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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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バーナビー警部 #31「古墳の報復」

考古学者デビッドは同じく考古学者であった亡き父ポールの日記を元に古墳で見つかった槍と聖杯についての本を出版。「別のところで見つかったはず、日記はウソだ」と言い出す博物館員も現れ古墳には不穏な空気が漂っているようだ。古墳のある敷地の地主ガレスが殺され過去の因縁が蒸し返される。

うわっ、LOSTのデズさん(Henry Ian Cusick)が殺されたバカ地主役だ。
たいして悪いことはしてなかったけれど生きてたら間違いなく父親と同じ道を辿ってみんなを不幸にしていただろうな。
しかしデズさんの父親(名前忘れた)、村中の子どもたちを兄弟姉妹にするつもりだったのか?。
デズさんはそんなことも知らないで妹に言い寄ってたんだ…。
罪を犯す前に食い止めよ!というのが犯人ポールの目的ではない。
嫁に手を出され、研究にも横槍を入れてきたデズ父に怒り心頭のポールは実は生きていて、自分の研究を取り戻したい一心、北欧から来た考古学者に成りすまして機会をうかがっていたようだ。
炎上事故のせいとはいえ、整形手術で他人に成りすまして復讐に戻ってくるというのはこのドラマでは斬新だ。
ポールはデビッドのことも「父の日記を本にした」と言っているのに研究を横取りした男としか見られなかったようだ。息子なのに。デズ父憎けりゃ何とやら、でしょうか。
「白夜祭で(兄妹婚の)許しを得られる」と信じてるデビッドはポールに似ているような気もするけど。

スコットは運転を任されてはいるが、まだまだ事情聴取は「都会風」(笑)で警部に目で制されてますよ。
アリバイをスコットはそのものズバリに質問するけど、トロイ君はどこかすまなそうに「誰か一緒でした?」って感じだったな。想い出を美化してますか?(笑)

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バーナビー警部 #30「旧友の縁」

卒業10年たったら集まってお祝いしよう、の誓いをカリーは実行しようと戻ってきた。友だち3人は約束は覚えていなかったようだが呼びかけに応じて集まることになる。
自治会の催し物の後、厄介者だったフィオナが殺される。警部は新しくコンビを組むことになるスコットと現場に向かう。殺人事件が起きても次なる催し「花祭り」を強行開催した自治会長が次に殺されることになる。着任早々2件の殺人に振り回されるスコットは村の雰囲気にも戸惑い気味。そうこうしているうちに3件目の殺人が…。

カリーのパートは自治会員殺人事件とは関係なく、カリーのいない数年に変化があり彼女が入っていけずに苦い想い出となる…と予想したが、このプチ同窓会メンバーが事件の肝。
自治会長が町医者で、かつてフィオナがそこで働いていた、子どもを産んだはずのレイチェルが子どもを見せない、父親の想像もつかない、すべてを組み合わせると子どもとレイチェルが似てないのを見た警部の推理になるわけですね。
リンの産んだ子をレイチェルの子として育てさせているのに「本当の母親のような振る舞いをする」という牧場経営キャリーの言い分はなんでしょうね。
弟とリンの子だから姪っ子だけど秘密を守るためにレイチェルに託したんだったらそんなこと言えないはず。
この仲間も学生当時から歪んでいた、それに気付かなかったのはカリーだけだったということか。
今回の村や自治会の雰囲気を見ていると事件の発端が強請りというのはとてもふさわしいと思える。

カリーの謎が解明されました(笑)。女優を目指していたというのは私の勘違いではなかった!
「今も女優のためにロンドンで努力中、それだけでは生活できないのでアルバイトをしている」と本人の口から説明ありましたよ。
移動図書館も旅行会社も工事の広報もみんなアルバイトだったんだ。ああ、すっきりした。

そして新任スコット。
彼はこの異動を左遷と思っていて、仕事はしっかりやるけどそう長くいるつもりはないんだとさ。
コレ、カリーが告げ口したわけではなく、警部の推理ですよね?
スコットも警部に本心を吐き出したことで両者ともにやりやすくなるんじゃないですかね?
口の利き方に問題ありだけど、人をその気にさせるような誘導テクニックを持っているので警部が鍛えてくれるかな。
タクシーに頭をぶつけて「イテテ…」の顔はウドちゃんだったけど、他の表情は似てなかったな(笑)。

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2月の視聴予定

NHK-BS2 ER、The State Within
WOWOW クリミナルマインド、CSI:NY
スパドラ ホワイトハウス、サード・ウォッチ
FOX NUMBERS
ミステリチャンネル バーナビー警部、Waking The Dead

あとはCRIMEのブラザーフッド2、WOWOWの内部告発、それぞれベルト放送を溜め込み、溜め込んであるSVUのS2までをぼちぼち見る予定。
楽しみにしていたはずなのに脱落したものもあります(笑)。日本登場エピソードは見るつもりですけども。
諸般の事情で意識的に減らしているというのもありますが。

時空刑事が終わってしまい、かなり脱力。
この心の穴をどうしてくれましょう。

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時空刑事1973 #16(最終回)

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 レーベル:ポニーキャニオン
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ラジオからのメッセージで2006年サムの昏睡原因は事故による脳の血腫ではなく、腫瘍が原因であることがわかる。取り除く手術にサムの身体が耐えられれば覚醒すると医師は言う。
1973年ではモーガン警部がサムに本当の任務を今こそ実行すべきと、ジーンと部署を排除する証拠の提出を求める。ジーン=腫瘍と判断したサムは2006年に戻るためモーガンの指示を実行するが…

サムと一緒に大混乱!
モーガンの言うように幼少時の怪我が原因の記憶混濁なら、みんなが驚いた未来捜査はいつの記憶なの?と。
動揺しまくり、馴染めない原因が自分にあった(スパイの負い目)のだと悲嘆にくれるサムが痛々しくて。
妄想の世界だからジーンを排除することに躊躇わず任務を全うしようとしたが、ここが現実ならとても仲間にそんなことはできない。
それでも2006年への光が見えた時サムは…自ら行ったのではなく呼ばれたのですよね。
戻れたことで、昏睡状態で見た夢だったと思いつつ、現実であるはずの今に「生」を感じられないサムが選んだ道は…痛みと共に喜びも感じられる場所へ戻ること。
1973年に戻ったサムは仲間を救い、もうラジオの声に悩まされたりせず、今日も5人で無謀な捜査に向かうのでした。

事故の衝撃で過去に行って今に戻ったサムが、自分の本当の居場所がわかったという物語だったと思いたい。
ビルの屋上で駆け出す時に浮かべた、生きるために死のうとしている自分を「どうかしている」と思ったかのような笑みが焼きついてしまったよ~。
その選択もわかる。「あなたは約束を守る子」とママも背中を押してくれたしね(突き落としたって意味ではない)。
だってジーンに出会ってしまってどうやって自分から離れられます?(笑)←つまり、笑ってるけどホントは泣いてるのですよ、私。
でもね、正直に告白するとJohn Simmさんが好き(笑)。

覚醒してからの体験を録音したものが「キケンな女刑事」でアレックスが「サムのメモ」と称していたものですね。
彼女は心理学専門なので「サムのメモを関心持って見ていたから自分にもジーンたちが見える」と思った過程も今ならわかる。
もう忘れちゃってるのだけど女刑事初回でアレックスと対面したジーンはその後のサムがどうしてると言ってましたっけ?アニーは?
スピンオフがあるならば当然知りたくなることなのに。
やっぱり、単独で女刑事買ったの間違ってるよ、WOWOWさん。忘れちゃう私がいけないの?

全くの余談。
事故の衝撃で別世界を経験する「月への梯子」という本がある。
読後の感想を思い出し、なおさらサムの選択と重ねずにはいられませんでしたよ。

月への梯子 (文春文庫)
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 著者:樋口 有介
 出版:文藝春秋
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サード・ウォッチ5 #102「この世の果て」

モンローのアパートから戻ったドクは自分の部屋を片付け制服に身を包んで署に向かうと署長のスティーパーに発砲。居合わせたキムや消防隊員が手当てしようとするのを遮り「救急が到着するまでの15分がどんなに長いか思い知らせる」と言う。ドクが銃で人質を取った立て籠もり事件と判断した警察は特殊部隊を配置する。

ドクのサヨナラエピソード。最終回にも登場するようですが。
オープニングで部屋を片付けるドクはパーティーの後片付けなのだと思ったらこれから仕出かすことへの整理だった。
どんどん片付いていくドクの部屋と銃を探して部屋を引っ掻き回すモンローが対照的。
パーティーでモンローに接近していたのは銃を盗むためだったのか?それじゃモンローがかわいそうすぎる。
みんなを守るためにスティーパーを思い知らせる、と矛盾してはいないか?
この分署がなくなると助けを求めている人の元へ駆けつけるのが遅くなるという言い分はわかる。でもこんな身勝手な思い遣りでは「病んだ男の立て籠もり事件」で片付けられてしまうぞ。
ドクはサリーに語ったように何もかもに疲れてしまったんだろうな。
こんなひどいことをさせなくても…というサヨナラエピソードでも、「ドクは自分を撃ったりしない」と信じてスティーパーの手当てをするカルロスは立派だったし、自分を助けてくれたことを思い出させ「これからは自分がついてるから」とドクを包み込むサリーはさすがだった。
ドクをわかっていてくれる人はいるのだ、ということがわかりましたからね。私は苦手キャラだったけど。

ボスコVSナルドはやはりな展開。
ママを人質に、ボスコを連れて「こいつが俺をはめた」とマフィアの新ボスに言い訳をしに行く。
一度疑われたらお終いの世界であることをみんなが知っている。殺されるか組織を売るしかない。ボスコは三択で刑務所に入ることを挙げていたが刑務所入ったら命の保証はないでしょ。
思いつめたナルドは銃口を自分の頭に向け「立派に死んだと伝えてくれ」と言い残し引き金を引くという、思い知らせるためのボスコ&モンローの作戦は苦い結末になった。
「なんで他のやつらみたいに上手く付き合えない?」と怒るナルドがあわれ。他の警官とは便宜を図り合うのにボスコだけは言うことをきかないのだもの。
仲良くしたかっただけというチンピラの末路はある意味潔かったけど、ボスコは自分を責めないか?ママのことでせいいっぱいか?

たいへんなボスコに復帰したフェイスはデスクワークが不満で「またパートナーとしてパトロールしたい」と言い出す。パートナー解消を言い出したのはフェイスなのに。
この復帰もフレッドはまだ早いと思っているのに、フェイスは「事件の前の状態に戻ること」が全てを解決すると考えているようだ。
また家庭が荒れたり、クルーズとの火花が散るんだろうな。
で、その間でボスコが悩む、と。

2月2日追記
涙ながらにサリーに訴えるドクの「9.11の時、トリアージを作って待機していたのに誰も助けられる人がいなかった」というのは、9.11特番「彼ら自身の言葉で」で印象深かった言葉。
ドクの喪失感はここから始まっていたんだな…。

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