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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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SHARK~カリスマ敏腕検察官 #1「検察官シャーク誕生」 #2「一触即発」

#1「検察官シャーク誕生」
限りなくアヤシイ依頼人でも持てる手腕を発揮して無罪を勝ち取るシャークこと弁護士セバスチャン・スターク。ある日、無罪放免にしたDV夫が本当に妻を殺してしまうという事件に遭遇し弁護士の仕事から離れてしまう。そんなシャークに市長は「検察官としてやってみないか?」と声をかける。検察官としての初めての仕事はBFを刺し殺し正当防衛を訴えるデビュー間近の女性の裁判。検察官としてのシャークに注目が集まる。

#2「一触即発」
刑事が麻薬売人に殺された。事件を担当することになったシャークを、これまで逮捕した犯人を無罪にされ続けてきた警察側はにわかには受け入れ難い。それでも亡くなった刑事のために連携するが、絶対的と思われた目撃者で相棒のライス刑事の証言と証拠に矛盾が生じる。犯人はわかっているのに責めどころの見つからないシャークはライス刑事を証言台につかせ真相を語らせる。

優れた能力を発揮するボスと若手子分、そして彼をコントロールしようとするが振り回される女上司、…これは法廷HOUSE?
しゃべりまくる姿といい、2話にいたっては透明ボードに要点書き出しましたよ(笑)。
ハウスと違う点は家族問題に悩める部分があるところ。
離婚した妻が再婚相手とNYへ行く、高校生の娘が「このままNYへ行ったらお父さんとは形式的なつながりだけになってしまう」と父親シャークとの同居を選択。
娘を愛してはいるけれど一緒に生活することへ戸惑いを隠せない。
実際「弁護士から検察官になっても勝ちたいだけじゃない!」と言われて仕事に支障をきたすほど(笑)。
最近、法廷モノは見ていないので(「ボストンリーガル」脱落したし)見てみようかな。ERで見て以来のJames Woodsだしね。
それに#1が息子を殺されたお母さんとしてMelissa Leo、#2が元スターク事務所の弁護士としてZeljko Ivanekというゲスト。
これでは3話以降も期待するじゃないですか、ホミサイド路線のゲストを。DVD発売の宣伝でも兼ねているのでしょうか(笑)。
Zeljko Ivanek、シャークの教え子的存在で無敗を続ける弁護士役でしたが画面上では無敗だったのが不思議なくらいという何もインパクトのない役でした。
ゼルさんが法廷に出るならやっぱりダンバースでないとね♪

私は何故かJames Woodsの映画を追いかけて見ていた時期がある。
その時は感じなかったのだがなんとまあ首から上の大きいこと。
周りを固めるのが若手ばかりなのでその大きさたるや、遠近法がどうかしちゃったのではないかと思えるほど。
61歳という実年齢を考えれば若々しいが、体型(というか頭身)には時代を感じずにはいられなかった。
そんなこんなで画面酔いを起こしそうな初回でありました。

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DIRTY SEXY MONEY #1「ダーリング家の秘密」

ニック・ジョージの父ダッチは大富豪ダーリング家のお抱え弁護士で、煩雑な要求に振り回され家庭をおろそかにし妻に逃げられた。弱者の味方の弁護士として活動するニックは父と相反する仕事や家庭への姿勢から会うことも少なかった。そんなある日、父は突然セスナ墜落事故で死亡。葬式を終えるとダーリング家主人トリップはニックにダッチの仕事を引き継いでくれるよう500万+経費という好条件で依頼。ニックは断るきっかけを作ってあげるために倍額を提示するがあっさり受け入れられ交渉成立。初日からとんでもなく振り回す彼らにニックはやはり断ろうとするが、長女カレンから父の事故に関するかもしれない不審な請求書の話を聞かされる。

Peter Krauseご本人の声を聞いても違和感があるくらいなので、吹替えが桐本琢也さんでよかった、よかった(笑)。
それにニックの妻の名はリサだし、四度目の結婚にためらいを見せる長女カレンに「人生は短い」とアドバイスするのもネイトが言ってるのだと思うと重みが違う。
混乱話題はこのくらいにして、と思ったがダーリング家がまた大騒ぎで混乱は止まない。
長男パトリックは将来上院議員になろうかという男だが昔男性だった彼女と別れられない。
長女カレンはダーリングの名に群がる男に引っ掛かるを繰り返し四度目の結婚間近。
次男ブライアンは牧師だが秘密の隠し子あり。
次女ジュリエットは女優だが常に父トリップの後ろ盾あり。
三男ジェレミーはジュリエットと双子で只今絵に描いたようなイカレタぼんぼん息子を満喫中。
両親はまともそうに見えたのに、母親レティシアは40年にわたってダッチと不倫、トリップにも黒い噂がありそうだ。
まだ紹介的なエピソードなのでもう少し様子見だけど次男ブライアンに興味津々なので見続けると思う。
ブライアンは牧師なのに一家の中で唯一ニック(ダッチにも)に厳しいし、隠し子入学騒動で名門学校に「うちの子入れないと手下を乗り込ませるぞ!」と脅しをかけるのですよ、牧師がですよ(笑)。
他の兄弟姉妹は良くも悪くも名家のお子様方という趣なのに、ブライアンだけは目がギラついてる。くどいですが牧師なのに(笑)。
ニックに攻撃的なのはダッチとレティシアの不倫のせいなのかどうかはわからないが、彼以外にも攻撃の歯をむいているので今後の牧師のヒートアップに期待大。←すでに見方が間違った方向へ…

この#1を見て何が驚いたって、間にCMが入ったこと。
番組中はCM入らないのがスパドラさんのいいところなのに。
初回だから気合いを入れたということも考えられますが。
#1と#2の間に一週空くのも微妙といえば微妙。
オドロキはまだ他にも。
DIRTY SEXY MONEYの番宣CMでWilliam Baldwinの主な出演に「ホミサイド」ってありましたよ。
それはDanielの方ですよ。いくらBaldwinがたくさんいるからって(笑)。

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時空刑事1973 LIFE ON MARS #4

番組冒頭のミステリチャンネルからのお断り、毎回ありましたっけ?
それとも今回の内容が警察と悪徳組織との癒着だったからでしょうか?

自分が住んでいた家の付近を歩いていて暴力事件に出くわしたサム。
暴行を働いていた男を逮捕するが、彼は警察と馴れ合い状態にある組織の一人だった。
親分の店で「正義を貫こうとすると必ず失敗するよ」と金で御挨拶されるが正義を通す。
自分も彼らを大目に見ているのに、サムが色仕掛け作戦のターゲットにされたとなったら怒鳴り込むジーン・ハント警部の男気♪
それもサム本人にはちょっとバカにしてみせるという小技付きだ。
そして遠くに逃げようとした雇われ女性が殺されてからは刑事魂に正直になり親分逮捕に踏み切るのでした。
サムとハント警部は辿る道は違うものの目指すところは同じ、という素敵なシーン。
サムは、2006年の自分に呼びかけるお母さんの声につられるように若かりし頃のお母さんと対面する。
アヤシイ刑事との誤解はとけたようだったが、タイラー一家は急にどこへ引っ越してしまったのだろう。サムには引っ越しの記憶はないのかな。

WOWOWの「女刑事」の方でハント警部がアレックスに「証拠を持ってこい、これが警察の流行語だ!」と言ってましたよ。
流行らせたのはサムですか?(笑)
こういう仕込みがあるから「女刑事」は「時空刑事」を見た後の方がよかったかな?

またまた「映画秘宝」で知った情報ですが、「時空刑事」のDVDが発売になるのですね。
ここにも「女刑事」は本作のネタバレがあるので後から見よう、と書いてある…(笑)。

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コールドケース4 #18「宝くじ」

公園の池から自動車が引き上げられ、車内には銃で撃たれた人骨が発見された。身元は1999年に失踪したとされていたマーリーン・ブラッドフォード。 彼女は夫を病気で亡くし、財産を失い、二人の娘を抱え車上生活するシングルマザーホームレスだった。

タイトルから宝くじをくれたおじさん絡みだろうなと想像ついてしまう。
でも理由は想像とは違っていた。
100万ドルの半分なら大金だからいいけれど、25ドルの半分では独り占めしたくなったわけではない。
おじさんにとっての宝くじは100万ドルかゼロか、家族を取り戻せるか取り戻せないか、のどちらかでしかない。
マーリーンには宝くじをもらった時点でおじさんの心が病んでいることがわかってたのですね。
でも、正気に戻ると車を池に沈めちゃうんだよなあ…。
残されたお姉ちゃんはこの生活がどんなものであるかわかっていたからお母さんは逃げ出したと思っていたのだろう。
当日の朝、一緒に頑張ろうと約束したばかりだったからなおさら裏切られた感が強かったかも。
事件の解決はお母さんへの誤解が解け、ブランクができてしまったもののブラッドフォードの女としての再出発を予感させるものでした。
そしてもう一人再出発の人、ジェフリーズ。
奥さんひき逃げ犯への執着は恐かったけれど道を踏み外しはしなかった。
「口出ししないでくれ」とボスに言ってしまうくらいやさぐれてたし、実際銃口突きつけたのでどうなることやらと思ったが、どんな形にしろ、想い出のレコードを聞けるように心の整理がついたのならそれでいい。
だって、不良のジェフリーズなんて似合わないもの(笑)。
ひき逃げ犯、どこかで見た顔だと思ったら「ザ・シールド」のギルロイ(John Diehl) じゃないですか。こっそり生きてたとは(笑)。

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クローザー3 #42「愛する家族」

現金輸送車襲撃で二人死亡する事件が発生。テイラー警視正が11ヶ月も追っている事件と同一犯人グループと思われる。長引く凶悪犯罪ににしびれを切らしたポープはブレンダの特捜班に事件を引き継がせようとするが、殺人はブレンダ班、強盗はテイラー班という形で進めることに。
今回の生き残り警備員ウェスリーは「犯人は二人」と証言するが、今までの事件の三人目撃情報との違いに疑念を持つとウェスリーは病院から逃走、自宅にいた弟グラディを保護すると兄ウェスリーが故郷アトランタへ向かったと知らされる。ウェスリーをロスへ連れ戻すため、フリッツを伴ったクリスマス帰省とみせかけてブレンダはアトランタへ向かう。

S3の最終回拡大版で、プロベンザのクリスマスネクタイ、ブレンダママ運転キャンピングカーの大人七人五日間の旅、と見せ場も満載。
そしてメインテーマ「愛する家族」の絆もこれでもかというくらい。
ウェスリーとグラディは一度も二人一緒には登場しなかったが、どれほどお互いを大切に思っているかが伝わってくる。
薬物更生プログラムは終えてないけれど、ウェスリーにとってはグラディのためにという心が何よりの支えだったのだろうね。
それにしても命をダシにしてのブレンダ作戦はどうだったのだろう?プロベンザも「やりすぎでは?」と言うくらいだもの。
ウェスリーの最期を目の当たりにして複雑なアイコンタクトのブレンダとプロベンザだった(ここ、カメラを向けなかったバズ君も重要!)。
「非情な決断も必要」というブレンダの仕事に対する姿勢はいつも変わらないが、ブレンダパパの「お前はプロの嘘つき」と重なるとキツイものがある。
優秀な警察官=愛される家族であることの難しさ、でも迎えてくれる家族の器があれば不可能ではないとでも言うのだろうか、ウェスリーはそれをジョンソン家に見たのかもしれない。
彼は思ったよりも観察力があるようで、弟が死んでないことも気付いたのなら単独で乗り込むなんて事しなくても…と思わないでもない。
グラディはこのままジョンソン家で暮らすことになるのだろうか、兄の死をどういう形でブレンダは告白することになるのだろうか…と事件は解決したが人として釈然としない想いとジョンソンさんの器の大きさの混ざった不思議な感覚だ。

クローザーはシーズンファイナルでも事件としてのクリフハンガーはないところがいいですね。
もちろん、家は本当に売れたのか、引っ越し先は見つかるのか、ポープとフリンの手の怪我は治るのか、セリフもなく一瞬だけだったダニエルズは大丈夫か、とかお楽しみのひっぱりはたくさんありますけど。

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