忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

MADMEN #3「フィガロの結婚」

ドンのチームは便秘薬のコピー作りに難航、さらにはクライアントであるレイチェルのデパートを誰も訪れたことがないという大失態。お詫びを兼ねてドンがレイチェルのデパートに出向き、彼女に店内を案内されるうちドンは屋上でレイチェルにキスをしてしまう。妻子のあることを告白する彼女は腹を立て、この仕事から下りるようドンに命じる。
その週末、ドンの家では娘サリーの誕生パーティーが近所の人を招いて開かれる。パーティーの締めくくりであるケーキを取りにいったままドンの行方がわからなくなるが夜になって犬をプレゼントとして連れ帰ってくる。

と、今回のドンはいいとこなし。
冒頭電車内である男性から「ディック・ホイットマンだろ!」と軍隊時代を懐かしむ話をされたのが原因か。
軍にいたことは秘密ではないようだが名前が違うというのは考えてもみなかった。
ドンが女性にすぐ手を出す傾向にあるらしいのも、その女性にも仕事にも向き合っていても間に川でも流れているような微妙な距離はそこらへんが関係しているのかしら?

ピートが新婚旅行から戻り、ペギーは「あの夜何もなかった」と確認。これはピートの望む言葉を言ってあげただけなんだろうなあ。どうしてピートのことが好きなのかはわからないけれども。それにペギーの表情ってスパイラルのカールソンとは逆の意味で読めない(笑)。

チャタレイ夫人の恋人をこっそり回し読み、ドイツ車をけなす、と当時を匂わせる話題が他にもあったかもしれないけれど、フジテレビのへんてこりん編集のせいで集中できず。
CM明け、ドラマがちょっぴり戻ってるんですよ(笑)。NEXT放送時はどうだったのでしょう?
一体何のため?放送枠に合わせるため?このCM明けの戻り現象の意図が全くわからず、何か興醒め。
クライアントの店を訪れることもしないドンの広告会社の未来と合わせて今後に不安を感じる(笑)。

拍手

PR

最近テレビで見た映画

バンテージ・ポイント
バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション [DVD]
「バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション [DVD]」
 [DVD]
 レーベル:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
 発売日:2009-02-25
 by ええもん屋.com

大統領暗殺の前後を、シークレットサービス、私服刑事、旅行者…といくつもの視点から同時刻に何があったのかを見ていく映画。
本でもインタビューや取材形式で多方面から一つのことを語りながら進んでいく話はわりと好き。
そばにいたから会話をしただけと思われた人が別視点になるとそこにいることにこそ意味がある。
それまで姿を見ていたにもかかわらず、視点が変わることで違った役割が浮かび上がってくるのも私は好き。
でも、いくらそれぞれの視点になるからと言ってもあの人が途中から出て来なさすぎで役割わかっちゃうのが問題。
さすがはジャック、私のジャック嫌いを裏づけするかのような役だった。マシュー・フォックスに恨みはないけど。
それまでの繰り返しがコンパクトだったのに対して、最後のカーチェイスはチェイスしすぎ(笑)。
ここではもう善悪の配役ははっきりしているのに、どっちが悪かわからなくなるくらいだった。



ダージリン急行
ダージリン急行 [DVD]
「ダージリン急行 [DVD]」
 [DVD]
 レーベル:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
 発売日:2008-09-03
 by ええもん屋.com

疎遠だった三兄弟が、父親の死をきっかけに、長男の企画でインドへ心の旅に出かける。
「インド旅行」という言葉に吸い寄せられて見てしまったのだが想像と違った。
「インドなんて二度と行くか!ボケッ!!…でもまた行きたいかも」という本のせいで、町にあふれる野良ウシやインドの人々と闘うエネルギッシュなドタバタ珍道中を期待した私が間違っていたようだ。
コメディ部分もありだが心の再生物語。
オーウェン・ウィルソンには幸せになって欲しいと思っているので、包帯姿を見たら映画と現実の区別がつかなくなりプチ・パニック(笑)。
川に飛び込んで少年たちを救助できるくらいなので心配は無用だったが。
インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも
「インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも」
 [単行本]
 著者:さくら 剛
 出版:アルファポリス
 発売日:2006-06
 by ええもん屋.com




ミスト
ミスト コレクターズ・エディション [DVD]
「ミスト コレクターズ・エディション [DVD]」
 [DVD]
 レーベル:ポニーキャニオン
 発売日:2008-09-17
 by ええもん屋.com

これはDVDで視聴。なので白黒バージョンの方が怪物を薄布でくるんだような、認識できない気味悪さが増して好き。
賛否両論あるらしいが、私にはよかった。
原作とは違うけどこっちのエンディングの方が私はお気に入り。
「ボクを怪物に殺させないで」という約束で想像ついてしまうということなのだろうが、これがあるからこその最後の車内のシーンと、最初の方で「子どもたちのために!」と一人勇気を振り絞ったご婦人との対比が効くのです。
軍が秘密実験に失敗して怪物来ちゃいました、が恐いのではなくそこから引き起こされた異常事態での人間の恐ろしさですよ。
食傷気味、と言われている方もいますが私が映画慣れしてないからOKと思えるのかしら?
怪物が来た→なんとかしよう、怪物が来た→神のメッセージ、怪物なんていない、のグループに分かれていたのが再編されていく過程も気持ちを煽ってくると思うんだけどね。
名前も最初の方に出てくるし、一つのグループのリーダー的存在だったAndre Braugherはどうしたかね?
他の役の彼をあまり知らないが、ペンブルトンだったなあ(笑)。
小説だともっと年寄りでもっと嫌なヤツなので、ペンブルトンくらいでよかったと思える。
闇の展覧会 霧 (ハヤカワ文庫NV)
「闇の展覧会 霧 (ハヤカワ文庫NV)」
 [文庫]
 出版:早川書房
 発売日:2005-10
 by ええもん屋.com

拍手

名探偵モンク6 #11「ふんだりけったり」 Mr.Monk on Wheels

ある研究所の前でモンクさんが何かを踏んづけ駄々をこねていた時、自転車で派手に転んだ男をナタリーが助ける。しかしこの男は研究所のベリー教授の自転車を盗んだのだった。自転車泥棒を逃がしてしまったことに責任を感じたナタリーは警部に協力を頼むがバカにされ、「一人で探す!」と見栄を張るがどうしていいやらわからず、日頃蓄えていた功徳チップを利用してモンクさんに協力させる。顔を記憶していた上に自転車泥棒には前科があったのですぐに自宅が突き止められた。「自転車さえ戻してくれれば警察に言わないよ~」と自宅を訪ねるが発砲して逃走。しかも銃弾がモンクさんの足に!

あー、鬱陶しい!黒さ全開の黒モンク。
昨年、母が腕を怪我した時のことを思いだしてイライラしっぱなしだった(笑)。
特にあの車から降りるの降りないののところ。毎日があんな風でしたよ。
因みに母は銃で撃たれてもいなければ骨折もしていない。しかも自爆。
ナタリーにはちゃんと見ていてくれる警部がいていいなあ…モンクさんに忠告までしてくれるんですよ。通じなかったけど(笑)。
私もどこかに功徳チップがたまっているはずだ!

自転車を盗まれたベリー教授が「ホワイトハウス」のジョシュ(Bradley Whitford)じゃないですか。
頬のあたりが少したるみ、似合わないヒゲを生やし、生え際が後退したでは言葉が足りないほど額が広がり、そしてエコかぶれ。どれをとってもアヤシイじゃないですか。それなのにただ助手(シャレ?)に利用された気の毒な教授だったなんて少しがっかり。
でも専門バカ(褒め言葉)なだけかと思いきや、ナタリーの過労を見抜ける気配りも備えたいい人。
しかし、最後に助手を追いかけるのは過労の人じゃなくて教授が行くべきではないのかな?

というわけで、「元警察官銃撃犯(キャッチコピー好きだよね)」と「似た者夫婦」(これは警部か…)を除けばまたもやディッシャー影薄し。
クリスマスエピソードではあのセーターも着なかったし、このまま弾けずに終わってしまうのか?

拍手

The Wire3 #37「任務完了」 Mission Accomplished

長いうえに、とりとめのなさも何割か増。

ハムステルダムの責任はコルヴィン一人のものとなり、降格されて即刻クビとなり、再就職先も反故となる。ストリンガー逮捕のチャンスがめぐってきたと高揚する特捜班にはストリンガー殺害のニュースが伝わり、意気消沈。そんなマクノルティへコルヴィンはストリンガーから教えられたエイヴォンの隠れ家の場所を教える。

ハムステルダムをめぐって、取り巻く人々の勢力争いがすごかった。
切られる者は切られ、ある者は去ることを望み、取り引きを仕掛けた者は成功し、静観していた者に思わぬ地位が転がり込み…と正しいのかどうかはわからないがピースは全て収まったかのようだ。
市長、市議会の選挙はS4のテーマになっていくのだろうか。結局友人を裏切る形になったカルケティが一歩リードなのかな。
嫁の収まり場所が決定したようでダニエルズは結婚生活から開放される見込み。

今後も勢力争いが続くであろうこちらとは違い、終わりを予感させるのがバークスデール組。
ストリンガー殺害がマルロの仕業と復讐を意気込む部下に、犯人を知るエイヴォンは複雑。
「マルロではない」と止めるも、スリムに「たとえ違っても戦争を始めたら止められない」と返される。それはギャングとしての正しい掟。でも今のエイヴォンには「兄弟」を売ったことも圧し掛かる。
とうとう、エイヴォンのGOサインを待ち焦がれる部下にギャングとしての決断を下す。
が、隠れ家情報を入手し、盗聴&見張りからマルロVSバークスデールの戦争の臭いを得た特捜班が出撃直前に踏み込む。
武器は部下の誰かが「私のものです」と言うだろうからエイヴォンも2~3日拘束されるだけと楽観していたが、マクノルティに見せられた令状には情報提供者=ストリンガーの文字が。
マルロの見張りを除いてほとんど逮捕、エイヴォンも逆戻りで、もうビジネスに力を注ぐ参謀もいない。
今後、オマーはどこからクスリをかすめればいいの?
マルロが罪状認否を見に行ってるところは時代が変わるのだな、と感じさせる。
ハムステルダム廃止でクスリの仕事も元通りになり、デニスのボクシングジムに通っていた子たちもストリートでの仕事に戻ってしまった。でもデニスが迎えにいったら「明日は何時から?」と聞いていたので希望はあるのかも。
デニスはエイヴォンの逮捕に何を思っただろう。出資を頼みに行ったあの時、出撃の相談に出くわしていたらどうしただろう?と思わずにいられない。デニスは戦闘意志が消失していたから退いた、でもエイヴォンは困っている…もうそんな心配する必要もないけど。

それぞれに大きな変格を迎えたS3でありました。
警察そのものを去るのはコルヴィンとプレッツさん。プレッツさんが差別主義者でないことはみんなが知ってる。バルチェックの力で(どのくらいあるかは疑問だけど)残れることになってもプレッツさん本人が許さないだろう。コルヴィンは降格で退職の上に再就職先もなし。市長選に出るというのはどうだろう?(笑)。

マクノルティが西部署の制服警官を志願したのは意外。穏やかな仕事には向かない、と拗ねていたのに。制服姿は好きなので歓迎しますが。マクノルティも時代の変わり目を見たのかもしれない。制服で街の人と笑顔で話す姿は、コルヴィンがカルケティにツアーさせた「いい面」の象徴。あの場にいたわけでもないのに、コルヴィンはマクノルティの師匠なのだな、と納得できる。
ところでダニエルズ、「事件が片付いたら転属しろ」と言ってましたが慰留するつもりだったかしら?ダニエルズの昇格した後の勤務先が気になるんですけど。まさか西部署…?

何かを感じたマクノルティとは逆で、彼の悪い時代をなぞっているのがキーマ。連絡がつかないとのシェリルからの電話に咄嗟に事情を察して口裏を合わせるマクノルティは、経験者だからして欲しいことがわかるということか。

ハムステルダムからは売人も顧客も一掃され、廃墟と化した建物も取り壊される。
瓦礫の山を見つめるコルヴィン、新しいパートナーと仕事を始めたバブルス、というラスト。
ジョニーの死はバブルスに伝わったのだろうか。差し出した手を握り返さなかったのはジョニー、エイズの薬は拒否してあんな生活では長く生きられないのはわかっていたけど、仲良しだったものなあ。バブルスが再びクスリに巻き取られてしまうのが目に浮かぶので、ジョニーには気の毒だけど知って欲しくない。

余談
ネクタイカットと屋根のビール缶、それぞれの署の特徴ということでしょうか。
そしてロールズがゲイバーにいた理由は?気になってしょうがない(笑)。

拍手

HEROES3 #37「パートナー」 One of Us, One of Them

わかったこと。
・トレイシーとニキは別人
しかし二人とも生まれたのは同じ病院でDr.ジンマーマンが担当、トレイシーが訪ねて行くと「○○か(名前忘れた・笑)?」と。さらに「私が作った」とまでおっしゃってます。少なくともこのDr.ジンマーマンは三人そっくりさんを作ったわけですね。クローン?特殊能力もその時授けていたのならモヒンダーよりすごいじゃん!

・絵を描く人は白目になる
マットが飛ばされたアフリカで出会った人はマットの人生を描いていた。赤ちゃんを抱く女の人と幸せそうな絵を見て「これはまだだな、これからかな♪」と希望を持ったマットの前で「これはもうない」と塗りつぶす暴挙。アイザックさんは直接絵が降りてきていたけど、このアフリカの人は何かを聞くと絵のイメージがわくようだ。そして亀さんが見守る中、マットもヘッドフォン装着で白目さんになる。新たな能力を会得するのか?

・新ペトレリ兄弟
ペトレリママの言うことを言葉通りに信じていいものやらわかりませんけども。サイラーはネイサンよりは若くて、ピーターよりは年上に見えるけど…?これにもDr.ジンマーマンが関わってるのか?ペトレリママは「息子たちにはガッカリ、あなたが一番カワイイ♪」って顔してましたが一人捕獲後戻ってきたサイラーをまた閉じ込めたんですよね?かわいいからか?(笑)

・マルロ確認
The Wireのマルロが出ているというのに過去2話では姿確認できず。レベル5の一人だけど今まではよく見えなかったですよ。ようやく銀行強盗の主導を握っている姿を拝めました。マルロは感情を表に出さないけど、こちらでは普通に悪人(笑)。ピーターがジェシーの中にまだ入っている時、ジェシーの様子がヘンだから「家族や友だちが恋しいのか~」とカマをかけ、見事ひっかかったピーターの「私はピーター、ジェシーの中に閉じ込められました、あなたたちの悪事を止めなければと思い逃げませんでした」との告白に「そんなお人好しいるわけねーだろっ!」と名言(笑)。甘かったですね、マルロさん。いるんですよ、そんなお人好しさんが。
なんやかんやで未来ピーターが居場所を突き止め、ジェシーからピーターを出して「見せたいものがある」と連れて行ってしまいました(どこに行きましたっけ?)。悪人組は一人サイラーの餌食、一人捕獲、マルロ逃亡。ベネットさんはマルロを追いかけてくれるのでしょうか。

・ヒロ&アンドウくんの不協和音
ヒロは未来のアンドウくんを見て「信用ならん」と思い、アンドウくんはヒロのお供でしかないことに飽きてきた様子。アンドウくんはそんな子じゃない!ヒロが「未来のアンドウは僕を倒す」なんて余計な知恵つけるからだぞ。そもそもアンドウくんは一人でニキの家に行ってしまうくらい危険な行動力を持ってるんだから、ヒロが悪い!(笑)
二人が仲良くしてくれないとツライよ~。何がツライのかは秘密だ。

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]