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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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コールドケース5 #15「地下室」 The Road

2007年、ブレンダが婚約パーティーの駐車場から姿を消した。ブレンダが持っていたブーケが血染めで発見されたが、血液はブレンダのものではなかった。数ヵ月後、ウェストバージニアからブレンダ失踪時に目撃された車に乗っている男を交通違反で捕まえたとの連絡が入る。リリーとスコッティがその男ジョン・スミスを引き取りに出かける。

気持ち悪いです。
子供の頃に見た、井戸に落ちた女性の絶望の瞬間が忘れられず、幸せの絶頂の人を奈落の底に落としているなんて。
「助けて」と言っているのにつばをたらすなんて、人としてどうかしている。
でもそういってしまうと、今後の弁護士の思う壺…。

被害者たちと知り合いだったわけではなく、幸せ記念のビデオ編集の仕事をジョン・スミスがしていたから、たまたまターゲットとなってしまっただけ。
ジョン・スミスのもらした鼻歌から、教会の時を告げる音に希望を抱いていたブレンダが生きていると確信して駆けつけるリリー、そして助かるブレンダというのはCCには珍しい展開。
ウェストバージニアから移送の車内心理戦というのも珍しかった。
ウソ証言者がいないので、リリーとスコッティの心理戦、他の人たちは情報から事件を組み立てて、というバランスがなかなか面白かったかも。
珍しかっただけか?(笑)

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サード・ウォッチ6 #116「奈落の底」 leap of Faith

ドナルド・マン殺害容疑で逮捕されたクルーズ。刑務所送りにするために、フィニー警部はフェイスに真相を証言するよう言い渡す。フェイスはこの件に関する全ての免責を保証された上で、「手錠で連行されようとしていたドナルド・マンを撃ったのは自分」と証言。
自殺未遂を繰り返すキャシーが飛び降りようとしているところに駆けつけたサリー。応援にやってきたブレンダンと救出をめぐってケンカとなる。キャシー救出後、サリーは「お前の父親は人殺し」と罵る。聞き捨てならないデイヴィスは本当のことを話してくれるようサリーに詰め寄る。

クルーズがフェイスのことを一言も口にしなかったのは、「警官は売らない」という信条からで、恩を着せたとか、借りを作ったとか、そんな感情は一切ないらしい。
ここだけ見るとクルーズはかっこいいけど、死に際の証言をでっちあげるような危ない橋をすすんで渡ってるんだよね。
自分は売らないけど、他の人はご勝手に、ということなのかなあ。
警官のような囚人の敵は、危険回避のために区画を分けられると聞いたけど(OZはそうだったよね)、クルーズが入れられたところは一緒だった。分けるべきだよね。なくてもいい騒動が起きるだけだもの。

フェイスは親権裁判中に内務に逮捕を匂わせるような扱いで連れ出され、エミリーの反応が難しそう。
「刑事になったことでお母さんの時間に都合がつきやすくなったと思いますか?」なんて質問、遅れてきたうえに連れ出されたフェイスを知ったら言葉以上に哀しいよね。免責証言のことも知ったら十分ショックだろうし。

自殺志願のキャシーは、イケメン新人消防士に助けられたいと思ったことでとりあえず落ち着くのでしょうか。
カルロス、悪い人じゃないけれどこういう見えないことに対しての思いやりがないよね。これがボスコだったら…とつい思ってしまう。そしたらナント、目覚めたじゃないですか!おお、ボスコ、待ってたよ!

「売人から賄賂をもらっていた警官が数人いた、その中の一人の黒人警官が報告しようとした前日に殺された、その直後フィニーが栄転した」というサリーの爆弾発言はデイヴィスを変えてしまうのだろうか。
報告しようとして殺されたのがデイヴィスのパパ、賄賂事件を納めるためのスケープゴートに黒人警官だったから調度いいということのようだ。
その筋書きがフィニーのものだとサリーは決め付けているらしい。栄転して今内務のおエライさんならそうとしか思えないかも。
ブレンダンを見守るデイヴィスを頼もしく感じていたので今後変化があったらいやだなあ。

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ER14 #2「別の見解」 In a Different Light

新部長モレッティは、アビーに待合室(トリアージ以前?)患者の応対を命ずる。
素人目には医者が足りないのにいいのか?という気がしないでもない。
モレッティの意図するところは、緊急性の高い患者をドクターの目で見極めるということなのだろうか。

寝てるのか意識を失くしてるのかをドクターでないと判断できないのは確かに問題だけど(チュニーの「反省してるんだからもう言わないで」はよかった)、それを言い出したらERがこんなふうになってしまう医療制度をどうにかしないといけないよね。

待合室で胃の不調を訴えるのは実は銃創患者事件。
「強盗に行き会っただけ、顔見知りだから事件を公表したら住めなくなるから嫌」との被害者意見に騙された。
ここ、アビーの「反対好き」が出てたよね。
それまでは「弾丸摘出しないと半身不随もありますよ」と説得側だったのに、警察からの手術命令を聞いたドゥベンコの手術積極論に「患者の意志を無視するの?」ときましたよ。
確かにこの時のドゥベンコは、難しい手術の機会を逃してなるものか、という気持ちが強かっただろうけれど、弾丸行方不明事件をでっちあげる(見事な保険付き。でも証拠汚染だろうな…)くらいには柔軟(笑)。
正しい大人としては問題だけど、ここら辺がドゥベンコ好きなところかな。

自動車事故の女性高校教師と教え子ケイシー。
二人は恋愛関係で、教師がケイシーママから「息子に手を出すな!」と暴行を受け、ERへ向かう途中の事故。
そこで発覚した教師の妊娠、そしてケイシーは死亡。
「たったの9歳違い、そんなカップル世にはたくさんいる」と自己弁護の言い訳してたけど、プラットの言うように「問題なのは今」。
ママに向かって「あなたが殺したのよっ!!」って言うのがもうダメ。
暴行以前に自分が犯した法律無視はどう言い訳するのかな。

ICUに移動したゲイツ、早速20分の遅刻だよ!(笑)
担当になったのは重病の天才大学生少年(13歳)。
思い当たる病気の検査を知人の院生に検査してもらったところ、どうやら正解だったらしい。
遅刻の減点を挽回させてあげようと、難病であるとのヒントをゲイツに教え、それを上司に報告したら「なるほどね」と。
自分の診断も自分でできてしまう天才少年は哀しい。
どんな病気であるのか、今は医者よりも知っているけど、ママへの告白はできない。
死ぬ事を聞いて哀しむママなんて見られない、と。
大人と子どもの同居した切なさを、ゲイツは受け止めてあげられるのだろうか。

その他
プラットのアンスポーへの直談判は、モレッティに筒抜け。やっぱりね。
直談判時の「2年後に来なさい(本当は何て言ってましたっけ?来年じゃないのは確か)」はよかった。来年でもダメなんだ、と笑った。

ニーラ、もう退院らしい。
外科のトップとナンバー2が揃って回診に来てくれるなんて恵まれてますね。
退院してもアビーが力を貸してくれるらしいし。

馴染みの救命士や看護師が映るとほっとする。
そんな中、「随分出番のあるこの黒髪の看護師、誰?ベッキー?」と思ったらサムだった(笑)。

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第一容疑者 希望のかけら The Final Act(前後編)

14歳のサリーが、夕方部活に行く素振りで家を出たまま行方不明となる。サリーの行動を調べると、最近部活はさぼりがちで町の若者たちのたまり場によく出没し、不良青年カーティスらと一緒にいるのを目撃されていた。検視の結果、サリーは妊娠していたことがわかり、発覚を恐れた子どもの父親がサリーを殺したのではないかと推理されたが…。

シリーズ最終作。事件の進み方は想像つくものではあるが、それぞれの描かれ方にまいった。
サリーの家族の哀しみ、特に父親。
自分が疑われ、サリーも遺体で見つかりもう戻っては来ない。絶望の淵でサリーの輝いていた思い出ビデオを見ながら死を迎えようとしたその時、犯人の目星が付き(少し違っていたけど)必死で薬を吐き出す。そしてその足でテニスンの元へビデオを届ける。「あんたは最低だけど犯人を捕まえてくれ」との眼力はすさまじかった。この時、テニスンはまだビデオを状況証拠としても見込んでなかったけど。
カーティスの隠れ家でサリーの荷物が見つかり、警察での確認作業でも、確認するだけで手にもとらせてくれないことに我を忘れ、バッグに顔をうずめて匂いを嗅ぎ「家にもまだあの娘の匂いがするのに…」というのは痛かった。まさを亡くした時に感じた、匂いの存在感とやがて消えていく現実が甦ってきて、最もやられたシーン。

事件そのものは、サリーを妊娠させた父親を憎むのではなく、父親を奪ったサリーを憎んだというペニーの心の問題。
サリーとの関係が明るみになっても、父親の帰宅を心待ちにしているペニーを見て真相は見えたようなものだったけど、ブラックアウトもでっちあげだったかもしれない強かさと、テニスンを慕う子どもの視線の同居がなんとも。

ラストは、事件の打ち上げも兼ねるような送別会、すでに盛り上がる刑事部屋を横目に、外で男性ストリッパーが警官の制服に着替える横を通り過ぎるテニスン。
みんなに見送られる姿など似合わないと思っていたので、とても納得のいく退場シーンでありました(一つ言うと、ストリッパーさんをせめてトイレかどこかで着替えさせてあげて!・笑)。
パパにとってのサリー、校長にとってのサリー、テニスンにとってのペニー、パパにとってのテニスン、といろいろ当てはめることはできますが、
この後姿こそが日本語副題の「希望のかけら」なのだなと思わせてくれます。

退職を控え、父親の死、自身はアルコール依存症、と潰れて消えていくような状況で始まり、断酒会で再会したオトリーの謝罪で、立ち直ってしまうのかと思いきや、そうはならないのが素晴らしい。
依存症の症状の悩みを打ち明け、父の死に際して側にいて欲しかったのがオトリーで、立ち会ってくれたが故に撃たれて死んだも同然の現実にも、テニスンは酒に逃げる。そして酒を飲めば必ず何か失敗している。そこがテニスンを好きになれないのと同時に、人として感じられるところなのだと思う。

昨年LaLaの放送で一挙に見た時は、事件の陰惨さと、警察内政治色の強さがとても印象的だった。
さすがに引退を控えた今回では政治色はほとんどない。でも、上司に首根っこを掴まれながらもそれを振りほどくテニスンの勢いはそのままだった。
女性としてではなく警視として生きることを選んだジェーン・テニスン、好きじゃなかったけど好きだったよ。
確か噂では、この放送の成功を見て、フィッツも作られたんだよね…(泣)。

脳内最終章。
普通のことするわねって鼻であしらわれるのを承知で、ハスコンズが花を贈るんですよ。で、おどおどしてるだけ(笑)。

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プリズン・ブレイク4 #10「レジェンド」

マイケルの体調悪化は、元々視床下部にあったと思われる腫瘍が大きくなり始めたからだとか。
ドクターはできるだけ早く、明日にでも手術をしたほうがいいとすすめるが、スキュラの移動も明日に迫っている。さあ、どうする、マイケル?
やっぱり脳腫瘍なのね。
サラの女心としては、手術優先だよね。「診断を一緒に聞けるように妻と名乗った」なんていじらしいじゃないですか。ここはサラの気持ちも酌んで、手術を受けてもらいたいですよ。
あのドクターは信じられると思うもの。偽名を使ってもすぐにマイケル・スコフィールドだとわかったんだから(「私だってバカじゃない、君が誰かくらいわかる」ってロス警察に対する挑戦だよね・笑)。
…到底、私の口から出る言葉だとは思えませんね。今回、笑いどころないんだもん!(笑)
メロドラマチックに進んでいるPBはあまり…。

マイケルが手術を受けてもいいんじゃないの?マホーンは気持ちにケリをつけたし、カミツキ亀から逃げたつもりのグレッチェンとティーバッグさんと受付嬢に亀をつかんでもらえばいいじゃない。受付嬢も捜査官だったんだし使えるんじゃないの?(ということは、ティーバッグさんの保険も無意味?)
デイビッド・ベイカーもわからん人。
自分で「デイビッド・ベイカーに会え」って暗号を図面に入れてたのに、マホーンが聞きにいっても教えてくれないなんて。奥さんが記号対応表くれたからいいけどさ。スクレの地雷も作動せず済んだことだし。

ベリックの弔いムードがイヤだったのかも。
パナマで助けてもらったスクレがそういう気持ちなのはわかる。
でもねえ、作ってる側までがイメージ映像入れちゃうのはどうだろう(笑)。
気は優しくて力持ちという本当の自分を取り戻して亡くなったことをみんなが心に刻んであげているのだ!と思うことにしよう。

マイケル、倒れる前に「作戦はある」と言ってましたよね。どんな作戦なのかとっても気になる。
眩しがって眼を背けるはずとか、偶然を期待した作戦だといいな♪
何だか、本来のPBに戻ってきた感じ(笑)。
CTにおびえているのを見て、イレズミは消してあるから大丈夫じゃないのか?消しきれていないのが反応しちゃうの?と思ったけど、イレズミがあると痛いのはMRIの方で、CTは大丈夫なのでしたっけ?
その後、何も触れていないので、マイケルは検査が恐かっただけのようです(笑)。

My Name Is Earlでのセルフ情報。
脱獄するために、アールの背中に刑務所の見取り図を書いてました。
天井裏を匍匐前進していたアールが落っこちたので、刑務所は安普請が基本なのだなということがわかりました。

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