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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ダメージ2 #1「破滅させたい女」 I Lied,Too

銃をちらつかせやさぐれたエレンが誰かを脅しているところからスタート。相手はわからないまま、話は半年前へ。

フロビシャー裁判に勝ったパティは社会貢献のための財団設立に力を入れたい様子。しかし、出資者であるはずのアーセナルに知事選出馬を理由に出資を断られ、10年以上昔に何か因縁のあるダニエル・パーセルからは謎の書類が届けられる、と裁判を休んでいてもパティの周辺は慌しい。
エレンはパティ逮捕を目標とするFBIに積極的に協力し、自分を殺そうとしたことも告白させようと躍起。パティとエレン、二人の腹の探り合いが再開された。

やっぱり恐い。パティもエレンも、お互いに相手が本当のことを言うはずないと思っているもの。思っているというよりも「わかっている」という感じだし、もっと言えば「これが嘘だと相手もわかっているはず」という自信が恐い。特にパティ。エレンはFBIに協力して早く結果を出したいという焦りが、まだまだ小者だな、と(笑)。
これが「初ダメージ」だったら、アーセナルの娘のコカイン事件は偶然だし、落ちそうな地位回復のためにアーセナルが進んで出資額を倍にしたのか、と思ったかもしれない。でもS1を見てしまった身には、全てパティの作戦だとわかってしまう。絶対そうですよね?
そんな鋼鉄パティも自殺したフィスクの影に悩まされ、不安定な部分がエレンや息子にも知られてしまうくらい。これは作戦でも演技でもなさそうだ。

さて、今シーズンは何者かに狙われているダニエル・パーセル絡みがメインで、そこにエレンの持ちかけた乳幼児死亡率事件にパティが食いつくか食いつかないか、という感じで進むようだ。
ダニエルはある企業の何かを掴み、書斎を荒らされる等生活を脅かされた上に妻を殺される。ダニエルは軽症なので、妻殺しの疑いをかけられそうだ。一旦は「忘れてくれ」と言われた依頼、妻殺しの容疑を晴らすというところから接触が始まりそう。この二人の過去の因縁も気になるところ。

ダニエルが乗り込んで怒りをぶつけた会社の男(Brett Cullen)、エレンのセラピー仲間(Timothy Olyphant 、デッドウッドのセスじゃないですかっ!ヒゲがないからわからなかった)、ここら辺もアヤシイですね。セラピー仲間のウィルなんて、デービッドに対するライラのようなただのストーカーでなかったらパティが送り込んだに決まってる(笑)。
フィスクのゼルさん亡き後、ホミサイド仲間としてエレンのセラピストとしてペンブルトン嫁登場。年とったなあ。それこそホミサイド以来だものね。

で、ラストはまたやさぐれエレン。会話している相手に向けて発砲したようだ。威嚇かもしれないけど。相手は誰なのか、見ているこっちも気を揉みながら推理していくわけだ。パティじゃ芸がないものねえ。

余談
ハイエナのような色合いのパティのワンコさんも健在。しかしぐるぐる回って何やってたんだろ(笑)。

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コールドケース5 #8「ゲーム」 It Takes a Village

水漏れと異臭から調べられた貸し倉庫の冷蔵庫から、少年(シェマー)の遺体が発見された。倉庫の借主、テオ・ギャンブルは他にも三箇所倉庫を借りており、捜査に向かうとそれぞれから少年の遺体が発見される。みんなシェマー同様、人差し指を切り落とされ、足には疲労性骨膜炎。シェマーの入れられていた冷蔵庫の指紋から浮かび上がった男は殺害を否定し、盗みに入ってとんでもないものを見つけたので取り引きしたいと申し出る。盗み出したものは、虐待を受けるシェマーの姿が映されたビデオだった。

シェマーのファイルが、行方不明者のキャビネットに入れられたので「今回はもしかしたら再会できるのかも」と淡い期待を持ったが…。
躾と虐待。そこに愛情があるかどうかで違うのだろうが、本人以外はわからないし、間違った愛情というのもある。親だから愛があって、施設職員だらか愛がないというのも乱暴な区分。
今回に限って言えば、愛情なしで施設で育った男が、自分が大人になった時に施設の子どもたちに繰り返し、モンスターを作ってしまったという悲劇。
当時のドクターが「20年前のことを覚えていると思うのか?」と言いながら、後にモンスターとなったマリクのことはしっかりと覚えていて「後悔している」というのが印象的。何があったかは全てわかっていた、でもそこに関わるにはかなりのエネルギーが必要。「関わるな」と言われて、そうできなかった若き医師を責めることができるだろうか。でも、若かったからこそ動けたかもしれないという気もする。
「ママ2が死んだら僕はどうなるの?」心にそんな恐怖をねじ込まれ、なおかつ一人ぼっちで死ななければならなかったシェマー(おそらく他の三人も)の痛みは想像を絶する。
犯人マリクの最期が自ら喉を切るというのは納得できない。精神に異常をきたしているとしか思えないのに選んだのは自決。モンスターの最期、頭を支配したのは何だったのか、もうわかることはない。

チームは今いい感じ。やさぐれスコッティも「遺族は答えを望んでいるのに、質問ばかりでいいのでしょうか…」と気遣えるほどに落ち着いている。それなのに…予告、見なきゃよかったなあ。

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プッシング・デイジー #9「雪だるま殺人事件」 Corpsicle

「チャックのお父さんを殺してしまったのは力のせい」とのネッドの告白にショックを受けたチャックは、誰にも話せずにいたがこの話を分かち合いたい人こそネッドだと気付く。
うやむやな感じがするものの、お父さんのお墓の前で「1分間だけでも」と懇願するチャックと、「君の目の前でお父さんをもう一度殺すなんて」と断るネッド。これがS2の関係性につながるのでしょうか。
S1の最終回でも事件はいつもどおりに起きて、いつもどおりにブラック。解決方法(笑)の「お猿の運転」、前回そんな言い回しがありませんでしたっけ?
雪だるま事件は解決するものの(手術が成功したかは別問題)、チャックの新たな秘密が発覚。
なんと、おばさんズのリリーの方がチャックのお母さんだと。
そういえば、チャックのお母さんはどうしたって言ってましたっけ?記憶にないなあ。
リリー本人の告白を聞き驚くオリーブ、というところでお終い。
いつもの次回に続く…という感じなのはストでお休みのつもりが区切りをつけざるを得なくなったのでしょうか。それともクリフハンガー?
マンガの世界という感じで楽しかったので(通りかかった母に「これ、マンガ?」と聞かれること数回・笑)、S2も楽しみにしたい。その頃にはディグビーのお尻の毛も生え揃っていることを願う。

ところで、何話か前にネッドがチャックのおばさんの家で、自分の作ったパイを食べたらみるみるうちに果物が腐り始めて吐き出す、というシーンがありましたよね。
死んだものに一度触ると生き返り、もう一度触ると即死、のシステムに倣って、自分の作ったパイを食べると、果物が舌に触れて即死(即腐・?)という。
ということは、ふだんネッドがものを食べる時ってどうなるのでしょうか?
命を亡くしたものに舌で触れるのだから口の中で生き返るの?年中踊り食い?牛が、豚が、チキンが、踊り食い?と思って慌てましたが、パッキーンと割れた雪だるま事件の遺体を見てガッカリしていたのでそれはないですね(笑)。ここは、材料に新鮮味が増したより美味しく食べられる、と思うのが正解でしょうか。

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9月の予定

NHK
ダメージ2
ゼルさんは第1話しか登場しないみたいですが見ます。でも火、水、木という週3話放送(最終週だけ金も)という形態はキツイ。録画してゆっくり見るか。

WOWOW
コールドケース5
チームとしてはとりあえず問題を乗り切ったよう。

AXN
ヴェロニカ・マーズ2、プッシング・デイジー(1日まで)
PD、もうお終い。予告によると最終回はネッドがチャックに罪の告白をしてしまうようだ。どうなる?ディグビーとオリーブ(笑)。

スパドラ
ホワイトハウス7、SAS4(6日)、HEROES3、サード・ウォッチ6(5日~)
HEROES、ゼルさん登場で一人盛り上がってます(笑)。TWはいよいよ最終シーズン。SASもこれでお終いみたい。

FOX
アール3(27日まで)
8月は録画だけでまったく見られなかった。

FOXlife 
ブルース一家3(6日まで)
1話も見てないのに放送終了…。

FOXCRIME 
MI-5・2、BURNNOTICE2、SVU4(28日~帯)
MI-5にはびっくりさせられっぱなし。あれで訓練って…。SVUはようやくS2を見終えたところ。

ミステリチャンネル 
奇術探偵(15日まで)、REX2、Secrets(4日~)
回を重ねるごとに犬心のわかってないモーザーに怒りが増します。しかし、犬刑事レックスとシュトッキーの触れ合いがいい感じなので外せません。シュトッキー主演の「Stockinger」もミスチャンに買って欲しい。
ヴァランダー刑事はパス。面白くないことはないのですが、ヴァランダーの日常をモンタージュ風に見せるのが私の好みではない。字幕の行間がもう少しあったら頑張ったかもしれないけれど(笑)。

LaLa 
クローザー4(12日まで)、マードック・ミステリー(7日~)
クローザー、もう終わっちゃうの?マードック~は毛色が違うのでとりあえずお試し。

日本テレビ
プリズンブレイク4
マイケル、がんばれ(笑)。

問題はやはりダメージ。BURN NOTICEのS1とどちらを優先させるかな。
NHKは新作にこんな扱いをするなんて、大事にしてるんだかどうでもいいんだかよくわかりません。

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BURN NOTICE~消されたスパイ #1~4

ナイジェリアでの任務中に突然クビになったCIA工作員のマイケル。理由も一切明かされずに、身分、仕事、預金…と全てを没収され気付いたらマイアミ。そこで待っていたのはFBIの監視。とりあえず特技を生かした仕事で日銭を稼ぎながら、自分が解雇となった謎を追う。

CIAを解雇され、FBIに追われる理由を探るのがメインテーマ。
その間平行して、生活のために困った人を助けるという探偵業で生活費を稼がねばならないというマイケル。
生活のための仕事なのに、内訳はほとんどボランティア。
最初の回こそ報酬らしい報酬をもらったが他はほとんど人助け。それなのに、仕事はすっごく大掛かり。スパイ仲間に情報料払ってるからきっと赤字だ。
身の回りのものでもプロの手にかかればチョチョイノチョイでスパイグッズに変身するのが楽しいですね。自分にも作れるのではないか?という気にさせてくれる。
Jeffrey Donovan さん、「タッチング・イーブル」では馴染めなかったのですが、これは軽妙でいい感じ。「タッチング~」ももう少し見ていれば印象変わったのかしら?
元彼女のフィオナ(Gabrielle Anwar)の、荒っぽい仕事で生き生きする様子も歓迎事項。火炎瓶、ショートさせるだけでいい車を爆破、やたらと銃に手をかけるところとか。
クビになった理由にたどり着けないで、いつまでもサム(Bruce Campbell、オヤジになりましたね)と三人でマイアミの困った人のために活躍してくれればいいのに。
CMでは厄介なお母さんらしいけれど、4話まで見たところでは「病院に連れて行け」とFBIらしき人をほいほいもてなしたことくらいか。あとは弟の存在がどんなものなのかしら。

息子を一人で育てている誠実な男ハビエルが管理人をしている別荘で強盗事件があり、ハビエルが容疑者扱いされ、その疑いを晴らすのがマイケルの初仕事。
このハビエルがDavid Zayas 。マイケルが話を聞くために別荘へ出向くと、彼が他の使用人に指示を出している後姿がまず映ったのですよ。まだ顔も見えないうちから「ああ、エンジェル(モラレスでも可)だ」と。後姿と声でわかっちゃうのねえ…と嬉しいやら哀しいやら。きっと最初の方のクレジットを無意識に脳が覚えていたのだと思われるけど。
それにしても、ちょっと困った感じの人というのが適役ですね。別荘の主人の悪そうなところと共にハマリ役ですよ(Ray Wise。「リーパー」で本物の悪魔だし)。
続きが楽しみだけど、いつ見られるかなあ?優先順位、考え直したほうがいいかしら?

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