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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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バーナビー警部 #26「強欲の色彩」

森の散歩道で女性がバイク少年からカメラや書類の入ったバッグをひったくられるが当人から被害届は出されず、目撃した少佐の情報のみという不可思議な事件が発生。
一方、ジョイスの参加した絵画教室で老婦人の遺体が発見される。しかも発見者はジョイス本人。「発見者が身内だから」という理由で警部は捜査を外されるが、捜査は杜撰でトロイにも知らされない情報があり、ひったくり事件との繋がりを見つけた警部は…。

カリーがいないと思ったらジョイスが第一発見者。事件を呼び寄せる家系?
殺された老婦人、実は三十代の巡査で証人保護で別人生を送っているトニー夫婦が刑務所にいる仲間の隠した大金を見つけ出すのを見張っていたのでした。
指揮を執っていた国家警察(FBIみたいなもの?)の警部がそれを横取りする算段、というわけ。
乗り込んできた国家警察捜査員の杜撰さは偽物臭がぷんぷんしていたので昔の泥棒仲間なのか?と思ったら、警部がわざとどうでもいい捜査に導いていたということ。
殺された女性巡査は現金を動かそうとしている不穏な空気を感じ取ってしまったから警部に殺されたのだった。
それを知った捜査員が警部に食って掛かるのを見て、彼らの純粋さを喜ぶと同時に警察官としてはどうだろうか?と心配になってみたり(笑)。
大金は押収されたが、しまっておいたタンスは銀行の金庫においたまま。
このタンスがまた年代物で非常に価値のあるものだと贋作で前科アリの絵画教師が語る。
騒動終了後、絵画教師ともうすぐ閉鎖される銀行支店長は…売りましたよね?これは警部の落ち度だ。それともわざと?

警部は捜査からはずされたがトロイ君は捜査員として活動。
国家警察は憧れらしく、浮かれてしまって警部への無礼にも気付いてませんよ。
しかし警部から彼らのインチキ捜査をほのめかされて「ここ数日の非礼をお詫びします」と即行謝罪できるのは彼のいいところ。
ジョイスが帰宅したところにトロイ君がいても別段「いらっしゃい」も「お邪魔してます」の言葉もない理由がわかるような気がする(笑)。

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サード・ウォッチ5 #101「崩壊序曲」

ボスコがママのバーを訪ねると「ナルドがよろしく」と伝言したと聞かされる。逮捕を恨みに思っての脅迫と思い、忠告しにいくと「ポーカーマシンのママの取り分」と現金を渡される。警察のカメラがあることを承知のナルドはボスコに汚職の嫌疑がかかるよう仕向けたのだった。
新署長スティーパーは「消防士と救命士が一緒に待機しているのはこの分署だけ、これからは着替え以外は外で待機するように」と救命士に命ずる。いきなりの変更に驚くが他分署と同じになるだけ、と受け入れようとするキムに対し、「分署閉鎖作戦だ!」とドクは息巻く。かと思うと警察、消防、救命士、病院の仲間を招待して自宅でパーティーを開くという。

恐い!何がってドクが!
怒ってるキムを拗ねる恋人をあやすようにパーティーに来る気にさせ、背を向けるととたんに冷めた表情。
みんなは最近のドクはへんだから…で深く考えてもみない。
精神が不安定で今高揚期というわけではなく、全て計画しての行動のようだ。
何をするんですか?ってスパドラのエピガイが目に入ってしまったのでわかってるんだけど(笑)。
意見が対立することはあったが仕事で接する人たちを仲間だと思っていた、それだけは伝えたいってことなんだろうけども。
モンローはどうなるのよ?

ボスコとナルドの関係も恐いことに発展しそう。
はめられた仕返しにナルドをマフィア検挙の協力者と誤解させるような振る舞いで、ナルドの店は銃撃に遭う。
間一髪逃げ出したナルドの復讐先はマフィアじゃなくてボスコなんだろうな。
ところでこのナルド、NYPDブルーのマルチネス(Nicholas Turturro)じゃないですか。真面目な警察官だったのに、今じゃマフィアの下っ端とは。
マルチネスといえば、お父さん(Luis Guzmán)はすごい悪役顔なのに真っ直ぐすぎる善人でしたよね。
そのお父さんもOZではヘルナンデスという見た目のとおりの役で安心したのを思い出す(笑)。

最近音信不通だったフェイスが(笑)ボスコに連絡取ったらしい。
「来週から仕事に復帰する、警部補にパートナーになれるように言って」、これも恐くないですか?
ここ数回どうしていたのか全くわからないのに、パトロール警官として復帰できるの?
セラピーで吐き出したことで身体が回復したにしてもボスコと再びパートナー組みたいというのは…乗り越えなければならない壁だと思っているのか?別の計画があるのか?

カルロスとお兄さんのパートはこれでおしまいかな。
救命士を一段低く見ている感じのお兄さんに戸惑いを隠せなかったものの、カルロスが仲間に愛されていることはお兄さんにも十分伝わったようで。
救命士に誇りを持っていると宣言できるカルロス、立派になりました。
ところでカイリーの手術のこと、どうなったのでしたっけ?

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L&O:性犯罪特捜班 #13「ふたつの顔」

頭と股間を撃たれて死亡している男を埠頭で発見。被害者は女性保護活動に手を差し伸べている判事のヴァレラ。身辺を調査するとヴァレラは仮釈放委員でもあり、彼が仮釈放を認めると女性保護施設に寄付金が入るという妙なレールが見つかる。

ヴァレラは女性の味方であるふりをして実は自分の欲求を満たすために利用していただけ。
命を落としたのは「暴力亭主を釈放しないで」と頼む奥さんに奉仕をさせた後、委員会に「奥さんの願いは聞き入れるな」と指示を出したため。
生きている判事を見ることはなかったが自分は絶対的という奢り昂った人だったということか。

そしてキャシディ退場。
ボスがかつて扱った事件の被害者少女の様子がおかしいので様子を見てきて欲しいと頼まれ話を聞いてあげるものの、想像を超える凄まじいまでの悲劇に涙をとめることができないキャシディにボスは麻薬課への転属を勧める。
娼婦を買うことに嫌悪感を持ち、穏やかな恋愛を望み、ホームレスへも親切に接する男キャシディには性犯罪特捜班は厳しすぎたようだ。
もっとストレートに犯罪を憎める部署がふさわしいとボスは判断したのだろう。
少女への面会は性犯罪特捜班への適正テストだったのかもしれない。
キャシディのキャラクターはお気楽な若者という感じだったのに、ここへきて「優しい男」というのが浮上。
確かに仕事への姿勢でステイブラーへ助言を仰ぐというシーンもあったが。
精神のバランスを崩し人としての破滅を迎えずに刑事として退場させてもらえるのを感謝するべきなのかも。
マンチの抱擁はどんな言葉よりも優しかったもの。
それになんとチコ(Otto Sanchez)と格闘して取り押えるなんてステキなシーンも見せてもらえたしね(笑)。
その後はチコ、ケラーに尋問されるという目もくらむような素晴らしいシーンだし。

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時空刑事1973 #14

サムは2006年で昏睡状態の自分に別れの許しを請うマヤの声を聞く。 1973年では中東兄弟が営業するレコード店で兄ディパックが銃で撃たれる事件が発生。彼のポケットからはイギリスで出回り始めたばかりのヘロインが見つかる。そして町ではまだなじみのないヘロインで死亡する人が多発、ヘロイン流通を阻止しなければならないが密輸にディパックは関係してるのか?

中東の兄弟のレコード店で経理を手伝っていた女性レイラはナント、マヤの母親!
そしてディパックの子どもを妊娠しているという。
つまり今マヤはレイラのお腹の中。
しかし民族の違い(レイラはパキスタンで、ディパックはインド?)とディパックが犯罪者にされてしまうかも…とレイラは中絶も考えている。
事件解決後、サムが病院を訪ねると超音波検査(この検査をするのはレイラが17人目とか)の真っ最中、ディパックは亡くなったものの、子どもの姿を見たレイラは産む決心をしたようだ。
画像に思わず「マヤ」と呼びかけるサムに「あなたならわかってくれるわよね」と改めて別れを告げるマヤの声。
マヤの気持ちを尊重することにしたサムは、アニーにも気持ちが決まったことを伝えるのですが、切なかったなあ…
1973年できっかけをつかめば戻れると思っているのに、2006年のサム周辺は覚醒を諦めかけているようだ。
昏睡状態のディパックを見舞うレイラに、自分とマヤを重ねるようなサムの表情を思い出すと泣けてくる…。
マヤのママがサムとの交際を反対していたのは人種の背負うものの大きさを身をもって経験したからなのかなあ。
レイラに人を否定するようなところは感じられないものね。
今回はジーンの切ない過去も知らされた。
父親の虐待から逃れたジーンとお兄さん、しかし兄はクスリで身を持ち崩し行方知れず(…詐欺師グループに所属してると思う・笑)、探し出した時にはすでに手遅れ…と。
「俺の町に毒をばらまかせない!」はお兄さんを思う気持ちが大きかったのですね。

女性や他人種へ向けられるレイの態度は確固たるポリシーではなく「まわりがそうだから」というだけみたい。レイという位置は時代そのものなのかも。
あの「道具箱」は?情報屋として大目にみてたのかな?それを裏切られたとなったらジーンの怒りは相当なものだろう。
でも救ったのは「成長しない、動かない」とダメだしされていたクリス。
ジーンに人を信じる気持ちを呼び寄せたのが部下の成長(本当か?)なのは美しい。

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バーナビー警部 #25「背徳の絆」

事件の起きるところにカリーあり(笑)。
移動図書館係というところが微妙に村の情報収集の役割を担っているようだ。

毎回登場していた村内の恋愛相関はなかったといっていいのではないか?
それにしても苦い、恐すぎる事件。
パパの事故を目撃してから「姉弟妹でママを守らないと!」の気持ちが歪んで育ってしまったのだと思ったのに。
自分たちだけのママでいさせるために、ママに近づく男たちだけでなく、パパまでをも手にかけていたというのはショッキング。
妹は犯行現場で喜びすぎだし、姉と兄のパパ殺しを告白するのもにっこにこ、壊れてますよ完全に。
まだ問い詰められて「何のこと?」と言う姉の方が白を切ろうとするだけ救いがあるように見えてしまう。

警部が「多量の安定剤を飲まされていた」と医師から聞かされながら姉弟妹ではなく、ジェーン(姉弟妹のママで精神科医)の患者の身辺捜査をしたところに少し混乱。
トロイ君ならわかるけど、警部が直前に姉弟妹にすすめられたお茶に考えが及ばないわけないもの。
患者の部屋へは捜査ではなく、何か知っているはずと睨んで情報を得るためだったのですね。
しつこいけどトロイ君は捜査+取調べの気分だったと思う。
だって、「ジェーンと警部が…」って子どもたちと同じ発想ですよ(笑)。
この患者、先生(ジェーン)のために子どもたちの殺人をやめさせるには道具(ロープ)がなくなればいい→村中のロープを隠してしまえ、と今回の登場人物の中で一番思いやりにあふれていたかもしれない。
ジェーンはきっと精神科医のくせに自分の子どもたちは○○、とか後ろ指を差されるに違いない。
でも彼女を信頼して守ろうとしてくれた患者さんがいることを忘れないでね。

トロイ君はカリーに気があったけど、カリーは鼻にも引っ掛けてなかったと記憶してるのですが…。
再登場してから何やら急接近、進展するのかな?本当に警部と親子になっちゃえばいいのに。
カリー&トロイ、というッカップリングよりもそっちが楽しみか(笑)。

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