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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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NUMBERS2 #19「ハイスクール乱射事件」

ドン兄ちゃんのためだけに見ている感のかなり強いNUMBERS(笑)。
事件現場が高校とモールの違いはあるものの、コールドケース4#1「ビデオカメラ」と非常によく似た話でびっくり。
放送日はNUMBERSが2006.4.7、CCが2006.9.24、とおよそ半年違い。
真似たというのではなく、取り上げざるを得ない現象とでもいうのだろうか。
銃乱射事件に三人目の犯人が後に浮上、暴行被害にあった少女が三人目でいじめられっ子をたきつけての犯行。
CCは隠されたビデオカメラの存在から、NUMBERSでは校内行動管理システムの生徒の動きから三人目がわかるという違いはあるけれど、設定はかなり似ていた。
味付けとしては心理に迫ったCCの方が好みだけど、NUMBERSの主役はある意味チャーリーの事件への数学的アプローチですものね。
学生証のICチップで生徒の動きが管理されているというのはすごい。
探知機の設置も別段珍しいことではないようだし(ドラマ上だけ?)。

ドン「ピザでも食べに行こう」
チャーリー「蒸した鳥があるよ」
ドン「一週間前のだぞ」
チャーリー「毎日来てるな」
そうそう、しょっちゅう実家(持ち主はチャーリーだけど)にいてドン兄ちゃんのアパートって映らないものね。
家賃がもったいないぞ(笑)。

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サード・ウォッチ5 #100「灼熱への疾走」

ジミーはキムに指輪を送り、消防署のみんなにも再婚することにしたと知らせる。そんな時に新任署長スティーパーがやってきて「ジミーはレスキュー隊に異動」と人事報告。ジミーはこの異動を喜ぶが、ドクは「分署潰しのスティーパー」の戦術だと食って掛かる。
黒人の子どもがひき逃げされ、運転していた白人男性が黒人の少年に殴り殺された事件で、クルーズは前科のある少年に自白させるがモンローは彼が犯行現場にいなかったことを知っている。真相を話すよう説得するが「将来のある仲間に罪を償わせるわけにはいかない」と進んで誤認逮捕を受け入れるのだった。

モンローのぶつかった問題は難しい。
ラモントは殺そうと思ったわけではないし前科もない、しかし死んだのは白人有力者の息子、黒人少年がどこまで酌量を受けられるか不安はつきまとう。
事故と認められたとしても、成績以外の理由でロースクール進学がかなわなくなってしまうかもしれない。
前科のある少年が罪を引き受けることで全て丸く治まるのかもしれないが、事故とはいえ人を殺してしまったこと+友人に罪を着せたことに心が耐えられるのか?と考えれば私はモンロー派だな。
モンローの説得に心を動かされたことからも、ラモントはこのままだと精神的に押し潰されていたかもしれないと感じられる。
「(前科ができて)これからどんな仕事に就けると思う?」とクルーズが言うように、ラモントには厳しい生活が待っているかもしれないがこれでよかったのだと信じたい。

そしてジミーですよ。
火災現場で身動き取れなくなった時、またもや死での降板?と嫌な予感。
命は助かったものの降板は降板、しかもプロポーズを受けたはずのキムは「死んでも本望だった」と言うジミーの言葉を聞いて一気に冷める、というか引く。
死んでもいいと思ったわけではなく、もし命を落とすことがあるならば消防士として、という意味なのでは?
やっぱりキムは死の淵を見ると逃げ出すんだな。あっちでの奥さんはキムではなかったのだけど話がつながったようで妙に納得。

ジミーが最後の日に分署を見回し、想い出にひたっている時に現れたアレックスを吊るしたイタズラ。
最近はあんな愉快なシーンはないなあ…とジミーと一緒に懐かしんでしまった。ポテト爆弾よ、もう一度!

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バーナビー警部 #23「デヴィントン学院の闇」&#24「黄昏の終末」

#23「デヴィントン学院の闇」
厳しい教育と規範で有名な学校の裏の顔、というのも取り上げられやすいお話。ゾディアックとか(笑)。
デヴィントン学院もプディング・クラブに関わらなければ問題なさそう、奨学金も得られないけど。
クラブを否定して高校生らしくわかりやすくヤサグレていたチャーリーが、口封じで奨学金をチラつかされたらクラブが望むとおりの学生に変身していたのが笑える。なんだ、ヤキモチも強かったのね。
コートを着てたと思ったら、女学生は薄着で寒そうだし、そうかと思うと男子学生は池で水泳、と季節感に混乱(笑)。
さらに、この時池で溺れかけた学生見ての体育教師の「まずい!」は生徒が溺れたからなのですか?あそこらへんに人を沈めたからなのですか?
オープニングの実行犯が体育教師だったのかしら?
学院を守ることを人の命を優先するという、やはりある意味壊れた人の犯罪が続くバーナビー警部。
でも、そういう区切られた空間だからこそ歪んだ独自の規範が出来てしまうというのが伝わってきます。
どのエピソードでも、外に出ようと思えば出られる、でも自分はそこを選んだ、それなら守るのが筋、と方向づいてしまう心がわかるような気がしてくる。


#24「黄昏の終末」
字幕版のみでの放送ではおそらく初登場の警部の娘カリー(録画し損ねた14話に出てたらごめんなさい)。
演劇か何かをやってませんでしたっけ?それはBFだったか?あれ、トロイ君にやさしいぞ?と、存在が薄くなった(いなかったから)ところへのいきなりの登場で何もかもが疑問。追々明らかになるかな?

ここも恋愛相関図の派手な村だったなあ…
ところで今回の事件、私には犯人の動機がよくわかりません。
自分に相談ないまま家や家具の契約がされていたこと?それとも自分に何も残されないこと?
イザベルの行動に傷ついたのだとは思うが…犯人はイザベルに愛情を感じていたので取り分がないことに腹を立てたのではないと思うのですが。
イザベルのどこにそんなに魅力があったのかわからなかったが、お別れの会でカキ屋さんの言っていた「不況で困っていたら注文を増やしてくれた」、これが彼女だったんだな。
助けられる立場にいるのなら助けて当然、それが自然なことだった生活から今さら庶民の生活なんてわからなかったというのがイザベルのいいところであり厄介なところ、甥っ子夫婦の苦労も想像できる。
最初の方で生活の派手さを甥っ子の嫁(嫁の方が身内なんだと思うほどの剣幕・笑)が責め立てるのを聞いて「この夫婦にイザベルは殺されるのだな」と思ったのは大きな間違い。
庶民として叔母さんが生活してくれれば目くじら立てなかったかも。
大きな間違いといえばトロイ君の推理。
私だって「電気は?冷凍室の中真っ暗だったよ」と思いついたぞ。本当に昇進できるのか?(笑)

カリーが来てるから、ということなのか警部家族は事件の合間にテーブル囲んでますよ(ランチ?お茶?)、四人で。そう、トロイ君付きで家族のようだ。
そういえば初期の頃、捜査に訪れる先で「親子で刑事?」と聞かれてお互いに苦い顔をする、というのがあったなあ。

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クリミナル・マインド3 #2「BAUの危機」

停職明けのホッチは他部署への異動を願い出、プレンティスはホッチへのスパイ行為に同意できずFBIを辞めると言い出し、ギデオンは連絡が取れない。
そんなこんなで現場へ行くのはモーガン、リード、JJととりあえず指揮を執るストラウス。
人手と頭脳の不足を感じたモーガンはホッチに「今回だけでいいから」と応援を要請。悩むホッチはプレンティスを連れてミルウォーキーへ。

ホッチの人がこの後も出ているので異動はないとわかっているものの、ストラウスがどうやって復帰を認めるのか、異動に大賛成の嫁との折り合いは?というのが気になる。
結果は…ホッチ強行突破!それも静かに意志を通したところがホッチらしいとでもいいましょうか。
モーガンの「仲良し友だちと職場の上司は違う」、人事関連のシステムをわざと遅らせ強引に事件ファイルを握らせたガルシア、ストラウスの指示に従わなかったプレンティス、彼らもホッチの背中を押したのかも。
それなのに…ホッチの戻った家には嫁と子どもの姿がない。
家庭が破綻する捜査官など珍しくもないが、ホッチはそうであってほしくないのに。
そしてギデオンはこのままBAUを去るのかな。
前回書いていた手紙はやはりリード宛でしたか。
サラを殺され、傷が癒えないうちの前回の間違ってはいないが成功とは言い難い捜査結果、さすがのギデオンも今はこの仕事から離れる以外なさそうだ。
こんな状態ではリードを支えてあげることはできないものね。
このドラマの始まりの時、ギデオンは事件の衝撃で現場から離れていましたね。
そう思うとBAUは長く続ける仕事ではないのかもしれない。

チームの動向が深刻なうえにTWジミー(Eddie Cibrian) が犯人なんて!
女性が警戒心を持たない感じよさ、力があって汚れるのも厭わないのプロファイリングに「消防士だよ」と思った人は多いはず。女嫌いというのはハズレ(笑)。
何が彼を凶行に走らせたのかと思えば「半年前に余命を宣告されたら息子をおいて奥さんが出て行った」と息子の学校の先生からの簡単な紹介。
今見ているTWのS5でジミーはキムと復縁しそうな雰囲気なので「やめろ、キムは出て行くぞ」と忠告したい。
そしてミルウォーキーの協力的な刑事(Gordon Clapp)、NYPDブルーのメタボイがメタボ腹とかベタなことを書きたくなったことをお許し下さい。

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L&O:性犯罪特捜班 #10「悪夢に終止符を」

レイプ被害を通報したハーパー。事情聴取に協力的だが犯人の痕跡が身体からも室内からも見つからず、キャシディは彼女の狂言を疑いだす。ベンソンはハーパーを信じるが手がかりはなく捜査は停滞。約半年後、ハーパー事件と同様の手口でレイプ事件が起き、被害者は申告しないもののある男性が容疑者として浮かぶ。証拠もなく顔を見たハーパーの記憶だけが頼りだが彼女は無理矢理に事件を封じ込めようとしていた。

オープニング、かなり唐突な…(笑)。
それもそのはず「呑んで盛り上がった成り行き」とベンソン言ってますね。
でもキャシディは「付き合いたい」。
ステイブラーはベンソンじゃなくてキャシディの様子で気付いたのではないか?
彼は想い込むと一途、プラトニックで愛を勝ち取るタイプだと教えてあげたい。

このエピソードはいつもと少し違っていて、レイプ被害者の現実を見せられた感じ。
捜査する刑事にさえも疑われる可能性がある、脳裏から消したいがそう思っているうちは立ち直れない、犯人なのに逮捕できないジレンマ…それを支えるのがベンソンなのでしょうね。
今回の彼女を見ていればレイプ事件に冷静に対処できるか?というボスの心配も無用かなと思える。
こうなってしまうとステイブラーは被害者ではなくベンソンを見守る役ですね。被害者もそう望んだかもしれないし。

10話にして大反省点を発見。
チャンチャン~の音と共に日付、場所が出るじゃないですか。
ここ、流してましたが結構重要でしたね。
同様事件の発生にハーパー宅を訪ねたら「2~3ヶ月前に引っ越した」と。
ハーパーが被害に遭ったのが11月、訪ねたのが5月、ああ、そんなに経過していたのか!と衝撃。
事件にかかる日数など特に意識していなかったですよ。
これまでの9話も長期にわたる犯人との心理戦、被害者の苦しみが描かれていただろうに、素通りしてたんだ~と頭を抱え込んだ。
デートの支度中のベンソンにキャシディが「半年前は拒否したのに」というのも別の時点ではなくて、冒頭のシーンのことだったのか。
なんたる不覚。

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