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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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The Wire #11「一斉捜査」

キーマとオーランドが撃たれた現場に警察が集結。殺人課が指揮を執り証拠集め。特捜班はフリーマンの一言でいつもの仕事を続ける。副警察長は警官に怪我を負わせた見せしめのためにも一斉捜査を行いニュースにのせると言う。盗聴作戦を続けたいダニエルズは最重要箇所は明かさずに一斉捜査に参加することにしたが、副警察長はすでにその倉庫のことを知っていた。特捜班内の内定者の存在が疑われる。バークスデール側は囮の囮であるサヴィーノは知らぬ存ぜぬで通させ、実行犯のウィーベイに危険人物リトルマンを切ることと、しばらくボルティモアを離れフィラデルフィアへ身を隠すよう指示。そしてキーマの重体は変わらず…。

マクノルティのどんな小さなミスでもつついてクビにしたかったはずのロールズ、いい男じゃないですか。
キーマが撃たれたことを「優秀だろうがお前が嫌い。その俺がお前のせいではないと言うんだからお前のせいじゃない(うろ覚え)」。
ぶっきらぼうだけれど心があるじゃないですか。
クビを切りたいだけなら今回のことは願ってもないチャンスだったろうに。
弱味につけこまず、正々堂々とクビにしたいってことか。サンタンジェロへのスパイ示唆は…(笑)。
録音された取引の全貌を病院で聞き、今回の囮捜査が向こうに丸わかりだったことが判明。
これは内偵者がいたわけではなくて捕まったオーランドを見たヤツがバークスデール側に連絡したからでいいのかしら?
他の収監者の目に付くようなところに連れて行ったヤツを囮捜査に使っちゃいかんのだ、ということ?

そしてお待ちかねのディアンジェロ(笑)。
オーランドの事件のことをボーディと噂中、ストリンガーから呼び出されオーランドの店に行くと「ウィーベイと行け」との指示。
「どこ行くのよ? 何をするのよ?」と全身で聞いても二人とも教えてくれない。
目的地に着き、さっさと車を降りるウィーベイに促されて暗い家に入ると…そこにはたくさんの熱帯魚の水槽が!
そう、ウィーベイはフィラデルフィアに身を隠している間の熱帯魚の世話(結構な趣味でございますこと)をディアンジェロに頼みたかったのでした。
一瞬でもつるみそうになったオーランドがあんなことになって、次は自分?との強迫観念でものすご~くぶるってました(笑)。
車を降りて家に入る時のさらっとした肌のウィーベイに対してディアンジェロの冷や汗まみれのお顔ときたら。
あれ、もうちょっと明かりがつくのが遅かったら泣いてたな。いや、すでに上下で半ベソか←お下品でゴメンナサイ。
何故にそこまで「次は自分だ」と思ってしまったのかは謎だ。
オーランドとの仕事を事実上密告したことがそんなに尾を引いてたのかね。
誰か言ってあげた方がいいのではないかな、君が思ってるほど君は大物ではないよ、と。
ボーディが「出世かあ?」なんて囃すのがいけなかったのか。

キーマの私生活については麻薬課の仲間しか知らないらしい。
だから副警察長は「娘さん」なんて頓珍漢なことを言ってしまうのか。
もしかしてキーマの顔も記憶してないんじゃないの。知ってたら見て親子かどうかくらいわかるのでは。
キーマから連絡がないためにしびれを切らしたバブルスがキーマのポケベルに連絡を入れヒドイ目に。
この「間」がヤク生活に戻ってしまう原因になるのではと思ったが頑張った、「情報を」とマクノルティに差し出された金を使わなかった。
マクノルティにも生活を変えたいと言いたかったのにね。キーマ退院まで持ちこたえられるのか?

そして匿われていることを忘れてしまったのかウォレスは仲間にバス代を送ってもらい団地へ戻ろうとしている。
盗聴できていたのにプレッツは「関係なし」に分類してしまった。
今危機感を持つべきはディアンジェロではなくウォレスの方だと思うんだけど。

一斉捜査でのハーク&カーヴァー、「今度は誰も金額を知らないぜ」と防弾チョッキに札束を押し込む阿吽の呼吸はさすがでした。

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デッドウッド #6「感染」

ベラ・ユニオンから出た天然痘の伝染は拡大していた。アルが有力者たちに声をかけ、隔離テントの設営、ワクチンを買う金や馬の手配をすることになる。噂によるパニックを抑えるために「ワクチンがもうすぐ届く、届けば摂取は無料(タダ・笑)」と新聞に載せてもらう。その一方で鉱区買戻しに焦るアルはトリクシーにギャレット夫人を再びアヘン中毒にするよう命じていたが、逆に彼女たちは心を通わせ合い中毒克服の手助けをしていた。ジャックを追ったセスはスー族の襲撃に遭うが逆に殺してしまう。倒れているところをデッドウッドに戻る途中のチャーリーに発見される。

伝染病は隠し通せるものじゃない。案の定、ベラ・ユニオンだけの問題ではなくなっていた。
実情を知ってからのアルの決断は早く、デッドウッドを守るものとして評価が高い。
ベラ・ユニオンが発端であることを明かさず、支配人に無言で恩義を売ることも忘れてはいない。
あとはワクチンが届けば一件落着?

前回倒れた牧師はあれが初めての発作で、天然痘会議での発作が二度目らしい。
発作の前に「匂いがする」って、ネイトを思い出してしまう…。でも牧師は癲癇発作でいいのかな?
ここでもアルが目立ってた。
「兄さんが同じだった」とか発作が落ち着きドクターと話してる牧師に「どうせ偽病気だから梨でも食ってりゃ治る」って照れ隠しの差し入れだ。
その一方ではギャレット夫人をアヘン中毒にさせようとしてるのだけども。
一つの尺度では測れないのがデッドウッドだ。
セスも襲われたから身を守るために殺してしまっただけ。
それは前回のスー族の髪を売ってるヤツに不快感を示していたことや、早く戻ろうと言うチャーリーに「埋葬したい」と答えるところからも感じられる。
チャーリーはセスから「ビルが死んだ」と聞かされてもあまり驚いている風ではなかった。
そう遠くない時期に死ぬかもしれないという予感があったのだろうか。

トリクシーは反骨精神を持った娼婦なのだろうか。
ギャレット夫人と生き残りの子に同情してもいるだろうが、アルの言いつけに背きたいと思っているような気がしてならない。

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名探偵モンク5 #14「芸術は爆発だ!」

いつもどおり録画したものを再生したら違う番組が!
一瞬後に画面上部に「名探偵モンクは11時○○分から~」というお知らせが出たと思ったら読みきれないうちに画面が暗転。
あわわ、困った、デジタルの予約って時間キッチリだから最後が入ってないかも…(泣)、デジタルって融通利かなくて不便(怒)、と思っていたらなんと! 番組表で予約しておけば自動修正してくれるのですね。
突然の時間変更はデジタルにしてからは初体験だったのでどうしていいのやらわかりませんでしたが、急に暗転したのは「まだモンクさんじゃないや」と判断したってことですか。
前言撤回、デジタルって便利ですね(笑)。

廃品置き場に侵入した男が主人の仕掛けたワナで死亡した現場へ向かった一行。死亡した男は高価な身なりをしているのに廃品業者に何を盗みに入ったのか?と疑問になる。たまたま廃品業者が最近手に入れた絵画セットを見つけたナタリーはモンクさんに趣味として絵を始めることをすすめる。絵画教室で先生に貶されるが、自宅に「絵を気に入りました!買わせて下さい!」とロシア人美術商ペーチャがやってくる。今度は廃品業者が殺されたというのにモンクさんは画家気取りだ…(苦笑)。

このペーチャがPBのアブルッチさん。アヤシクてよかったです。インチキ画商、ぴったりじゃないですか!
両手で顔を覆ってからぱっと開いて絵を見る、一人でもいいのにモンクさんとダブルでやられたら(笑)。
ペーチャにそそのかされて絵を描き続け、天才画家になっていくモンクさんがちょいと鬱陶しい(笑)。
クローガー先生に「今回の診療代は絵で払う」というのも図々しい
しかし、それが幸い(?)してモンクさんファッションショーを見られた。
皮ジャケットや想像の世界でしかお目にかかれないベレー帽付きの画家スタイルとか…でもこれ、ペーチャに貰った偽札で買ったんでしょ?
事件の真相にも一応触れておくと(笑)、偽札業者ペーチャに紙幣用の紙を提供してくれていた男の死で知らない家族が廃品業者に売り払った、それを買った廃品業者やモンクさんから紙を取り返したかったということでした。
それにしてもみんなが困惑したナタリーの肖像画、最後にちらっとしか見えなかったけれど警部にも見えるとは…どんな絵だ?
本日のディッシャーはスペイン語通訳として大活躍。「si」、「はい」、「si」、「はい」、完璧だ!

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デッドウッド #4「不意打ち」 #5「法廷」

#4「不意打ち」
金を探さないワイルド・ビルに苛立ちながらもチャーリーはシャイアンへ用足しに。鉱区を調べに行ったギャレットが死体となって戻ってくる。同行していたダンは崖から落ちたと説明するが、探偵介入を仄めかしたら突然の奥地調査、競合相手だったファーナムの譲り渡してもらってもいい発言から不信感を持ったギャレット夫人はワイルド・ビルに相談する。

#5「法廷」
判事、弁護士、陪審員を住民から募ってワイルド・ビルを射殺したジャックの裁判がアルの酒場で開かれる。ジャックが有罪になれば政府が介入してくる、そうなるとスー族を追い出した自分たちが追い出され何もかもを失くすことになるのを懸念するアルは率直に判事に伝える。

重要人物だと思っていたワイルド・ビルが殺されるとは思わなかった。
しかも犯人はポーカー仲間のぼんくらさんジャックだ。
その瞬間をよそ見してしまったのか、ジャックがワイルド・ビルを殺す理由がいまひとつ…。
アルに頼まれたというか、そそのかされたのだと思っていたのですよ。
ワイルド・ビルがギャレットの鉱区問題に乗り出して焦ってたから。
でも無罪になった後の会話でどうもそうとも思えず。
バカにされてることを恨みに思ってた、なのだろうか。兄弟の仇ってのは嘘でしょ。
何にせよ、デッドウッドを後にしたジャックを「ワイルド・ビルの仇!」と追うセスの感情は本物か。
この短期間でも信頼を得合っていたようだから。
セスにはワイルド・ビルから託されたギャレット夫人の仕事もあるが、このままジャックを追うのか?

今まで恐いものなしだったアルがデッドウッドに人が集まれば集まるほど今の地位を不安に思う様子がいい。
小心者ってわけではなく、横取りによって生まれた非合法の町デッドウッドを一番理解しているのだろうなと思う。
黙って自分に従う人ばかりだったら問題ないが、外から裁判なり自治なりいろいろ見知った人が集まり、そういったものが存在してはならない町に必要性が生じてくる。
町としては正しいがそうなるとデッドウッドも自分もお終い、だから紳士なワイルド・ビルやセスが気に入らないのだよ。

自分がいない間にワイルド・ビルが殺されてしまい戻ったチャーリーはどうなるのか、カラミティ・ジェーンは酒びたりから脱することができるのか。
ジェーンが生き残りの子どもを放ったらかしにしたのは意外。それほどワイルド・ビルとの絆が深かったということか。
そのジェーンが山中で見つけたベラ・ユニオンの客アンディ、発疹できてますよ!
ベラ・ユニオンが伝染病パニックになるのではないだろうか。ベラ・ユニオンだけですめばいいけどジェーンも近づきすぎだ。
そしてセスに鬱陶しがられた葬式続きの牧師は倒れて痙攣。
神の教えに一生懸命なだけではなく、何か病気を抱えているのだろうか?
早くドクターに診せないと!
デッドウッドという町を理解しながらの良心、ドクターが格好良く見えるのですが…大丈夫でしょうか(笑)。

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エバーウッド #24「夏の終わりに」

町のみなさんの反応は残酷。
子ども同士では仲良くしてるのに親が入るとだめだなんて、よくも悪くも小さな町の親密さを感じました。
エイミーがコリンの死をブラウン先生の責任だと思っているのは町のみんなのそれとはちょっと違うと思う。
「一度助けられたのだから今度だってできたはず」という根拠のない信頼が裏切られた感じというのが町のみなさんだとすれば、エイミーはそれプラス延命拒否の取り決めを自分が知らなかったこと。
知らなかったから、ブラウン先生が力を出し切らなかったのではないか?と疑念を持ってる。
疑念というより感情をぶつける悪人が欲しいんだろうけど。
「感情を出してくれるだけいい」とアボット先生の言うようにいい方向への通過点であるならそれでいい。
コリンに夢中すぎるのが鼻につくエイミーですが、今シーズンは彼女がブラウン先生やエフラム、そしてコリンの気持ちを受け止められるようになって欲しい。
だって、エイミーはアボット先生の娘でブライトの妹ですよ(笑)。
それにしてもエフラムは大人だ。
S1終盤のエバーウッドに来た理由の件はもっと早くても遅くてもだめ、あの時でなければならなかったのだな、と改めて思う。
「町のみんながお父さんを責めているからイヤなの!僕も肩身が狭いじゃない!」ではなく、「自分のせいではないのに閉じこもっているお父さんが許せない」ですよ。
ブラウン先生はこれから何でもエフラムに打ち明けた方がいいかもしれない。
追悼式で言葉を述べられたのもエフラムの言葉があったからだと思うもの。
そうなるとまたエフラムの役が増えてしまうけど(笑)。
追悼式で町のみんなのブラウン先生へのしこりは解けたようだがエイミーだけはだめだ。
エフラムの「時間が経てば…というのは嘘」を聞いてもだめだ。
それでも「エフラムとは友だち」って言えたことを希望と思いたいけど、冷静に考えればやっぱり拒絶なのかなあ…

随分と待たされたけど、アボット先生もそのままに再会できて本当によかった!
ブライトが小学生女子に大人気なのも(笑)。やはり子どもは同じ匂いがわかるんだな。

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