癌で余命宣告された囚人が家族の元で最期を迎えさせてくれることを条件に、ある事件の情報提供を申し出る。
それは1968年、若手警察官クーパーがパトカー内でヘロインを手にした状態で射殺体で発見されたもの。
再捜査を始めると警察内部で浮いた存在であったこと、分署自体が有力売人と癒着していたことなどが明らかに。
そして真相は…。
仕事のパートナーであるジミーに相棒以上の愛情を感じているクーパー。
ジミーも受け入れそうにみえたがやはり時代と妻子には勝てなかった。
それでもクーパーは自分の正直に堂々とした態度。
それを許せない上司や父親が…というのが事件のあらましでありました。
クーパーの正義感がTWのボスコに通じるものがあって私には好印象。
そんな好青年を一番受け止めてあげなければならない父親が「変態息子」と言い捨てるなんて。
海外ドラマ好きのみなさんならここで声を揃えてつっこんだはずです、
お前が言うなって(笑)。
クーパーの死で彼への愛情を再確認し、ジミーが今でも恋しく想ってくれることが救いかもしれない。
で、情報提供したつもりの病気の囚人の願いはかなったのでしょうか?
そしてヴェラの引っ越し先で頭を悩ませるバスケ少年の話はこんなことに発展するんだ。
うるさいからボールを取り上げたら少年の母親が怒鳴り込んでくる。
売られた喧嘩を買い、激しく罵りあうがヴェラが折れて謝罪。
謝罪を受け入れて母親とヴェラが急接近。
うわ~、The Wireのキーマがヴェラとなんて…!
警察への怒鳴り込みはさすが、キーマ姉さん!だったけれどヴェラと一緒に買い物袋抱えてにこやかな表情といったら。
出くわして息を飲む息子と同じ顔してたかもな、私。
今後もキーマ姉さん登場エピソードがあったりするのだろうか。
ところでそのヴェラ、昔バスケの試合によく連れて行ってくれた先輩刑事が引退した今ラスベガスで男性と暮らしているという事実に唖然。
どんな人と暮らしているのか気になってたまらないという顔だった。
太目の白人でないことを一緒に祈ってあげましょう。