新聞記者ダン・ヴァサーがタイムトリップして右往左往するお話。
サム・タイラーは連れて行かれたきり、ヒロは意識を集中させての時空移動だったけれど、ダンの時空移動には本人の意志は全く尊重されない。
そういう意味ではサム・タイラーに近い?その移動に何かしらの意味もありそうだし。
過去に行ってる時間がそのまま行方不明状態というのも、戻ってみたら一瞬、という従来型(?)との相違点か。
ダンは過去の自分を見つけてしまったりするわけでそれがまた混乱の元。
過去で兄弟が話しているのを未来から来た弟が覗き見、弟が席を立った隙に入れ替わってみる、と余計なことをしてくれる。
だって、ダン役の人とジャック兄さん役の人、他人にしては似すぎてるでしょ(笑)。
ジャック役のReed Diamond、シールドでもお兄さん役の人とよく似てた。
シールドも刑事、ホミサイドでもケラマン刑事、そしてここでも刑事。よくあるお顔で刑事顔?
つまり最後の車中で誰が、誰に、ニール・ゲインズとその家族の運命を話していたのかすぐにはわからなかった、ということだ(笑)。言い訳すると発熱中。そんな時に見るな、とも言いますが。
過去に飛ばされるダンには何かしらの使命があるようで、そこで飛行機事故で死んだはずの婚約者と会ってしまったりする。
彼女も死んだのではなく「直前に飛ばされた」との言葉からダン同様に彷徨っているのかもしれない。彼女も二人いたものね。
そしてダンの現在の妻がどうやら兄さんの恋人だったようだ。顔だけでなく人間関係にも注意が必要だ。
ダンの不審な行動はみんなを不安にさせ、薬物のせいだと施設に入れようとするがダンは必死に抵抗。
タイムスリップの証拠として、7年前に覆った庭のデッキを壊して工具箱を掘り返し(ダン的にはさっき埋めたばかりのもの)、中から先ほど行っていた年代の新聞と結婚記念日に渡すはずだったリフォーム指輪を差し出す。「信じられない、でも夫は嘘をついてはいない、この必死さはホンモノ」という奥さんの表情に今後を期待。
FOXのHPにロマンチック・ミステリーと書かれていたので迷いながらの視聴だったが、背負わされたものに興味あり。
毎回一人ずつと運命を共にするのか、大きな終着点へ向けての過程なのか、とか。
いきなり連れて行かれちゃうので乗ってた車は事故起こすのでヒヤヒヤだけどこの奥さんなら「他の人を巻き込まないために運転はやめてね」とか言い出しそうだ。13話だし、全部見るかな。