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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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The Wire4 #5(42)「同盟」 Alliances

殺人課から警察上層部、そしてカルケティへの情報ルートはお披露目済みだったけど、市長の警護からロールズへというルートもあったのですね。重要人物ワトキンスがロイスと決別したと知るや否や、カルケティへと行動を移すロールズはさすが。バレルよりもアプローチされていたのにね。そのロールズが見えなくなるとダッシュでワトキンスの元へ向かうカルケティもさすがだ。カルケティは苦戦しているようだけど、政治の絡んだ裏から見せられている私たちには断然有利に見える(笑)。

プレッツ先生は、生徒を授業に集中させるために、頑張った子には「星」をあげ、よくない行いの子には居残り勉強という手段に出る。そういう特典が嬉しいのは小学生までではないだろうか。あとは大人になってからだ(笑)。ひきつける為の抽選会への参加権も意味なくて、ほとんどの子が居残り。それでも騒ぐ。なので「今回だけだぞ」と。教室内のことで手一杯のプレッツ先生でしたが、ふとしたことから生徒の家庭環境に気持ちを掴まれたようですね。ドゥーキーに服を渡しても親がそれを売ってしまう、昼食代ももらえない。マイケルはヤク中の母親の代わりに弟を迎えにいかなければならないので居残れない。教室の落ち着きのなさは家庭環境の影響も、と思い知った日となったのかも。そこへ来て、車をキー・インでロックしてしまったのをドーナツ君に助けられたとなっては…。

子どもたちのゾンビ談義、「クリスがゾンビを作ってる」って(笑)。でもかなり近いとも言えるので笑ってもいられない。クリスが入って行った空き家の検証で、死体を見つけても「ちゃんと死体、ゾンビじゃないだろ」という結論が!確かにランディはゾンビを気にしてたけどさ。
マイケルはこういうことをしている人にスカウトされたのをどう感じただろう。一生面倒見る(裏切らなければ)約束の魅力と、目の前の死体、中学生がどう受け止めたらいいのさ。
オープニング、銃声やパトカーといった日常となっている音にはびくともしないが、ゾンビっぽい人の出現には全力で逃げる、この差が微笑ましいけれども。

マルロはオマーへの仕返し。クリスが強盗を偽装して、店主に向かって「オマーが強盗した」と。確かにこの前クスリ盗って名乗ったけど、一般人に手を出すような人ではないと以前の特捜班の人たちならわかるはず。こうなったのも全部、組合に参加しないから勉強させられたのだとわかったマルロはプロップ・ジョーの組合に入ることに。ライバルであり仲間であるのがこの世界なのか。

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サード・ウォッチ6 #14(123)「至上の愛」 The Kitchen Sink

以前、ブレンダンが病院に付き添った少年ベンに電話番号を教えたのはこのエピソードへの布石でした。
ママは離婚して再婚、本当のパパは精神の病気で薬物治療中。しかし薬が切れてしまったため、ベンに会いたい一心が攻撃性を生んでママをナイフで刺し、ベンを連れて逃走、というお話。
ベンはママを刺したパパを恐がりながらも、「パパはパパだよ」と大好きな気持ちは変わらないのです。ブレンダンは自分の境遇と重なり、自分に言い聞かせるようにベンに間違ったことをしてもパパはパパだよね、というところが泣かせます。やはりブレンダンはそういうキャラクターなのだ。そりゃ、グレースも彼の真摯な態度を見ていれば受け止めるよね。…本当はこれ、ボスコの役だと思うんだけどなあ(笑)。

モンローはまだこの分署で頑張っている。必死でデイヴィスと話し合いたがっていたのには理由があったのですね。そりゃ話さないといけません。命の問題ですから。妊娠検査薬を使ったのが誰なのか最後まではっきりしませんでした。実家に帰ったレヴィーンが、検査薬の結果を見てカルロスに会いに戻るのかなとも思いましたが、更衣室でのモンローの必死さに「もしかして、こっち?」と思ったらそれが正解。
モンローの妊娠、クルーズの病気、救命士の人手不足、ボスコの苦悩の日々、と本当の終盤へ向けて山がたくさんありそう。
ところで、「世界一の刑事」ミラーはどこへ行った?(笑)

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ER14 #9(299)「不法滞在」 Skye's the Limit

工場で機械に腕を巻き込まれた男性が運ばれてきた話。
切断しないと命が危険にさらされる可能性が、と言われても家族(息子)は拒否。父親の危機を、事故の原因は清掃係の女性のせいだ!と憎むことにすり替えて暴れる。この緊急時にセカンドオピニオンなどと言い出し、変わらぬ診断を下したアンスポーの言葉を聞き息子はダッシュ。どこで暴れるかと思ったら、清掃係の女性宅へ押しかけ、法科に通う自慢の息子の頭をバットで強打。治療の甲斐なく彼は死亡。大怪我父さんの息子は連行される。ここで救いだったのは大ケガしたお父さんが、人として正しい心を持っていたこと。彼女は法を犯しているが命の恩人である、と素直に認められる人。息子は目の前の大ケガで心の余裕が持てなかったのだ、と弁護士は言うと思う。
不法滞在者が子どもを学校に入れられるというのはいつ聞いても不思議な気がする。全て承知で仕事を与え、教育を与え、何か特別なことがあった時だけ「不法滞在者!」。よりよい暮らしを求めて来たのに、神経は磨り減ってしまう。

前回慌てて息子のもとへと出発したモレッティ、このままER部長を続けるのは不可能らしい。次の人が正式に決まるまで、新人のスカイさんが部長職を任される。アンスポー、プラットの「私がやります」を聞いてるくせに意地悪だよね。本当に2年後に予定しているからか?(笑)
スカイさん、そう悪い人でもないみたいでプラットの気持ちを酌んで協力をお願いしたりしてます。しかし、上司らしくすれば威張っていると言われ、一歩引けば能無しと言われ、対処に苦戦中。とりあえずドーナツで心をつなぎとめようとしております。フランク、食いつくの早すぎだ。
彼女は、一つのところに長居するタイプではないようなので、次こそプラットか。

ゲイツは顔面裂傷の子どもの扱いは見事だったけど(こっそり麻酔作戦)、サラには操られている。「勝手をさせてくれるのは祖父母ではなくゲイツ」と目論んでいるような気がしてならない。ゲイツを応援するのか?私が。

そして絶対に応援できない人、アビー。とうとう自分が酒に逃げていることに理由をつけちゃいましたよ。キッチンの空のビール瓶を指して「よくも私の前でっ」って。あんた、ルカが戻ってくる前から飲んでますから!ニーラの家で隠れて飲んでからの言葉だけになおさらムキーッ!ニコちゃん、ガンバレ。

最近、ERとホワイトハウスを続けてみることが多い。アンスポーの人がホワイトハウスにも出ていて不思議な感じ。両方とも「黒幕さん」という感じだし(笑)。

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プリズン・ブレイク4 #17「母」 The Mother Lode

将軍様側も、マイケル側も、二つに分かれてしまい、全くややこしい。
見た感じだとマイケルのママが一番悪そうだ(笑)。将軍様だろうが手下だろうが、厄介ものはすぐ消すのがポリシーみたいだもの。これがマイケルの言うところの洗脳の結果なのだろうか。マイアミの兄ちゃんのところへ向かうマイケルとサラを襲ったのは、将軍様の手先だと思っていたのにママの方だったみたいだし。写真に隠されたメッセージでママの居場所を突き止めた兄ちゃんを「あと2日待って。そうすればすべてうまくいく」と言いくるめたものの、マホーンさんたちがもう一つのアジト教会で、偽の通行証と大量の武器を発見。これを聞かされれば兄ちゃんも真実を問い質したくなるもの、しかし再びやって来た兄ちゃんを見つけたママは、「殺っておしまい」と。え~、かわいいのはマイケルだけなの?でもマイケルに仕向けた追っ手も乱暴そうだったなあ。洗脳って恐いわ♪ということなのだろうか。

ところで、マイケルが危険分子となったことで将軍様が、兄ちゃん、マホーン、ティーバッグさん、セルフ、それぞれの「大切な人を見張ってるよ」メッセージを送りつけてきましたよね。兄ちゃん、マホーンは想像つくけど、ティーバッグさんに施設暮らしのママがいたなんて!(忘れてただけかしら?)セルフに送られた写真は奥さん?頑なに誰なのか明かさないのは、「私も妻を殺された」とマホーンをウソでなだめたから?今さらセルフのウソつきをどうこういう気もないけど(笑)。

マイケルとサラがヒッチハイクをお願いしたトラック運転手、かわいそうでしたね。親切心で彼らに関わると命を落とす、と。「~みんな巻き添え~♪」(ジャック・バウアー)と思わず口ずさんでいました(笑)。
トラックの荷台から脱出を試みる際、ジャッキのようなものをギコギコやっていてボキッと折れたのは、コントのお約束のようでよかったです。
しかし、サラ、マイケルがママとの思い出を話している間中、食べまくってましたよね。お腹が空いていたのか、うんざりしていたのか(笑)。

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サード・ウォッチ6 #13(#122)「新たなる門出」 The Other "L" Word

The Wireだけでなく、12月からスパドラは通算とシーズンごとの話数を併記することにしたらしい。今後は私もそうしよう。

放射能汚染された男の扱い、あれでいいんですか?可能性があった時点で救命士には伝えるべきではないのかしら。
取調べ中の男は病院へ搬送中に死亡、カフェ爆発の現場にいた男も病院で死亡、手がかりがなくなったと落胆したところに、爆発事故で死んだ偽名の男の車から手がかり発見。事件は一気に解決に。
事件に関わった人たちに放射能汚染の兆候も見られず、テロ犯罪課の刑事が撃たれて怪我をしただけというのは不幸中の幸い。しかし、クルーズは彼に特別な感情を抱き始めていたので緊急事態に駆けつけた奥さんの存在にショック。ダブルでショックなのは、放射能はセーフだったが進行している病気があるようだ。できれば検査を避けたかったのは彼女自身病気のことを知っていたかららしい。元気そうなので突然な気もするが、そういう病気なのだろうか。守秘義務を負わされたドクターも気の毒だ。ということは少なくとも伝染性のものではないということか。

フィニーの自殺を事故と処理したまま通夜は進行。ブレンダンはデイヴィスを責めると思った。というか、あの役はそういう役だと思った。しかし思った以上にブレンダンは大人で、事故として処理してくれるデイヴィスに感謝し、通夜に来てくれたことにも礼を言う。普通、あなたが過去の事件を蒸し返さなければ!と怒りをぶつけてもいいところ。見方が浅くてごめんね、ブレンダン。逆に荒れたのはデイヴィスだった。パパ事件はこのままになりそうだし、そうした原因も自分にあると葛藤中。

あとは、ようやくボスコ退院。最終シーズンだというのに、半分以上寝たままだったなあ。ドクターも想像以上の回復振りらしいが、警察官としてどうかというと疑問。ここからボスコのドラマが始まるのだ。

カルロスとレヴィーンの喧嘩は続行中。というか、勘違いで続行中。カルロスは、放射能汚染の可能性があるから「そばに来ないで」と言ったのに、レヴィーンには拒絶の言葉に聞こえてしまったらしい。時期が時期だけに。だいたい肝心なことで言葉が足りないよ、カルロスは。あの場で放射能のことを言っていれば実家に帰るとまではならなかったろうに。グレースもグレースだよ!彼女だって言ってあげられたのに(笑)。

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