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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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クローザー4 #47「崖っぷちのプロベンザ」 Dial M for Provenza

妻が自分を殺そうとしているとの訴えがあり、プロベンザを殺し屋にしてアンジー・セラビアンへ囮捜査を仕掛ける特捜班。アンジーがジョージ(プロベンザ)に報酬2万ドルを渡したところを逮捕。証拠もばっちりで問題なしと思われた。しかしプロベンザとフリンがアンジーを移送中、食事をしている間に車を盗まれてしまう。夫殺害未遂の証拠は全て車の中。48時間になんとかしないとプロベンザのクビが危ない。盗まれた車探しとアンジーの尾行が続く中「アレックスが死んだ!」と驚喜するアンジーが…。

これは…続々特別観覧席?フリンもプロベンザも一人ずつなら問題ないのにどうして二人一緒だと悪い方に力が増えるのだろう。
しかしその後のプロベンザは習得したブレンダの落としのテクニックで、自動車泥棒に老女(ブレンダママの写真!)殺しをふっかけて「自動車盗んだだけだよ~」と白状させ、夫殺しはすっかり解決したと安心したアンジーに色仕掛けで迫り(?)「夫殺しが終わったらもう会えないんじゃないかと寂しかったわ」と計画の事実を語らせることに成功。
クビの危機も「引退したら最初の女房に年金半分取られるから辞めない」との事情を聴いたポープの共感を得られて回避。
プロベンザがブレンダから習得したのは「サンキュ~」だけではなかったことが証明されてめでたしめでたし。
本当のアレックス殺しは、義姉アンジーが兄さん殺害に失敗したから自分がやろうかな?と思ってしまった弟の犯行のようです。殺す気はなかった、事故だ、と言っているようですが、特捜班にアレックスの財布を取りに来た時から怪しかったのでこっちの事件は面白みゼロ(笑)。

前回もっともな怒りが噴火したフリッツとブレンダの関係が心配されたが、半休を一緒に過ごすくらいに仲直りはできている様子。これもフリッツの努力なのかな?と思うと泣けてくる。

余談
始まった途端に、プロベンザの妙なシャツが気になってたまらなかった。そしたらアレックスが「俺のラッキーシャツ!」ということで納得。でもすごいな、サイコロ柄(笑)。
大昔、あるプロスポーツ選手がカード賭博で謹慎し、その復帰会見にトランプ柄のシャツで現われ本当に反省しているのかを疑われたことを思い出した。

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プッシング・デイジー #1「パイメーカーの秘密」

ネッドは子供の頃、車に撥ねられた愛犬ディクビーを生き返らせたことから自分に不思議な力があることを知る。試行錯誤の結果、死んだものに触れると生き返る、生き返らせたものに再び触れると二度と生き返らない、生き返らせた一分後には近くにいる他の誰かが代わりに死ぬ、という法則を導き出す。大人になり、パイ職人として店を構えるネッドはある日、探偵のコッドに不思議な力を見られてしまい、懸賞金のかかった事件の相棒となることに。

デイジー畑の黄色!空の青!色鮮やかなパイ!このカラフル具合が死のコメディをお伽噺へと変換させてくれているかのよう。
突然死んだママに触れたら生き返り、ほっとしてたらお隣チャックのパパが死に、その決まりごとがひらめき驚いていたら、お休みのキスをしたママがまた死に、今度はどんなにつついても生き返らず本当に死んでしまった。
法則を見つけ出すために自分のママと幼い恋心を抱いていたチャックのパパが犠牲になるなんて。
死んでない人に触れるのは問題ないようなのに、何故チャックとの「近付けない恋」がテーマになっているのかな?と思ったところにチャックが船旅で殺されたことが判明。これにも懸賞金がかかっていてコッドがネッドを彼女の葬式に誘って…なるほど、そうだったのか。
チャックを生き返らせたことは純粋にチャックのことが恋しいからという気持ちと、パパを殺してしまった罪悪感が同居しているみたい。でも予測できなかったとはいえ自分のママもいうなれば実験台…(笑)。

チャックも探偵コッドもネッドの力に「何で?気持ち悪っ!」とか好奇心丸出しでなく、そのまま受け入れているのが好印象。ナレーターもネッドが力を知る過程に「そういうものだと思った」とまとめているのがいい。
なんやらがこうして、こんな力がこうやって働いてとかの屁理屈はいらない!という何かへのアンチテーゼか(笑)。

ネッドはこの力をパイ作り(ドラマを見てる時には気付かなかったけど、素材の鮮度に利用しているのですね)だけでなく、殺人事件の解決にも役立てている。犯人の名前は殺された人に聞くのが一番!ということですね。
いくら本当は死んでいる人だとはいっても、犯人の名前聞いたら即また死んでもらうのはなかなかブラック(笑)。
ブラックな笑いを振りまきながらも、次第に心が惹かれ合うネッドとチャックが手をつなぎたい気持ちを自分の手を握ることに変えるという、ほんわりとしたところも。コッドがネッドの代わりにハグするよりも絵になっていた(笑)。

ネッドの店で働いてるオリーブがホワイトハウスのアナベス。彼女は直接かわいがれないネッド(マジックハンドだよ!)の代わりにディグビーの世話をしてくれているようだ。で、ネッドのことも好きらしい。そこにチャックがあらわれて何やら複雑そう。
探偵コッドは、異常犯罪捜査班で異常な事件ばかりを扱っていたからネッドの不思議な力にも驚かないのだ!と妙に納得させるものがありました。
ワンコのディグビーはとにかく優しいお顔。見ているだけでほんわりとしてきます。
こんな登場人物たちと、カラフル、ブラック、ほんわり感のミックスされた世界に酔わせてもらえるかな?

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HEROES3 #40「死にゆく光」 Dying of the Light

ピーターとサイラーの壮絶な兄弟喧嘩(笑)。力を無駄に使ってるようにしか見えない。
ピーターってお人好しだから(ノックスも言ってたよね・笑)、未来のサイラー=ガブリエルを見たら「この人は悪い人ではないのだ」と考えが変わるかと思ったけどなあ。
お母さんを助けようとしているのに「母さんって呼ぶな!」(笑)。
サイラーの力を吸い取ったから飢えのコントロールができていないせいなのかな?がんばれ、ピーター。
と思ったら死んだはずのペトレリパパに力を全部吸い取られちゃいました。
ここでもお人好しピーター炸裂。
「再会のハグをしよう」って見てるみんなが裏があることわかってたよ!
ペトレリパパはタケゾー(アダムというよりタケゾーのほうがしっくりくる・笑)から吸い取って動けるようになったけど…それならさっさとタケゾーから吸えばよかったのにね。何十年も閉じ込めている間に連れ出すチャンスもあっただろうに。
さて、ピーター-特殊能力=お人好し。
でも使命感だけは残ってますからねえ。
モヒンダーのところに行くことになるのだろうか。
あそこはヤブだから、とりあえず副作用のでないDr.ジマーマンのほうがいいかもよ。

で、今までの話を鵜呑みにするとペトレリパパが一番の悪人ということですか?
力を持って生まれてこなかった息子に幻滅して人体実験、力を持ったら根こそぎいただき、集めた子分で何かを企む…わかりやすい悪党だ。

あとは、ヒロがアンドウくんを刺したのにはカラクリがありました、クレアとママがヒロとアンドウくん化しました、マットはダフニと出会いがありました、とこんなところでしょうか。
マットが出てくるとほっとしますね。特殊能力さんなのに心に訴えかけるのですよ(読んでいるという意味ではない)。マットだけでもいいのに亀さん連れてるし。

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ジャーニーマン #13「Perfidia」 最終回

ダンがタイムトリップしたのは2007年の精神病院。ここで「自分も旅人」というエヴァンに出会う。ダンが病院内に現れる姿を目撃した彼は自分を助けに来てくれた人だと確信するが、ダンは今回の使命は妄想癖のある患者エヴァンを救うことだとしか思わなかった。しかし旅人であることを証明するビデオを見せられて…。

終わっちゃいました。視聴率が上がらなかったからとはいえいかにも「お達しを受け急いでまとめました」という感じでかわいそうな気も。
突然ダンと他人のふりを始めたラングレー教授が重要な鍵を握っているとみせかけたうえでの種明かしもいまひとつ。
大昔の建造物の技術は尋常ではない→未来の誰かが技術を教えた→だからタイムトラベラーはいる、という見事な論法で研究を続けたらエヴァンやダンのような人を見つけたのだとか。…で?(笑)
ラングレーは、旅人の存在を見つけたらそれを知る人まで危険な目に遭う、ということで白を切り始めたの?
誰が命を狙って、誰が使命を与えていたのか、という説明には至らず(命を狙う側はHEROESに出演中かも・笑)。
エヴァンが心の充足を得た後に死亡、そしてダンのトリップが始まるという決定的瞬間を目撃し、命を下される限り最後の旅人として任務を全うするとダンは決心したのですよね?
で、家族を守るために離れることも辞さない覚悟だったけどケイティは「いつまでも待っている」ということですよね?副題「時空を越えた赤い糸」にふさわしい夫婦愛でのしめくくりということでしょうか。

ケイティやジャック兄さんの物分りのよさ(ダン「実はタイムトリップしてるんだ」、ジャック「そうか、薬物やギャンブルを疑ってゴメン!」で、即協力・笑)に驚かされたりもしたが私的には毎回「今度の使命は何かな?」と楽しみだったですよ。
でもこの物分りのよさがジャーニーマンだったのだと思う。
どこかの特殊能力ものよりは具体的な任務という縛りがエピソードを持たせていたようにも感じる。
誰が何のためになんてことは考えず、誰をどんなふうに救うのかを純粋に楽しむのがジャーニーマンだったのだろう。
きっと続けば続くほど、ダンを狙う人との攻防等が始まって収拾つかなくなったかもしれないのであいまいさを孕んだ中途終わりで正解かも。
しかし、私打ち切りドラマに肩入れするよね(笑)。異常犯罪捜査班、キッドナップとか。他にもあったかな?

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奇術探偵ジョナサン・クリーク #13「悪魔の仕業」

友人宅のディナーに招かれたジョナサンとマディーはその席でレニー&アリス夫妻に紹介される。彼らは生活が苦しかったが悪魔に魂を売ったことで一夜にして大金持ちになったと話す。金遣いが荒くなったレニー(フィッツ「恐るべき恋人たち」に出てた人だ!)はある晩ホテルで売春婦を買いお楽しみ中、売春婦を殺しに来た殺し屋に銃で撃たれるが火傷だけですむという不思議な経験をする。益々悪魔の力に酔うレニー、人が変わってしまったことを哀しむアリス、とうとう二人に離婚話が持ち上がる。

唖然!度を越した金持ちのやることはわかりません(笑)。
悪魔に魂を売った事件の真相は、高貴な血の流れるアリスに本当の父親は資産を残したいが、これまで秘密にしてきたのに遺言書に書き加えるわけにはいかないので、なんとかこっそりとアリスにも内緒で彼女に資産を残す方法はないものだろうか?と考えた結果の大掛かりなお芝居だった!
キャプラの話が出てきたので、「ポケット一杯の幸福」を逆にして、本当は裕福なレニーがアリスに資金の出所を追及されないようにしているのか?と推理したがハズレ。「素晴らしき哉、人生」だそうですよ。レニーの出会った悪魔が映画での見習い天使ということか。
それにしてもどういう組織に依頼したのだ?MI-5とか言ってたような?それはそうだ、売春婦殺しは本当に想定外で、レニーを殺しに来たのを最新兵器レーザー光線で殺してしまってもお咎めがない組織だもの。
投資コンサルタントの「リスクは大きいが、一年で2倍になる」というのは「投資を語って信託基金を毎年受け取らせる」ということでしょ?庭を掘り返して出てきた宝石類はとりあえず家を買ってもらうための資金ということだったのかな?
組織力には恐れ入ったが、
生活を監視していたと言っても、あの夫婦が庭を掘り返す理由とは?
投資コンサルタントが離婚条件の書類を用意してることにレニーとアリスは何故つっこまない?
その投資コンサルタントの女性の眉毛は時代のせい?
と不思議なことだらけ。
結果、レニーは一時の気の迷いを反省し、二人とも背後のカラクリに気付かないまま元の仲良し夫婦に戻りました、というめでたい話だったわけだが。
いくらクスリを盛られていたとはいえ、撃たれたか撃たれていないかくらいわからないのかな?レニー君(笑)。こういう強引なところが奇術探偵なのだ!
アダムのセクハラ裁判(しかし楽しそうな裁判だったよね・笑)は、傍聴席に並ぶマディーとユダヤ人男性を見てジョナサンがアリスとご両親が似てないことを思い出し、原告の訴えが覆ることを知っていながらフランス公演チケットを売る話題作りのために芝居を仕組んだアダム、というのが悪魔の仕業事件のヒントだった、ということだろうか。
マディーをユダヤ人と勘違いしている友人というのはこのためだったのか?相変わらずオマケの多い奇術探偵だ。

そしてMI-5の話題ついでに。
同週のMI-5、初代アダムことAnthony Head が、任務に疲れ潜入先で知り合った若い女性に惚れ込んでしまい、彼女を守るために自決するというハードな役でした。
トム=マシューが自分と同居している女性との関係に彼を重ねてしまうというエピソードだったが、MI-6のトップ(?)として出てきたHugh Laurie が横分けハウス先生でしかなかったことばかりが気になってしまいました(笑)。

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