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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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The Wire3 #29「ハムステルダム」

原題「Hamsterdam」:ドラッグディーラーの聞き間違えた「(Hつき)アムステルダム」をあえてタイトルにしている。(スパドラのエピガイより)。
なるほど。それでコルヴィン計画はハムステルダム計画と呼ばれるわけだ。
字幕追うのにいっぱいいっぱいでハムステルダムって間違えてるの聞き逃しちゃったよ。後で聞きなおそう。
で、ハムステルダム計画は案の定売人たちが決められた区画になんて移動せず、スクールバスに詰め込んで説明会を開こうにも一行に聞く姿勢なし。
この時、コルヴィン警視の話には耳を貸さないヤツらが先生が出てきた途端シーンとなるのが(笑)。子どもの世界を見たような気がした。
先生が恐い世代にふつうのこととなっているのがまさにコルヴィンの気掛かりなことであるわけですね。

特捜班の任務はキンテルを追うこと。
しかしマクノルティとキーマはバークスデール組周辺にこだわり続ける。
バブルスからの情報でマルロの危険さと売人のシマが入り組んでいるのを不思議に思う。
一方でマクノルティはフリーマンの忠告も聞かずストリンガー周辺捜査。
大学の記録で携帯番号がわかったものの、それを使っては合法的に何も問題のないことしか行われない。本当の仕事はすべて使い捨て電話。
マクノルティが二日間張り付いて見つけたことはすでにプレッツさんが調査済み。
この少し前のフリーマンとマクノルティの言い合いは、言い聞かせてわかる男じゃないと把握済みのフリーマン作戦ですか?
先に情報にたどり着いて軽くへこませ、猶予を与えての条件提示と見ましたが。
今日のダニエルズは何もしてないように見えたのでフリーマンの掌握術を讃えずにはいられない(笑)。

ダニエルズも捜査では見るところはなかったけどマクノルティにロンダとのことを知られたのは察してます。「君からロンダを取るつもりではなかった」って(笑)。
嫁にもロンダにも背を向けられたマクノルティはやっぱりバンクと飲むしかないのか。
ところでマクノルティの息子の化学実験発表会、火山ってよく見ますよね。それほど定番だと優勝は難しいだろうな。

どうやらエイヴォンは近々仮釈放になりそう。縄張りの実体を知ってストリンガーに何を言うかみものだ。
そのストリンガーがドネットからの電話に出ることにしたのは警察がディアンジェロの自殺を疑っていると知ったから、でよろしいでしょうか?

ダニエルズ嫁に近づいたカルケティの市長立候補、ハムステルダム計画の行方、ストリンガーの合法的な土地開発参戦、足跡を残さないマルロ、バークスデール組にこだわるマクノルティとオマー、バークスデール組に戻ってしまったカティの役どころ、キンテル捜査、とばらばらに見えるこれらが今後絡んでくるんですよね?

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名探偵モンク6 #3「天国から真っ逆さま」

ロト・ガールのマリッサが殺される。プロデューサーはナタリーに代役を依頼するがこれが意外にも好評で正規のロト・ガールとなって大人気。ファンに囲まれ、仕事にも付き添わないナタリーにモンクさんは次第に不機嫌になりアシスタントとロト・ガールのどちらかを選ぶよう要求するとロト・ガールを選ばれ喧嘩別れに。しかし、大トラブル発生でモンクさんの出番…というエピソード。

大トラブルとはナタリーと警部が組んで不正を働いたという疑惑。
真相は音声係が仲間と不正を仕組んだものの、解雇されたため同じ数字を選び続ける機械を直せなくなりナタリー&警部に罪をかぶってもらったというもので、マリッサは音声係が細工するのを見たために殺されたのでした。
ナタリーが注目を集めて天狗になったのは意外。
「私のおかげで視聴率がぐんぐん上がってる!」と当選金額が増えているからなのだと思い至らないのもナタリーらしからず。
いつもモンクさんに虐げられているから(笑)いいかなともったが、辞めると言い出すとはねえ。
それでも一大事に頼るのはモンクさん。これで鼻もへし折れ、いつものコンビに戻ってめでたしめでたし。

私は宝くじに関心ないので警部があんなに入れ込んでいるのはオドロキ。自分が選んだ数字がわからなくなるほどたくさんってことでしょ(笑)。
船を買い、引退し、会計士を10人雇い、ディッシャーの学資ローン返済という夢の当選プランが見られたのは収穫。やっぱりディッシャーは息子も同然だ。
そのディッシャーは本日決めゼリフに燃えていたようで、現場の制服さんに考えていたセリフを横取りされ本ギレ。「まさに当たりクジ」でしたっけ?
先に考えたのは自分だ!と証拠のメモを提示して刑事たるところを見せ付けてました。
そして犯人に警部がどれほど辛い目に合ってきたかを熱烈に語る。「奥さんに捨てられ、恋人は刑務所…」って。「部下はこんな」というのも足せるよね。
結論。もう何があっても学資ローン返済の援助は絶対にない。

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ザ・シールド7 #82「清算の構図」

ゆすりファイルがどこへ行くとか、どうでもよくなってきた。
ヴィックの退職は10日後、シェーンはヴィックを警戒、この構図だけで十分。
「あいつは昔はまともな刑事だった、ああしてしまったのは俺」ってヴィックが責任感じる必要あるのかな?
上っ面しか見られなかったシェーンが道間違っただけに思うけど。
器でない男に裏を見せてしまったことを問題に思っているのだとしたら…子どもにこだわるのと同じなのかもしれない。
最近手に負えないのに全部「なんとかする」というヴィックがイヤなので「あいつがいる限り危険」というロニーを指示。
実際、追跡中に事故を装われて消されることを恐れてシェーンの足は鈍ってた。シェーンが消されかけたことを知っている、とロニーはあの視線でわかったのではないかな。
ロニーの言う「危険」は仕事上でかみ合わないこともあるかもしれないが、大半は報復の意味。そしてそれが現実に。売人の下で働いてる荒っぽい男を雇いましたよ。
目撃者に「匿名情報として処理する」は前回に引き続いて優しい刑事の部分の表れかと思ったら、犯人を手先に使う魂胆だから内密にしただけだ。
ロニーを殺してヴィックに圧力かける、制裁気取りかよ!
「アゴは治ったか?」の表情、居直り強盗だよね(笑)。

その他。
ビリングスが真面目でした。
「ここ、任せていいかな?クローデットの家を見てくる」というダッチに一瞬の間の後「…パートナーだからな!」はなんだか清々しかった(笑)。
ダッチって最初の頃は引き出しにプレゼントを入れられてからかわれるようなぼんくらさんのイメージだったのに、いつの間にこんな気配りができるようになったのでしょう。
今回の家政婦手配も、ダニーさんを助手に就ける作戦も、クローデットという人を知っているからこそ。これなら嫁も逃げなかったかもしれない。
そして私ももう猫殺しから解放してあげないといけないのかも。
ヴィックと親権問題で和解すると見せかけたダニーさんは荷造り中。子ども連れて逃げるのか?

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奇術探偵ジョナサン・クリーク #1&2「闇からの銃弾 前後編」

画家が自宅で殺され、似た手口の強盗犯が逮捕されるが、警察の不正を専門にするジャーナリスト、マドリンに誤認逮捕を訴える。周辺を調べているうちにマジックショーの仕掛けを作る青年ジョナサンと出会い、一緒に事件の真相に迫っていく。

反則です!画家の妻(セレナ)があんな悪人顔なのに犯人じゃないなんて!
ジョナサンたちもセレナの外見に騙されてミニチュア模型作ったの?
すごいのは「部屋からは脱出できなかった、でも部屋に入っていなかったのでは?」という再現映像。セレナの女優、がんばりましたね(笑)。
これはジョナサンが「マジックショーならば」という立場から見てみただけか?
しかし真相もかなりマジックショー(笑)。
自宅地下で彼女が練習している姿を想像すると…わっはっは、だ。
あ、エピソードタイトル、ネタバレしてるよ!
彼女に「私の指紋なんて照合しようがないじゃない!」と言わしめる警察も警察だ。
犯人のものと区別するため、と彼女の指紋とってないのかよ!
指紋があればテープと指紋がばっちり合って、ジョナサンもマドリンも出番がなくなってしまうし、これはそういうドラマだな、と見方がわかったので問題なし。

ジョナサンがマドリンに抱く感情は複雑そう。恋愛ではないけど奥に潜んでいた人恋しさに触れられてしまったようなそんな感じでしょうか。
今後に進展あり?しなくてもかまいませんが(笑)。

前編でスーパーのレジよりも正確な暗算を披露するジョナサンというのがありましたが、計算間違えられた女性は感謝よりもジョナサンのカゴの中見て引いてましたよね。
そしてここで気になったのがレジ係の女性が座っていたこと。あれなら私もやってみたい←子どもの好奇心と同じだ。マッ○スバリューへGO!(笑)←まだ見てないけど、セルフレジが登場したらしい。

ジョナサンがタネを提供するマジシャン、アダム・クラウスが「バフィ」でジャイルズのAnthony Stewart Head じゃないですか。
インチキ臭いマジシャンぶりが似合っていて楽しみだったのに出演回数「1」ですよ、残念。ミステリチャンネルのHPではメインキャラクターっぽく紹介されているのに。

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The Wire3 #28「デッド・ソルジャーズ」

前回、ハーク並みにわかってなかったコルヴィン警視のお言葉の姿が見えてきました。
心にひっかかることは必ず後でまた出てくる、そういうドラマなので答えを焦ってはいかんですね。
売人を空き団地エリアに集め、外で何事も起こさなければエリア内での売買には口出ししない、というのがコルヴィン案。
酒とドラッグが同等であることに抵抗あるせいか?と自分を見ていたまさにそのとおり。
「目をつぶるんすかっ?」と巡査部長カーヴァーも反論するくらいなので私が違和感持ってもしょうがない。
署長会議後のエレベーター内で「犯罪減らすために何する?」と聞かれて「ドラッグ合法化」とニヤっとしたのはふざけてみたのではなく、本気の発言。
「警察本来の仕事をする」ためにとる作戦、どうなりますやら。
画期的で的を射ているけどバレルやロールズ、きっと怒るよね。バレルは市長に汚れ役押し付けられて荒れてるし。
でも彼らは犯罪件数を減らせ、減らせ、とそればかりなので結果が出ればいいのかな。
それよりも売人が決まりを守るのか?という疑問が一番大きいか。

チーズ事件の勇み足でジョー&バークスデール組への捜査が暗礁に乗り上げた特捜班に命ぜられた次なるターゲットはキンテル・ウィリアムソンという男。
「今までやってきたことが無駄になる」とキーマはミーティングで反発するがダニエルズは聞き入れない。
プレッツさんが「マクノルティに似てきた」とみんなを笑わせていたが、ホントに似てきたよね、私生活も(笑)。
私生活の不満を話すキーマ、それを聞くマクノルティ。彼、先輩面してませんでしたか(笑)。

オマールの寸劇強奪は続く(続けて引っ掛かるのもね…笑)。
しかし今回は失敗、仲間を一人失うことに。
異常を察知するのは誰よりも早かったが自分の責任と戒める。「だから?」って言える彼女も強いな。
「何故バークスデール組ばかりを狙う?」の質問にまた一つ理由が加わったようだ。
自らを戒める姿といい、葬儀場を見守る姿といい、オマールは語るよね。
葬儀場のところは見守ってるだけでなく波乱も感じさせますからね。

警官仲間がジムでトレーニング中に死亡。本式の御通夜の前に警察通夜がバーで行われる。ビリヤード台に寝かせて、という儀式が本当に存在するのだろうか。
現場の警察官であるということがどんな絆を生むのかが伝わってくるランズマンの言葉。でも…外で葬儀屋が機嫌悪そうに待ってるよ!(笑)。

ところで市会議員のカルケティ、「ブラザーフッド」のトミーとかぶるんですけど(笑)。

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