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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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コールドケース4 #1「ビデオカメラ」

1995年、ショッピングモールの銃乱射事件で15人が死亡。犯人の男子高校生二人がその場で自殺し事件は終わったと思われていたが、11年後乱射事件の様子が撮影されたビデオカメラが発見された。犯人二人がビデオを手渡した「三人目」は誰なのか、再捜査が始まる。

犯人二人はモールでバイトしているところを学校の人気者グループに虐げられていた。
ティナは恋してる人気者グループの男の子から集団暴行に遭わされる。
この日、二組の利害が一致してしまった。
落ち着きを取り戻せない直後に銃を持った二人に会い、勢いで「あいつら殺して」と言ってしまったティナ。そそのかしたわけではない。
二人もイカレテルと思われていてもそのものズバリの意味で銃を持っていたわけではないだろう。
この時ティナの言葉がなければ何もおきなかったかもしれない。
でも人気者グループにも、友だちだと思っていた少年にも裏切られた想いのティナと犯人二人、二組の負のエネルギーがとんでもない方向に爆発してしまった。
発砲が始まってすぐに正気を取り戻したティナは撃たれた警備員を励まし続ける。
罪の意識があったのかもしれないが警備員は「これから出会う人のために」というティナの言葉があったから命を取り留められたのだろうね。
事件が起こるまでにあったことを知っていた子たちは心を壊してしまった。
銃は撃たれなくても十分人の心を引き裂く凶器。
こういう事件を聞くと「銃のない社会なら」と思わずにいられないのだけれど、実際にあった銃乱射事件の後「みんなが銃を持っていたなら犯人にここまでさせなかった」というコメントを聞いて愕然とした。
攻撃するものなのか、護身のためなのか、その捉え方で事件の見方もまったく違うのだな。

S4スタートにあたって、一番の気掛かりはS3ラストでのボスとリリーの不仲。
そういう目で見始めたので冒頭ぎくしゃくしてるように見えたが捜査となれば取調べもモール立て籠もりの説得にもボスとリリーのコンビだったので思い過ごしか(取り調べ室のボスは熱かったなあ)。
とりあえずジョセフの誤解も解けたようなので後は刑事としてのリリーを信用しますってことなのか。
そのジョセフ、ベッドにいるシーンしかなかった。
レンの人であの声なのに行動しないでいられるというのが納得いかない(笑)。
ボクシングを教えていた神父の性的虐待事件でお兄さんの証言を欲しがられたスコッティは「そんなことあるはずない」とかなりの動揺。
S3終盤、公園で幼児を見ている男をボコ殴りしてたのはこのことを知ってたということか。あるいはそれ以上か。
話が放り出されて消化不良だったけど、これからのマエフリだったのですね。

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デッドウッド #7「帰ってきたブロック」

天然痘騒動は回復するものも現れて終息へ向かい始める。ギャレットをデッドウッドに埋葬することにした夫人は葬儀の最中に鉱区の交渉に来たファーナムに不信感を持つ。そこへセスがチャーリーと共に帰ってきた。

セスは戻る途中で見つけたジャックを殺さずに正当な裁きを受けさせることを選んだ。
デッドウッドへの出発の日、彼は犯罪者を射殺しましたよね? このまま自分が出発してしまえば彼が殺されるのは間違いない、それなら保安官の手で裁きを、ですよね。
矛盾ではないが微妙な心の変化を感じる。
心の変化といえば、セスのギャレット夫人を見る目だ。何か増えてませんか?(笑)
ギャレット夫人の目にも何か増えてるような気がしてならない。NYに帰らないのかなあ…。
NYへ誘われたトリクシーの嫌われるための暴言にも含まれてるからそういうことか。トリクシーは鋭そうだもの。
で、トリクシーの方はソルが気になると(笑)。
そういうのがない無骨なドラマと思っていたけれどやっぱりあるか。

アルが鉱区を執拗に買い戻したがっているのには探偵介入を恐れる以外のなにかがあるとファーナムでもさすがに気付く(笑)。
取り分の交渉にもファーナムは成功したと思っているが、はっきりとしたアルの約束はある意味危険だと気付いていないのだろうか。
「2万まで」を「1万9500まで」と置き換えて先に500もらうつもりの人だしな。
そうか、買戻し後にお払い箱になってもギャレット夫人に手渡す前に500もらえればそれでいいのか。
逆に計算高かったのか!(笑)
でも…ギャレット夫人に味方がついたのでアル主体での買戻しは不可能だと思う。

想像できたこととはいえ本当にビルのいないデッドウッドにショックを隠せないチャーリー。
事件の経緯をたどり納得しようとするが、ジャックが背後に立ったのに行動を起こさなかったことが腑に落ちない様子(考えすぎか?)。
戻った直後には行けなかった墓でジェーンと会い、その日を話すことでようやくビルの居場所を認められるのでした。

天然痘は落ち着いてきたものの、看病にあたっていたスミス牧師の様子がおかしい。
癲癇といっていたがドクターは脳に何か病気があるのでは?と疑う。
そうですよね、匂いも感じてるし。
一生懸命神の道を説いてきたのにその結果が病気か…と落胆する牧師。
自棄になりそうな危険な匂いが…。思い過ごしだといいけど。

金を掘ると家を出た父親を探して兄妹がやってくる。
妹フローラのかわいさにダンはめろめろだ。
フローラを見てばっかりの男に怒り、殺しちゃいましたよ。おまけに泣いてる。
兄と妹というのは嘘臭いのでダンが利用されちゃうのではないかと心配。
「ヴェロニカ・マーズ」と続けて見たらここにもKristen Bellが出てきてびっくり。
何か企んでいそうな小娘というのがとても似合ってます。

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ヴェロニカ・マーズ #2「クレジットカード詐欺事件」

バイカーのリーダー、ウィーヴィルのおばあちゃんがカード詐欺で逮捕される。買い物の内容からおばあちゃんが犯人でないことは明らか。自分はやってないといいながらもウィーヴィルは「自分がやりました」と出頭。担当弁護士からの周辺調査依頼でウィーヴィルの犯行でもないと突き止めたヴェロニカはカード支払い履歴から真犯人を絞り込んでいく。

第1話を見た時、ヴェロニカに不思議な力を持っているように見えたのですが勘違いだったかな。
今回は地道な探偵活動で真犯人を見つけ、ウィーヴィルも従兄弟に対しほろ苦くもリーダーらしい決断をとるという清々しさだ。
このバイカーのウィーヴィルとヴェロニカが仲良しではないが一目置きあっているのがいい感じ。
初回ウィーヴィルに磔にされたウォレスも助けてあげたことでヴェロニカに懐いてるし。
この三人の仲良しとは言い切れない共闘関係が見物かな、と思ったら今回元彼ダンカンの友だちトロイがヴェロニカに興味を示して急接近。
最後はウォレスも一緒の三人で遊びに出かける。
一瞬にして大きく変わる高校生の交友関係ってこんなものなのかな。

で、本題ですよ(笑)。
しゃべりましたよ、Kyle Secorが! ほんのちょっぴりだけど…(泣)。
字幕と吹替え両方あるなら吹替えを見る派なのにわざわざ字幕選んでるのに。
役名よく覚えてなかったのですが、ジェイク・ケインでした。
ヴェロニカのお父さんがリリー・ケイン事件で事情聴取した、リリーのお父さんの裕福さんだ。
解決されたとされるリリー・ケイン殺害事件が尾を引きながら進行するようなので、やっぱりジェイクの犯罪でしたということもありえるのかも。
私は彼が犯人でも構いませんよ。彼の過ちを泣きながら許した過去のある身としては(笑)。

本来、ティーンの日常ドラマはちょいと苦手だが、これは明るさの下にどす黒いものが流れているような気がする。見続けるためにそう思いたいだけか?(笑)

そして何故か私にKristen Bell祭がやってきた!(笑)
「ヴェロニカ~」は主演だから当然、先週の「エバーウッド」で憎々しい豊胸娘、ここまでは海外ドラマ好きのみなさんなら普通。
録画しておいて現在ちびちび視聴中の「デッドウッド」にも出てきましたよ、何やら含みがありそうな兄妹(本当は違うかも)として。
何かステキなことをやらかしてくれそうでワクワクします。

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エバーウッド2 #25「壁」

それぞれの進路問題。
一度は打ちひしがれたエフラムがお父さんの言葉で再挑戦する姿にこの親子の成長を見ました。
そして口論中とはいえオツムの可能性をお父さんに否定されてしまっても意思を変えずに勉強を頑張れるブライトはやっぱり素敵な子だ。
今までやらなかっただけで実は…なんてことに? 
コリンの死を利用するようなことはしたくない、そんな心を持てる子なら勉強なんてできなくたって私的には一向に構わないんだけど(笑)。
アボット先生はブライトを気にかけていないのではなく、フットボール推薦が頭の中に出来上がってたのでしょうね。
だからつい娘が心配ってことでは?
第一希望の人生は絶対にかなわない、そう思われていることへエイミーは応えられるのかしら?
ブライト兄ちゃんは新しい可能性に挑戦し始めましたよ。

ドラマの中のことなのに、豊胸娘のイイグサにムカッ!ときた。
誰かを殺した医者だと思うなら診てもらいにくるんじゃありません。
エバーウッドにはもう一人お医者さんがちゃんといるのですから。
でもアボット先生がブラウン先生を医者として元通りにするきっかけとなったのだからまあいいか(笑)。

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SIX FEET UNDER #61「一人」

みんなに見送られネイトは土に返りました。
3年前の手術の時に交わした生前契約で火葬を希望していたが、先日のやり取りで今の希望は樹木葬ということを知っているデイヴィッドはネイトの希望をかなえることにする。
案の定、ルースは反対。自分が何一つ知らない間に倒れ、手術、そして死となったこのこと自体を受け入れられないからだろう。
どうして主治医を呼ばなかったの? 術後の様子は本当に大丈夫だったの? 鬱陶しいけれど責める気になれない。
だって埋葬時はフィッシャー家のお母さんになっていたもの。
暴行犯の幻影に悩まされ埋葬に立ち会えないデイヴィッドを連れてきたのはルースだもの。
葬儀前夜、ネイトの身体を清めながら受け入れる気持ちになれたのだと思う。
臓器提供を希望していたとは知らなかった。
漠然とではあるものの、早く逝くことになるとの想いがあったのかもしれない。
一人で勝手に準備していたネイトとは違い、ブレンダは怒りを持つことでネイトの死に向かおうとしているかのよう。
マギーに暴言、マヤにはそのものズバリに粗相の叱責。
「身重の妻に他の女の娘の面倒見させて死ぬまでやってた」言葉にすると本当にえげつないけどその通り。
気持ちの向く先があるなら今はそれが怒りでもいい。
埋葬後どんな想いでルースにマヤを預けたか、やっと泣けたのがビリーの前だったとか考えると…お腹の子には辛いことがないよう祈るだけ。
兄さんの死で憔悴しきったデイヴィッドは暴行犯の幻影に悩まされるが、今度はキースだけじゃない、ダレルとアンソニーもいる。
ベッドサイドで気遣う様子にきっと大丈夫、と根拠はないけど涙…。
「デイヴィッドの火葬場案に反対する人がいなくなっちまった」というフェデリコの反応を一瞬咎めたヴァネッサ。
フェデリコの本心でもあるだろうけれど、心の置き場のなさ、どうしようもなさが感じられるシーンだった。
ジョージは治療を受けて正解だったのですね。落ち着いた義理の父親らしい態度で葬儀に参加しれくれました。
でもマギーはどうかな。出席すればブレンダが穏やかでないのはわかりそうなもの。
でも来なきゃ来ないで後ろめたい証拠と思うか。
どっちにしても怒りは買うことになるなら送る人が多いほうがネイトのためか。
今さらですが、SFUで死者が語るのは彼らに見ている人が言って欲しいことを喋らせているのですよね。
本心でなくてもそう言われた方が楽とか。
だからネイトがブレンダに不満をぶちまけ、ナサニエルもデイヴィッドに辛い言葉を浴びせるのですよね。
見ていて苦しくなるようなことの連続だったのに…ジョージとフェデリコが隣り合ったらフェデリコばっかりが重いだろ…(ネイト埋葬時)と吹いてしまい自分のつっこみ体質を呪う。

今日のマヤちゃん 
パパがいないことが寂しくてたまりません。
苛立つブレンダに不穏なものを感じるのかルースに預けられてもブレンダを振り返りませんでした。
でも「○○ちゃんのお母さんもそうだったでしょ?」と死というものを聞かされて「ほ~」と頷く顔はやはり大女優の貫禄でした。

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