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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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奇術探偵ジョナサン・クリーク #18「這い上がった死体」

ドラッグの取り引きの打ち合わせ中、仲間割れしてリーダーを殺してしまった三人組。死体を地下室に隠し、自分たちだけで取り引きしようとしたが現場に警察が現われる。一人殺され、一人は殺人を犯した呪いだ、と精神に異常をきたし、警察に全てを白状する。しかし、現場検証時、地下室に入れたはずの死体が階段を上ってドア付近で倒れていたことから益々呪いだと考えるようになってしまう。残った一人、保釈された女性がジョナサンにことの顛末を話し、謎の解明を依頼する。

ジョナサンに依頼にいったのが潜入捜査の女性刑事だったというのはよしとしよう。しかし、ひどすぎる。這い上がった死体の謎は大雨で地下室に水が流れ込み、出口近くまで浸水したからだと。浸水した痕跡を警察が見逃すなんてありえないぞ。メモが書き付けられた紙も、濡れて乾いたかどうかなんて見ればわかるだろうに。こんなに警察を見縊って怒られなかったのだろうか。
マディーのウソ失神、ジョナサンのカードテクニックも、後で使いますよ臭がひじょうに強かった(笑)。
こういう筋とはまったく関係ないところでどっきりさせられるのはキライじゃないけど(笑)、ドラマがたてこんできたら脱落候補だな。
と、思ったけどミステリチャンネルを見てびっくり。次回19話から、犯罪捜査番組の司会者カーラ・ボレーゴという女性がマディーに代わってジョナサンと一緒に事件を解決するのだとか。どういう理由でマディー退場になるのだろうか?

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コールドケース5 #4「ロックンロール」 Devil Music

1953年、ビンゴ・ゾーハーというバラエティショップの店員の射殺死体が黒人地区で発見されたが、未解決事件となっていた。54年後、ある老人が再捜査の手がかりに、と当時拾ったビンゴの財布を持って殺人課に現われた。死体発見は黒人地区だが、財布を拾ったのは白人地区だったという。事件のファイルにあったシャツの汚れ分析を手がかりに再捜査が始まる。

黒人音楽の魅力に沸き立つ心を抑えられなかったビンゴは、自分だけでなく周りの人々にも時代の変化をもたらした。意図されたものではなく、好きなものの魅力に抗えなかっただけ。
でも従兄弟には家族や町の平和を乱す者として疎まれてしまった。でも嫉妬が正解だと思う。54年後にビンゴの音楽を語る従兄弟は明らかにその才能を認めている。銃で脅すだけのつもりの興奮状態でも、一度しか聞かなかった歌詞を覚えているのだから。
白人と黒人の住み分け、女性に求められる幸せ、いずれやってきたであろう変化の波をビンゴの情熱がちょっとばかり早く町に持ち込んでしまったための悲劇だったのかなあ…。
ビンゴにとってはこの時が最初で最後のチャンスだったのだろうな、だってエルヴィス・プレスリーがもうすぐ登場するし…と現実とドラマの境目をまたもや見失いました(笑)。

「内務に突かれているのはチームの誰かがチクったから」と荒れるスコッティはわかりやすいやさぐれ方(笑)。
チームを疑うのは筋違いと自分でもわかってるはず、と諭す気遣い、ジェフリーズが大人でよかった。「ボスが守ってくれる」と言う言葉も聞けたし。ボスがスコッティを突き放した感じに見えたのは、スコッティ自身に省みる心が見られなかったから、という考えが裏付けられたような気がする。
で、最後にヴェラがミラーにすすめて嫌な顔されていた食べ物は何ですか?クコの実?なんとも影響されやすい人だこと。

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コールドケース5 #3「儀式」 Running Around

「姉のアンナが1年前にフィラデルフィアで失踪した」と16歳の妹サラが殺人課へやって来た。アンナは友人レイチェルと一緒に、アーミッシュの成人儀式のためにフィラデルフィアに滞在し、毎日サラの元へ手紙を送っていたが、8月のある日を境にして途絶えたことを心配してのことだった。調度その時期の身元不明死体とアンナの身体的特徴が一致したため母親に遺体の写真を見せ、アンナであると確認できた。アンナは誰に、何故殺されたのか…?

アーミッシュの成人儀式は「16歳になったら1年間外の生活を体験する」 ということくらいしか知らない。
テレビやネット生活に馴染んでいる子でも、16歳で一人の自由な生活を与えられたら何が起きるかわからない。それなのに18世紀的生活を続けていた子に都会の今の生活が精神的にどれだけ過酷なことか。
アンナのようにお母さんの助言で「何かを得て戻ろう!」と強さを身につける子もいるかもしれないが、当然ジェイコブのように身を持ち崩す子だっているだろう。
クスリに溺れて戻りたくないのならしょうがない。でもジェイコブは戻りたがっていた。それなのに「改善の余地なし」と破門する教会が理解不能。家に、アーミッシュの世界に、帰りたい気持ちがあるのだから助けてあげるのが教会だろうに…と思ってしまうが、成人儀式とはそこまでも含めてのものなのだろうか。
アンナのお母さんを見て、「自分の両親が僕に使いを寄越したのだ」とぱっと顔が輝いたジェイコブは哀しすぎた。帰れるのに帰らないアンナに怒りを感じるほど帰りたいのに、なんでこんなことになってしまったのだろう。「(クスリの)止め方がわからない!」くらい子どもなんだよ…。
町山さんの本だったかな?たいていの子は儀式の一年を「軽く羽目を外すだけ、都会に残ったりしない」と意外とクールだと聞いたような気がして、テレビや流行の世界に通じないことは成長を早く逞しくするのかな?と思っていた。でも、守ってあげなければならない時期というものはあるんじゃないのかな?
「村を出るつもりはない」と言っていたサラが儀式を受けることを選んだのが答えなのだろうか。

スコッティは、「内務監査が他のことについても知っている」とボスに愚痴る。しかしボスは「自業自得」と!ボスはいい子にしていれば可能な限り守ってくれるはずなんだけど。こんなこと愚痴っているようでは「いい子」とは言えないからだろうか。あの厳しい目は心を鬼にしているのだと思いたい。
もう一人の問題児、リリーはカウンセリングに行くことは行ったが「来たという証拠にサインして」で済まそうとする。ナンバーズのドン兄ちゃん、WATのサム、みんな同じですね。そういう態度が既に問題を抱えている証拠であることに本人が気付いていない、ということなのだろうか。
そんなこんななので、電気のない静けさのアーミッシュ生活にちょっと心惹かれるヴェラの気持ちもわかるような気がする。ヤスリかけただけだけど(笑)。

この本にもちょっぴりだけ書いてあったような気がする。
キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢
「キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢」
 [単行本]
 著者:町山智浩
 出版:太田出版
 発売日:2008-12-18
 価格:¥ 1,197
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REX2 #4「気に入らない写真」

ホテルの部屋で旅行者の刺殺死体が発見される。「よく写真を撮っていた、近くの現像してくれる写真店を教えた」というホテル従業員の情報から写真店に行くと被害者の引換証を持ってきたという男が現れる。男は「事件当日の昼間、声をかけられ撮影に応じ、夜の訪問を約束したが訪ねたら殺されていた、自分の映っている写真が見つかったら疑われちゃう…」と証言。アリバイも証明され、では写真に映っている何かが誰かに不都合だったのだな、と撮られた写真から手がかりをつかもうとする。

「このへんで君のような素敵な男性のいる場所はないかな?」(爆)
前回はオールヌード、今回は同性愛者の写真趣味、やっぱり視聴者ターゲットがわかりません(笑)。
しかもこの質問されたモデル男、「それなら市民公園かな?」ですよ。そんなこと言ったら自分の夜の約束が反故にされちゃうかもしれないのに(笑)。
旅行者の撮る写真がとにかく無駄。犯人が映りこんでしまった、というのを表現するにしても男の尻を追いかけすぎだ(笑)。その前のお願いしての撮影会も、銅像の尻を撫で回すという…とにかく尻、シリ、尻…。
そして、わかりやすいのがモーザー。ヌーディストビーチでの潜入捜査は誰も頼まないのに率先して行くのに、どうやら男の臭いオンリーだと本能で察すると事件が見えてくるまで公園に足を踏み入れようとしません(マックスもいい迷惑)。
肝心の事件は、旅行者の映した写真に麻薬売買の現場が映っているかもしれないのでフィルムの回収に向かった下っ端が抵抗されたために殺してしまった、というもの(本人がしっかり説明してました)。
おそらく観光名所の市民公園を同性愛者の出会いや麻薬取り引きの場と言い切っていいのか?、想像力の足りないモーザーをヘララーはどこかで見ていたのではないか?、モデル青年はあんなシャツ着てるのに昼休みがあるような仕事をしてるのか?隠すのは顔じゃなくてシャツじゃないのか?等等つっこみどころ満載。
でもラストのアイスクリーム泥棒モーザーが一番ひどいですね。

今日のレックスは、女性獣医さんをモーザーに近付けないよう、門を閉めモーザーの上着を隠し、何気ないふりして二人の間に割り込みます。
閉めた門を無駄に飛び越えてるな、と思ったら終盤で公園のベンチをいくつも飛び越え犯人を追跡することの伏線でした。やっぱり張るところ間違ってるよね(笑)。

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プッシング・デイジー #4「羽ばたけピッジ」 Pigeon

ディグビーはやっぱりネッドの秘密を知っていた!
犬は遊んでもらおうと突進するものなので(違う?)秘密のシステムを理解していないと危なすぎるもの。
直前で踏みとどまり、ネッドに枝でなでなでされて至福の表情のディグビーはかわいすぎ!
ネッドが寄宿学校に入れられた後一匹残されてどうしていたのかな?という心配は杞憂でした。火事も通報できるくらいなのでどうにかなったはず(言い切る・笑)。
怪我した鳩のことで揉めてる様子をパイの穴ぐらのまあるい窓からちょっこり覗いているのもキュ~ト!!
キュートさではオリーブも負けてない。おばさんたちに、チャックは本当は生きていると密告しようと企てたやさぐれ顔も、生きていると知っておばさんたちの受けるショックを考えて思い止まる優しい一面も、かわいい女の子(っていう年か?)。オリーブの考えを知ったチャック、この二人の関係に変化は出てくるのかしら?(←取ってつけたみたいな感想だ)。

今回のストーリーは、農薬散布飛行機がマンションに激突、操縦士は死亡するが、保険会社が自殺と判断し保険金の支払いを拒否、目撃した上に謝礼の匂いを感じたコッドが、操縦士から「脱獄囚にハイジャックされた」と聞き出させて、住人に成りすました脱獄囚を追い、自殺疑惑を晴らすというもの。その間に伝書鳩文通の真相から芽生える恋あり、散る計画あり、外の空気に触れたおばさんたちの変化あり、と盛りだくさんでした。
そして町中の屋上でミツバチを飼うのはどうだろうか?という疑問が残りました。

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