い捨てる気かと思いましたよ(笑)。でもハンガリーでの副局長の言葉からすると強ち思い過ごしでもないような気がする。
ヒョンジュン、サウ、スンヒの微妙な三角関係も困った。職場恋愛はご法度のようなことを言った舌の根も乾かないうちに、スンヒはヒョンジュンとの回想にふけってるし(まだ2話めだよ…) 、自分が気に入ってしまえば職場のルールも関係なく、サウの気持ちにも気付きながら友だち関係を強要するスンヒ…拷問だ。拷問になれさせるためとはいえ(ウソ)あまりにも残酷だ。
このパートが私には受け付け難い。チャックとサラなら、きゅ~んとなりながら楽しんでるのにね(笑)。
結論として…ダメだ。期待のロケ地は次回登場するらしいが。幼い頃に死に別れたヒョンジュンの両親の秘密とか、彼の封印された記憶の謎がだんだんと出てきそうだが、私の好みとは違ったな、ということでありました。

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フロスト警部 #19「罪の告白」 True Confessions

川で女性の死体が発見される。自殺と見られていたが他殺と判明、被害者の夫が10年前にも妻を殺されており、当時逮捕された男は今も服役中。警部は夫こそが真犯人である可能性を探り始めるが…。

人々の安心を優先させた冤罪と、誰だかわからない男が「人を殺すつもり」というのを聞いてしまった神父の苦悩がテーマかと思ったら、神父はけっこう喋りたがってましたね(笑)。自分は話せないけれど、昔の教区担当神父の話なら告白とは違うから…というのはボーダーライン?でもこれがなければバール兄の心の闇はわからなかったのだからなあ。
弟を羨む気持ちが強くて、弟のものが何でも欲しくて、手に入らない義理の妹(弟の妻だから)は消すしかないという判断らしい。今回殺された弟の嫁は会社経営を脅かすようなことをしていたらしいので本当のところは謎。

問題は10年前の事件で逮捕された男は冤罪だったということ。今は引退した元警視正が、フロスト警部には内緒で犯人ではない証拠を隠していたらしい。内務みたいなところが乗り出してフロスト警部の不正まで疑われるが、元警視正に刑事としての心を訴え真相が明らかになる、というもの。
別機関が乗り出してきたため、署長は蚊帳の外、署内のせっけんの心配ばかりでした(笑)。

そして事件のまとめとして…弟、兄ちゃんの怪しさに気づけよっ!子どもの頃から今まで一つも不審に思ったことなかったのか?(笑)少し鈍いかもしれないけれど、夫の本当の姿にショックを受けた兄嫁を抱きとめてあげる優しさは持ってるのね。
それにしても警部はモテモテです。事件で知り合った女性、明らかにそういうつもりで警部を誘ってますね。こうして次々に新しい女性が現われては消えていくのでしょうか。

間違った逮捕による連続事件、警察が承知で証拠を隠蔽、真相を知った刑事と隠蔽に関わった刑事との対峙、と事件の性質こそ違うものの、最近読んだ本と何か通じるものがあって驚いた。
もっと驚いたのは、犯人の嫁が「バーナビー警部」のジョイスだったこと。事件の影にジョイスあり、が証明されたようだ(笑)。

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