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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ6 #15(124)「死刑宣告」 Revelations

葬儀社の車の交通事故で、飛び出した棺をあらためると一つの棺に死体が二つ。ギャングの手下の運転手が、死体の始末をしていたらしい。報復を恐れ白状しない運転手に、いつものように強行手段に出るクルーズだが「あんたが俺の家族に死刑を宣告したも同じ!」と責められ、さらに強行な手に出て運転手とその家族を保護。部下の「上司への意見ではない、友だちとして無茶は止めて!」の訴えにも「友だちなんかいらない」と返すクルーズ。今までの無茶も病気に対しての気持ちの表れということなのだろうか。一体、どんな深刻な病気なんだか。この様子だと、無茶な捜査は加速しそうだ。

退院したボスコは、毎日訓練しているものの、眼の照準が合わず射撃がイマイチ。フェイスに射撃テストの替え玉を依頼するが、正義感に溢れたフェイスは(えっ・笑)断る。ボスコのためを思うなら断って当然。でもパトカーに乗れない自分が想像できないボスコには裏切りにしか見えないようだ。「命を助けてやったのに」なんて恩を着せるような言葉は、ボスコの口からは聞きたくなかったなあ。それだけ今の深刻さと焦りが伝わってくるというものだけど。

ゲストのHelen Mirren は意外な役所。ジェーン・テニスン警視(「第一容疑者」)がホームレスですよ(笑)。薬物中毒で家出した、グレイスのお母さん。戦地での立派な看護婦=苦しまないようクスリを与え続けただけという葛藤に耐え切れず薬物中毒となったようだ。せっかく出会えたのに、話をしたいだけとのグレイスの願いも空しくまた姿を消してしまう。…添え木の仕方で「これは…お母さんっ!」というのは多少強引かと(笑)。

出てくるエピソードのどれもがタイトルとつながる境遇で、生き方とは、と考えてしまうものでありました。
そんな中、モンローの妊娠を知ったサリーの気遣いはいいですね。罪を憎んで人を憎まずというサリーの心がデイヴィスにも伝わるのだろうか。って、関係が壊れた二人の子どもであるということも肝心だけど。

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The Wire4 #6(43)「接戦」 Margin Of Error

カルケティが悪徳不動産屋の弁護をしたとウソ合成写真をばら撒くほど、ロイスは切羽詰っているようだ。こういう話題、市民には本当かウソかなんて伝わらない、言った者勝ちなところがあるからなあ。使える参謀ウィルソン(まだあまり信じられないんだけど・笑)が、元記者の立場を使って元写真を探し出し、ロイスの作り話であることを証明。あとは今までの地道な訴えを市民がどう受け止めてくれたかを信じるだけ。
そして投票日。長い夜になりそうとのことだったがロイスの敗北宣言でカルケティの勝利。これが「予備選挙」というのがよくわからなかったけど、勝利宣言で「共和党の候補は誰だ?」と言っているのを聞いてようやく察しがつきました(笑)。
前シーズンでは、女性に手を出すことに躊躇わないタイプに見えましたが、勝利したカルケティはそういう方面で自制ができる人になってます。「ハークが来ちゃう」というのが噂になっているわけでもなさそうなのに。これが市長という仕事への本気の証なのだろうか。

プレッツ先生が、ドゥーキーの生活をなんとかしてあげたいと行動し始めました。着替えを持ってくるので更衣室のシャワーで身体を洗うように、服はバッグに入れておけばプレッツ先生が洗ってくる、と。小学生の頃、似たようなやりとりを見たのを思い出しましたよ。その子は、親に取り上げられるようなことはなかったけれど、今考えると立派な養育放棄だったなあ。

前回、ランディがトイレの見張りをしたことには続きがあったのですね。レイプの加害者にされそうだから、知っていることを次々並べ立てた中に「殺人を知っている」と聞き捨てならない言葉が。元警察官のプレッツ先生に話が来て、ダニエルズに相談し、カーヴァーが相談相手に。「いい子にすること」で話は収まりそうだが…フリーマンが捜している死体だと話がつながったらこれでは済まなそうだ。
ランディは養母への遠慮から商売に目覚めてしまったのですね。養母、お金のためにランディを引き取ったわけではなさそうだもの。何より、選挙のビラ配り代金を先にもらってもビラを配り続けるところに仕事がどういうものかわかっているのがうかがえる。

それに比べると、ネイモンドのママ、ひどくないですか。バークスデール組からもうお金がもらえないとなったら、ネイモンドに「クスリを売れ」って。ここのうち、他の家に比べて余裕がみられたのは罪をかぶったウィーベイへの謝礼のおかげだったということですか。ブリアナが十分というくらいの金の底が見えるくらい、ネイモンドのママは使ってしまったということですか。「私も働くからアルバイト探して」とどうして言えん!ウィーベイと一緒に、この世界しか知らないとはいえ親として哀しすぎる。

マルロは順調。隠しカメラを逆手にとって警察をからかい(様子見?)、偽強盗でオマーを逮捕させることにも成功。
オマーが指名手配されたことに「一般人を?」と疑問を持ったマクノルティは、これがきっかけでパトロール警官だけではいられなくなるのかもしれない。

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CHUCK #1「チャックVS運命」

チャックの頭の中の国家機密をこっそり監視するのかと思ったら、CIAからはサラが、NSAからはケイシーが、何がきっかけで出てくるかわからないチャック番として生活そのものを監視するという、ドタバタアクションコメディのようです。ケイシーは家電量販店の新人社員として、サラはお客様として昼間はストーキングということになるのかな。いっそのことみんな一緒に住んじゃえばいいのに(笑)。
どうして大学時代のルームメートがチャックにデータを送ってきたのか、どうしてデータがチャックの頭の中に住み着いてしまったのか、今後説明されるのだろうか。されなくていいけど(笑)。

ダメダメ青年とダメダメ友人が一緒に量販店で働いていて主人公には秘密任務があるというのは「REAPER」と似ている。コチラは国家機密に関わる一大事、アチラは悪さをするモンスターを封じ込めるという重大任務…やっぱり甲乙つけ難い(笑)。でもこちらは派手なアクションとは対象的に、優しい人ばっかりで幸せな気分になる(笑)。ケイシーにさえ、あの岩顔の本当の素顔は…とか深読みしそうになるくらいだっ!

チャックはオタク青年ということですけど、それにしてはこざっぱりしすぎ(モーガンと比べちゃうからか?)。身体も意外としまってる。だからか!だから元ルームメートはスパイとしての素質を見込んだのか!

一番好きだったところ。
チャックが己の運命に困惑して朝帰り、駆け寄る姉さんとモーガン、そして姉さん「心配したわよ、モーガンに電話しちゃったくらい!」(笑)。それまでの姉さんのモーガンへのつれなさを見ていると心配度合いがとてもよく伝わってくる言葉でした。

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ER14 #10(300)「300人の患者」 300 Patients

秋スタートだと、クリスマスエピソードが暑苦しくないのがいいですね。
モリスの患者数300人に対する情熱、切羽詰った状況でのフランクへの仕打ちは見事としか言いようがない。ゲイツが後ろで口あんぐりしているのもよし、だ。

自動車事故で運ばれてきた女性の家庭の話もクリスマスならでは。
夫婦共に遅い結婚で授かった命はダウン症の息子。相談の末、息子を施設に預けるが妻は夫に内緒で毎週木曜日に施設に会いに行っていたようだ。いつからなのかは不明だけど、一緒に住みたいと思ったのは、肺の手術をして人生の淵を見た頃なのかもしれない。一緒に暮らすため迎えに行った際の事故というのはなんとも皮肉だけど、最後の最後に本来あるべき形になれたのにはしんみり。夫、息子が生まれてからもう少し一緒にいる時間があったら絶対手離さなかったと思う。

人の親切に臨戦態勢でしか応えられないアビーは困ったさん。牧師様のお言葉にも反発心丸出し。でも、さすがに手離してはいけないのが誰なのかはわかってはいるようで、牧師様の言葉どおり、ルカに助けを求める。お父さんの死に向かう今というのは悪いタイミングですが、こういうのは思い立った時でないと挫けるだけなのだろうから、それを含めて受け止めてくれるのがルカなのだ、と信じることにしましょう。
でも…アビーが「私が悪いの」と言えば言うほど、居なかった、連絡をくれなかったルカを責めているように聞こえてしまう。私の耳のせい?(笑)

このクリスマスエピソードで一番好きだったシーンを発表いたします(笑)。それは…ラクダに噛まれてぐったりドゥベンコ♪王冠かぶってるとか扮装のせいかな。声の出演のところのストップモーションにも使われてましたね。

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プリズン・ブレイク4 #18「VS」

タイトルを見て、これ以上誰と誰が闘うんだ?と思ったら、VSとはヴィンセント・サンディンスキーさんのイニシャルでした。また含みのありそうな人が加わったってことですね(笑)。

クリスティーナ(マイケルのママ)は、エネルギー会議でスキュラの価値を吊り上げるつもりでしょうか。それを買わされるのがVSさん?クリスティーナの目的はスキュラを高く売ることなのかなあ…売りたいだけなら大量の武器や偽通行証にはどんな意味が?と、クリスティーナが厄介だということしかわかりません。
ママからは殺されかけ、マイケルとは意見が合わず、将軍様からはスキュラを早く取り戻せと追い立てられ、ニイチャンはたいへんだ。マホーンが戻ってきてくれて本当によかった。でも、マホーンも自由を獲得するためのニイチャンのチームにマイケルをスカウトする時、「どうやって?」の質問に「計画はこれから(=わからない)」みたいなこと言ってましたね。マイケル病、伝染中だ。
VSさんをマイケルから横取りしても、この方も強かそうで何か聞き出すのは至難の業。頼みの携帯電話もマイケル側の手にあるし。このチームは分裂したらだめってことですかね。

前回、サラがトラックの荷台で食べすぎていたのは妊娠の兆候という演出だったようです。てっきり、マイケルの話にうんざりしているのだと思ったのに。これはやっぱりマイケルの子ということでよろしいのですか?そして、喜ぶべきことなのか?

サラのお友だちの部屋、いつ鍵借りたのさ!年に一度しか来ないなら、タオルのかけっぱなしとか私はイヤだな。
飛行場で追われるマイケルたちを救ったマホーンさん、そんな銃どこで入手しましたか!似合ってたからいいけど。車共々、全て将軍様が用意してくださったのですよね。

さて、次回は年明けの1月7日だとか。マイケルも年末は大掃除でもするのかな。頭の中とか。

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