およそ90分、一気に見ました。
ケラーマンの用意してくれた免責特権で、自由を手に入れマイケルとサラは結婚。しかし、パーティーの場にFBI捜査官が現われ、サラをマイケルのママ殺害容疑で逮捕。拘置所が満員なので刑務所に入れられたサラを、マイケルは脱獄計画で救おうとする。
前回、4年後の彼らを見せられているので、脱獄は成功、マホーンは裏切らない、マイケルは死ぬ、とわかっているので安心して見ることができますね♪
免責とは…(笑)。クリスティーン殺害の件は、含まれていなかったのかな。
マイケル、兄ちゃん、スクレで計画を練るところに、マホーンが手伝わせてくれとやってくるが、どこか表情がぎこちない。これじゃ、病状悪化したマイケルにだってわかるよね。FBIは「マイケルたちを捕まえさせてくれれば、復職させてやる」とマホーンにもちかけていたのでした。条件を飲んだとみせかけて、「FBIが探っている」とマイケルに注意するが、それが二重スパイ作戦となってました。
監視カメラの位置、パラシュートでの落下作戦等、マイケル案がことごとく筒抜けと思わせておいて実は本作戦があり、例のごとく、それは私たちにもその時が来るまで内緒だ!車の下に転がり込んで…って、
どこかで見たことあるぞ!(笑)
隣の男子刑務所に服役中のティーバッグさんの扱いも手馴れたもので、「金を振り込むから7時に火災報知機鳴らして!」と頼むが、最初から送金するつもりはなく、金が入らないことで刑務所長にマイケル作戦を密告することに賭けていた、というか100%信じていたようです。当たっているのがまた憎い(笑)。
結局は最後の扉が開かなくて、電気ケーブルぶちぶちちぎって、むき出しコードを接触ショート、電気制御解放となったドアからサラが逃げ出すという、やっぱり行き当たりばったりだ(可能性の中に入っていたみたいだけど)。
ここ、すっごいメロドラマの別れのシーンみたいだったけど、最初のドアをバナーであぶる時、マイケルはいい手袋してましたよね?何故素手でぶち切る?と思わないでもない。
すんなんり二人一緒に逃げられればそれでよし、うまくいかない時は自分が犠牲になる、とマイケルは決心していたようなので、そういうことなのかな。
でも、本人目の前で犠牲はよくないのでは…。しかもサラは医者。再発に立ち向かわずして匙を投げられたのでは傷つかないかな、と思うのですが…そうでもないようですね(笑)。
サラにもマイケルが乗り移ってしまったかのごとく、暗号手紙はすいすいと折り紙にしてメッセージを理解しちゃうし(折る向きとかは?)、めそめそ面会でも「教会に7時」とずばり正解。いつぞや「それが、計画?」と疑問を抱いていた彼女とは別人ですね。
純粋に疑問として、脱獄しても平和に暮らせるの?アメリカの法の及ばないところで暮らす、で解決できるのでしょうか。しかし、マイケルの墓はどこにあるのだ?
逮捕されて即刻刑務所?という疑問は「施設不足」で説明がついたようです。ホールのようなところにベッドが並べられているのは、OZの、中国からの密航船が摘発されてとりあえず押し込められたのを思い出す。…やっぱり刑務作業はしなければならないのだろうか。
グレッチェンがティーバッグさん化して、「連れて行け」というのはよかったですね。でも、彼女は自分を犠牲にするということを知っていて、そこがティーバッグさんとは違うところでありました。人の親である、ということを言いたかったのだろうか。
クリスティーナがでてきてからの将軍様のぐずぐず具合は相当でありましたが、刑務所に入ってそれが加速、ティーバッグさんの探りに何の疑いもなく表の部下の名前を教えたり、かなり間抜け。今までどうやってあの組織は持ちこたえていたのか、そのほうが不思議だ。最先端の医療技術もあてにならないし、スキュラもあやしいぞ!
とにかく(笑)、それぞれが望んだ自由を手にして、新たな日々に向かうのでした、と私たちが大好きだったプリズン・ブレイクもこれでお終い。
これで終わりかと思うと、まだまだつっこみ足りません(笑)。
早いうちからマイケルがビデオレター作ってるのとか、想像させすぎだし。
まあこれほど楽しませてくれるドラマだとは、始まった当初は思いもしなかったので、感謝するべきなのかもしれません。
みんながマイケルの味方だった、という素晴らしいドラマだったと思います。
ありがとう、そしてさようなら、プリズン・ブレイク!
刑務所にパラシュートで着地するという偽計画、見たばかりの
「華麗なるペテン師たち」でもやっていたので、「マイケル、足折っちゃうよ!」と心配でした(笑)。
向こうで「役が違うのに東地さん同じこと言ってるよ!」と大笑いしたのですが、今度は本家で向こうで使ったパラシュート作戦が話題になるとは!東地さん、笑わなかったのだろうか。