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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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デクスター3 #4 「All in the Family」

週一放送は#4の録画に失敗し、やっとの再放送も帯放送で後回し。最近、削ったドラマもあるのでようやく見る機会がやってきました。
テレビもレコーダーもデジタルで見るデクスターは、オープニングが秀逸(笑)。果実のしぶきや肌が、より鮮明に見えてステキです。録画したものを見てるのに。映像がキレイであることに慣れたように思ってましたが、まだまだ感動が待ってました。

リタの妊娠で生活が変化せざるを得なくなったデクスター。「弟か妹ができる」と子どもたちにも報告すると、「結婚してないのに」と不機嫌になるアスター。そしたら「じゃあ、結婚しよう」と即答するデクスター。これにはリタも不機嫌。前夫との結婚も妊娠がきっかけ、また同じ轍を踏むのではと不安になるのもわかります。そこで悩んだデクスターは、恋人が殺されたフィオナをお手本に。実は彼女は恋人でもなんでもなくて、ストーカー。出会った瞬間に人生に意味を感じた、それ以降の満ち足りた人生を語る彼女は独りよがりとはいえ、愛情の塊。これが愛情というものとデクスターはリタと家族に改めてプロポーズ。幸せな気分で受け入れてもらえて、いざ結婚へ!となるようですが…夜な夜な秘密の仕事に出向くことが多いのに、家族ができてしまって大丈夫なのでしょうか。

デクスターの結婚と同時に進むのが、検事ミゲルの弟殺し。フリーボを殺しに行ったら、彼を襲う男を殺してしまったが、それがミゲルの弟。「殺したのはフリーボ」との前提で捜査は始まるが、デクスターは後にフリーボも殺害。因果なことに、その現場をミゲルに見られ、「処理まで任せて」というデクスターにミゲルは多大なる恩義を感じる。これが少し気持ち悪い(笑)。警察に「フリーボを追え!」とせっつくもう一人の弟ラモンに話して一緒に感謝したいらしい。話してしまえばうるさくはなくなるだろうけれど、秘密を知るのは少ないほうがいいですからね。酒飲んで暴れて警察の厄介になって、「ラモンは信用できない」とミゲルに思わせたことでデクスター作戦は成功。しかし、ミゲルの親しみがその分デクスターへと向かってます。リタと子どもたち、そしてミゲル、家族のような親密な関係が二つも一度にやってきてデクスターは対処できるのでしょうか。

デクスターはミゲルにつきまとわれ、デボラは内務の女性刑事につきまとわれる。異動してきたクウィンを見張れ、と昇進のおまけ付き。断るものの、味方をも欺くクウィンの捜査にイライラしたデボラは内務に協力するのかも。
クウィンのデボラ評、「君の道具箱の中は斧だけ」というのは正解だと思う(笑)。そんな的確な表現できる人が悪人とは思えないのだけど…?

ミゲル、クウィン、と怪しげな人が加わって、デクスターの生活の制限(笑)、先が楽しみだ。
エンジェルの心の隙間も誰か埋めてあげないと。

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CHUCK #12「チャック VS カサブランカ」 Chuck Versus the Undercover Lover

ジェフがハッキングしたホテルの顧客情報を見たとたんにチャックのインターセクトが反応、ロシアの犯罪者の名前がずらりと並んでいた。その中にはケイシーの恋人だった女性イルザの名前もあり、チャックは野次馬根性でケイシーに報告するが、サラから「イルザは死んでいる」と聞かされて…。

ケイシーを愛する私には少々ツライエピソード(笑)。
身分を明かさずに愛した女性イルザもまた諜報部(フランス?)の人間!ホテルの名簿に載っていたのは、ターゲットに近づくための潜入捜査の途中だったからでした(結婚までするんだ…)。
それがわかるまで、ロシアマフィアの一員で悪人だったのか?、相手の仕事を知らずに結婚するのか?と揺れるケイシーがキュート。チャックでなくても「人間だった~!」となるところですね。
イルザから突き返されたネックレスに仕込まれた盗聴器を発見し、彼女の真実と身の危険を察知してホテルに駆けつけるケイシーとチャックは、任務じゃなくて「花嫁を愛する男」と「心配が空回りして引っ掻き回す友だち」でしたね。
紆余曲折の果て(背中合わせで椅子に縛られたチャックとケイシーの格闘シーンは見せ場だった!)、イルザの任務もなんとか終了。ケイシーとの愛情を再確認するも、二人とも諜報部員である自分を選ぶのでした。サラとブライスといい、ケイシーとイルザといい、みんな同業者を愛して、そして任務を優先していくのですね。出会った花市場で既に同業者の匂いを感じていたのかもしれない。花の匂いに紛れてわからなかっただけで(←うまいこと言ったつもり?・笑)。

一応、「カサブランカ」は見てますけど、細かいことまでは覚えていないので「CHUCK」のカサブランカネタはダイレクトには楽しめてません。今回の日本語タイトルも、イルザが会いに来た時に、ケイシーが見ていた(違ったかしら?)からかな?と思いましたが、スパドラHPで、ラストのチャックのセリフ「僕たちいい友だちになれそう!」が、「カサブランカ」の最後のセリフ、との解説。あと一回でS1も終わってしまうので「カサブランカ」を見て次を待つか~(笑)。

忘れてはいけないのがエリーとキャプテンの「二人の記念日に何を買うか?」でのケンカ。
エリーは「二人の時間をもっと持つために大型テレビ」、キャプテンは「二人の時間をもっと持つために洗濯乾燥機」。理由が同じだからいいような気もするけど。
急な呼び出しで、キャプテンに選択を任せたエリーは彼の選んだものに愕然。それは自分の主張を通した洗濯乾燥機。価値観の圧倒的な違いに別れを決意、という急展開。
お互いにどれほどショック状態だったのか、それぞれ一人になった時に誰と一緒にいたかでわかりますね(笑)。どっちにもいたモーガンはすごいと思う。
そして「ここは彼女の言い分を聞いておこう」なんて作戦ではなく、心底素直に大型テレビでエリーを取り戻すキャプテンはやっぱりお見事でした。その前に二人とも気持ちは戻ってましたけどね(笑)。

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フロスト警部 #17「孤独な復讐」 Penny for the Guy

全裸少年の遺体が発見された。捜索願の出されているボビーの家で写真を見ると、遺体とは別人で誘拐事件は2件起きていることがわかる。犯人は少年の家族ではなく、有名スーパー、コードウェルの社長に身代金を要求してくる。さらに、スタンフィールド家では、強盗が娘のキャロルを誘拐し、身代金を払った後すぐにキャロルは解放されるという事件が起きる。事件の端々に不自然な点を感じ取った新任女性刑事モードは、保険金詐欺を企んだ狂言と見る。

コードウェルに身代金の肩代わりをさせる事件と、スタンフィールド家の強盗誘拐は全くの無関係。
スタンフィールドの方は、嫌悪している継母に何でも買ってやる父親も許せない娘キャロルが、友だちと企んだ狂言。モードの推理、狂言は正解だったけれど、保険金詐欺ではなく小遣い稼ぎ(笑)。
こちらはとてもわかりやすくて、現金自動支払機(出金と入金では機械が違うとは!)に不審な姿がバッチリ映っていた男友だちイアンが、無職なのにステレオ買ってるので、これは事件に関係していないわけがない。警部たちが踏み込むと、キャロルと女ともだちとイアンが身代金で豪遊中(笑)。イアンの着てる服、買ったばかりみたいでまだタグがついてたよ。
事件はわかりました。あとは家族間の揉め事なので。
このおバカさんの一味であるイアンが、「バーナビー警部」のトロイ君でおなじみのDaniel Casey。彼が悪いことをするわけはないのですけど、友だちに使われちゃった感がトロイ君っぽさを醸し出していました(笑)。

で、問題なのが少年誘拐事件。
犯人が、一見無関係なコードウェルに身代金要求したのは、彼への復讐こそが目的だったから。
つかまされた大量の偽札を、こっそり店のつり銭に紛れさせて街中にばら撒いているコードウェルを告発しようとした経理担当女性はクビになり、それを苦にして自殺。誘拐犯人は、この女性の夫フィンチでした。
身代金を要求しても偽札を処分するチャンスくらいに思って利用するに違いない、とフィンチは妻のできなかった告発をしたかったのです。
復讐したいのはわかるが、全く無関係な子どもの命を奪っていいことにはならない。
ピッパがかわいくたって認めることはできない。友だちの飼い犬だったし(笑)。

ピッパの飼い主である友人の留守宅を拠点にして誘拐事件を演出していたフィンチですが「証拠は何もない」とかなり強気。罪もない子どもの命をこれ以上犠牲にするな、酌量の余地を相談しよう、との警部の言葉に耳も貸さない頑固さ。フィンチは、コードウェルの出方にしか興味なし。
あれやこれやの推理でボビーを見つけ出したのはよかったけれど、警部が選んだのは証拠捏造ですよ。捜査自体、ほとんど署長には秘密だし、警察をクビになった男を利用しようとして失敗したりと、ぼろぼろでしたがその最後に、あるはずのない領収書がボビーと一緒に見つかった、という捏造ですよ。
前回(#16「殺意の水辺」)が、証拠のない強盗、精神を病んだ男の殺人、と人権問題を訴えるものだったのに。
確かに証拠のない強盗に警部はたいそうお怒りだったので、前回から一歩踏み出しただけ、とも言えますが。
癌で残された時間が少ないというフィンチ(おじいちゃん)の単独実行力という最大の謎の前ではどうでもいいか?(笑)。

イギリスのドラマを見る機会が増えたとはいえ、知ってる顔に出会うのはまだまだ少ない。知ってるはずなのに見逃していることもあるし(この前の「バーナビー警部」のハリー・ローズが「フロスト警部」のバーナードだったなんて!)。
それが今回はトロイ君と合わせて三人もいたのでちょっとびっくり。
コードウェルはS.A.Sのデンプシー、フィンチが取りに行った金を横取りして車を買ってしまったのがこれまたS.A.Sのピート。
…とにかく、デンプシーの長髪は強烈でした(笑)。

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やっぱりミスチャン

AXNミステリーに局名が変わってだいぶたちますが、あえてミスチャンと呼ばせていただきます。
いや~、やっぱりいいですね。
新作はアメリカものが多いだとか、歴史モノ?だとか言われてますが、先日発表になった先取り情報を見ると基本は変わってないな、と私は安堵。
AXNミステリー先取り情報
http://mystery.co.jp/osusume/comingsoon.html

プリズナーNo.6、スパイラル3、そしてREX3ですよ!
プリズナーは、評判よろしくなかったとも聞きますが、オリジナルの毒気に当たった身としては(笑)見たかったので素直に嬉しい。
スパイラルは、フランスドラマなのになかなかシリアス(笑)で、特にロバン判事には注目。
そして、犬刑事レックスですよ。シュトッキーが転属してしまいどんな後任がくるのでしょうか。シュトッキーみたいにレックスをかわいがってくれる人だといいな。モーザーがあんなですから。

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バーナビー警部 #38「死を招く魔性の花」 Orchis Fatalis

蘭の品評会の後、会場に来ていたマデリン・ビリアーズが自宅で殺された。彼女は世界中から希少な蘭を集めることで有名で、密輸も疑われていた。間をおかず品評会で銅賞だったプラマー、銀賞で蘭協会の会長、と相次いで殺され、蘭をめぐっての事件と推測される。

やっぱり前回は死体が少なすぎたんだ(笑)。
蘭をめぐって潜入捜査、密輸、転売(蘭転がし・笑)、と一つのことを極めた人々の想いの深さを感じました。
マデリンに密輸の疑いを持った教授が、教え子をマデリンの元へ送り込み、誘惑させて密輸の事実をつかもうとしたが、教え子は希少蘭を転売するほうに魅力を感じてしまった。しかし、マデリンに拒否され、蘭を売った相手を無理矢理聞き出して凶行を重ねたというもの。

夢中になっている人とそうでない人の温度差がすごくて、プラマーのコレクションを滅茶苦茶にして、蘭を会長に売ったのがプラマーの奥さん。会長の奥さんは「代々続いている蘭好き」と諦めているようですが、プラマーの奥さんは夫の趣味が理解できなかったみたい。
プラマーの首吊り死体、靴下に穴が空いてるのが蘭への金銭に糸目をつけない具合が感じられて、面白いやら憐れやら。

助手は、殺人を犯してまでやっと蘭を手に入れたのに、真面目な便利屋ハリー・ローズの自転車目撃証言で、事件は終わりとなりました。
このローズが仮釈放中という微妙な人で、警部が事件関係者を訪ねるたびにそこにいる(笑)。普通だったら犯人だけど、ローズは本当にこの村で公私にわたる便利屋さん。倫理的には問題なくもないけど、真っ正直に使われて、代金分の仕事は死後でも完遂するという真面目な人でありました。

今回のスコットは、密輸犯としてマークされているフォンとマデリンの口座を、コネを使って凍結させるという新技を披露。恩を売ってあるのでたまたま顔が利いたということでしょうが、根拠はいいのかな?(笑)警部は、スコットの想像できない一面を見られて驚いてましたけど。金庫の開け方も斬新だったし、カリー(旅行会社にまだ勤めていたのだ!)も「個人情報保護が~」と言っておきながらマデリンの情報一緒に見てましたね。毒されちゃったの?

冒頭、ボルネオで蘭を探しているシーン、大好きな映画「アナコンダ2」が始まったのかと思いましたよ(笑)。

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