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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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SPIRAL2 #8 最終回 

ムスの麻薬取り引きの証拠をつかむため、警察はスペインまで追跡する。しかしサミーの携帯はムスに没収され、追跡チームと連絡を取ることができない。海上から麻薬を引き上げている最中、ムスの元にサミーが情報屋であるとの電話が入る。ムスの追及に対してサミーは「自分は刑事、今も大勢が尾行している、警官殺しは重罪」と告げる。しかし尾行の姿は見えず、サミーは縛り上げられてしまう。

停職のベルト警部はカールソンの家に押しかけ、刑務所への品物運びに金銭を要求している証拠をつきつける。金で解決しようとするが、ベルト警部の要求は「本日正午までに停職処分を解き捜査に復帰すること」。
カールソンは訴えを取り下げさせ、謝罪の意味も込めての即復職を願い出るが今度は検察が「これだけ騒いで~?」と乗り気でない(笑)。しかしクレマン検事の遠回し作戦で復職決定。
ドラマ的にはいいんですけど、ベルト警部には部下に手を出したとか精神鑑定が必要とか問題点がゴロゴロしてましたよね?発端が言い掛りだったということで目をつぶるということか。

もうラルビ兄弟絡みは行き詰まりと感じたカールソンはツァボに兄弟の逮捕が近いことを告げる。
「兄弟の金はほとんどスイス、私たちが困ることはない」とツァボ。カールソンの手数料引き上げと共同経営者の座の要求をツァボは了承するのだろうか。
カールソンはやっぱり金。ここまではっきりしているのならそれはそれでお見事だ。そのうちツァボの顧客を奪って事務所を乗っ取るくらいするかもしれない。それを感じながらツァボが彼女を手元においておくのはかつての自分を見る思いなのか。

取り引き後のルートが予想外で慌てる追跡チーム。立体駐車場に入り車を乗り換えていたわけだが、「見てくるように」との本部の指令で近づいた時はもうもぬけの殻。
確かサミーは「20人の刑事が尾行している」って言ってませんでしたっけ?中に行くもの、出入り口で待つもの、役割分担しなくちゃ(笑)。
これで撤収、サミーもろとも行方知れずに。緊張感の走る本部では最後の手段としてムスの弟ファルークに兄と嫁の関係を暴露し、今後の予定を吐かせることに成功。倉庫にやってきたところを待ち構えて逮捕、しかしサミーの姿はどこにもない。
ここで再びファルークを利用するが兄と対面した弟はサミーのことなんかより嫁との密通に激怒し兄を射殺。八方塞かと思われたが、騒ぎが不安になったアリにムスの死体を見せ「吐かないから殺した、次はお前の番!」との脅しが効き、倉庫で車のトランクに閉じ込められたサミーを救助!めでたし、めでたし。

…めでたし、めでたし?意外!最後笑顔でしたよ!
誰にも幸せな結末なんて待っていないとの前提で見ていたので正直呆気にとられた。
また懲りずにアリに暴行を加えてましたけど(みんなで)、S1に比べてチームとしてまとまったラストはいい感じでした(そういえばS1は警察は脇役気味で、クレマンの苦悩がメインだったような…?)。
失態ばかりが目に付いた警察パートですが、他のドラマが全てうまく行き過ぎていて、スパイラルは正直に警察を描いただけなのかも知れないと思うようになりました。きっと彼らはこれからもポカを繰り返していくのだろう。

それにしてもロバン判事、かっこよかったです(笑)。
前半は探偵能力を発揮し、後半では権限と現実の挟間で静かに葛藤している姿にやられました。
目玉と手の動きはベルト警部の絶叫と反対の意味で雄弁。
そう思うと最終回のクレマン検事は地味だった。途中、私に正義感を疑われるという不幸なこともありましたが(笑)政治屋に懐柔されない姿勢は立派。しかしこれからどうするのだ?融通利かない男として有名になったであろうし(海外での捜査を即刻やめるべき、とロバン判事に意見してたし)、正しいけれど先がないという寂しい立場になっていくような…。

と、ハッピーエンドでありながら登場人物のほとんどの今後が心配になる最終回でありました(笑)。
続くのか?

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マイ・ネーム・イズ・アール3 #4「The Frank Factor」

アールが刑務所で昔のルームメイト、フランクに会って「あれからどうしてた?」と語り合うエピソード。
家を追い出されたアールとランディが転がり込んだのがフランクとパコのトレーラーハウス。このパコというのがクローザーのサンチェス(Raymond Cruz)。故郷においてきた恋人(なんとカタリナ)の写真を見て涙を流しながら身体を鍛えてました。
この四人で強盗を計画するが、決行の日はアールがジョーイに捕獲された日で、アールが来ないとなるとランディもテレビを見たまま集合を忘れる。
残った二人で強盗は成功するものの、密入国してきたカタリナをパコが発見し、ダーネルを降ろしたばかりのFBIの車に追突して御用となったのでした。
フランクは今アールと一緒の刑務所だけど、パコは強制送還か?

カルマの旅もそろそろいい人臭が鼻につき始めてきたので、S3を見るのを半ば躊躇っていたがこういうリンクエピソードは好き。
パコの恋人がカタリナで、証人保護プログラムの研修を終えて放り出されたダーネルと出会ったのが密入国したてのカタリナだったとか、関係性が面白かった。これ、後付ですよね?
FBで登場人物のリンクを見せることが売りの一つとしていたドラマ(何でしょう?ちなみに私は新シリーズ見ない・笑)よりも話としてうまくつながっていたと思う。あっちは後ろを通るだけだったりするからね。

ダーネルの証人保護研修もくだらなくて好き。
教官の「まずは自己紹介だ」に正直に名前を話し出すダーネルはひっぱたかれ、「どんなことがあっても身分を明かしてはならぬ」と悪いお手本となり、「指紋がなければ不都合なし」と指紋削り器(!)の前に立たされ、削り始めたところで「強制はしないけど~♪」と教官、絶叫するダーネル。
くだらなすぎるけど見たまま笑えるから好きだ。
昔のエピソードで、証人保護受けてるはずなのにジョーイとの結婚式にママ(おばあちゃんだっけ?)をはじめ、親戚が集まっていたのは「?」だったけど「細かいことは気にしない!辻褄なんてなんとなく合うもの」という自信の感じられるエピソードでありました(笑)。

お馴染みさんの娼婦がバーに連れてきた日本人というのがまたへんてこりんだった。
出張で来た英語のわからないヨシミツさんという役だったのだが「典型的な日本人の役なんてイヤだ。でもエージェントがやれって言うから!」とたどたどしい日本語でおっしゃいました。このセリフ、わかってるんですかね?

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クローザー4 #46「許されざるゲーム」 Cherry Bomb

ミシェル・クラーク(16歳)が自分の部屋で首を吊って自殺。自殺に特捜班が呼び出された理由をテイラーにたずねると、数日前にミシェルが警察関係者マーク・イェーツの息子ダレンにレイプされたと訴えていたことがわかる。父親の影が捜査の遅れ、果てはミシェルの自殺へと至ったことを後悔するテイラーは「この事件が自殺なのか他殺なのか捜査して欲しい」とブレンダに頼むのだった。

テイラーの後悔した眼差しが妙に肝(笑)。行く先々やチームからも「これは自殺でしょう?」という視線を投げられるブレンダに口添えするでもなく、チームを咎めるでもなく、ただただ視線で語るテイラー警視。
捜査にイェーツの力を無意識に感じてしまったこと、訴えを聞きながらティッシュを差し出してあげたそのミシェルの遺体を目の当たりにしたことの衝撃がわかろうというもの。
ブレンダに叱責されても甘んじて受ける姿に、この花のないドラマの花を見たような気がした(ウソ)。

高校生の悪グループの一人が父親の権力の下でやりたい放題、寝た女の子の数を競うゲームなどという事件は捜査ドラマではありがちなことだが、捜査の後悔と執念を見た気がする。
でもイェーツは警察関係者なのに基本的なアリバイの口裏合わせを怠るなんてダメですね。それに…ホミサイドのフェルトンはそんな悪者じゃない!!(笑)

見終えた後もう少し時間があったので「アール3」#4The Frank Factor を見たらステキなリンクが!
サンチェスが出てました。故郷においてきた恋人の写真を見て、涙を流しながら身体を鍛えているへんな人でした。
まだあと4話ほど登場するらしいので楽しみ。

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HEROES3 #38「破壊者」 I Am Become Death

マットの見た4年後と今が錯綜して、私のようにストーリーを追うことを拒否している視聴者には非常に難儀なエピソード(笑)。ピーターがピーター連れて歩いてるし(笑)。
4年後は特殊能力を先天的に持っていたか、注射による後天的なものかで違いが生じているらしい。
一夜にして不思議な力を得た人が力を悪いことに使い始め収拾つかなくなっているのだとか。
それを先天的チームが取り締まっていると理解したのだが…クレア率いるダフニとマルロノックス(?)のチームは…?ピーター殺してるよ?それに最強の悪だったはずのサイラーが「ガブリエルと呼べ」とエプロンしたマイホームパパ。
「サイラーが更生したらクレアが不良化した」というふうにしか見えません。レベル5で隔離中のサイラーは瞑想したりして更生中のように見えるもの。
やっぱり問題なのはピーターとモヒンダーなのでは?モヒンダーの注射が人々の心を惑わし、ピーターが登場したせいでサイラーの家庭だけでなく4キロ四方に渡って街が壊滅だもの。この二人をレベル5に閉じ込めれば話は解決するのではないか?

おかしかったのはピーターがピーターに見せた4年後、道行くビジネスマンたちが会話を終えたら「じゃあね~!」と飛び立ちましたよ(笑)。
そんな力を持ってるのになぜ会社員?というのがおかしい。みんなが持ってるから普通のことなのか?あ、これを4年後ピーターは憂いているのですね。

ネイサンも飛んだけど、トレイシーとシンパシー感じて結婚に至るきっかけだったのでちっとも嬉しくない(笑)。嫁と子どもはどうしたのでしたっけ?

トレイシーやニキはクローンではなく三つ子でDr.ジンマーマンが何か力を授けたらしい、マットは絵を描かないけど白目さん、とこの前に追加情報も加わり、ヒロとアンドウくんが友情を再確認したのはいいですが…化学式を取り戻せるのはヒロだけ?そして何故タケゾーを掘り返す?
う~ん…
ちょうど再生止めたら次回のヒーローズを放送中。バブルスが泣いてましたよ!ジョニーのことを知らされたのかしら?(笑)

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奇術探偵ジョナサン・クリーク #10&11「死体が犯した殺人 前後編」

ダンカンの誕生パーティーに招待されたフェリシティとクレア。ダンカンはフェリシティのことが好きだったが、フェリシティはダンカンの友人ネビルが好きだった。パーティーの夜、フェリシティとネビルがベッドを共にしている姿を目撃したダンカンは投身自殺してしまう。
アナグマ生態観察に出かけたジョナサンとマディーとアダムのお姉さんキティ。コテージでトイレを借りたキティは女性の悲鳴を聞き、男性が女性の首を絞めている姿を双眼鏡で見てしまう。急いでジョナサンたちに報告し、事件が発生したかもしれない家に向かう。鍵がかかっていたが被害者かもしれない女性の安否が気になり窓ガラスを割って侵入。するとバスタブで女性の死体が見つかる。一向は警察に通報し、キティは被害者フェリシティが最近参加したパーティーでの写真を見て「この人が犯人」と3週間前に死亡したダンカンを指し示すのだった。

前後編の前編残り10分くらいまでダンカンの自殺とジョナサンたちの接点が出てこない!
盲目のトランペッターや壊れたドライヤーなんておまけを増やさなければ1話でまとまったかもしれない(笑)。

自分に想いを寄せていることを知っている家主の家でその友人とベッドを共にしようというフェリシティがわからん。
そんな神経の持ち主なのでダンカンに偽装自殺という壮大なドッキリを仕掛けられても仕方がない気もする。
が、ネビルとフェリシティがそうなることを見越してドッキリの準備をしていたのか?と思うとダンカンもわからん。
そしてフェリシティ宅に偽装自殺を明かしに行っての現場での出来事が最も不可解。
ダンカン真相告白→ネビルから「恋人と僕に近づくな!」との留守電メッセージにクスリを煽るフェリシティ→首を押さえてクスリが飲み込まれるのを阻止しようとするダンカン(キティが見たのはここ)→ダンカン、バスタブにフェリシティを寝かせ、もう自殺を図らないようストッキングを回収してゴミ箱へ→ダンカン、偽装自殺を手伝ってくれた軍隊仲間の家へ帰宅
ダンカン、匿名でもいいから救急通報しろよ!
そうすれば殺人事件にはならなかったのに。
目の前に人がいるのに咄嗟の自殺でクスリを選ぶフェリシティもわからないし、それを食い止めるのに首を絞めるってのもわからない。
結局真犯人はフェリシティのルームメイトで整体師のクレアだったのですが、整体師という職業は首を締められるだけの力があると説明するためですか?ジョナサンの悲鳴もそういう意味?
もうみなさん何がしたいんだか、難しすぎ(笑)。
あんなに盛大な誕生パーティーだったのに、誰もお葬式がどうなったのか考えてあげていないことを思うとダンカンもかわいそうだな、ということしか残らない不思議なエピソードでした。

忘れるところだった!ネビルの恋人、キコにも触れておかないと。
彼女は西洋人の考える東洋美人ということなのでしょうが、その喋り方も含めて私にはかなり気持ち悪かった(笑)。

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