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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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The Wire2 #19「プロローグ」

人は変われるというマクノルティはバード裁判に一応のケリがつくのをきっかけに、コンテナ事件から手を引き静かに真っ当な生活をして妻子とやり直す決心を一方的にする。
変われるんだ、変わったのだと強調し、奥さんと一夜を共にするが彼女の答えは同じではない。
マクノルティが被害者の写真破り捨てたりするのは見たくなかったな。
「自分であること」が大事なんじゃないのか?
今までと同じでは家族は戻らない、ならばということなのだろうが、矛盾してるけども奥さんはそんなマクノルティを望んではいないと思う。

人は変われない、本質は変わらないと達観したかのようなディアンジェロ。
叔父さんを避け、ママにもサヨナラを告げ、変わらない自分をどうにかするつもりだったのだろうが。
それならS1での最後のチャンスを何故逃した?
変われない自分を認めたうえで再出発するのはあの時しかなかったのだな。
グレイトギャッツビーを語る件は鼻につくともとれるけれど感じる心を持てたことを大切にしたいと思うのは死のせいだろうか。
ヘタレ具合とか自分本位のお子様なところを見ても、第一印象で「違った世界を見せてあげたい」と思った子だから結局は私の心情もそこへ戻り、もう動かなくなってしまうのだなあ…。

ニックのことも心配でたまらない。
薬品横流しは金だけでなく、ジギーの不始末をなんとかしたかったというのもあるのね。
第一回の商品横流しの支払いが現金かクスリの二択。
後者は売れば現金より何倍もの収入になるが堅実なニックは「半々」を選択し、とうとう売買に手を染めることに。
グリーク組の作ったクスリをバークスデール組が買うのかと思ったがニックが卸してしまうのかな。
そうするとフランクとクスリが後からだけど結びついてしまう。
今までの不明コンテナも中身が不明なので疑われることになってしまうかもしれない。
港湾組を見てると「自分は善人、一回だけ悪いことをしたら戻れると思ってました」と懺悔していたオットーを思い出して苦しくなってくる。
それなのにジギーったら懲りてないな、今あなたがクスリ捌きだしたらチーズが黙ってないでしょ。

裁判の証人としてのオマーは法的には問題だが、街で生き抜くことを思うと彼が正しく見えてくる。
クスリに群がる寄生虫と言う検事に「あんたも同じ」と核心を突く言葉を返せるのもオマーだからこそ。

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LOST4 #77「定数」

マイケルか?と見紛うほど、デズさん困りまくり。
そして見ているこっちも困りました、難しかったです。

電磁波をたくさん浴びていたデズさんにはヘリの飛行ルートが身体によくなかったらしく、1996年の軍隊時代と2004年を意識だけが行ったり来たりするという不思議な状態(基本意識は1996年のもの)。
そういったことが専門の物理学者ダンに「今度1996年に行ったら電車に乗って僕のところへ来て」と言われ行ってみると、ダンは意識だけの時間移動をマウスで実験中の人。
ダンはこの状況に大興奮だが、目の前でマウスが死んじゃったデズさんは自分の末路を見たようでお怒り。
何とかするためには2004年でも1996年でも確かな存在「定数」が必要だと言われ即座に「ペニーだ!」と。
何もかもがデズさんとペニーの愛の力で結びついたが(ホントか?)死期を覚悟したデズさんにはペニーの愛の言葉だけで十分なのでした…とこんなんでいいですか?
ペニーパパがおとなしくペニーの住所を教えたり(ここで電話番号教えれば早かったのに、と言ってはいけない?)、ダンの「定数」が言ったり来たりしているデズさんでいいのか?という疑問は残る。
確か、デズさんって軍の刑務所に入れられて不名誉除隊とかではありませんでしたっけ?
この意識が飛んでしまう現象が危険人物とみなされたのでしょうか(笑)。

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HEROES2 #34「パンドラの箱」

何だか大急ぎでまとめた感じ。このシーズンは他のドラマでもいろいろあったので仕方ないか。
それでも最終話、ヒロとネイサンを再会させ「飛ぶ人だ~!」を見せてくれたり(「しっ!」と制するネイサン付きならもっとよかった)、ネイサンとマットがどういう体勢で飛んでいたのか教えてくれたり、と小ネタではそこそこ満足かな。
そうか、やっぱりネイサンはマットをおぶっていたのか。
画面上方からよろよろと二人の足が見えてきて、「ゆっくり、ゆっくり!」「うわ~!」の後に巨体を背負ったネイサンが背中の苦痛を訴える(笑)。今期の最高シーンだったなあ。
終盤に来てアダム=タケゾーの悪だくみが(視聴者に)伝わってくる中、依然として彼を信じ続けるピーターが不思議。
どうしてピーターはアダムの心を読まなかったのかな?(笑)
ヒロの登場時、アダムの時間も止まったので他の能力には素人と同じってことでしょ。
ネイサンに説明されるまで疑ってもみないというピーターのお人好し&オニイチャンっ子なところがわかり、それはそれで満足だ(笑)。
アダムのことはヒロがなんとかし(アダムはSIX FEETどころじゃない深みに閉じ込められました、というオチは吹替え視聴者のみにしか通じませんね)、こんな諍いはもうたくさん、と真実を公表するネイサンが何者かに狙撃され血まみれに!
アダムの血の効果は一回きりでもう効きませんか?
しかし何かしら手があるはずだ。オニイチャンっ子もそばにいるし。

スパドラはS3の放送を決定しているようですが、私は評判を聞いてから決めようかな(笑)。

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ジキル #1「覚醒」

「ジキルとハイド」が現実のもので作者のスティーブンソンがジキル博士と友人だったという設定らしい。
ジキル博士は子孫を残さずに43歳で死亡したがその容貌は半年前から別人物の出現に悩んでいるジャックマン博士とそっくり。しかしジャックマン博士は孤児。
「様子が変」との奥さんからの素行調査を請け負った探偵社は依頼以上の興味をジャックマン博士に持つ。
調査をすれば謎の人物から調査中止を言い渡され、同じ人物であるはずなのに様変わりするジャックマン博士、本人と接触し過去を見つけようと持ちかけたその時、ハイド氏が現れる…。
このハイド氏が現れる前兆の「目」がコワイ!
凶暴だと聞かせておきながら最初は変身後を見せないのでなおさらコワイ!
街で学生カップルにからんだのもそれまでを見せないから本当に首をへし折ったのかと思った。
凶暴なハイド氏も人殺しまではしないようだが(探偵も地下室に閉じ込めただけだったし)、もう一人の自分=ジャックマン博士の生活を知ってしまい変化がおきるのかがみどころ。
二人と直接関わる女性看護師もその任務(?)の重要さ故に気になる。
そして、黒いバンの謎の組織はジャックマン博士も知らない彼の秘密を知っているのだろうな。
今後を決めるためにまず見てみたが、これは見てしまうだろうな。
主演の方、両極端だから演じ分けやすいのかとも思うが、それにしてもハイド氏になった時の謳歌してる感じは気持ち悪くも爽やかだ(笑)。

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クローザー3 #37「告発の余波」

前回の犯人射殺事件でカウンセリングを受けたブレンダは職務続行不可との診断を下される。
休職させるのも何なのでポープは記者ピアソンのロス市警激務取材への協力を命ずる。
ピアソンの入手したギャングの溜まり場情報に向かうと車が銃撃を受け、ピアソンは死亡、カメラマンも重傷。
この銃撃事件は誰を狙ったものなのか…?
強引なでっちあげ取材で有名なピアソンが復讐されたというのが真相。
今回の市警への取材も本当の目的は激務ではなく無能ぶりを告発することだったらしい。ブレンダ同様、敵の多い男なのでした。

仕事をこなせる状態でないと診断されたり、銃声の数を聞き間違えたりとブレンダの状態には不安がつきまとうが面白かった。
あれだけショックを受けた更年期障害をカウンセリングに利用、いつの間にやら仲良くなってるSWAT(結果、まかれる)、捜査にこっそり参加させるチームワーク、明らかに必要ないことまで聴取するプロベンザのガブリエルへの事情聴取、容疑者に告白させるためのエレベーター内での強気な嘘&それを見つめるポープ、ブレンダパパにからかい要員として目をつけられたフリッツ、等々。
最高は寝室で勢ぞろいのビデオ鑑賞、パパの隣でSWAT寛ぎすぎ!(笑)
そこは息子のポジションだ!
事件が警察をターゲットにしたものではないと確信してからのブレンダは職務遂行も可能に思えたがどうなるだろう?

解決後にパパとママ、護衛してくれたSWAT二人を招いてのディナーでブレンダはフリッツとの婚約を報告。
恐いと言っていたパパからもからかい混じりで祝福され、めでたしめでたし、でいいのかな?
バズの撮影した、銃撃現場で「彼女は無事か?」と動揺しまくるポープの映像を見たブレンダとポープの視線。恋愛沙汰とは別に(別ですよね?)やっぱり特別なんだなと。
フリッツにはこういうところが足りないな、と私は不満(笑)。

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