今回は警官コスプレに尽きる。マイケルに限って言えば、お父さんの制服を着てみました感が強くて、実に微笑ましい。つまり似合わなすぎ(笑)。
制服、制帽が若くかわいく見せるのはThe Wireのマクノルティもそうなので異論はないが、マイケルはすごすぎる。これはしないほうがいい変装だ。なんだか、帽子がデカイ?とにかくバランス悪くて挙動不審。
トルコ大使の妻がスキュラの番人の一人だとわかりデータゲットは成功したけど…警官の集まっているパーティーなのに誰もマイケル・スコフィールドを認識できないなんて、ここの警官たちも心配だな~。フォックスリバー8の手配写真を散々見せられてるはずなのに。みんな新人なのか?
今回、マイケルはたいしたことしてない。
大使夫人の鉄壁の護衛フォーメーションを見抜いたのも、パーティー名「ワシと天使」から殉職警官を偲ぶ会であると導き出したのも、マホーンだし。砂煙を背負って疾走するマホーンを見たいのですが、こういう活躍を見せてくれるならそれはそれでよし、だ。
ティーバッグさんとチームの再会がこんなに早いというのは意外。見張りもつけないでとりあえず逃がしてしまうのも意外だったなあ。「あれがあれば…」といってる鳥図鑑を持ってる人なのに。次の再会を見越しているのだな、きっと。
今までそれほど感じなかったサラにもつっこみどころ登場。
クレジットカードってあんなに無防備にバッグに突っ込む?すぐ使うから?(笑)
財布の簡単には見えない部分に入れて尚且つ、ファスナーつきバッグに入れる私が小心者なのですか?。
あのバーも「シェパードだ」と名乗った男がブルース・ベネット名義のカードを使っても何も言わないのかね。追っ手の殺し屋に「こんな女性なんか知らない」と言って味方してくれたのかと思ったけどそうでもないのか。
そのおかげでマイケルたちの居場所が組織の殺し屋に知られることになりそう。が、この殺し屋はマホーンが探している息子殺しの犯人なので、向こうからやってきてくれるなんてラッキー!ともとれる。
サラへの最大のハテナ。彼女医者ですよね。マイケルのこと心配じゃないのかな。一応最愛の人なわけでしょ、何か寂しいものがある。結局「マイケル、がんばれ!」って言ってあげないといけない気がしてくる(笑)。
前回、ラフすぎる格好で会社の中をうろつくことに抵抗を持たないマイケルに驚きましたが、大好きな
宮田珠己さんの「スットコランド日記」にそれを思わせる記述があったのでご紹介。仕事の打ち合わせで、ある会社に赴いた時の様子。
ガラス張りの洗練された社屋の受付で、周囲がみなぴっちりとしたスーツ姿ばかりだったときには、せめて襟のついたシャツを着てくるべきだったと頭を抱えた。おまけにリュック背負って運動靴という、この年でそれが普段着というのもどうかと言われそうな格好だった私は、不審者と思われないようさりげない態度で受付を済ませ、さらに警備員に阻止されないよう胸の真ん中に堂々と入管証をちらつかせつつ、エレベーターへ突入した。
正式なゲストでも「あ、場違い。目立っちゃう!」と思うのに。マイケルに足りないのは気配りか。