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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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時空刑事1973 LIFE ON MARS #7

コカイン売買でビリーを逮捕するが組織の親分の名前を吐かない。ハント警部は凶悪犯と同房にして怯えさせて吐かせる作戦を指示し、サムと二人で食事へ。戻ってみるとビリーが死んでいる。死因は同房者による暴行ではなく、クスリによる心臓発作。二人がいない間に警察内で何があったのか?

手柄を焦ったレイの行き過ぎた取調べがビリーの死の原因という、#4の悪徳組織との癒着に続き、警察への不信が生じるかのような内容。
あえてジーンがレイたちを問い質さなかったのはサムが放っておかないと見込んでのこと。
実際そのとおりにサムは孤立しながら真実を導き出す。
コカインそのものは定番の麻薬でもこの頃はまだ効果持続時間や、どんな言動をするか、などの情報は調べないとならなかったのですね。
あ、「今」から行ったサムが調べているのでここでのポイントは「検索エンジン」だ。
これがあれば、ビリーがいつクスリを摂取したのかが即わかったのに…ということでしたか。
サムの教えを仕事に生かしたクリスの取調べ録音で真実がわかるが、ジーンは独自の処分をレイに下しただけ。
自分も含めた仲間のミスに悩みながらも警察だからこそ不正を正さねば、と直々に訴えるが警視にそんな気なしで落胆するサム。
この警視、ジーンに「お荷物」みたいなこと言ってましたよね?最高の機会を逃すうっかりさんか?(笑)
ジーンはそうなると知っていたから自分で処分を言い渡したのですね。
レイはジーン、クリスはサム、とそれぞれボスをお手本にした結果、最悪の事態を呼んでしまったという苦いエピソードでありあました。
孤立してるサムというのもなんとも…。これが1973年はウソの世界という証拠なら救われる気もする。

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コールドケース4 #21「蓄音機」

「祖母の伯母の事件を調べて欲しい」と遺品のペンダントに隠されていた手紙を見つけた女子学生がリリーを訪ねてきた。
1919年、フランシス・ストーンが自宅階段から転落死、地元の大手ビール会社令嬢の事件だったのに大きく扱われることなく迷宮入りしていた。今回見つかった手紙とは婚約者とは別の相手との親しげな手紙。これが事件に関係しているかもしれないと再捜査開始。

何も心配することなく育った良家のお嬢さんが、活発になり始めた女性参政権運動に魅せられ、一時は説得で今の生活の維持を選ぶが自分を殺して生きる恐怖に立ち向かう決心をしたところで反対する母親ともめ、吹き抜けから転落した事故死、ということになるらしい。
ストーン家が女性の参政権に危機を感じていたのは、実現すると女性が指示すると思われる禁酒法が現実のものとなり、職を奪われてしまうかもしれないからだ。
家の娘が稼業を潰すような活動に力を入れるのを許せるはずない。
だからお父さんが…と思ったら実際はお母さんらしい。
自分を殺しても生活を守りたいというのは家柄に恵まれていたからと言えるだろうが、後に発見された参政権承認の日に吹き込まれたレコードから本心は娘を応援したかったというのがうかがえる。
しかし、これ、解決でいいのですか?フランシスの日記があったとはいっても全てが憶測じゃないですか。
最期の日、部屋を出る前までを克明に書いていたとしても転落の瞬間は誰も見ていない、関係者も生きていない。
事故死が真実なのだろうが、警察が「解決」とするのは疑問。
私立探偵が依頼人を満足させるのとは話が違うと思う。
関係者のウソに振り回されている最近よりは、紐解いていく感じでよかったですが、危険信号点灯か(笑)。
次回予告はThe WireのS2を思わせるので見ますけど(笑)。

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サード・ウォッチ5 #94「正義の報酬」

寝不足カルロスは救急車の運転を新人ユージーンに任せる。すると運転中に発作を起こしたバスと接触事故。運転手と乗客の手当てに慌てる二人の前にドクもやって来て、信じられないような態度でユージーンと衝突。
裁判で証言を終えたクルーズがモンローと売春疑惑の治療院へ戻ると風紀課が摘発している真っ最中。この治療院は以前から風紀課のターゲットとなっていたようだ。連行された客にはクルーズを襲った男もいたが、「客は釈放」の決定に自分も被害者であることを隠しているクルーズは納得できない。

二週続けてのクリフハンガーは、起爆装置を持つ手元を狙い撃った(本当は頭を狙ったらしい)サリーのお手柄で爆発も大きな怪我も回避、犯人も拘束でき、「アニマルの指示」との証言も得られた。
事件としてはこれでまとまるのだろうが、ホルステッド判事とサリーの間に何かが芽生えたかもしれない。
最近のサリーは落ち着いているので幸せが待っているのならそれでもいいが、昔判事との間にどんな意見の食い違いがあったのかは知りたい。

クルーズの事件は思ったとおり。
他の課が目をつけてないはずないでしょ。風紀課に確認とってないクルーズの失態。
事件だけなら歯噛みしながら引っ込めばいいけど、問題は自分を襲った男が野放しになること。
受付女性らに過去の被害を証言させようとするが領収書が存在して不可能、観念したクルーズは自分も被害者であると告白。
正義のために思い切ったと少し見直し、モンローの気遣いも感じよく、ボスコの提供した復讐の機会も一蹴りで耐え、彼女も少しだけパートナーを信じることを学んで終わるかと思えばそこはやはりクルーズだった。
自分は手を下さないが、留置所内の顔なじみに「言伝」。
そうだよね、まるっきり人が変わるなんて彼女にはあり得ない。

人が変わると言えばドクだ。変わってないとも言うけど。
ユージーンが配属先を間違えたからアレックスが代わりに救命担当になったことがいつの間にか「ユージーンがアレックスを殺した」になってる。
言葉の綾だと思いつつカルロスが問い質すと、ユージーンの自宅に喧嘩を売りに行ったのも本当、彼がアレックスを殺したとも本当に思っているようだ。
たいへんだ、以前から融通利かない男が間違った感情で突っ走り始めてしまった。
少なくとも今のドクは現場で働いてはいけないと思う。
昇進していてよかったというべきなのか、昇進も一因というべきなのか。

ヨーカス家は穏やか。セラピストと向き合ったフェイスは、本当の傷口が何なのか見え始めたようだ。
いつでもどんな時でも警官の目しか持っていないこともフレッドに告白できたし。
The WireのS2見てしまうと、フレッド=フランクなので彼にもこれから辛い運命が待っているようで泣けてくる(笑)。
依存症→発作→神がかり、と今までとらえどころが見つからなかったのに他のドラマのせいで存在感が大幅アップだ。

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ヴェロニカ・マーズ #22「秘密の隠し場所」

ついにリリー事件が明らかに。
女グセの悪いオヤジが息子の彼女に手を出してカッとなって殺害、倒れたリリーを発見して抱きしめているダンカンを見た両親が「息子が娘を殺した」と勘違いしてウソの筋書きをこしらえた、というもの。
ダンカンは精神が不安定で薬を常用しているらしいので親でも疑い、病気で死期を自覚した元社員に犯人になってもらったということか。
ジェイク・ケインは人殺しではなかったが、ウソ証言をしたので司法妨害で逮捕、結局犯罪者だ。でも怒られるだけですぐ戻ってくるんだろうな。

マーズ家では、アルコール依存症更生施設に貯金はたいて入れたママが戻ってきたが実は脱走していたことが発覚、幸せの再出発はお預け。
「パパが戻る前に出て行け」と言われたママは、ダンカン連れ戻し報酬の小切手持って出て行ってしまった。施設に入るためじゃないですよね?
依存症は病気でもあるのでもう一度チャンスをあげても…という気もするが、高校生にそこまでいうのは酷か。
ローガンへの気持ちも上がったり下がったり激しいものなあ。
直前にパパと本当の親子であることがわかったから尚更ママに厳しかったのかも。こんな想いの原因は…と頭をかすめたとしても無理ない。

ジェイク・ケインのKyle Secor目当てで見始め、出番は少なかったのに1シーズン見切ってしまった(笑)。
次シーズン、2009年に放送予定ということだが見てしまいそうだ。
ラストでヴェロニカが待ってた相手が気になるじゃないですか(笑)。
ダンカンと兄妹でないことがわかって再接近するのかな、そうなるとママが死んだばかりで、パパは逮捕され、恋人になれそうだったヴェロニカも失ってローガンは不良人生まっしぐらだな、なんてのも気になるしね。
基本苦手な眩しい系ドラマだが、ヴェロニカのやってることがとても高校生探偵とは思えない、いや、探偵としても犯罪スレスレ(時にはそのもの)なところが好印象だったのだろうか。
でもやっぱり今時の高校生のライフスタイルはびっくりの連続だったなあ、数年しか違わないから(えっ?)お国柄かな。

一番驚いたのは最終回、夜道を走る車の中に浮かぶ後部シートの人影、意識を失くしていたから逃げたのに振り返ると車のドアが開いていて姿がない、と急にホラー映画に変身したところだ(笑)。
後から思えばホラーシーンはリリーの部屋を探ってるところから始まってましたね。

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プリズン・ブレイク3 #9「籠のトリ」

脱獄騒ぎを徹底調査する新大佐はマイケルを炎天下のビニールハウスに放置し(ワンドリンク付き)、どういったことになっているのか口を割らせようとする。マイケルは、ニイチャンを陥れた奴らと同じ組織が甥っ子を人質にして「ウィスラーを出すように」と自分をSONAに放り込んだ、と告白。新大佐はLJを救出してやると約束するが…。

マイケルinサウナ。そしてこの人、ひょっとして鬼?
最後の「こうなることはわかってた」というのは新大佐の運命まで含んでるの?大佐の死を告げられても例の顔してなかったですものね。
関係ない人を巻き込んではいけないと苦悩するのがマイケルなのに(結果として巻き込んでるけど)、これではただのジャック・バウアーだ。
「正攻法に脱獄」というのがマイケルの信念ということでしょうか。

スクレとニイチャンのホテルロビーでの喧嘩は小芝居だってわかりますよね。
S2でもあったので二度も同じ手を使ってはいかん。あ、組織の人たちは見るの初めてですね。
このニイチャン作戦の行方はマイケルのものよりも期待していいのですか?
両方で作戦立てあってたら行き違ったりしないのだろうか。
別々でも心が通じているのがこの兄弟という結論か。

マホーンはクスリ切れの失態でSONAに逆戻り。
ティーバッグの「サミーを殺せばクスリ無料」のお誘いに、元部下からのお守りコインで立ち向かうつもりらしい。
そしてマホーンはスーツを着たままなのにまだ最下民扱いのベリックの立場は…(笑)。
Tシャツは脇スリットでもきつかったらしく、スリット部分が背中に移動。
決闘はアセトン使用の反則勝ち。
鼻栓は吸い込み予防のようだが、かなりの揮発性と刺激臭で危険薬品と聞いた覚えが…そして何故あそこにアセトン…?みなさん興奮して気付かなかったのだろうか?
フォックスリバー監房内での漂白作業を思い出す(笑)。

おまけ 
「ホワイトハウス5」#105と続けて見たら、マホーンさんが最高裁長官選びに巻き込まれる判事として登場。ここでも「キレモノ」と言われていたので彼はキレモノ顔らしい。

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