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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ5 #88「希望の街」

発砲音で終わったS4、その行方と消防隊長の安否が心配されるS5のスタート。
シーズンのスタートがこんなにもつらくていいのでしょうか。
アレックスの死亡を聞いてもさほどのショックを見せないデイヴィス。
自分が怪我した時交際中でありながらも母親に「同僚」としか紹介できなかったことがきっかけで気まずくなり関係が終わっていた、彼女を傷つけた自分に哀しむ資格はないと責め続けていたとは。
全身大火傷で眼球摘出と片腕切断は免れられないうえに命の保証もない隊長はヘリで大きな病院へ搬送中、痛みに耐えられず楽にしてくれるようドクに頼む。
医師から本当のところの状態を聞き、嘆き哀しむ奥さんの姿を見てしまったドクはその願いを聞き入れるしかなかった。
銃を向けあったボスコ、フェイス、クルーズ、ノーブル。
ノーブルが銃を向けたのでフェイスが撃ち、それを制するためにクルーズがフェイスを撃ち、さらにそれを制するためにボスコがクルーズを撃ったというのが真相らしい。
結果、クルーズは弾が頭をかすめたものの軽傷、フェイスは胸を撃たれて肺も損傷で緊急手術だが傷以外のダメージは残らなそう。
しかしこの事件はここからがたいへん。
正義感からクルーズ告発を決意したボスコだったが、彼女の怪しい動きはFBIへの協力だったと知る。
長期間にわたる作戦をノーブル死亡というかたちで潰されたFBIはお冠。
でもFBIだってクルーズの無鉄砲さを持て余してるふうだぞ。
それに彼女は協力という傘を借りて好きなようにやってるとしか思えない。
というわけで、任務のためだったとクルーズがフェイスを撃ったお咎めは最小限になりそうな見込み。
対して告発したはずのボスコは捜査を台無しにし、同僚を撃ち、勤務外の行動をさせた元パートナーは重傷、と全ての責任をかぶされそう。
仕事関係だけでもこんなにあるのにフェイスの旦那フレッドの怒りまである。
謝りたいのに謝らせない、近づいたら殺すと意気込むが手術に向かうフェイスが朦朧とした意識の中で口にしたのが「ボスコ…」。
エミリーの「お母さんだって断ることができたんじゃ…」はどう受け取ったらいいのだろう。
大人になってきたエミリーがフレッドを落ち着かせるためだったのか、ここのところお父さん寄りになってきてることを決定付けるものだったのか、判断しかねる。

こんなふうにどこもかしこも辛いことばかり。
キムも恋人ノーブルを失ってますが、ER前で泣く彼女を見るとボビーの時を思い出してどうも…。
彼女は親しい人を亡くす役は向いてないんじゃないのかな?(苦笑)
キム関連で言えばカルロスの精一杯の気遣いの方が泣かせる。
医者になったとしても「ER」のゲイツのようにはならないと確信いたしました。

今後特に心配なのはドクとボスコの精神状態。
部下を指揮することに恐さを感じ、隊長の願いを聞き遂げてしまったことでもうドクは現場に出られないのではないかな。
昇進話を受け入れても波頭は消えないかもしれない。
そしてボスコ。
信じた正義感が生んでしまった結果と向き合えるのでしょうか。
口は悪いが悪意なんてこれっぽっちもない子どものような真っ直ぐさ、そういうところが好きなので挫けないでいただきたいですわ。

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ER13 #3「孤独な終幕」

元救命士のインターンゲイツはかつてのプラットやレイの道を歩む係のようだ。
しかし吹替えが東地さんでも許せん(笑)と思うのは彼が救命士だったということ。
救命士ならERでドクターとの引継ぎがどんなに大切なことかわかってるはず。
新人の頃のプラットやレイは自分の力と医学の力を混同しての無礼だったと思えるが、おそらく彼らよりも年齢も多く現場を知っているゲイツが全く同じことをやってることがキライ。
現場を知ってる=患者に近いからの勇み足もあるかもしれんが。
救命士→医者というと「サードウォッチ」のカルロスと比べたくなるが(私の知ってる限りではまだ救命士)、カルロスもゲイツと同じことしそう。
でもあそこまでの過剰な意識はないから一回怒られたら大丈夫だと思う。
きっと東地さんが囁いてないから余計にゲイツの印象が悪いのだな。
さらにニーラに関わりたがっているくせに家には女性と子どもがいる。
どうも妻子ではなさそうだが、ああいう関係を持つ間柄ということなわけだ。
と言っても、あの女性は「デッドウッド」のトリクシーなので、そういう仕事なのかもしれない(笑)。

問題のゲイツが診た患者さんというのが同性愛を家族に告白してないアンダーソンさん。
「私のために生きて」というパートナーのベネットさんの言葉に治療を決断するものの、引継ぎミスで心停止、その後の決定権は疎遠だった家族へ、という苦しい話。
結局指示無視のゲイツが命だけは助けたがもう目覚めることもないうえにアンダーソンさんの家族は今時珍しいくらい同性愛に理解がない。
間に入って世話をすると宣言したベネットさんが、どういう状態になるか年の功でわかってたさ、と言いながらゲイツに感謝の言葉を添えるのですよ、もう涙でしたよ。
アンダーソンさんの甥っ子が側にいてくれたことに一筋ながらも今後に光明を見た想いがする。
ベネットさんのJohn Mahoney は「そりゃないぜ、フレイジャー」でジャックラッセルのエディを飼ってる元警官パパ。
続きが放送されないままなので見たいのを思い出してしまったじゃないですか。

ニーラは外科に行ったことと、ゲイツという強力な(鬱陶しい役柄の)ライバル登場で特に問題なし。
ただ、ドゥベンコが普通の指導医みたいだったのが不満。髪型はへんてこりんな頃に戻りつつあるのに(笑)。

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REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~ #15「レックス誘拐」

殺し屋カレーニンを逮捕したら、殺し屋の元締めがレックスを犬質として誘拐しカレーニンとの交換を要求、犯人を釈放しないとレックスの命が!という最終回ならではのハラハラストーリー。

目覚まし7時15分男モーザーが早く起きてご飯の支度をしないから待ちきれなくなったレックスが一人でパン屋に行っちゃうのですよ。
誘拐犯はレックスの食いしん坊行動パターンを熟知していたと思われる(ウソ)。
犬刑事のいない刑事部屋は頼りない。
風邪だ、とレックス誘拐を隠しておきながら証言取り消すダメ男が警部だもの。
それに比べてシュトッキーは尋問に備えてまとめをしておこうとか、誘拐を知ると親身になって救出に協力する素敵な警部補。
捜索中、犬に吠えられポケットから出したのがリンゴというのもナイス。机の上に転がっていたのが伏線だったとは!
最終回にして、殺人課刑事の結束をアピールする、ハートウォーミングドラマという宣伝文句にふさわしい内容となりました。最後は四人で仲良くポーズだし。
が、レックスのためとはいえ証言翻して犯人釈放させたかと思えば今度は理由もなく再逮捕してみたり、とモーザーの処分はいかに?殺し屋の元締めを捕まえられたことでチャラかな?
というわけで犬刑事がいないと殺人課は機能しないということがよくわかりました。

今日のレックスは出番が多かった。
最初のテレビっ子なところもよかったなあ(何か不思議なものを見てましたよ)。布巾を取ってお手伝いしたあとはまたテレビっ子。一人でつけられるなんてえらいなあ。布巾くらい自分で取りに行けよ、モーザー。
ハムパンをぶらぶらさせてるのも、麻酔銃で撃たれて倒れまいと懸命なところも、トラックの荷台で毛布かけて寝てる姿も(誘拐犯、優しいじゃないの・笑)、少年と戯れる姿も、脱出用の穴掘り(猛スピード)も、もうすべてがキュート。
これで見られなくなるなんて寂しい。早く続きを放送して!

シュトッキー株が上昇したのか、彼が主役の「Stockinger」なんてドラマもあるようだ。
crimeでcomedyらしいのでこれも見てみたい。
そして残念なお知らせとしてはミステリチャンネルがREXの放送を続けてくれたとしてもこのレックスとはこれでさよならみたい。
レックス役のReginald von Ravenhorstの出演は14エピソードとなってますから。
でも二代目以降のクレジットが見当たらないし、S1は15話なのに14ってのもヘンなのであてにならない(笑)。


2012年8月6日追記
この情報、どこで見たのでしょう?
初代はアレックス刑事の途中までがんばってました。
こんなことを書いたのをベストエピソードついでに読み返すまで気付かなかった…


犬の誘拐と聞くと苦い想い出が…。
まさのようなカワイイ子は誘拐されてしまうかも!を周囲の人はふざけていると思ったようだが私は本気だった。
柵の補強案を出したら引かれたものなあ。
だって、ちょっと目を離したら知らないおばさんとボール遊びしてるんですよ、心配になるじゃないですか!
ええ、丈夫な柵を作って安心しましたよ!

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コールドケース4 #14「8時3分」

同時刻に殺されたのは偶然で事件としてのつながりはなかったが、無関係と思われた被害者二人には心のつながりがあった。この後二人は友だちになれたかもしれない。
ドラッグハウスに迎えにきてくれたのがスキル(BFもいたけど)だったからマディソンも戻れたのではないかな。
でも二人とも高校生、トラブルを避けるために言ってはいけないことにストップがかからなかった。
断ち切ろうとしている世界に引きずり戻される恐怖心もあったかもしれない。
実際に引き金をひいたのは犯人、でもその犯人に火をつけたのはスキルとマディソン。
またもや関係者の嘘証言で煙に巻かれながらの解決でした。

ラブラブだったヴェラとトニは突然の破局。
刑事という仕事のせいでデートの約束を守れないことが続き、トニは守れない約束をする男に愛想を尽かしたようだ。
でも甘えんぼ体質のヴェラはそんなこと思ってもみなかったようでオープニングのにこやかさから一転して最後までどんよりさん。
それをチラ見するスコッティがよかったですわ。
しかしこの破局、「The Wire」見てると不思議な感じ。
トニの人が恋人(女性)から刑事という仕事を辞めてもらいたがってるのですよね。

今回の音楽はU2。
流れていた曲の入ったCDを買った直後に病院行きとなり、「戻ったら聞く」の一心で入院生活を乗り切ったことが甦る。
でも2002年じゃなかったぞ、エンディングももっと前のだし。
音楽詳しくないから気付いてないだけで今までも「その頃」というくくりで選曲されていたのだろうか。

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プリズン・ブレイク3 #2「第三の男」

脱獄させなければならないウィスラーはパナマ市長の息子を殺したとやらで服役中。
そいつを殺せば恩赦があるかもよ!との噂(事実か?)で命を狙われ、ウィスラーは自主的に地下の壁の中へ隠れているのでした。
刑務所から出す前に囚人に殺されちゃう!と思ったマイケルは牢名主を味方につけることでウィスラーの身の安全を取り付ける。
味方につけるといってもティーバッグさんのように靴を拭いてあげるのではなく、水がなくて暴動寸前の囚人にひどくお困りのところへ水道管爆破で水の供給&熱気を鎮めてあげるというもの。
さすがだ、マイケル!
しかし、バスケ好き少年のアルコール入手法、マイケルの細くてキレイな指によるボルト早回しパワーとか不思議に思わないでもない。

兄ちゃんも兄ちゃんでスクレにもっともらしいこと説いてたが手助けが欲しいだけに見えた(笑)。
脱獄強要グループの女性の「弟の方が賢いとは聞いてたが、ホントに兄ちゃんバカ」発言はキツイ(笑)。
しかし、外ではマイケルよりは使えるとS2で実証済みの兄ちゃんは彼女のお目当てをとっくにすり替え済み。
鳥の本に隠された秘密はあとのお楽しみか。

それにしても計画のないマイケルときたら(笑)。
マホーンに見張られてるのは想像つくだろうし、気付かれたとなったら急に仲良くしよう、では…。
ベリックにも同じで「少ないお友だちは大切にしたほうがいいな!」ですってよ。
「お友だちなら助けてよ、いつ助けてくれるの?」の問いには「…チャンスがあれば」だ(笑)。
そりゃ、ベリックが服を着せてくれるお友だちを探すのも当然。
服着て何か食べてるベリックを見た時のマイケルは「慌てる人」のお手本のようで合格だ。
これだけでも十分なのにウィスラーの「どうやってここから出る?」にマイケルは「見当もつかない」ですよ。
正直だな、マイケル(笑)。
兄ちゃんには「頑張ってはみるけれど、失敗しても努力だけは認めてって誘拐犯に言っておいて」と泣き入れるお願いだし。

スクレはフォックスリバーにいればもう大威張りで外を歩けていたはず。
そう思うとマリクルーズとの電話のシーンは涙なしでは見られない。
彼と同房にならなければこんなことには…。バスケ好き少年に幸あれ!

ため録り視聴中の「プロファイラー」で、レイプ犯だけど証拠がなくて野放しになった男としてベリックが出演してました。
狂信的な正義感で検事をクビになった男に局部を切断されて失血死、という見事な末路でした。

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