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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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マクベス巡査 #15「巡査の鑑」&#16「マクベスの休暇」

「巡査の鑑」
見習い巡査アンがやってきて模範的なふるまいをするヘーミッシュ。少佐が旅行先から連れ帰った女性と結婚することを知り、事件性をでっちあげるため彼女の素行調査のためアンに出張を命じたのだがアンがすごい証拠を持ち帰る。

ヘーミッシュをそそのかしたのは誰ですか、みんなですね。
アンに誘惑された!寝るまで帰れない!って(笑)。
「しばらくヘーミッシュで遊べる」なんてラーキーに言わせておいていいのでしょうか。塩泥棒で壊したドアの修理代を教えるような人の片割れですよ。
誘惑に打ち勝つため命じたウソ出張が結果的には言葉通りに「巡査の勘」で事件性アリ!
少佐が即行結婚した女性は、かつて主演した映画に倣って結婚した男と次々に殺して財産をいただく魔性の女だった。
でも彼女、調査が足りないよね(笑)。人を殺すなんてリスクを負うならそれに値する財産があるかどうか慎重に調べないと。
悪人が命を落とすというロックドゥならではの結末で一安心(?)。
それにしても話しているうちに、映画の筋がそのまま少佐に当てはまることでみるみる不安になっていくみんなの表情がステキ。決定的だ!となったら押し合いへし合いでパブを出て少佐宅へと急ぐし。ここの団結力は見事。
ところで見習い巡査のアン、「リンリー警部」のヘイバースじゃないですか。
しかしメガネがでかい(笑)。変装かと思った。
名前を変えた連続殺人事件は「栄転は困る」ヘーミッシュではなく、アンのお手柄となり見習い終わり。「取り繕わない素のままがいいわよ」と爽やかな言葉を残してアンは去るのでした。私もそう思う。浮ついてるから錘のパイプって(笑)。


「マクベスの休暇」
ジョックと共に休暇である島を訪れたヘーミッシュ。宿としてお世話になる教会の人々の過去の事件にまつわる暗い噂を聞き巡査として事件に関心を示す。

家族を守りたかったからの隠蔽工作が娘を傷つけていたが、明らかになった今、娘と父親は再出発できるのか?というシリアスエピソード。
なのでいつもの面々は登場しません。
人間関係が入り組んでいてわかりにくかった(人の顔を覚えられないのが致命的)。
聞き逃したのか、そもそもの殺人の理由が一番わからない。義兄を裏切ることが許せなかった、でいいのかしら?推理ドラマじゃないからいいけど。
心が弱っていた妹を守るために義弟の告発を見送り、島民から後ろ指を指されながらも守り続けた秘密。娘の気持ちは?神父様は?ということは気になるが、閉塞的な島ならではの人間関係が凝縮されていたとでもいいましょうか。
神父様はカトリック、居候はプロテスタント、と教会内宗教戦争が数少ないコント部分。そこにユダヤ教ヘーミッシュが参戦。
「ここに来る人はユダヤ教が多い」って、渡し舟のバーバラの改宗の勧めは強力(笑)。
力いっぱい走るジョックが愛らしい。あれだけ走れば夜はぐっすりだ。

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マクベス巡査 #14「友情」

いつの間にか子持ちの新婚さんが葬儀屋にいますよ!幸せそうでなによりですが。
毎年恒例の(たぶん)隣村との少年歌唱コンテスト、今年は#13でグラスゴーから逃れてきたフランキーの美声にロックドゥのみんなは勝利を確信。
そんな落ち着いて暮らせるようになったフランキーとおばさんの元へグラスゴーから親友タスカーがやって来た。しかし盲人のふりをしたりヘーミッシュやラーキーの悪口を言ったり、以前のタスカーとは人が違ったようだとフランキーは悩む。飲み続けている薬が原因なのかも、とドクターに相談すると…。

前向きな少年フランキーとタスカーの悪ぶってる姿が重ならないな、と思っていたらフランキーも同意見(笑)。
新しい生活の場を見つけ幸せにしていることに少しばかりヤキモチを焼いているのかも…と思わせて、実はタスカーは重病で長くは生きられないらしい(何の病気かは語られませんでしたよね?)。
大好きな人が死んでしまったら哀しくて、寂しくて、どうしていいかわからない。大好きなみんなにそんな想いをさせたくはないから今のうちに嫌われておきたい、そんな理由でのタスカーのロックドゥ来訪。子ども心にどれだけ悩んだことか。
そんなことは間違っている、逆にもうフランキーを傷つけてるんだよ、と諭せる今回のヘーミッシュは大人(笑)。
でも「本当のことは誰にも話さないで」との約束を、「指をクロスさせてした約束は無効」の精神に則ってフランキーに教えてしまうのはいつもの不良。だけど正しい大人だ。
生きながら焼かれたり生き埋めになったりする「マクベス巡査」には珍しくいいお話。
そこに、少年歌唱コンテストのルールに一喜一憂する大人たちがいいバランスでした。
そして全力で走るジョックはかわいすぎる!
でもフランキーとタスカーを追いかけて走って行ったと思ったら、女性にまとわりついて戻ってきましたよ。
おやつをねだっているようにも見えた。トレーナーか?(笑)

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ザ・シールド7 ♯80「オリヴィアの涙」

オリヴィアとペズエーラのつながりを知らなければ、彼女が持ち込んだ事件なんて得意中の得意、顔を見合わせることもなく「よし!」の一言だったはず。
ゆすられる原因となった弟も今は立ち直っているらしく地に落ちた人ではないようだ。
持ち込み事件もペズエーラは関係なく成功(ジュリアンのギャングは失敗・笑)、クローデットに「失敗したらあなたに責任」と言われたからとは思えない。
オリヴィアの告白に「俺なら助けられる」とヴィック。自分たちにも関わることとはいえ、また背負い込んじゃいましたよ。
こういう時、ヴィックは本当に助けるつもりだけどシェーンは切るよね。
そのシェーン、治まりつかなくなってるこの状況に「ゆすりファイルを渡して楽になろう」とロニーからヴィックに話すよう唆す。ロニーもこれだけは同意見。しかし肝心のファイルはアセベタの元で手出しができない、と。それでもがいてるのか!と合点+落胆のロニー。
吹替えの方の技だと思いますが、シェーンと一対一で話してるロニーの奥歯に力の入った感じがステキでした。そう思って見ると俳優さんも奥歯噛み締めているように見えるから不思議(笑)。

もやもやのまま集結しそうな同級生殺人事件。
ダッチはロイドが絶対初犯でない、これからも繰り返すつもり、とプロファイラーに相談。
偽カウンセリングの結果は明らかにPTSD。でもダッチの出した結論は「PTSDを演じている」。
FBIよりもホンモノの殺人者にロイド評を頼るのもすごい。
「俺とお前(ダッチ)とコイツ(ロイド)は同じ」という言葉は重い。
しつこいですが私はダッチを見るとどうしても猫殺しを思い出してしまう。それだけインパクト大きかったということ。
ダッチがプロファイリングを頼んだ殺人者は警察にクローデットの証言録取に来ていたのでした。
クローデットが階段から落ちたってことで思い出した。
自分で弁護をするということでやって来たのにはクローデットの家のゴミ箱から病気治療のステロイドを見つけたことを取引に使うため(逮捕される前に見つけたの?)。
公的な場では「副作用なんか出ていません!」と突っぱねられないところにつけ込まれ、なんと死刑回避。
ミス防止とつけ込まれないガードの必要を強く感じたクローデットはダニーさんに病気を告白して直属のアシスタントにスカウト。ダッチが世話焼いたとおりだ。

キャシディがランジェリーパーティーで停学になり、主催者男子を問い詰めたらドラッグを含めたお膳立ては全部キャシディと知り愕然。
パパを困らせたいだけなのでしょうが。こうなると訴えを受け付けなかったビリングスにも責任とってもらわないと(笑)。
こんな時に親権放棄の話は逆効果。署内であんな大きな声で「俺の子だ」って言ってもいいんですか?みんな承知でしたっけ?

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アヴィニヨン伝説~秘められた予言~ #7&8

最終回まで見たものの、わからないとこだらけ。
組織でへんなユニフォームがあるし、みんなを煙に巻くために普通の格好もするしで私には誰がスパイ活動していたのやらよくわからなかった。
オリヴィエが「まさか、あなたが!」なんて言うのを聞いて「こいつ、裏切り者か!」と推測する始末(笑)。
それにしても謎が多かったなあ。
列挙すると
アンリの飛び降り自殺の理由→ただ単に殺人がばれたから?
アンリの嫁ナディーヌの時を越えた若さ→秘密結社の騒動とどう結びつけたら…彼女もアチラの人?
ジルを殺した手裏剣→ほぼ即死とは、毒でも塗ってあったのか?
メディとエンジェルの闘い→スピード感ゼロ(笑)
「明らかに正当防衛」とメディに武器を渡してしまう警察→物分りよすぎ
ジュリアンを帰せ!と銃をかまえるジャンは野放し→銃口向けられたアンリは連行
ジョイスとよりを戻す気はないのに愛欲に溺れるジャン→予言はどうした!
オデットがサンドラの家系にしたこと→これも関係見えず
昏睡ジュリアン→結局誰に何をされたの?眠り姫か、お前は!

そんなこんなで頭を捻りながらも結論は、全てはエステルとオリヴィエの子どもを世に誕生させるためのものだった、でいいっすか?
それにしても昏睡状態のまま出産した話は聞くけれども、銃で撃たれたエステルが昏睡のまま胎児にも問題なく出産できたのはまさに奇跡。そうか、予言の子だからか!なら納得(笑)。
結局、ユダの兄弟への潜入捜査の理由がわからん!解読できた方、解説願います!
そう思うと「ゾディアック」は名作だ(笑)。

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マクベス巡査 #13「殺し屋がやって来た」

パパが持ち逃げした金を預かったために組織から追われることになってしまった少年がおばさんに助けを求め、そのおばさんが友人であるイザベルに相談したことから二人をロックドゥ近くのラーキーのいる葬儀屋へ匿う。少年が友だちに「ロックドゥへ行く」ともらしたことから追っ手がロックドゥにやって来て…と物騒な出来事&タイトルとは裏腹に、笑いあり、正義あり、そしてブラックな結果、と楽しいことこのうえなし。
追っ手は大金を取り返すはずなのにわざと目立つ行動して緊迫感ないし、ナイフには以前の仕事の肉片がついているらしいが銃の手入れは満足にできない&使えない、リーダーがジョンに鼻つままれても誰も助けない(笑)。
伝説の小男マクフィの沼で部下二人を見つけられないのも、薄情というよりはリーダーが自分に酔っていたからとしか思えない。
ラーキーパパが撃たれたり、最後のシェリー酒品評会で少年を銃で狙ってるところは「まさか…」と多少緊迫したが、反応しない銃の確認で洞窟内で暴発、そのまま崩れ落ちて出口をふさがれるというやっぱりな展開。
あれ、みんな何があったか勘付いてるよね、少なくともヘーミッシュは(笑)。
この、銃で狙いをつけてる時にいちいちジョックが標的の中に入るのが気になった。ジョックを撃ちたいというよりも犬が好きだから見てしまっているような感じ。犬好きなら助けてあげたいね(笑)。
正義とは、少年がパパから預かったのは悪いお金と察し、それを使うのは悪いことなので寄付に充てたということ。しかもマクレー&マクレーの服はダサイといいながら仕事ができることを喜んでる。なんていい子なんだ。おばさんはラーキーといい感じなのでこのまま住んでもよさそうだ。

そして前回、涙ながらに葬儀屋に就職したラーキーだったが、「はい、マクレー&マクレー葬儀社です」と電話に出ていた。…社長は亡くなったの?それで便利屋マクレーが統合&事業拡大したの?この分だとスペインへの事業拡大も夢ではなさそうだ。

ヘーミッシュというのは地名だったのですか?!
イザベルがジーンと甥っ子を乗せた車を走らせている時の行き先表示が「HAMISH」。
以前アレックスについてきた編集者が「変な名前」と言っていたのはてっきり「マクベス」の方だと思っていたが地名みたいなヘーミッシュの方だったのでしょうか。

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