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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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SPIRAL2 #6

バーベキュー事件の目撃者が現れ警察はアジズを拘束するが、カールソン弁護士から書類の不備を指摘され釈放せざるを得なくなりまたもやベルト警部の立場は危うくなる。
工作支援部から派遣されたサミーはラルビ兄弟の運転手として潜入することに成功し、アジズが兄弟に武器とクスリの売買を持ちかけている情報を得る。それを元に取引現場で待機するも相手側の武装にいち早く気付いたサミーがラルビを守り、ラルビはアジズを問い詰めバーベキュー事件にも関与していることを知り、従兄弟であるにも関わらず射殺…。

何もかもがキケンだ、フランス警察。
取調室らしきものが見当たらないのに加え、時空刑事1973くらい昔なら面通しの特殊ガラスがないこともわかるが、このドラマは2008年のもの。特殊ガラスがあっても見ている方と見られている方が簡単に行き来できては証人も恐くてたまらん。
さらに「フランスでは証人警護はない」と言い切ってるし。だからみんな証人になりたがらないのでは?ムラードが見たことを喋っているのに同席しているママは「子どもの言うことだ、暗かったから見えるはずない」とあくまでも関わりたくない様子だもの。

キケンなことその二。
ラルビ兄弟の組織潜入に成功したサミー、やたらと警察に顔を出さない方がいいのでは?
アジズが連行されたり、カールソンのお使いの運転したりするのを見てハラハラしましたよ。仕事終わって道一本過ぎただけで警察の車に乗ってしまうのも迂闊さんだ。
ラルビ側はそれどころではなくなり、アジズも死んでしまったので心配は一つ減ったが、カールソンは警察に出入りしてるぞ。ツァボがラルビの弁護士だと警察側は知っているとのことなのでカールソンとのつながりがわからないわけないし。ラシードにも前の運転手にもカールソンが国選弁護人であることを強調したのはつながりを隠すためだったのか?でも揃いも揃ってラルビ側に息のかかったヤツの弁護してたら疑わない警察もどうかしてるよね。
しかし、今の警察ならありえるかも。ベルト警部がピンチなんだから下がしっかりしないと。それとも警部が厄介だから士気が高まらないの?

政治家DV事件に手を加えようとするクレマン検事も変な感じ。政治家から聞かされたのと診断書の内容が違いすぎているのに政治家の肩を持つの?クレマンはそこまでしないと思ってたのに。診断書の内容を聞いて暗い顔したのでてっきり「自分には何もできない」と結論を出したと思ったんだけどなあ。カールソンといい、クレマンといい、表情だけでは真意がわからんです。
頼みの綱のロバン判事はベルト警部には「過大評価していたかも…」って言ってしまうし、クレマンの顔にも気付いたらどうなることやら。

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The Wire3 #35「改善」 Reformation

売人が携帯を捨てる期間が短くなり、盗聴するまで追いつかない特捜班。番号のわかっている電話が売人に渡るよう仕向け、すぐに盗聴開始できるよう作戦を変更する。
エイヴォンとマルロの戦争は止まず、プロップ・ジョーは「戦争を止めないのなら縁を切る」とストリンガーに言付ける。
ハムステルダムの存在を新聞社に密告されたコルヴィンは猶予を1週間もらうが、「その時が来た」と認め、上司にハムステルダム作戦の評判と結果データを添えて報告。
ケガの癒えたブラザー・ムーゾンがボルティモアに現れ、自分を襲った顔に傷のある男、オマーを探す。

ハムステルダムはピンチ。バレルや市長はかんかんだが、「数字をせっつく私に数字で返したわけだ」とロールズはニコニコ。はらわたは煮えくり返っているでしょうが。コルヴィンはその場で休暇を取るよう言い渡され、もはや計画もこれまでか…。
でも彼らを街に戻したら、治安が悪くなると共に「約束事」に対しての売人の反応も気になる。手を結んではいけない同士だけど何かがあったからなんとかなっていたとも言えるわけで。

特捜班の新アイディア、既に追跡可能な電話を携帯調達係に卸してさしあげる作戦。調達係とGFが仕事に飽きてきてるのも功を奏して上手くいきそう。フリーマン、闇の売人姿がなかなか板についてます(笑)。プレッツさんの事件+電話使い捨て期間が短くなって雰囲気悪かった特捜班もこれで少しは上向きになるかな?

デニスのボクシングジムはスタートをきることができ、
市長選に出馬するカルケティ(彼、パジャマ男だった!でもダニエルズのようなパリッと感がないのでダメ・笑)は友人を利用しなければならないことに悩み、
商売のピンチなのに戦争を止めないエイヴォンを持て余すストリンガー、とそれぞれのグループに希望と不安が乱立。
ストリンガーは警察に電話して何を言ったのだろう?親分を切るの?
今まで気にしてなかったけど、ストリンガーがコピー店に出入りする時、壁に書かれた「ATM」の文字が意味深(笑)。表立っていない手続きを踏むために散々お金出してますからね。私はその姿を「財布」だと思ったのですが金額が金額なだけにATMが正解だ(笑)。

ブラザー・ムーゾンが戻ってきてオマーを捜しているのは、自分を襲うよう仕向けた相手を確認するためですよね?チームを組まないオマーだけどここは敵の敵は味方、となるのだろうか。
ところで、ムーゾンが子分にゲイバーでのオマー捜しを命じてましたが…オマーのBFが偶然にいた店でロールズいましたよね?ここでは客の一人として同化しているだけのようでしたが、今後意味を含んでくるのでしょうか?っていうか気になるのは「そうだったの?」の方か(笑)。

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ザ・シールド7 #88「終着の地」 Family Meeting

ベルトランを逮捕すれば免責になる、とロニーを騙したまま強行作戦成功。しかし警察署でロニーを待っていたのはシェーンの最期と数々の悪事での逮捕だった。
ダッチはロイドから「母が行方不明、捜して」と頼まれるが、自分のせいで母親がロイドの第2の殺人の標的になったのだと確信する。

シェーン一家に逮捕される以外の道があるとすれば…と想像していたので驚きはしなかった。でもそのきっかけがヴィックとの電話とは。決心をつけるためにヴィックに電話したのかもとさえ思える。最期に声が聞きたかったかどうかは微妙なところ。
シェーンの「あんたの口癖、家族のため、チームも家族じゃなかったのかよ!」、ロニーの「(シェーンの死を知って)これで免責の必要もない」、「俺は逃げたかったのに、一緒に逃げようって言ったのに、俺だけ売ったのか!」がもう最終回の全てですわ。
シェーンは残された道を選んだ。ロニーは道を選べなかった。ヴィックは選んだつもりが違う道だった。やってきたことを考えればロニーは刑務所に入って当然だがヴィックへの絶叫を聞いてしまうと…同じ捕まるにしても逃げさせたかった。逃げた上で捕まるのならロニーも納得できたはず。売られたとなっては絶望しか残らない。ワイヤーのダニエルズだったら誰かをロニーの見張りにつけると思う。でも殺気立ったファーミントンでそれはないだろう。
この場にレンがいたら…いや、レンがいたらこんなことにはなっていないのだった。

免責受けられたヴィックが得をしたかというとそれはない。完全な生き地獄。でも刑務所に行くロニーのことを考えれば辛いなんて言えた義理ではない。
大切な人たちを守るためにやってきたつもりなのに今自分は誰からも必要とされていない、家族は自分からの保護を申請し、パトカーのサイレンにさえ自分は無関係、全てにおいて居場所を失くしたヴィックを見せるラストは万感迫るものがあった。
逃亡以降、大切な人が見えなくなっていくヴィックと対照的に、大切な人しか見えなくなっていくシェーン。シェーンのしたことは間違っているが、遺書の行間から熱に浮かされていた時間への後悔が漂っている。そんな器じゃないのに上っ面だけヴィックを真似ている、というシェーンの印象は、器じゃないのに引き込まれた、へ微妙に変化。好きじゃないですよ、シェーンなんてっ!

他のみなさま。
ダッチが心を奪われたロイド少年、クローデットの追及にいつのまにやら母親を心配する息子の顔でなくなっているのが無気味。ダッチはきっとロイドの罪を証明できないし遺体も見つからない(見縊ってるわけではないけど)。身内からの逮捕者、自殺者、罪を逃れた卑怯者(警官の目として)を目の当たりにしたうえでのロイドの挑発。クローデットと二人でどうやってファーミントンを守っていくのだろう。クローデットが引退する時がファーミントンの閉鎖かもしれない。
こんな中でもアセベダとビリングスの二人だけハッピーそうなのが皮肉。ビリングスはともかく(求めてるものが小さいというか身の程というか・笑)、ヴィックの悪事を全て自分の宣伝に利用してきてそれでもご満悦なアセベダは最早滑稽。市長になってファーミントン閉鎖に一番に同意するような気がする。
ダニーさんの親権問題とか、ジュリアンの家庭問題、途中から全く触れられなくなったけど…。
こうやってみると、オリヴィアの豹変なんてなんてことないな(笑)。

ああ、本当に終わってしまった。「続きを予感させるラスト」というご意見をあるところで見ましたが、私には一巻の終わりだった。
悪事には報いが待っている、でもそうでない部分も見ている私たちは知っている、ストライクチームの軌跡を刻まれたような気がする。

おまけ
コリーンと子どもたちが新しい生活を始めるための家に案内していたのが、この回を監督したClark Johnson。役名はHandsome Marshall(笑)。
あのコート姿、ホミサイドのルイス刑事が順調に年を重ねたように思えて感無量でした。

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REX2~ウィーン警察シェパード犬刑事 #1「無言の叫び」

J:COMオンデマンドで「S2の第1話を無料放送!」というのを見つけ、「ドラマが溜まりまくっているから本放送まで我慢する」と一旦は決意しました。しかし、犬刑事の誘惑に負けました。

出演者に変化ないせいか、オープニングはモーザーがレックスに頭を蹴り飛ばされるのを含めて変化なし。
視聴者ターゲットをどこらへんに据えているのかわからないドラマの内容も変化なし。
だって新シーズンの幕開けなのに少女誘拐&ポルノビデオですよ。
詳しい内容は本放送の時に書きますが(え?また見るの?・笑)、レックス代わったかなあ?ワンさんたちは年を重ねると顔つきも毛の色も少しずつ変化してくるからなあ。今回犬刑事としての活躍はなかったので捜査方法で確認もできなかったし(笑)。
犬刑事でなくレックスが何をしていたかというと、被害者少女の付き添い犬。
モーザーが言うには「アニマル・セラピー」らしいけど「うちではやってません!」と精神科の女医さんに一喝されてました。
それでもレックスが少女に付き添っている経緯は…「お約束」ですよ(笑)。

「あと3週間で引っ越さなければならないのに…」と家探しをするモーザー&レックス、というオープニング。何をした、モーザー?(笑)
金額と物件が見合わないらしく不動産屋に逃げられるが、そこは犬刑事、住みたい家は自分で探します。近所の空き家をいたくお気に入りの様子。
美人獣医の動物病院も近くにあり、二人とも利害関係が一致するので新居となる可能性大。
あとは気難しい大家さん次第(きっと犬好きとかいう設定・笑)。
でもですね、今までの街の中心部とは違い、レックスがひとりでショッピングに行けるような店が見当たらないのが不安。
モーザーが目覚まし時計のセットを7時15分ではなく6時半くらいにしなければいけないようなところだったもの。
モーザーの早起きより、レックスのショッピングのほうが重要ですよ。
ああ、新居の行方が気になる!

そうそう、記念撮影のようなエンディングも変化なしでした(笑)。

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HEROES3 #35「再臨」 The Second Coming

特殊能力者の存在を公表しようと開いた会見の席で何者かにネイサンが銃撃された!というS2のラスト。
生死は心配ではありませんでしたが(笑)狙撃犯は誰なのか?は気になっていたので…え、ピーターだったの?しかも細かく言うと4年後から来たピーター。
特殊能力者の公表から4年、世界はとんでもないことになっているらしい。「公表会見が間違いの始まり」と信じる未来のピーターは阻止するためにネイサンを撃ったということだ。
4年後が具体的にはどうなっているのかはわからないが(トーキョーのシーンだけ見るとこの世の終わりみたいだった)、ピーターに銃を向けるクレア、化学式を取り合うヒロとアンドウくん、と敵と味方のバランスが今と違っているようだ。
違っているのはそれだけではなく、アンドウくんが特殊能力者に!火の玉攻撃でヒロから化学式を奪いましたよ!アンドウくんは、マッドサイエンティストと化したモヒンダーの開発した特殊能力薬を何らかの理由で得たのかも。自主的にか偶然かはわからんですが。
モヒンダー博士の薬は注射してみないとどんな力が誕生するのかわからないギャンブルのような薬みたいだ(ちなみに博士は怪力マン)。
…もし4年後がとんでもないことになっているのだとしたら、ピーターが止めるべき相手はネイサンではなくてモヒンダーなのではないか?
ともあれ、未来のピーターはその場に適した力を使い分けられるように成長している、ということはわかった(笑)。
でも4年後に戻ってしまったみたいなのでこれから登場するピーターは…やっぱり目が離せません。

ゼルさん(Zeljko Ivanek)登場するまで話の流れを知っておくために見ておくつもりだったけどなかなかそうもいかないようですね。
ヒロとアンドウくんのパートはそれだけで楽しいし。もちろん、日本の情景含みますよ。バーガーボナンザ、おでん屋のような寿司提灯、社長室前の鎧の陳列(博物館?)、そして懐かしの漢数字時計(さすが社長のデスクともなると文字盤は手書きじゃない!)。
遺言ビデオでヒロのパパも登場しましたね。
パパ「絶対金庫を開けてはならん」
ヒロ「ヒーローなんだからそのままにしておけないよ!」→金庫内に再生指示のDVD発見!
パパ「金庫を開けたな~!」コントですか?(笑)
私はそうやって見ているので満足ですけどね。これからもストーリーから外れたところに注目したいと思います。
で、マットはこのシーズン中に戻ってこられるのですか?

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