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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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バーナビー警部 #20「殺人市況」

イギリスでも素人さんが株に手を出す時代に突入した頃なのかと思わせる邦題。
そして、あのトロイ君が株に興味を持つなんて!とひどくびっくり(=がっくり)していたら、長期連載マンガ「ホーク」のカムフラージュに株新聞を買っただけというオチに安堵。
高所恐怖症で高いところから見た地面がぐわんぐわんしてるのも、このつかみがあるからこそ引き立ってました。

邦題から推測したのは株で儲けて独り占めを企んだ、または損した責任を取らせた殺人。
見事に裏切られましたが、2話前の「時代遅れの殺意」と犯人が重なるような…?トロイ君効果で全て許せますけどね。
きっとジェームズは10年前診療所に始めてきた時、「奥さん若くてキレイでうらやましい、私に妻がいなかったら声かけたいくらい」のことを診察室で言ったのかもしれない。
それが盗み聞きなのに自分への告白と受け取った彼女はもうこの時点でおかしかったのか。
妻のやらかしたことが明らかになった後、ドクターが引き出しから取り出したパーティーの招待状、冒頭で病的にこだわっていたのに「届いてないよ」とウソついてたものですよね。
届かない招待状と「予想屋の娘」が合わさって引きがねになったとはいえ、悔やむに悔やまれないという表情…でいいですよね?それ以上の意味はないですよね?
ラストは希望の持てるカップルが登場するというちょっと珍しい展開+株以上の投資(ホーク)が実ったトロイ君のニコニコよそ見運転で幕。
売ったりしたらがっかりだよ(笑)。

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ER13 #13「不協和音」

ルカの仕打ちをきっかけに自分を見つめ直し、再出発を選んだウィーバーの姿は輝いてましたが…看護師、ドクター、母、と全てを見守ってもらったとのアビーの言葉がなかったらやりきれなかった。
レイが最後まで「怒られる!」と言い訳してたのは彼女の存在の大きさがわかるいいシーンだったけど、ルカがねえ…。最近好きだったんだけどいけません。お別れシーンも「辞める」と聞いたことからの感傷にしか思えなかったなあ。
「あなたに雇ってもらった」、だったらあんなことを口にする前に何かを考えるのが恩義ってもんじゃないのか。
「政治に巻き込まれないで」はこれ以上犠牲者を出さないよう釘を刺してるようにも聞こえてしまった。
嫌な点を見つけてしまうと何を見ても嫌に思う私のせいなのだろうが、エイムスとのこともルカにも非があったんじゃないかな?という気がしてきた(笑)。
とりあえず、ルカのポケットにはダイヤモンドは入っていなかったようだけど。

不協和音のタイトルどおり、患者の診察に私情挟みまくりのドクターに閉口。
レイとゲイツの諍いはニーラが原因でしょ。患者が不安になるからせめて聞こえないところでやって下さい。
「アビーが正しいことをルカが証明したわけね」と気遣えるサムをみんな見習えよ、と思ったが彼女のビッグトラブルはこれからだった(笑)。
荒れるアレックスは反抗期+ママのパパ殺しだと思うんですよ。
受け止め方がわからないのに、どうやらママは恋してる。
おろそかにしているとは思わないが、事件のことに関しては不十分なのかも。
事件として成立しなかったのだし、蓋をしたい気持ちもわかるけど、アレックスが向き合って欲しいのは自分なんだろうな。
メグは自殺を図ったのでしょうか。アルマの心無い親切心に自分を見失ってしまったデッドウッドでの彼女を重ねてしまった。

さて、2週お休み後の今回、予告が不適切ということを再確認。
アビーがエディの病状にこだわるのを「父親だから、でもルカにはまだ秘密」として見てたけど全然違った(笑)。
プラット逮捕も、アレックスの出す火事も、意識を失くしたメグも、全部クライマックスのことじゃないですか。
今回の予告もかなりクライマックスっぽい。見ないようにすればいいんだろうけど…。

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時空刑事1973 #11&12

#11
「爆弾を仕掛けた」とIRAを名乗る男から予告電話が入る。しかしサムの記憶では1973年にIRAによる爆破事件は起きていない。偽通報だとのサムの言葉で車に近づいたレイは爆風で吹っ飛ばされる。事件の真相を知りたいがまたもやサムは孤立してしまう。

爆発物の盗難にあったという会社社長がアイルランド人をたくさん雇っていることを利用してたのでした。
証拠もないのに疑わないで、みんな一生懸命働くいい人ばかり、会社で待ってるぞ!といいことしか言わないのは本当に善意の人か企みのある人のどちらかだとは思いますね。この社長は後者でした。
IRAによる連続爆弾騒ぎと思わせて実は最終目的は銀行強盗、サムの記憶は正しかったことがわかりました。
真相突き止めて社長を捕えようと向かうとうっかりレイが人質に。
サムは今度は交渉人として説得に成功し(「家族を愛する人はそんなことしません」はサムが言うと泣かせる)、事件も解決、レイも無事、これでまたみんなに迎えられめでたしめでたし。
いつも優しいアニーが「ごめんなさい、これ仲間だけなの」ってサムからのレイへのカンパ(治療費?)を断るのはきつかった。アニーの意志の強そうな顎が恨めしく思えた瞬間(笑)。
2006年との違いと思われるのは、アニーへ買ってあげたいキットカットの商品名(忘れた)が発売前ということと、レイの現場復帰かな。
最近だと犯人を射殺してしまったとか、衝撃を受けたと思われると「復帰するのはセラピーの結果次第」とか言われるようですからね。
案の定、レイはアイルランドセンターで逃げたという理由だけで撃ってしまいましたよ(そういえば撃たれた人、どうなったのかな?)。
こういうことが繰り返されて精神状態が重要視されるようになるのはいつ頃からなのだろう。
サムがこのままずっとこの世界にいればわかるのにね(笑)。
その2006年のサムは昏睡状態から覚めて見た目からはわからない脳の機能が心配されていたが、事件を解決したおかげで「機能低下は見られない」と診断されたようでした。
あのテレビから出てくる少女、怖いですよね。
「赤い線、黄色い線、どっちを切る?」→「ボン!あなたは死にました」だもの。サムにはシャレにならない。


#12
ゼラニウムの花を握らされた女性遺体が発見される。これは5年前に逮捕した連続殺人犯と同じ手口。誤認逮捕だったのか、模倣犯が現れたのか?

遺体から漂う香水の匂いにおばさんを思い出し(っていうか先に夢に見てたのでこれも導かれたのか?)、香水会社の女性社員が鍵と睨むもジーンからは一蹴されかけるが、またもやそこの女性社員が行方不明と聞いて張り込み捜査が受け入れられる。
「未来の警察では張り込みが重要になる」のサムの言葉や、盗聴に嫌悪感を露わにする様子が新鮮(令状がないこととは別の意味に見えた)。
結果は模倣犯。私的会員制夫婦交換パーティーが原因。
主催旦那が補欠要員の香水レディに目移りしたのを妻が嫉妬したのでした。
車のキーを集めてくじ引き代わりというのはCCでもありましたね。流行ってた時期だったのかしら。

サムとアニーが夫婦役になっての潜入捜査、テニスウェアがかわいかった(どちらがかわいかったのかは秘密)。
盗聴器の故障でパーティーに乗り込んできたジーンの「妻を連れてくるわけにはいかない!」を聞いて驚いたのは私だけかなあ?
ジーンに奥さんいるんだ…独身だからこその兄貴肌に見えたんだけど…。

「張り込みっていいかもしれませんね」というクリス、彼はサムの提案を受け入れようという姿勢が見られますね。取り調べ録音も一人でも実践できましたし(その結果とんでもないことになったけど)。
サムの手法を吸収して未来型の刑事になるのかな?
ところで、後のサムの理想の上司フレッチャーはどこ行った?

いつもメッセージを送ってくるテレビが故障して、2006年のサムの様子がわからずサム同様私も焦った。
事件解決で電波状態も回復、とりあえずの変化はないようなのでホッ。

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バーナビー警部 #15~19

NHKでの吹替え放送が#13まで、#14から録画するぞ!と鼻息荒くしていたのに早速失念、#15からは朝録画したものを夜見るという繰り返しで鼻息を維持(笑)。
そう、年末年始はバーナビー警部のベルト放送とデクスターS2を半分ほどしか見ていません(+アメトークの家電芸人スペシャル・笑)。

懐かしさのあまり卒倒しそうでしたよ。
運転下手だったはずのトロイ君に警部が普通に運転任せているのに違和感ありましたが#19でやっぱりの余所見運転で一安心(笑)。
そしてドラマの肝、これでもかというくらいの閉塞感がたまりません。
彼らには外の世界が存在していないかのように、喜び、哀しみ、怒り、恋愛、嫉妬といった感情が村というサークルの中でスパークしています。
そう、一見穏やかそうであっても感情は迸ってますよね。
どこか冷めた都会よりもリアルな人間像なのかもしれません。
連続視聴で特に印象に残ったのは、ジーン・ハントのお兄さん(笑)Robert Glenister登場の#18「時代遅れの殺意」。
子ども時代に死んでしまった母親を崇める心がそのまま女性に向き、お眼鏡にかなった女性が清楚でないと気に入らず、母との記憶を小説にしたのに目を向けない編集者を憎み、女性を蔑む郵便局員を憎み、幻の恋人と電話で会話…でも普段はごく普通のパブ店員、というバーナビー警部には珍しく精神の破綻した人が犯人というもの。
そこに、想像通りの苦い結末を迎えたトロイ君と村の女性巡査との恋愛話が絡んでいるところもお気に入り。
無記名の花束、終わった恋愛が辛すぎて…という彼女の言葉が事件に生きてました。
事実に思い至った警部がトロイ君にも女性巡査にも話さないという表情もよかったです。
来週からは他ドラマのレギュラー放送が復活するので、1月16日からの新作スタートまでに再放送分を見終えるのは不可能だろうなあ…。
でも新作は週1話なので終了までには追いつきたいです。

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新年の御挨拶

あけましておめでとうございます。
今年もみなさまと一緒に楽しくドラマにつっこむことができれば幸せでございます。

今年は「追いかけるよりもマイペース」を目標に見ていこうかなと思います。
こんな目標を立てても、新作に飛びつく自分の姿が見えるんですけどね(笑)。
こんなことを思ったのは、今の私にはミステリチャンネルが面白いからです。
ミステリチャンネルHPの掲示板等では再放送ばっかりと評判悪いですが、昨年3月J:COMデジタル移行に伴って見られるようになった新参者にはとても魅力的です。
ベルト放送や集中放送が詰まっているというところから「再放送ばっかり」という言葉の真実味を感じますが、私には嬉しい悲鳴以外の何者でもありません。
今だって優先順位を決めて見ている状態ですから。
いつかは「再放送ばっかり」と文句たれる日がくるかもしれませんが今のところは想像つきません。
だってフィッツの新作も待ってるんですよ。
というわけで、みなさまからすると時代遅れのドラマばかり好んで見そうな気がする2009年ですが、当然新作も見ますし、ステキな情報はみなさま頼りなので(笑)よろしくお願いいたします。

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