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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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バーナビー警部 #36「止まらない凶行」 Things that go bump in the Night

先立った愛する人からのメッセージを聞きたい、とフレッチャーズ・クロスでは霊媒師ロゼッタの降霊会が大人気。最近引っ越してきたエリザベスと親しくなったジョイスは、一緒に降霊会へ行こうと誘われ、「復讐の天使がやってきた」等と不思議な警告を聞く。降霊会の夜に葬儀屋が殺され、次にはエリザベスが、降霊会を手伝う男ジョンが、次々に同じ方法で殺される。果たして復讐の天使とは…?

ジョイスの行くところ事件アリ、という法則は新シリーズでも生きているようだ(笑)。
しかし、今回はまったく読めなかった。最初にジャネットが死体を発見するところから演技だったなんて。おまけに、霊媒師に死人の情報を流していたのもジャネットなのでしょ?「夫の仕事には関係していない」って全部嘘。これじゃ私たちに推理は無理ですな(笑)。
教会の合唱団の指揮者ロナルドとの愛人関係は、村というこのドラマならではの閉塞感が漂っていてよかったです。警部がちょっと問題ありといいながらも認めざるを得なかったスコットの自供引き出し作戦で、ジャネットとロナルドが責任のなすり合いをせずに正直に話したのは意外な感じもする。殺人に「笑み」がついてまわってたから、もっと狂気の存在を覚悟したのに。二人の間の愛情は本物だったということなのでしょうか。

葬儀屋を手伝っていた天然石ヒーリング店のトマス、降霊会通いも怪しすぎたのに、純粋にお母さんからのメッセージを期待していただけとは、やや期待はずれ(笑)。
この降霊会、ジャネットから情報を得た上でのロゼッタの完全な詐欺行為と思わせておいて、最後にロゼッタの伝道霊レイチェルが実在するかのような見せ方。ロゼッタが逮捕されたこともなく周辺がきれいというのはそういうことなのか…?

ところで、今まで犯行の回想シーンなんてありましたっけ?このドラマではあまりそういう印象なかったのですけど。私が忘れてしまっただけか?新シリーズで新手法なのかしら?

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プリズン・ブレイク4 #23&24「ファイナル・ブレイク(前後編)」

およそ90分、一気に見ました。

ケラーマンの用意してくれた免責特権で、自由を手に入れマイケルとサラは結婚。しかし、パーティーの場にFBI捜査官が現われ、サラをマイケルのママ殺害容疑で逮捕。拘置所が満員なので刑務所に入れられたサラを、マイケルは脱獄計画で救おうとする。
前回、4年後の彼らを見せられているので、脱獄は成功、マホーンは裏切らない、マイケルは死ぬ、とわかっているので安心して見ることができますね♪

免責とは…(笑)。クリスティーン殺害の件は、含まれていなかったのかな。
マイケル、兄ちゃん、スクレで計画を練るところに、マホーンが手伝わせてくれとやってくるが、どこか表情がぎこちない。これじゃ、病状悪化したマイケルにだってわかるよね。FBIは「マイケルたちを捕まえさせてくれれば、復職させてやる」とマホーンにもちかけていたのでした。条件を飲んだとみせかけて、「FBIが探っている」とマイケルに注意するが、それが二重スパイ作戦となってました。
監視カメラの位置、パラシュートでの落下作戦等、マイケル案がことごとく筒抜けと思わせておいて実は本作戦があり、例のごとく、それは私たちにもその時が来るまで内緒だ!車の下に転がり込んで…って、どこかで見たことあるぞ!(笑)

隣の男子刑務所に服役中のティーバッグさんの扱いも手馴れたもので、「金を振り込むから7時に火災報知機鳴らして!」と頼むが、最初から送金するつもりはなく、金が入らないことで刑務所長にマイケル作戦を密告することに賭けていた、というか100%信じていたようです。当たっているのがまた憎い(笑)。
結局は最後の扉が開かなくて、電気ケーブルぶちぶちちぎって、むき出しコードを接触ショート、電気制御解放となったドアからサラが逃げ出すという、やっぱり行き当たりばったりだ(可能性の中に入っていたみたいだけど)。
ここ、すっごいメロドラマの別れのシーンみたいだったけど、最初のドアをバナーであぶる時、マイケルはいい手袋してましたよね?何故素手でぶち切る?と思わないでもない。
すんなんり二人一緒に逃げられればそれでよし、うまくいかない時は自分が犠牲になる、とマイケルは決心していたようなので、そういうことなのかな。
でも、本人目の前で犠牲はよくないのでは…。しかもサラは医者。再発に立ち向かわずして匙を投げられたのでは傷つかないかな、と思うのですが…そうでもないようですね(笑)。
サラにもマイケルが乗り移ってしまったかのごとく、暗号手紙はすいすいと折り紙にしてメッセージを理解しちゃうし(折る向きとかは?)、めそめそ面会でも「教会に7時」とずばり正解。いつぞや「それが、計画?」と疑問を抱いていた彼女とは別人ですね。

純粋に疑問として、脱獄しても平和に暮らせるの?アメリカの法の及ばないところで暮らす、で解決できるのでしょうか。しかし、マイケルの墓はどこにあるのだ?

逮捕されて即刻刑務所?という疑問は「施設不足」で説明がついたようです。ホールのようなところにベッドが並べられているのは、OZの、中国からの密航船が摘発されてとりあえず押し込められたのを思い出す。…やっぱり刑務作業はしなければならないのだろうか。

グレッチェンがティーバッグさん化して、「連れて行け」というのはよかったですね。でも、彼女は自分を犠牲にするということを知っていて、そこがティーバッグさんとは違うところでありました。人の親である、ということを言いたかったのだろうか。
クリスティーナがでてきてからの将軍様のぐずぐず具合は相当でありましたが、刑務所に入ってそれが加速、ティーバッグさんの探りに何の疑いもなく表の部下の名前を教えたり、かなり間抜け。今までどうやってあの組織は持ちこたえていたのか、そのほうが不思議だ。最先端の医療技術もあてにならないし、スキュラもあやしいぞ!

とにかく(笑)、それぞれが望んだ自由を手にして、新たな日々に向かうのでした、と私たちが大好きだったプリズン・ブレイクもこれでお終い。
これで終わりかと思うと、まだまだつっこみ足りません(笑)。
早いうちからマイケルがビデオレター作ってるのとか、想像させすぎだし。
まあこれほど楽しませてくれるドラマだとは、始まった当初は思いもしなかったので、感謝するべきなのかもしれません。
みんながマイケルの味方だった、という素晴らしいドラマだったと思います。
ありがとう、そしてさようなら、プリズン・ブレイク!

刑務所にパラシュートで着地するという偽計画、見たばかりの「華麗なるペテン師たち」でもやっていたので、「マイケル、足折っちゃうよ!」と心配でした(笑)。
向こうで「役が違うのに東地さん同じこと言ってるよ!」と大笑いしたのですが、今度は本家で向こうで使ったパラシュート作戦が話題になるとは!東地さん、笑わなかったのだろうか。

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華麗なるペテン師たち3 #6「怪盗ゴースト」

仕事を成功させ、部屋に戻ったミッキー、ステイシー、ダニーを待っていたのは、ヨーク警部の一行とお縄になったアルバートとアッシュ。ヨーク警部は麻薬をケースに仕込み、麻薬容疑でミッキーたちを逮捕し、「俺に手柄を立てさせてくれるのなら」と脅して非公式に捜査に協力させる。ヨークが狙っているのは、ゴーストとあだ名される凄腕の泥棒ライス。アンデルセンの幻の原稿に手を出したところをヨーク警部が逮捕するという筋書きだが…。

ミッキーやアッシュ、アルバートはその道ではかなり尊敬されているのですね。ライスが「あなたがミッキー!」とか、アッシュには「お会いできて光栄です」、と礼儀正しく、最後にようやく会えたアルバートにも嬉しそうだったのに、「俺は知ってる?ダニー・ブルーだけど」には、声のトーンを落として「いや…」となるのが、前者三人の敬われ方がよくわかる(笑)。

警察が自分たちを盗聴するなんてことはお見通しで、表で着々と作戦が進む中、檻の中でアルバートも大回転。今シーズン、アルバートは楽をしすぎているような気がしていたので、最後にきてのこの働きには満足。
最後はやっぱり警察の裏をかいて、ライスと勝利に酔うのでした…と見せかけて、冒頭でカモにした相手がまたもや買い手!しかし、彼らも懲りないね。その財力にも恐れ入る(笑)。
この夏にはS4が見られるとのことなので、楽しみであります。

今回、必要以上におかしかった。なぜなら、ライスの人の吹替えが東地宏樹さんだったから。図面広げて生意気なこと言ったり、忍び込む先のフェンスには電流が流れていたり、計画はあるけど全部は教えないところとか、あのドラマのあの人とまったく一緒じゃないですかっ!(笑)

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サード・ウォッチ6 #22(131)「リアル・ヒーローたちよ、永遠に…」 Goodbye to Camelot

とうとうTWも最終回。
手榴弾騒ぎは、やはりホリス救出作戦だった。手榴弾だけでなく、外へ避難しようとしたところに銃をぶっ放すというのは、救出以上の恨みを感じる。今頃になっての取り引きなど遅いというクルーズへの警告でもあったのだろうか。それにしては警察署全体をあんなことにする理由が…?やっぱりわからん。
自分に対して仕掛けられた報復と感じたクルーズは、表向きは捜査の指揮を他部署に譲るようなことを言うが、ボスコを伴ってホリスが署から電話した隠れ家へ向かう(いつ、どうやって通話先調べたのさ?)。自宅の武器庫から銃や手榴弾を持っていくのも忘れない(警察に長くいればこのくらい集まるって!・笑)。連れてきたボスコは連絡係に車中に残し、丸腰(見せ掛け)で一人ホリスと会談。決裂するや、「あんたの方法でけりをつける」と手榴弾のピンを抜くクルーズ…自爆ですよ。自宅武器庫からこっそり手榴弾持ち出した時にもう覚悟を決めていたのでしょう。…なら、ボスコにそんなところ見せないで!!(笑)

この自爆攻撃でギャング戦争と警察の争いはとりあえず終結。しかし55分署の被害は激しく、場所を移して立て替えられることになる。
1ヵ月後、それぞれに他分署への辞令が渡される。デイヴィスとブレンダンは防犯課、ボスコは犯罪多発分署でパトロール警官、フェイスは重大犯罪課へ。サリーは、これを機に引退。この分署しか知らないサリーにはそれがいいのかもしれない。
スワースキーの噛み締めるような「サードウォッチ、解散」を最後の言葉にしてもよかったくらいだ。

この辞令の日はカルロスとレヴィーンの結婚式。式前、カルロスは絶対に会っておきたい人ドクのところへ向かう。精神を病んでしまったとはいえ、カルロスにとってのドクは仕事上でも父親同然。治療の甲斐あって落ち着いてきたドクは、カルロスの言わんとしていることを受け止め「毎日愛すること」の一言と深いハグで応えました。どんな理由での退場だったにしろ、これはTWの最後には必要なこと。カルロスとデイヴィスが救急と警察のそれぞれ新人として着任して始まったのだから、どちらかのゴールも必要だったと思う。
結婚式に、ジミーとキムの姿もありましたね。キム退場の時にジミーが姿を見せないことを残念に思ったのでこれはよかった。

話は飛んで、サリーが語るそれぞれのその後。
スワースキーは市警副本部長まで勤めて引退、デイヴィスとブレンダンは最強のコンビで検挙率に貢献している、モンローは市議会議員に立候補、ボスコは犯罪多発地帯で相変わらず犯人を追いかけ、フェイスはミラー刑事と一緒に住む予定、カルロスとレヴィーンはスタテン島の大きな家で三人の子どもと暮らし(実は金持ち?)、グレイスはブレンダンとの結婚後妊娠をきっかけに救命士インストラクターに、クルーズの墓には毎日バラを供えに来るサンチャゴの姿が、そしてサリーは魚に逃げられながらも悠々自適な生活。こうして6シーズン続いたサード・ウォッチに幕が下りました。

途中から消防の出番ががくんと減って(最後のサリーのモノローグで、ウォルシュやD.K.の報告というのも…)、せっかくの新人君も見せ場がほとんどなかったのは残念。
それでも、ボスコという希望があったから見続けることができました。彼のまっすぐなところが大好きだったなあ。いつまでも新人よりも青臭いのは、警官として問題かもしれませんが(笑)。
どうよ?ということが多々ありながらも、人間ドラマとしてとても楽しめるものでありました。
さようなら、サード・ウォッチ!

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The Wire4 #13(50)「最終成績」 Final Grades

バブルスの告白、マイケルの初仕事、ボーディの最期(本当に真面目だったよ…)、ランディの落ち着き先、ドゥーキーのプレッツ先生へのプレゼント入手方法、学校教育費に州の援助を断ったカルケティ、…全てがなんてこと!の連続だった。
でも、シェロッドを殺してしまったバブルスを容疑者として事件にしなかったばかりでなく、精神状態を考えて施設に送ってくれたランズマン、
ランディの落ち着き先に必死だったカーヴァー、
プレゼントの入手方法をその場で問い詰めなかったプレッツ、と人を想う気持ちも同時に感じられるものでありました。
ネイモンドを引き取りたいというコルヴィンの申し出を受け止めたウィーベイも含めて。
ギャングではあるものの、元々のバークスデール組は組織としてちゃんとしていたのだなと変な納得をしてしまうシーンだった。

空き家からぞろぞろ死体が見つかったことで、数ヶ月前に内偵中だったマルロ・スタンフィールド周辺を正式に特捜班の任務とする警察。
ボスは別の人だけど実質ボスはフリーマン、その下にキーマとマクノルティも戻ってきた。さあ、仕切り直してのスタートだ、というシーズン最終回には珍しい展開でしょうか。

ジョーの組合の話は愉快。脚本を元にオマーに奪われたというのを組合の誰も信じてないとか、クスリを横取りしたものの、売るのに困っていると「ジョーに買わせるか」と大笑いのブッチー。そして、本当にジョーにクスリを買わせるが、修理させた時計の代金はきっちり払うオマー(笑)。こういうところ、ちゃんとしてますよね。
ジョーを信用してないマルロの勘は正しいが、空き家の件が落ち着いてからなどと言っていられるのだろうか。空き家事件は落ち着かないよ、と思う。

ジョーの取引相手は「グリーク」だったのか、
マイケルと弟の新しい家とは、ファミリーになったことでマルロから提供されたものだったのか、
ランディのいつもキレイだった編み込み、家を焼かれて以降根元のぼさぼさが目立つのは悲しみを増す…、と次々に想いが浮かんでくるなあ。
ネイモンドだけでも幸せを掴みかけているのは最終シーズンの希望につながるのかな。
もう大丈夫、と特捜班に戻ったマクノルティはボーディの死でも持ちこたえられるのか、ドキドキしながら最終シーズンを待ちたいと思います。

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