テレビで映画もあまり見なくなっていたなあ…と思って、ちょっと見てみました。
時代を感じますね、シートベルトとか、赤ちゃんの扱いとか。
そんなことどうでもいい、暴走族の無軌道ぶりには無軌道ぶりで!という目には目を方式のエネルギー爆発映画でした。
最初の、暴走するナイトライダーがマックスとの対決で急に弱々しくなるの、関根勤さんがよくやっていたものそのままで、びっくりしました。
30分アニメを何話か見た程度でした。
隊長たちが赤ちゃん時代にどうやって出会ったかがわかってかわいかったです。
鳥は卵から孵った時、最初に目にしたものを親と思ってついてまわる、といいます。
隊長の場合は逆のようです。
卵から孵った新人を目にした時の「かわいい♪」と思った気持ちそのままで、新人をかわいがってます。
全編あんなにドタバタなのに、ほのぼのするのはそのせいかもしれませんね。
隊長は赤ちゃんの頃から、屁理屈をこねくり回していたのがわかったのもよかったです。
卵の新人を助けようと追ってくるアザラシか何かから逃げてる時、「白目が見えるほど近づくまで我慢」みたいなことを言って「あいつらには白目はほとんどないですっ!」と返されると、「何?じゃあすっごい横目で見る時は~?」なんて、どうでもよすぎてすばらしいです(笑)。
ラジオで町山さんが紹介していたのを聞いて見たかったものです。
夫の人、逃げてますよね。
それなのに「逃げてなどいない」と言い張るのは、恐怖と負い目で脳が記憶を操作してしまったということなのでしょうか。
十分追いつめられた結果なのに、奥さんに「逃げたのを認めない」と糾弾され…
両親の不穏な空気は子どもたちを不安にさせてました(急に様子が変わるの、よかったですよね)。
最終日の吹雪いてる中での奥さんの「助けて~」は、家族の形を取り戻すための作戦でいいのでしょうか。
成功したようですが、ホテルを発つシャトルバスでの出来事は、雪崩の時の夫と大差ないような…?
バスに残ったのが、自由恋愛とか家族への愛とかで奥さんと意見を違えた女性だったというのもスパイスなのだと感じました。
町山さんといえば、例の週刊文春での連載をまとめた本の第4弾が発売になりましたね。
澤井健さんのイラストもすばらしいので買いますよ。
今やってる大統領選の指名権獲得戦の何がすごいのか、という説明に野次馬根性を刺激されてしまいましたので、こっちの本にも興味があります。