感想書くの忘れてました(笑)。でもこれでS3は初放送を楽しめます。
ハリーの教えと死に疑問を感じたデクスターがたどり着いたのはホンモノの怪物を育ててしまったハリーが罪悪感から選んだ死。
規則を作って囲い込んだつもりが、ホンモノはその中でホンモノたる力を発揮してしまった、もうこれは止めようがない…ということだったのか。
それに気付いたデクスターは追い詰めてくるドークスやリタにも嫌気が差して連続殺人犯であると告白して刑務所行きを覚悟するが…デボラの機転でリタを追いやれることを知りとたんにハッピー。やっぱりドークスに連続殺人犯になってもらわないとね、と。
ドークスもデクスターの普通じゃない様を感じ取ってはいたものの、まさかホンモノだとは思っていなかった。
真実を知ってからのドークスはデクスターに実に親身。
ここで感情があるかのように見えることもあったデクスターがやっぱりデクスターだと思えるシーンが。
「自分の身代わりに殺人犯になってもらう」と監禁しているのに果物を差し入れ「ドークスも喜んでくれるだろう」だと。ブラックユーモアじゃなくて差し入れ=喜ぶなのかと思うと笑ったり寒かったりだ。
しかしドークスさんは気の毒でしたね。刑事の目でデクスターの本質を見抜き、刑事として説得にあたり、それなのに一方的なソウルメイト(ライラ)がデクスターのためにすべてを吹き飛ばしてその犠牲に。
ラゲルタの刑事として、友だちとしての目も正しかったのにね。
その彼女も組織内政治ではかなりきたなかったなあ。
自分の地位を奪った上司を本気で心配してかばってあげてるのだと感心しかけたのに、実は追い落とし作戦だったというのは効いた。
S1原作では「政治力ばかりで刑事としての能力なし」という設定なので、テレビの彼女は実に優秀に見えていたので見事に騙されましたです。
それにしてもライラって鬱陶しかった。これはストーカーって言うのではないのかな?
そんな彼女もドークス爆破事件で立派な人殺し、自らデクスターに自分を殺す理由を与えてしまう。どうやって居所掴んだのかは謎だったけど。
こうしてまたデクスターに平穏な日々が訪れてめでたしめでたし…人殺しが告発されないのにそれはないような気もするがハリーの教えが守られる限りその点には目をつぶって見続けたい。
このシーズンで好きだったのは、女性殺しの自動車セールスマンのところへ偵察に行き、買うつもりもなかったファミリーワゴン車を裏仕事に便利そうだから買ってしまったところ。購入後の満足そうな顔が印象的。
2月28日追記いただいたコメントで「ライラ」と書くべきところを「リタ」と書いていたことが判明しましたので訂正しました。
コメントくださったたゆうさん、ありがとうございます。
そして現在御視聴中なのにドラマの展開に誤解を与えてしまったことをお許し下さい。
わざとじゃないのです、うっかりなのです、信じて下さい。
本当にごめんなさい。