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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ブラザーフッド2 #8「守るべきもの」

ショック!撃たれた子どもが遺体引取り、葬儀の手順も踏まずに既に遺灰になってるなんて!
お母さんは「警察が連れて行った」から引き取ってお葬式をしたくて福祉局に相談に行ったのに。身元不明じゃないんですよ。
低所得者の受け入れさせられている現実を目の当たりにしたアイリーンの表情にまたショック。彼女の実家はトミーの家にお金を貸してくれるくらいの余裕があるようなのでなおさら現実とは思えなかったかも。
しかしアイリーンは目を背けず福祉局で働き続けることを決心した様子。仕事に出たいのはトミーを捨てる準備かと思ったがそうでもなかったようだ。
トミーといえば、ジャッドに「委員会に出なくてもいいですよ」と言ったのは「そう言えば出てくる」と踏んだからでしょ?デクスターのラゲルタ方式で、委員長の座をみんなが納得の元に手に入れたかったのでは?と勘繰る。

もう一つショックなことは、マイケルが自分の子どもを持つのを拒否したこと(数話前だけど)。喜んでましたよね?
自分が売ったフレディの子どもの叫びを聞いたらできなくなった、ということか。
手術以降、キャスの表情が冴えなくてキャス株が上がっていた私にはツライですわ。

株を上げていいのかどうかわからないのがデクラン。
汚い仕事を押し付けてきたフランクリンを告発する決心をしたのに止められ、告発しようとした事実だけが本人の耳に入り、今度はマイケルの情報で動く捜査班に引き入れられる。
このジレンマにも酒に逃げずにランニングマシンで汗を流してるのは高ポイント。
でもマイケルに襲撃事件はフレディの仕業、フレディにはお前の指示だとマイケルは知った、と二重スパイ発言。
デクランが期待していることが見えませんよ、っていうか見たくないですよ。でも堅気のデクランとキャシーは見たいですよ。

拘置所のフレディが癌が再発した収監者を励ますシーンで、「人を殺すとはどういうことか」という本の書評、被害者に謝罪の気持ちのないどころか罵倒の言葉を発する強盗殺人犯がご対面番組に涙を流す、と触れられているのを思い出した(本は長期服役囚の観察記のようなものらしい。著者も服役中とか)。
悪事と人を思う心のチグハグさがフレディと重なるような気がして。
ご対面番組で涙を流すというのはそういう自分に酔っているという節もあるかもしれないが(そういう人を知ってるもので・笑)、フレディは妻がいるから他の女は見るだけで手は出さないとか、子どもの教育を気遣ったりふれあいも大切にしていたりと、仕事以外は理想の家庭人。真面目なギャングという言葉がぴったりだ。マイケルもね。
仕事はとことん汚いので勝手な言い分でしかないんだけど。

人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白
「人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白」
 [単行本]
 著者:美達 大和
 出版:新潮社
 発売日:2009-01
 価格:¥ 1,470
 by ええもん屋.com

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サード・ウォッチ5 #107「地獄からの眺め」

マイキーの弁護士にはやっぱり裏の顔があった。
保釈審問では嫌な弁護士として見事なお手並みだったけど警察官としてボスコは恥をかかされて面目丸つぶれ。手続きの不備は弟だからわざとかっ!と検事局からつるしあげられそう。
このパパの雇った弁護士はパパと同類、ボスコが同じ臭いを感じたとしか思えない。
パパは酒を飲んではママを殴っていたが、この弁護士はそれ以上で妻と娘を閉じ込めておく部屋がもう地獄。ヨーカスが泣き出すのも無理ない(でも彼女は帰りを待つ家族のことは考えないんだよね・笑)。
虐待で逮捕されるのにも「仕事があるので○日後では?」とまるで他人事、精神が破綻しているとしか思えない。でも破綻されていたら罪にふさわしい裁きを受けられないので心が捻じ曲がっているのだとしておこう。

朝食に行き着けのダイナー襲撃事件の犯人とぶつかっていたサリー。
仕事仲間以外では一番親しかったはずの店主ロッキーの個人的なことを何も知らなかったうえに「他のダイナー探さないといけないな」と思った自分に幻滅したと。
「人の心として大切な何かを失くしてしまった気がする、こうなる前に早くロースクールへ行け」とデイヴィスに諭すが、ロースクール合格通知が届いたのはサリーの方。いや、デイヴィスはまだ郵便見てないからわからないけど話の展開からして結果を期待できそうにない。よくない視聴者だ。
とりあえず、モンローと「親しい友だち」になったのだし、続けて良いことがめぐってくるのは大不幸の前兆なので長い目で見れば良いことになるのだと思おう。だからまだ合否の通知来てないって(笑)。

SVUのS1最終回と連続視聴。
ルーマニアから女子学生を連れてきた男が監禁&洗脳で虐待していたという話。自分も虐待の被害者である奥さんは娘へ矛先が向くことを心配していたので女子学生の登場にホッとしたとか。
社会的地位のある男の最低行為を連続して見てしまい、とってもどんより。

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ザ・シールド7 #76「赤い境界線」

いよいよ最終シーズン開始。
誰が誰を雇って誰を殺したいとか、誰が何を企んでいるとかは名前が入り組んで面倒臭いので、とりあえず1ヶ月間はヴィックに猶予が与えられました、とまとめておくことにする(笑)。
アルメニアはメキシコを、メキシコはアルメニアを敵とみなし、ヴィックたちが間に立っているというのが表向き。でもそう仕向けたのはヴィックたち。
ここにも「でも」がついて、あの男がディロに寄っていかなければこんなことにはならなかったのに!(怒)
また「でも」をつけると、これがあったからペズエーラを利用して退職猶予なわけだし。
空回りをしてるようでいていつも中心にいるから余計に憎い!あの男が!
クローデットはロニーをストライクチームのリーダーにしてヴィックの暴走を防ぐ作戦。
何かあれば窮地に追い込まれるのはロニー、仲間を困らせることはヴィックもしないはず、との名案。
リーダーにされてしまった重圧とおそらく初の裏仕事での殺しがいい人ロニーを苦しめることになりそうな気がする。
「シェーンのそばにいたくない(←聞いて笑った)」という本音がかなえば一番よかったんだろうけども。
ストライクチームは、ヴィック&ロニーVSシェーン、蚊帳の外のジュリアンという編成だけど、まだまだ危険人物のタグを外せないシェーンを「昔に戻ったふりをしながら監視」すると。
憎いことに変わりはないがシェーンはいつだってその時は本気、ヴィックの家族を守りたかったことも、ギャングの殺しにみせかけてロニーの助けをしたつもりも。
へんな方向に一人で走り回ってる姿は滑稽だけど人情を感じてしまうから厄介だ!
このジレンマに苦しみながら最終話を見届けることになるのだろうか。
全く余談ですが、自宅でヴィックに待ち伏せされて暗闇で押さえつけられていたシェーンの歯が異様な光を帯びているように見えたのは私だけですか?(笑)

ヴィック周辺の緊迫した様相と対照的なのがビリングス。
ヴィックとキャヴァナーの乱闘時、転んで頭を打ったせいで頭痛、めまい、記憶力の減退に苦しんで警察を訴えると言っていたが、かすかに残っていた刑事魂(笑)をクローデットとダッチ(やっぱりこの二人は良いも悪いもパートナーだな、と実感)に刺激されて職務を全うできる刑事であることがばれてしまいましたよ。
次回からめでたくダッチとのコンビ復活。外と室内で使い分けるサングラス、その小技がニクイですね(笑)。
そしてやはりロニーにはヒゲが正解だと思う。

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心理探偵フィッツ #20&21「悲しい出会い」

時空刑事で私を夢中にさせたJohn Simmさん登場のエピソード。
初めて見た時の感想は覚えてないがこの日本語タイトルはぴったりですね。
17歳の少年ビルと退役軍人のグレイディ、自覚のないまま探し求めていた人に出会ってしまったことが悲劇の始まり。
今思うとビルが工場で女性工員に襲われた時に交わした視線が全てだったのだなあと納得。
無軌道なビルの行動は、決まったも同然だった養子をキャンセルされたことが原因かもと思えてくる。
だって7歳ですよ、気に入ってもらえるようにしたのはあの夫婦に今までの里親にはない愛情を感じたからだろうに。
「産まれてくる子と同じに接することはできない」というお母さんは正直すぎ。ビルに対して正直だった、でもそれを感じる相手は人間で子どもだった、とここにも悲しい出会いがあったのだな。
ビルは施設や里親の元を転々として育ち、生きることに対してタフだとグレイディは感じていたが、実際はその逆で自殺未遂を繰り返す傷つきやすい少年。
人質立て籠もりの説得にあたるグレイディの言葉はビルの心が欲していた「愛している」。自分を知った今、このまま会話もできなくなることがどんなに辛いことなのかを二人が共有した瞬間だったのに…とビル役のJohn Simmさんにかなり感情移入気味(笑)。
それにしても若くて小さい。小さいのはまわりが大きいからかもしれないが。
放送は1995年なので25歳くらいか。それなのに17歳役でそうそう違和感がないですよ。いつまでも学生服が似合う妻夫木君のようだ(笑)。
お若い時のお顔は子亀のよう(笑)。私はシムさん好きなんですよ、念のため。30代後半の今を見るといい年齢の重ね方をしたのだなと感じます。

犯人を道連れに飛び降りたジミーのお葬式、妹さんは報道陣を非難、ジェーンは荒れ放題。
飛び降りた真意は誰にもわからないと思っていたらどうめぐりめぐったのか、テンプルがジミーの日記を見つけて全てを知ってしまった。
脅迫するつもりはないがジェーンにはその事実だけで脅迫と同じ。テンプルのミスをもみ消し、入手した日記をシュレッダーに。これで昇進させてもらえればそれで片付くのか?少なくとも踏み出す一歩にしたいとは考えている様子。
それにしてもテンプル、ジミーの日記を読んでおきならが同じミス、さらには新人になすりつけようとまで。飛ばされてしまえ(笑)。

フィッツの家では「今度は自分が病気になる番」とジュディスが育児放棄。
赤ちゃん連れて現場へ行くフィッツや手伝うワイズ警部の姿はおかしいが、これが孕む問題はただごとではない。マークのいいお兄ちゃんぶりが救い。

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バーナビー警部 #35「錯覚の証明」

人間関係を推理していたので疲れました(笑)。
新シリーズ最終回の今回、実に真っ当な復讐譚というのはバーナビー警部にしては珍しいのでは?
心を通わせた唯一の人クレアの過去の悪行を聞かされ絶望したファーディ、過去に過ちは犯したものの更生してファーディと恋に落ち、リィディアという友だちにも出会えたと思ったところにまさかの裏切りに命を絶ったクレア。
この二人の死にお屋敷住人たちが細工をしたのかと思いきや、言葉の意地悪だけだった。
最近になって真相を書きとめたリディアの日記を突き止めたカード仲間のドミニクが実はクレアのお兄さん。
ヌレギヌを着せたリディアと家主ジェニファーが許せなかったというお話。
ドミニクはすり替えたリモコンを置いて姿を消し、捕まることは覚悟のうえで妹の復讐だけが目的だったようだ。
「行く先は一つしか…」と妹クレアの墓を思い出すスコットはちょっぴり冴えていた。でもまだ早々に都会に戻るつもりらしく引っ越してない。

人間関係を推理しながら見たものの、フィービーだけどこに属するのかわからなかった。
最後に日本語でつけた役名/俳優名のところもフィービーとロスはカットされてるし。
IMDbを見てみると Phoebe Frears とあるのでハワードのお姉さんだったのか。そういえば車に一緒に乗ってましたね。

今回はクリスマスで警部の家にはジョイスのご両親が。
悪い人ではないけれどその遊び心が少し苦手と思われる警部は待機当番のスコットに「何かあったら遠慮なく呼べ」と何かなくても呼んで欲しそうだった。
まあ、金属探知機ではしゃいで庭を掘り返すような方々だしね(笑)。
その金属探知機でプディングのコインに仕返しをしてご満悦の警部も似たようなものだと思うけど。

CSI等アメリカドラマばっかり見ているせいか、検死医が鑑識も兼ねているのが気になる。地方の警察だからなのだろうか。そういえばREXもそうでしたね。あそこは…まあ…そうかもね(笑)。

再放送から新シリーズまで続けて見たが、この新シリーズは舞台となる村が今までよりも少し都会だったような気がする。
道路が舗装されていることも多かったし、何よりもふらふら歩いてるワンさんの少なさ!これが寂しかったところ。
今回登場のアルフィは敷地内とはいえ気ままに歩く姿を見せてくれたし、ステキな飾りつけもされていたので○。

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