忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コールドケース4 #3「ライター」

地下鉄トンネルで発見された白骨死体は1947年に失踪したジョン・ドノヴァンと判明。彼はトンネル工事夫のリーダーとして活躍していた。失踪したのが仕事休みの日曜日、事故の届けもされなかったことから殺人とみて再捜査開始。

ドノヴァンは友人が事故死してから労働者の待遇改善に懸命だった。
ストで会社側に考えを改めさせるつもりだったが、会社は探偵を雇いドノヴァン周辺を調査し、ドノヴァンの義弟を言いくるめてストの情報をキャッチしていた。
探偵社の調査というのがくせもので、スト行為だけでなくドノヴァンと事故死した友人の妻アリスとの交際をも脅しのネタにされた。
ドノヴァンは妻ある身、そしてアリスは黒人、二重のスキャンダルにドノヴァンはアリスと別れるしかなかった。
生き埋めの理由はスト絡みなのか?アリスのと交際のせいなのか?ときたところで、二つの秘密を知っていた義弟ボビー・マカリスタの存在が急浮上。
仲良しだったが、同業の父がドノヴァンを自分の後継者にしたことを面白く思わず、ドノヴァンの正義感がいつの間にか邪魔者の正義の味方面に見え、点検に付き合うふりをして生き埋めに…。
人生への嫉妬心ともいうべきなのか、ボビーがドノヴァンの手に渡った父のライターを今でも愛用しているのが印象的。
この犯人だったボビー役がJack McGee、「Rescue Me」の隊長ジェリーですよ。
「この町の男は警察官か消防士か砂堀人にあこがれたもの、自分は火も地下もイヤだから警官になった(うろおぼえ)」とボス。
Jack McGeeさん、リーチ!あとは警官役だ。私が知らないだけですでにやってるかも(笑)。

ところでリリーとジョセフに急激に隙間風。
見ていて小っ恥ずかしいラブラブドーナツシーンもアレだが、原因は「愛してる」のタイミング?
言葉がなければダメなのはジョセフの方だったのか。
安心できない何かをリリーが覗かせていたとも言えるけど。
そして隙間風が吹き込んできたところにハーレーの男レイ登場。
彼が現れなければジョセフに電話しただろうか。
ラブラブシーンを女学生(ヴェラ)に見つかったので明日にはクラス中(チーム)の噂の的だけど、実態の方がなくなりそうだ。

ピンカートン探偵社とは、「デッドウッド」でギャレットさんが「連れてくるぞ」と脅した探偵社のこと?
そんな強力な探偵社ならアルが嫌がるのも無理ないか。

拍手

PR

8月の視聴予定

もう一ヶ月経ちましたか。

NHK 華麗なるペテン師たち
WOWOW CSI、コールドケース
AXN ヴェロニカ・マーズ
FOX ハウス、NCIS
スパドラ エバーウッド、HEROES、ホワイトハウス、
サイファイ ユーリカ、REAPER
ミステリチャンネル REX
LaLa クローザー

「The Wire」も「SFU」も終わってしまいかなり減った印象があったのですが減ってないことにびっくり。
で、後はまだ一回も見ていない(笑)スパドラでベルト放送中の「プロファイラー」。
これはラストまで一気に放送するのだな。
そういえばこの前教えて!go○(伏字の意味なし)見てたら「プロファイラー、最後まで見るのがたいへんそうなので結末教えて」というのがあって笑った。
今回もお休みかと思われたCRIMEでは月末に「ブラザーフッド2」のベルト放送アリ。
眠り続けるプロファイラーに着手できたら録画できるかも。
「クローザー」のことは失念していたのですがatsumiさんのリストで気付き助かりました。どうもありがとう。
私にとってのLaLaTVは「クローザー」だけなんだなということがよくわかりました。

拍手

SIX FEET UNDER #63「未来」

個別に話が進行しているようで常に物足りなく思っていた今シーズンでしたが、このエンディングのためだったのですね。
ばらばらのように見えたのは大切な存在を思い起こさせるため。
物足りなさが一気に解消され、満たされた最終回でした。

最終回なのに暴言吐くネイトしか見えないブレンダが気掛かりでたまらなかった。
優しい、愛したネイトに出会えたのが、母親としての自分を取り戻したルースに触れたからというのが深くて愛しくてたまりません。
全てにおいてネイトと意見が食い違ったままで、中でもウィラの健康問題には命の責任もある。
ブレンダにどれほどの重圧だったかは暴言ネイトを見れば、見ている方にも痛いほど。
マヤとウィラの母として、やっと戻ったネイトの母の愛に触れて、ようやくブレンダの愛したネイトに会えた、「この子を愛してる」と。
生きていても、障害があってもネイトはそう言ったと思う。
ブレンダの心を支えたのが母親ルースだったように、クレアも母に勇気づけられ旅立ちの決心。
職場のピンチを後押ししてくれたのはネイトだけど。
「自分は外に出なかったことを悔やんでる、娘にはそんな想いはして欲しくない」、鼻の奥がつんときた。どれほど聞きたかった言葉か。
デイヴィッドが赤フード男と対峙できたのもあの家にルースがいたからなのかも。
赤フードの幻影をふり払えた時に微笑むネイトも印象的。
もういじめっ子が現れても大丈夫、稼業は続ける、と自信に満ちていくデイヴィッドの顔なんて忘れてた。
ヒステリックで、乙女チックで、不良の遊びを覚えて、厄介なことの多いルースだったけれど彼女が家族みんなに与えていたものの大きさを感じました。

ルースはジョージと子どもたちとナサニエル、デイヴィッドは若き日のキース、クレアは白内障で目はくもってしまったが撮り続けた写真、ブレンダは語り続けるビリー(ですよね?・笑)、それぞれが最期に目にしたのは愛する家族。
これ以上の幸福はないかもしれません。
死は誰にでもやってくること、恐怖を拭いさることはできないがそれだけではないと刻まれたような気がします。

デイヴィッドとキースの結婚式とか、クレアとテッドの再会とか、夫婦の絆を強められたフェデリコとか、クレアのプリウスとか、幸せだったと言えたマギーとか、ブレンダに「はじめまして」のナサニエルとか、胸に積み重なってどうしていいやらわかりませんが最後にこれだけは。
今日のマヤちゃん 
パパに乾杯!

拍手

The Wire #13「判決」

キーマの意識が戻り、バンクが容疑者の写真を見せても「見えなかった」とキーマは答える。状況証拠は全てウィーベイを示しているので確かな証拠が欲しいと遠回しにお願いしてもキーマの答えは「思うようにいかないこともある」。バークスデール組から離れたくなったディアンジェロは公選弁護人を付け、新しい人生のために知っていることを話す覚悟をするが、母親には勝てなかった。そして大量逮捕者の出たバークスデール裁判は次々と量刑が決まり特捜班も解散。元の部署に戻る者、新しい配属先へ向かう者と様々だ。

カーヴァーが内通者だったなんて!そのご褒美で成績順は下でもハークを飛び越えて昇進したわけだ。
冷静に状況を見てカーヴァーだと確信したうえに、それを責めることはせず今後の巡査部長としての生き方を諭すダニエルズはよかった。
マクノルティのミス(というか組織に不適合な行い)を待ち焦がれて港湾課(だっけ?)に異動させたロールズと対照的。
まあ、カーヴァーとマクノルティではおかれている立場も違うけど。
特捜班は組織犯罪としてバークスデール側を重罪に追い詰めたいが、協力を求めた連邦機関は賄賂を貰っていた政治家の追及に視点をおきたい。
政治家の訴追に有効な証言をもらえるならバークスデール側の罪の軽減もありうるとか。
見解の相違を感じたダニエルズたちは特捜班の捜査のみで裁判にのぞむことになった。
この一連の過程でマクノルティがダニエルズに対していつの間にか捜査を仕切るものとして一目置いてる感じがまたよかった。
最初のうちって使えない警部補っ!と鼻で笑ってるふうだったもの。
特捜班自体が成長したとでもいうのかな。
解散を目前に「ここでのことは忘れられない」と語るシドナーとか、新人に「頭で考えるんだ」と話すハーク(笑)とか、いろんな意味で刑事として開眼させられたチームだったのではないかな。
その最たるものがプレッツ。おエライさんの娘と結婚して地位と銃に頼った男なのかと思ったが、ここで適正を発見したみたいだ。
査問会が終わっているはずなのにダニエルズに銃の催促をしないし、銃を手渡されてウィーベイ逮捕チームに加われと言われてもデスクワークの大切さを口にする。
現場に戻ってももう無謀なことはしないと思うがやりたいことを見つけられた表情はプレッツを男前に見せていた。

下っ端も成長した特捜班、バークスデール側は?
収監されて日常から離れられていた8ヶ月が恋しい、みたいなディアンジェロの発言は「ようやく言えましたか」という感じだった。
でもその後のお母さんの説得(脅し?・笑)で見事に元通りになったのを見ると、ウォレスのことで感傷的になってただけともいえるかな。
息子のこと言われちゃうと仕方ないのかな。
頼めば家族で新しい人生をもらえたかもしれないけど、広域組織犯罪に関する証言でないと証人保護プログラムなんて無理みたいだしな。
最後のチャンスを逃したディアンジェロはもうゲームから降りられない。
キーマに会えないことが心配だったバブルスもゲームを終えられない。
ディアンジェロとは違って何の柵もないはずなのに。
お金を少しだけ返そうとしたところにまだ、もしかしたら、と思いたいような…。

結局、ウィーベイが全部「俺がやった」と言い張り、大人数の逮捕者の量刑はなんだか中途半端な感じ。
裁判途中で外に出たマクノルティの表情が物語ってるかな。
これは何だったのか?これでいいのか?と。
ようやく行けたキーマの病室でのめそめそ顔も、キーマへの謝罪だけじゃなくて捜査と裁判と自分たちの扱われ方の比重の違いに混乱してるふうにも感じた。

そして一麻薬組織が一時的でも摘発されたのに、街にはすでに別の売り子がやってくる。
ひとつがなくなっても(なくなってないが)すぐに他のグループが割り込んでくる。
クスリそのものがなくならない限り一掃なんてできないのだ。
と、そこへオマール参上(なんだか優雅)、バークスデール組の多くは刑務所の中、でもストリンガーとディアンジェロの姉さんという強敵が仕切ってる、クスリはなくならない、警察人事の妙、キーマの復帰、どう転がっていくのかは1ヶ月後でいいんですか?

拍手

名探偵モンク5 #16「謎の凶弾(後編)」

警部に撃たれて死んだと思われていたモンクさん、実はネバダ州に潜伏中。その間に警部が怪しい保安官の背後を探るという作戦だった。それなのに偽名(リーランド・ロドリゲス・笑)を使って洗車場で働くモンクさんはうっかり事件を解決してしまい、「洗車場のコロンボ」として新聞に載ってしまった!

殺人犯の汚名も雪がれ、知事の命を救い、めでたしめでたしなのですが…こんなのモンクさんじゃない(笑)。
潜入捜査、画家、とこれまででは考えられないようなエピソードの目立つ今シーズンでしたが、モーテルで一人暮らしまでくるとなんだか…なのでした。
いざとなったらなんでもできるということなのかもしれないし、変化がなければクローガー先生の手腕が問題になるというのもあるけどさ(笑)。
自分が見たいのは事件の解明はできても、一人では何もできない黒モンクなのだな、と実感しました。
そういうモンクさんだからナタリーもディッシャーも、警察仲間も身分上は逃亡犯なのに死を悲しんでくれていたのでは。
しかしあの喪章、アメリカでは本当に両腕にするものなのか? それともディッシャーだからなのか?
警部がディッシャーの哀しみの歌を遮って作戦を白状したのには
①嘘でかわいい部下を哀しませたくない
②14番まで聴かされたくない
どっちだったのだろう(笑)。
トゥルーディ事件も解決しなかったことだし、次のシーズンは磨きのかかった黒モンクを期待します。
そういえば今シーズン、身内の登場がなかったような気がする。同じアパートのへんてこりんなお友だちも。
じゃ、次は彼らの登場にも期待。
こんなこと言っててもNHKの放送枠次第なんだけどもね。

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]