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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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SIX FEET UNDER #62「雑音」

ネイトの死後1ヶ月以上経ったようですが…
クレアは飲んだくれて出社し注意されて暴言吐いてクビ(ですよね?)、
デイヴィッドは赤フードの幻影から逃れられず心配してくれる子どもたちを逆に恐がらせ、フェデリコには会社の先行きを心配される。
ルースはマヤを育てる決心をしたが、「マヤの母親に戻るため怒りを鎮める時間が必要だっただけ」と言うブレンダと衝突。
その最中にブレンダは破水。
ルースが病院へ付き添うがまだ産まれるには早いという。

みんな荒れ放題。
そこへネイトが登場してひどいことを言っていく。
ネイトが言うことは彼が言ってるのではなく、見ている人が内に抱えてること、わかっているけれど聞きたくないことがネイトの口から出てるだけ、だからひどいの。
ブレンダとビリーの愛情なんてまさにそんな感じ。
死への哀しみと、一緒に過ごした日々の後悔がひどい言葉となっているような気がする。
ルースの前のネイトが穏やかだったのは、逆に言えばブレンダとの衝突を避けられないほうへ誘導しているような気もするのでやっぱりひどいことかもしれない。
でもそれはルースが言わせてるんだ、って考えると混乱してきた(苦笑)。
みんながもがいている中、窮地にいながらもフェデリコはヴァネッサと家族のつながりを取り戻せた。
このまま二人で葬儀屋を始めるのもいいかもしれない。
自信を取り戻したヴァネッサ、キレイだったもの。
でもデイヴィッドの回復を待って欲しい気もする。
デイヴィッドだってこのままではないはずだから。
フェデリコの行動は正しいし気遣ってくれてるよ、と言えるキースが一緒なのだもの。
次回は本当にSFUの最終回、とりあえずは新しい命が無事に誕生することを祈ります。

今日のマヤちゃん 
繰り返す中耳炎でお医者さん通い。でもぬいぐるみさんを抱っこして嬉しそうでした。

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The Wire #12「身辺整理」

バークスデール側はエイヴォン、ストリンガー、弁護士でこれまでの経緯を再検討。何かおかしくなったのはディアンジェロの裁判以降だ、証人だった女が寝返ったのでは?と身辺をキレイにする作戦に出る。さらに団地の連絡道具だったポケベルと公衆電話の利用を禁止し、ディアンジェロとボーディの二人に携帯電話を渡し会う約束だけに使うよう指示。そこへ田舎のおばあちゃん家に隠れていたウォレスが退屈して団地に戻ってきた。
バークスデール側に連絡方法を変えられ盗聴ができなくなった特捜班はフリーマンの指示で資金の流れを追い、シャーディーンの協力で隣のビルに設置したカメラからバークスデールのオフィスを監視する。そこに映ったのは荷造りをしてオフィスを片付ける姿とディアンジェロに仕事でNY行きを命ずる様子だった。

団地に戻りたがるウォレスを見てからこうなるだろうことは想像できた。
でも誰が、となるとディアンジェロは熱帯魚のエサやりで忙しいので(笑)ソファ仲間だとするとボーディしかいないじゃないですか。
まさかなあ…と否定したい気がしてたのに、ストリンガーにほのめかされて二つ返事だ。
それだけでもショックなのにプートも参加。一緒に子どもたちの世話してたのに…。
ボーディたちとウォレスではこのゲームの意味が違ってたんだろうな。
警察に喋っておきながらまた戻れると思っているところが本当の恐さを知らないお子様だったということか。
そしてこのウォレスを最後まで守ろうとしたのがディアンジェロ。
ウォレスに疑いを持たれたらそれがボスでおじさんのエイヴォンに対してでも「抜けたんだ、そっとしておいて」と言えたのに。
ゲームを理解できてない甘ちゃんの発言だし、力量も伴っていないくせに何言ってんだ?と思うけども、ウォレスがディアンジェロのことを決して悪く言わなかったのと合わせて考えるとなおさら辛く感じる。
ディアンジェロとウォレスはこのゲームの中では生きられない人だったのだなと思う。
ディアンジェロは自分のことはそうだとは気付いてないけど、「学校に戻るんじゃなかったのか」とウォレスに関してはわかってたんだろうな。
で、わかってないから自分は捕まってしまった、ということか。
ウォレスの身に起きたことを想像し、おじさんの弁護士なんかいらない!と啖呵切ってましたが大丈夫かね。
ラストの無人のソファが哀しすぎます。
それにしても警察はどうかしてる。
キーマのことでごたごたしていたとはいえ、おばあちゃん家に預けた時点で地元警察にパトロールついでに一日一回訪問させるとかできただろうに。
ばあちゃんの一人暮らしだったんだからなおさらだよ。
特捜班、現場はフリーマンが仕切り、ダニエルズは専ら上の調整役。
このバランスがいい線いってると思ってたんだけどな。
まだこの作戦を続けるというダニエルズにバレルはFBIからのダニエルズ資料をちらつかせる。
以前に言っていた汚職疑惑の資料らしい。
所属部署に汚職の疑いが持たれ、ダニエルズはたまたまその部署にいたってことなのではないだろうか。
「東部にいて汚れてないものはいない」という言葉は気になるが。
脅しに乗らず捜査を続けることを宣言し、特捜班人員削減も見せ掛けの役立たずフリーマンとプレッツを残すことに成功。サンタンジェロは殺人課に戻ります(笑)。
監視カメラのおかげで動きを察知しエイヴォンを捕えることに成功できた。ストリンガーは「後で」だそうだ。
これまでの捜査で入手した駒でエイヴォンの組織を一掃できるのかなあ…。
プレッツのお食事ゴミからフリーマンが見つけたものは再開発計画の新聞記事。
それは見事にエイヴォンの事業と場所が重なっている。
追及もされてないうちから議員が食いつくわけだ。
ということはエイヴォンじゃない人を守るために警察上層部はエイヴォンを守っちゃうかもしれないわけだ。

キーマはうとうとしてるほどに回復、よかった。
ハークはカーヴァーより上の成績で巡査部長、よかった(笑)。

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デッドウッド #8「処刑」

ようやく天然痘のワクチンが到着。持ってきた者たちは先住民たちが居留地へ移されているとの情報も持ち帰った。セスはギャレット夫人の鉱区の調査に向かい金塊を発見し「売らないほうがいい」とアドバイスする。父親探しで流れ着いたという兄妹は盗みの計画を相談。

勘違いしてました。前回アンディが回復していたのでワクチンがあるのだと思っていたらまだでした。
今度こそこれで天然痘騒動は終息するはず。
ワクチンと共にやってきた情報は先住民との揉め事はなくなるだろうがデッドウッドもこのままではいられなくなることを予感させる。
先住民を町から遠ざけたらそこに政府が介入してくるはず、と睨むアルはセスの重要性を感じる。
彼こそは正義の味方、町の表の顔にぴったりだと。
今までのようにはいかないかもしれないが政府の介入よりは操縦できるだろうと踏んでいるのだろう。
町の雰囲気もセスを町の顔にと後押しするだろうけれど、引き受ける時はアルの魂胆まで理解したうえでだろうな。

二件の酒場でそれぞれ雇い主と雇われ人の微妙な心理ドラマが見ものだった。
窃盗兄妹へのサイの制裁はジョアニーの宝石に手をかけたから?
「私のもの」を盗んだからみせしめのためと言っていたがジョアニーはサイのものなの?
殺すか追い出すかして欲しいジョアニーとは反対に、サイの方は娼館を独立させてでも手元に置いておきたい存在というのは確かだけど。
もう一件の方、アルとトリクシー。
娼婦である自分をわかっているトリクシーはギャレット夫人のNYへの誘いに心が動いたけれど残ることを決意したのですよね。
でも違う自分でもありたい心とバランスがとれなくてアヘンを…って思ったのですが。
「私は町に残るけどNYに行くなら金塊送るわよ」のギャレット夫人の言葉をどう感じたのかしら。
私はコロコロ変わるギャレット夫人は好かんが(笑)。
夫人にもらった金塊をアルのベッドサイドに置いたところですよ。
金塊は持っているのが見えていたからとはいえ、アルが最も注視したのはトリクシーの腕。
何の痕跡かを察し布団をまくるところがこの二人の関係を物語っているようで。
ベラ・ユニオン組と合わせて、憎悪とセットになった愛情を見た気がする。
製作者の意図が違っていてもいいのです(笑)。私はこの場面に非常に感じ入ったのですよ。
自殺をはかったトリクシーの命をとりとめるために希望を持たせるドクターもステキだったのにギャレット夫人にはいい感じが持てないなあ。
何だかみんなが振り回されてるみたいでトリクシーがその犠牲にも思えるもの。
生き残りの子が夫人じゃなくてまずトリクシーに「ソフィア」と名前を教えたのにも意味があるようにさえ感じてしまう。

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名探偵モンク5 #15「謎の凶弾(前編)」

強盗事件の現場にモンクさんが呼ばれる。トゥルーディ事件で使われた爆弾と同じ材料が盗まれ、暗号文が残されていた。さらに押し入る際に使われたバールには6本指の指紋が。この強盗はトゥルーディ事件の犯人からのモンクさんへのメッセージなのか?

暗号を解読したモンクさんは一人で出かけ、6本指の男と対面。
もしもの時にと用意した銃を向けトゥルーディ事件の真相を聞き出そうとしたらモンクさんは撃ってないのに銃声がして男は死亡。
モンクさんは収監されることになるけど護送車から逃亡。
そして警部とある作戦を練り、真犯人の様子を見ることに…でいいんですよね?予告からすると(笑)。

逃亡中のモンクさんが一時的に恐怖症を克服しているようでいてそうでないところがよかったです。
逃げるけど下水処理場はパス、枝に引っ掛かって切れたポケットが気になってキャンプしてる人のお裁縫道具を失敬。
今ポケットどころじゃないでしょ!
気になったのはホームレスさんのコートと交換したものだ。
ナタリーに聞かれて「それは言えない」と怯え気味だったけど、何だろ?
ナタリーの用意してくれたミッチの制服を「これは着れない」と言ったところにほろっとしそうになったがこんな時でも黒さは健在、着れないのは「ほこりっぽいから」だってさ!
ディッシャーお気に入りのドリルスムージー飲ませるぞ!

逃亡の果て、6本指殺害現場でモンクさんは登場のタイミングよすぎた保安官が関係しているとの確信を得る。
次回、6本指殺害事件とトゥルーディ事件の両方が解決となるのだろうか。
トゥルーディのほうは解決してしまったらモンクさんじゃなくなってしまいそうだけど。

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ビッグニュース!

エミー賞のノミネートが発表になりました。
詳細は海外ドラマ関連サイトや他の方がきちんと書かれるでしょうからおいておきますが、この一点だけには触れておかないと。
ドラマ部門の助演にZeljko Ivanek!
そう「ダメージ」でひどいことになってしまったフィスクさんですよ。
merlinさんから最終候補の前段階の10人くらいに残っていると教えていただいてましたが、実現するなんて!
素のゼルさんを見たことがないので今から授賞式が楽しみです。
どこで映るかわからないのでレッドカーペットとかファッションなんとかも録画しないと♪

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