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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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「探偵ブロディの事件ファイル」 ケイト・アトキンソン



イマジカのitvコレクションでやっていた「私立探偵ジャクソン・ブロディ」の原作本。
ドラマがたいへん好みだったので読むことにしました。
少し設定が違うところもありましたが、ブロディがまじめな探偵であることは変わりありませんでした。
老婦人の黒猫探し、中年姉妹の妹探し、10年前に殺された娘の犯人探し、育児ノイローゼで夫を殺害した女性の妹からの姪っ子探しが軸となっていきますが、それぞれが知らず知らずのうちに関わっているというも好みな展開です。
ドラマでは、この人とあの人が出会って仲良くなって、と、そういうところにほんわかしたものですが、本ではさらに他の人とも知らないうちに関わっていたというのが効いていたと思います。
また、読んでいる人には真相はわかりますが、ブロディにはわからないというのもなかなかです。
真相を知ることだけが解決ではない、それでも生きていく「生」の物語だなあと感じました。
ドラマでは、妻の浮気疑惑がひどい出来事を呼ぶし、他の事件のせいで元同僚との明るい兆しが途絶えるし(ここ、涙ぐんだくらい印象的です)、と暗い影が花を添えていましたが(表現間違ってる…)、ジャクソン・ブロディのシリーズは4作あるそうなので、後々に出てくるのかしら?と、続きが出たらいいなあと思います。

余談(6月2日記)
ブロディが、娘のハリー・ポッター好きをうれしく思ってない表記が出てきますが、ブロディのJason Isaacs、ハリー・ポッターに出てますよね?
映画を見てないのでどんな役かはわかりませんが、出演リストには確かにありますから。
彼にあてて書かれていたら面白いのにな、とちょっと思いました。

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パディントンがやって来るっ!



8月3日にBlu-ray & DVDが発売されるパディントンですが、なんと7月28日に我が市の文化ホールで上映会が行われるそうです。
映画館がない市で、隣りの市にシネコンができたのも1年半ほど前という、映画過疎地域なので、この文化ホールで時々映画上映会はやっておりました。
それが、夏休み特別上映会として「パディントン」が選ばれたもようです。
しかも、座席数が1,200の大ホールで、です。
映画館で見た時のスクリーンよりも大きいと思われます。
一日のみで、5回上映というスケジュールですが、みんな来るのかな?
集まる人を見るために行ってみようかしら。
なんたって、自宅から歩いて行ける距離ですから(笑)。
母が図書館でチラシをもらってきたのですが、「まさかの大ヒット」などと、とても失礼な言葉が書いてありました。
字幕もあったら大スクリーンで見たいから行ったかもしれないけれど、夏休み~と銘打って吹き替えのみでお子様集めっぽいし、こんな失礼なことをのたまっているので見には行きません、DVD買うし(笑)。

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THE BRIDGE3 #9「息子」

やっぱり、エーミルかっ!
「兄弟」の意味は、フレディが人工授精クリニックに精子を提供した結果の「兄弟姉妹」ということだったようですね。
「人工授精で子どもを何人も授かってるのに、さらに血縁子を欲しがってんじゃねえよっ!」ってことですか。
でも、フレディは何歳の時からそんなバイトしてたんですか。
優秀な遺伝子は積極的に受け継いでいただかないと、という驕った方だったのでしょうか。
エーミルたちの里親は、補助金ほしさで次から次へと子どもを受け入れていたよくない人たちだったかもしれませんが、きちんとお医者さんになっている人もいて、なんだかほっとしましたよ。
でも、エーミルとか葬儀屋さんとかも確実に育ててしまったわけですからね。
なるほど!な要因があらかた揃ったので、最終話でのエーミル、もしくは犯人(まだ疑ってるのか、私)が説明してくれるのを待ちたいと思います。

ということは、クラーエスは何ですか?(笑)
ただの、嫉妬心滾らせ男だったのですか。
スコップ持って意味深に現れてみたり、ミスリードがすぎるというものです(笑)。
あれってお父さんを埋葬するために買ってきた、ということなのかもしれませんね、ピカピカだったし(自分で掘るのか?ということは置いておいて)。
葬儀屋さんもただのストーカーで、それならクラーエスとお似合いじゃないですか。
でも、葬儀屋さんも監禁されていたわけですから、何かしら事件に関与していたのでしょうかね。

それにしてもフレディ、金持ちだから高くていい服を着ているはずですよね。
でも、それを感じさせない、休日のお父ちゃん的な雰囲気があるので、鼻持ちならないところがあっても憎めません。
特に、カーデガン姿ですよ。
肩の丸みが強調されて、かわいさすら漂ってます(笑)。

今回のサーガとヘンリック、やっぱりいい感じです。
ごはん食べたり、泊まるのがふつうのことに見えます。
でもそれが、ヘンリックの奥さんだけが戻ってきていないことの理由なのかも…と思うと切なくなります。
「どうしてテレビをつけてるの?」に「子どもたちが戻ってきたから…」とか、他のドラマだったら泣いてるセリフだよ…。

ヨアン、地味だけどいい役ですよね。
サーガと一番付き合い長いから、接し方もやさしいです。
前のエピソードで、調べた画像をヘンリックに見せる時、さりげなく「ココに座って」と示しているのも、ヘンリックの表情と合せてステキなシーンでした。

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犬の本二冊。


新聞の広告欄でみかけて気になったので買ってしまいました。
ことわざの一語を「犬」に変えたら…という、創作犬ことわざが詰め込まれてます。
「犬の居ぬ間に洗濯」とか、そのままだよっ!という気がするものから、ここからそんな物語が生まれるのか!というものまで、じんわり楽しめます。
いいよね~、ほんわか、のんびりできて。
まったく知らなかったですが、「犬しぐさ犬ことば」にも俄然興味が湧いてきました。



コリーとハスキーのミックス、富士丸という人気犬を覚えていらっしゃるでしょうか。
ブログで富士丸が楽しそうにしているのを見るのが好きでした。
その富士丸がお星さまになって、飼い主の方はどん底状態を経験され、新しいワンコを迎えて犬との暮らしを取り戻されました。
それが大吉くんというワンコでした。
その写真を見て、たいへんに驚きました。
わかる方にはわかっていただけると思いますが、そっくりなのですよ、うちのまさくんと。
耳だけ茶色で、白なんだけどクリームと記入されてしまいそうな毛色、立派な胸毛、片方だけの垂れ耳、前脚の飾り毛(通称エルビス)、細長いマズル、ふさふさしっぽ…純血種ならともかく、ミックス犬でおそらく血縁もなさそうなのに、どうしてこんなに似ているのでしょうか。
もう心がどうにかなりそうなくらいに、目が離せなくなりました。
うれしいやら、苦しくなるやら、かなり複雑でありました。
しかし、それも時とともにおさまり、今ではふつうにそっくりなかわいいワンコと思えるようになってますけど。
弟分の福助くんが中和させてくれたのかもなあと思います。
それが本になってるのですよ。
手に取ると、やっぱりうちのまさが本になったような、そんな感じがしてなりません。
そしてまた、ちょっとだけうれしいやら、苦しくなるやら…(笑)。

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最近テレビで見た映画。

テレビで映画もあまり見なくなっていたなあ…と思って、ちょっと見てみました。


時代を感じますね、シートベルトとか、赤ちゃんの扱いとか。
そんなことどうでもいい、暴走族の無軌道ぶりには無軌道ぶりで!という目には目を方式のエネルギー爆発映画でした。
最初の、暴走するナイトライダーがマックスとの対決で急に弱々しくなるの、関根勤さんがよくやっていたものそのままで、びっくりしました。


30分アニメを何話か見た程度でした。
隊長たちが赤ちゃん時代にどうやって出会ったかがわかってかわいかったです。
鳥は卵から孵った時、最初に目にしたものを親と思ってついてまわる、といいます。
隊長の場合は逆のようです。
卵から孵った新人を目にした時の「かわいい♪」と思った気持ちそのままで、新人をかわいがってます。
全編あんなにドタバタなのに、ほのぼのするのはそのせいかもしれませんね。
隊長は赤ちゃんの頃から、屁理屈をこねくり回していたのがわかったのもよかったです。
卵の新人を助けようと追ってくるアザラシか何かから逃げてる時、「白目が見えるほど近づくまで我慢」みたいなことを言って「あいつらには白目はほとんどないですっ!」と返されると、「何?じゃあすっごい横目で見る時は~?」なんて、どうでもよすぎてすばらしいです(笑)。



ラジオで町山さんが紹介していたのを聞いて見たかったものです。
夫の人、逃げてますよね。
それなのに「逃げてなどいない」と言い張るのは、恐怖と負い目で脳が記憶を操作してしまったということなのでしょうか。
十分追いつめられた結果なのに、奥さんに「逃げたのを認めない」と糾弾され…
両親の不穏な空気は子どもたちを不安にさせてました(急に様子が変わるの、よかったですよね)。
最終日の吹雪いてる中での奥さんの「助けて~」は、家族の形を取り戻すための作戦でいいのでしょうか。
成功したようですが、ホテルを発つシャトルバスでの出来事は、雪崩の時の夫と大差ないような…?
バスに残ったのが、自由恋愛とか家族への愛とかで奥さんと意見を違えた女性だったというのもスパイスなのだと感じました。

町山さんといえば、例の週刊文春での連載をまとめた本の第4弾が発売になりましたね。
澤井健さんのイラストもすばらしいので買いますよ。

今やってる大統領選の指名権獲得戦の何がすごいのか、という説明に野次馬根性を刺激されてしまいましたので、こっちの本にも興味があります。

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