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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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コールドケース5 #18「幻」 Ghost Of My child

2005年、アパートの部屋に一人取り残された生後8ヶ月のマックスが焼死するという事件があった。しかし、マックスの母親プリシラが公園でマックスを見かけたと錯乱状態で拘束される。彼女は薬物依存症だったが、妊娠をきっかけに薬を断ち、現在も続いている。プリシラの言い分を検証すると不審な点が見つかったため再捜査となる。

2005年の事件なのに、赤ちゃんの成長に疑問を持たなかったとか、出火場所の特定が間違っていたとか(きっとあの人が担当したのではなかったのだろうね・笑)、当時の捜査の杜撰ぶりが気になる。
赤ちゃんを一人置き去りにしたこと、薬物中毒だったプリシラの評判が見立てに影響を与えていたのだろうな。
依存症患者を更生させる側が、その信用されていなさを利用して赤ちゃんを誘拐していたなんて、なんたること。
流産を繰り返して精神状態が普通でなかったと主張するかもしれないが、プリシラを利用するという計画を立てている段階で酌量の余地なしと見る。
依存の対象が自分の命よりも大事、と言われる中でプリシラは本当に頑張った。何よりも大切なものに出会うと辛くても頑張れる、マックスを亡くした後も薬断ちと母親の援助を拒むことを続けられたのだから、更生は存在するのだと証明してくれたのだろう。
しかし、彼女は稀な例であることも事実。両親だってプリシラが立ち直れるとは思ってもみなかったのだから。もし火事が起きなかったら…ということもあるし。

マックスが本当の母親プリシラの元に戻されるけれど、今までの両親のことを、この環境の変化を、どう受け止めるのだろうか。ラスト、プリシラの差し出した花を握るところまでさせないのは、今後の希望と不安を一緒に感じさせる。

最近、法的に認められない手で子どもを誘拐したが、何不自由なく愛情につつんで育てていたが、荒んだ元の母親の元に戻されるという「愛しき者はすべて去りゆく」を読んだばかりで…プリシラは大丈夫だと思いたい。

さて、これでS5はお終い。今シーズンで一番好きだったのは#1「プール」
Kirk Acevedoが刑務所にいるってだけで合格点だったとも言えますが(笑)、Melissa Leoの、犯人がわかったと同時に封じ込め、夫の背中を抱きしめる腕も印象深かった。ミゲル効果かもしれませんけどっ!
Bobby Cannavaleと同じ回に登場させてくれれば、もっとよかったのに(笑)。

何回か書いたけれど、「ドラマの主人公は事件」と改めて思うようにしてからはかなり好きな番組に復活(笑)。
S6も放送決定なので、この気持ちを忘れずに見ることにいたします。

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モンティ・パイソン、40周年!

お久しぶりでございます。

昨日発売の映画秘宝で見つけましたが、モンティ・パイソン40周年ということで、DVDが3種類発売になるそうです。

空飛ぶモンティ・パイソン40thアニバーサリーBOX《フィギュア付・完全限定生産》 [DVD]
「空飛ぶモンティ・パイソン40thアニバーサリーBOX《フィギュア付・完全限定生産》 [DVD]」
 [DVD]
 レーベル:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
 発売日:2009-12-02
 by ええもん屋.com
リッピング・ヤーン ザ・コンプリート・シーズン [DVD]
「リッピング・ヤーン ザ・コンプリート・シーズン [DVD]」
 [DVD]
 レーベル:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
 発売日:2009-12-02
モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン [Blu-ray]
「モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン [Blu-ray]」
 [Blu-ray]
 レーベル:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
 発売日:2009-12-02

またBOXでるの?と思ったけど、この前のは日本語吹替え版だったから失礼ですね(笑)。

今度のBOXは特典がスゴイ。
著名人の証言で綴るアメリカ征服、ドキュメンタリー、ギリアムのオープニング・アニメ(って毎回あるじゃん・笑)、BBCにカットされた部分を入れた政治的にヤバイもの、等2時間にわたる特典映像。
これらもスゴイけど、目玉はジョン・クリーズのシリー・ウォークフィギュアだ!
…欲しいかな?(笑)

やっぱり持っているものは買うの控えちゃうから、買うなら「リッピング・ヤーン」かな。
「ライフ・オブ・ブライアン」はブルー・レイ持ってないから問題外だし。

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ちょっとお休み中

諸事情ありまして、いろいろなことをお休み中です。
コメントをいただいていたのに返信できずに申し訳ありませんでした。
もう少ししたらまた感想を書き始めたいと思っております。
だって、精神の健康のためにもマイケル(PB)の悪口言いたいじゃないですかっ!(笑)。

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地球アゴラ「イヌは友だち・世界のペット犬事情」

11月1日は犬の日ということで、世界の犬事情をテーマに取り上げた「地球アゴラ」(NHK-BS1)という番組を見ました。
「アゴラ」というのは広場を意味する古代ギリシャの言葉だそうです。
ウェブカメラで、世界各地で暮らす日本人とスタジオを結んで、各回ごとのテーマを話していくという形態のようです。
今回、世界の犬事情というテーマに吸い寄せられて見てみたわけです。
参加されていたのは、ドイツ、アメリカ、イギリス、タイのそれぞれの国で生活していらっしゃる方4人とその愛犬。
ウェブカメラに映る自由な犬たちがかわいい~というのは置いておいて、各国で取り上げられていた話題についてを。

ドイツ
ティアハイムという犬の預かり所の話題。
「ドイツの犬はなぜ吠えない?」という本には書いてなかったような…?忘れちゃったのかな、私。
何らかの事情で一緒に暮らせなくなった犬を預かり、次の飼い主を捜すという施設。
98%は新しい家庭にもらわれていくが、引き取り手がなくとも一生をここで過ごせるらしい。広々とした庭もあり、みんな自由で元気。
そこへ人がやって来て、一緒に暮らしたい犬を捜す。調度犬を見に来ていた人が「子犬は手がかかる、成犬ならある程度のしつけも人との関わりもわかっている」と言っていたのが印象的。子犬のかわいさよりも一緒に暮らすパートナーとして考えているのですね。
家で犬を飼うための法も厳しいものがあり、ペットショップにも適用されているとのことで、日本のように子犬をケージにいれて見せるというのが法律違反にあたるので、普通の人は子犬という目の毒(笑)から遠ざけられているというのも意識の違いにあるのかもしれない。
法律も厳しく、飼う人も「一緒に暮らすパートナー」と考えているのにティアハイムがドイツに700ヶ所もあるというのは引っ掛かる。飼いたい人も多いけど手離す人も多いということなのだろうか。
殺処分ゼロ(そもそも施設がないらしい)ということは心を痛めなくていいけれど、700ヶ所という数の多さが気になって別口で痛みも感じる。

アメリカ
バイカーが組織したアニマル・レスキュー隊の話。
犬に火をつけた男の話を新聞で読んだバイカーさんが、「この犬は助けられなかったが、もうこんな不幸を起こしてはいけない」と思い立って作った組織とのこと。
「犬が自動車の中で飼われている」という通報を受けて、飼い主の説得に向かう(もちろん大型バイクで)様子を映していたが、肌のイレズミ率が非常に高く、スキンヘッドまでイレズミの大男が「車の中なんてよくない、お前だって車の中で生活なんてイヤだろ?」と説教しているのは何か不思議(笑)。
ペットだって命を持った生き物であることを教えるために、小学校等へもお話に出向くらしい。バイカースタイルで(笑)。
レスキュー隊とは別に、ホスピスの話もあったけど…。これは私には考えられない。もしかしたら苦痛が少なく、よりよい治療が受けられるかもしれないけれど、人間以上に違った環境は酷なのではないかと思う。
飼い主も高齢だったり病気だったりで、世話をできないからということもあるだろうから完全に否定はできないけれど、今の私には無理。無理どころか、看取ることを思っただけで喉元にまで心臓がせり上がってきた感じ…。

イギリス
ブリーダーから譲り受けるまでのプロセス。
登場されていた方は、ブリーダーさんに会ってから犬を手に抱くまで、2年を要したとか。
ブリーダーさんは「売りたい」よりも、「血統を守ってくれる人に託したい」という気持ちが強いらしい。そのため、犬の運動に十分な広さがあるのか、散歩など接する時間はどれだけあるのか、といったことを何度にも渡って電話だったり、訪問したりを繰り返すらしい。登場されていた方は、さらに外国人であるため「日本に帰るなんてことは…?」というのも審議の対象だったようだ。

タイ
みんなに大切にされる野良犬たちの様子。
私たちが子どもの頃に体験した野良犬というのは、凶暴で襲われる危険を考えた。しかし、タイの野良犬は、食べ物をもらったり、店の前の冷気の通り道で寝ていても蹴り飛ばされず、満ち足りているせいか凶暴性ゼロで、かわいさしかない。仏教国で、命のあるものとして接するお国柄もあるのだろうが、犬だって涼しい店の中には入っていかないという謙虚さが私にはかわいく見える(笑)。
なんでも、国王が野良犬を保護して飼い、その愛犬との素晴らしい日々を書いた本がベストセラーになって野良犬ブームが来たというようなことも言っていた。
「アジワン」で見たそのままの世界(アジワンではほとんどが野良犬ではないらしが、見た目には同じ)なのだが、一方で狂犬病で亡くなる人がいるというのも事実。命あるものとして敬うことは大切だが、命あるからこそ人の手で何とかできる病気は何とかしたいと思うのだが。

ティアハイムやレスキュー隊は、寄付から成り立っているそうだ。
全部が全部いいことではないし、お国柄も関係して導入するわけにはいかないというか、向き不向きもあるだろうが、日本も死を待つ預かり所ではなく、新しい家族を持てる可能性のある施設作りには踏み出してもいいような気がする。
うちのまさくんは、小学校近辺をうろうろしていたのを保護した親戚から譲り受けた。まだ母犬と引き離すには早すぎると思われる子犬だった。まさくんはたまたま子犬だったけれど、もしこれからまた犬と暮らすことがあったらやっぱり「買う」ことは選ばないと思う。でも、今の家庭環境では犬にとって不幸でしかないので飼うことはできない(泣)。
と、犬の日スペシャル!と気軽な気持ちで見たのに、希望の持てる話題の裏に不安を感じ、かわいさと問題点に一喜一憂してしまい、非常に疲れましたです(笑)。
さらっと流してたけど、犬のサングラスは結構必要かも(笑)。

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プリズン・ブレイク4 #13「裏切りの応酬」 Deal or No Deal

白紙の束の入った封筒を目の前にしても「今、向かってるところかもしれないぞ」と言えるスクレはお人好しすぎ。
そこが器用さと並んでチャームポイントの一つだけど、度を越すとおめでたいぞ。

国の金を大量に使ってスキュラをいただいた(ティーバッグさん談)セルフは、裏切っただけではなく受付嬢捜査官を殺したマイケルたちに自分も襲われたと上司に偽電話。
実際は、ティーバッグさんを脅し、グレッチェンに新たなスキュラの買い手を捜させているところ。
政府の人間が極少人数しか関わっていないのはセルフの作戦だったようだ。
自分が持ち逃げすれば、元囚人たちの力を借りた大掛かりな捜査よりも揉み消すだろうとを踏んでいたみたい。
セルフの読みが正解なのもイヤだよね。
上司は、計画を知る議員と共にマイケルたちにセルフ摘発のために証言させるが、自分たちも刑務所行きが免れないとわかると揉み消し&関係者を消すことを選択。
この可能性も考えていたマイケルは、サラとスクレを逃がすことに…でも戻っちゃうよね(笑)。結果、スクレが助けてくれたわけなのでマイケル作戦失敗ということだ!
議員は、「消すことはしないが助けもしない、書類を破棄すれば証拠ゼロ」と一切との関わりを拒否。
マイケルたちだけでセルフとも組織とも闘うことになるようだけど、また不本意ながらメンバーが増えるかもしれないなあ。
マホーンが会いに行った「信頼できるFBIの人」って、短髪女性部下のことでしょ?パナマの刑務所から出す手続きや、息子殺しの書類に尽力してくれた彼女でしょ。
巻き込まれちゃうのかなあ、少なくとも難題ふっかけられるのだけは確実、かわいそうに。

勝ち誇っていたセルフも、紹介してもらった仲介人に完成品ではないことを指摘され、慌ててマイケルに電話。
マイケル「やあ、ドン」
セルフ「私の品物を返してもらおうか」
マイケル「取りに来い」
どれをとっても生意気だ(笑)。

一時間も白紙の封筒を目の前にして疑問も感じていないふうなのと、チップ抜き取りという保険をかけたことが結びつかないんですけど。
結局セルフの再接触には成功したのだから、マイケル作戦は凡人には理解不能ということか。
そろそろマイケルが発作らしきものを起こすシーンにイラッとしてきたので、病院に行くか行かないかだけでもはっきりして欲しいな(笑)。

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