他のドラマのように、覚書に数行でもストーリーを書こうと思ったけど無理だ(笑)。楽しめればそれでいいPB。
脱獄犯マイケルには15年の刑が待っている、兄ちゃんは殺し屋殺害の罪で逮捕、SONA丸焼けのどさくさで逃げたけど捕まったベリックとスクレ、ウィスラーと組織を破壊する計画を進行させていたマホーン元捜査官は組織の陰謀で妻子を殺され、ウィスラーも射殺、絶体絶命のそれぞれが国家安全保障局の肝煎りで組織壊滅チームを結成!成功すれば自由が得られ、失敗すればそれまで、という綱渡りチーム。失敗=刑務所じゃなくて、「死」だよね。
このチーム結成までが早いこと、早いこと。
普通(って何をして普通?)、襲われてるところを無駄に長引かせて「話があるっ!」ってマイケルが電話で力んだところで初回は終わり、チーム結成は次回でしょう(笑)。思い切りが良くていいね。
組織を潰すためにチームは働き、組織はスキュラという秘密ファイルカードを知る者を消す、というそれぞれの目的での攻防戦がこのファイナル・シーズンということのようだ。
チーム結成も早かったけど、サラが生きているとわかってからの再会も早かった。以前、「そ、それが計画?」とびっくりしたくせにマイケルを信じてついて行くサラは肝が据わったのか?
安全保障局に協力するか、刑務所か、「どうするの?」と聞くサラに「わからない」とマイケル。ウィスラーとグレッチェンに声を荒げるマイケルに失望気味だったけど、初回から「わからない」って言われちゃ許してやるしかない(笑)。このセリフが一番ぴったりだね。
メンバーいろいろ。
妻子を殺されたマホーンはお気の毒、でも彼は何かしらの影が漂っている方が雰囲気ある(負のパワーで魅せるタイプですよね?)ので設定はOKだ。
ベリックの「ママ~!」はいいですね。メンバー集結の時も何だか忘れたけど「ごめんよ~」と実に素直。S1からすっかり人柄変わっちゃってるけど。「いいんだ、スクレが刑務所で世話になったからな」とか言うマイケル(だったかな?)は生意気。
一人豪遊かと思われたティーバッグさん、そんなことはありませんでした。お金は取られたけど鳥図鑑だけは無事のようなので合流近し?
しかしウィスラーはあっけなかったなあ。
私がPB好きなのって、マイケルの顔のせいなんだなあと認識いたしました。ハンサムって意味じゃなくて(いや、ハンサムなのだろうけれど)。
サラが生きていると聞く、脱獄仲間の掲示板を見る、イレズミを消してもらう(翌日すぐに服着て大丈夫なのか?)、表情がわかりやすいのだ、大袈裟で。今痛いんだな、想定外で困ってるんだな、というのが手に取るようにわかって見ていて安心だものね。
本日一番笑ったのは、サラの生首が偽物だと聞かされたマイケルが兄ちゃんに電話で言った言葉。
「アニキ、何を見たんだ?」うわ~、兄ちゃん傷ついちゃうなあ。