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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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SIX FEET UNDER #60「境界」

マギーの家で倒れたネイトは救急車で病院へ運ばれる。
デイヴィッドはキースとアンソニーとテレビを見て寛いでいるところに知らせを受け、ブレンダとクレアにその旨を告げるがルースにだけは連絡がつかない。
とりあえずの検査で脳出血が見つかるが手術をしてみないとわからないという医師の言葉に手術を承諾する。
長い待ち時間でブレンダはネイトとマギーに何があったかを察する。
術後の医師の説明は、脳出血は病気の再発で手術自体は成功したものの、後遺症は回復を含めて目覚めないとわからない、と。
予想に反して早々に目覚めたネイトの状態は右半身に麻痺が残るものの安定していて退院も視野に入れられる。
みんながお見舞いに来るがハイキングに出かけたルースとは依然として連絡がつかない。
ネイトは病院へ運ばれてから夢を見る。
最初はマギーと関係をもった後、倒れなかった自分。
待っていた人はマギーだった、との幸せな意思の疎通のはかれた夢。
次はブレンダに、別れてマギーと一緒にいたいと告白する夢。
目覚めたネイトはブレンダにこの通りのことを告白する。
ブレンダやり直すきっかけにしたいと言っているのを聞きながらも、喧嘩はしたくない、二人は合わなかったのだ、と考えを変える気はない。
状態が落ち着き、クレアがシャワーを浴びに家に帰り、付き添うデイヴィッドはテレビを眺めながらうたた寝をし、夢を見る。
ナサニエルの運転する車でマリファナ放題でくだけた服装のデイヴィッドとネイトが海へ行くというもの。
海を見て興奮したネイトはスーツ姿に戻ったデイヴィッドの制止も聞かずに海へと向かっていった。
ナサニエルに肩を掴まれ目を覚ましたデイヴィッドは心音の停止したネイトを見つける。
ルースは何一つとして状況を知らないままだった。

最初の手術の時、来たバスにネイトは乗らなかった。
今回は海に一人で走って行った瞬間、ああこれがその時なのだな、と思った。
海へ行く夢はデイヴィッドのものだったが、ネイトも一緒に見ていたのではと思ってしまう。
回復するのだと思ったからブレンダへの勝手な宣言にも、きっとマギーともいつかはこうなるのだろうとその身勝手さにも腹が立った。
こんな勝手な物言いをしたままで逝くのはずるい。
視聴直後は予想外のことに呆気にとられて感情がわいてこないという感じだったが、数日経ち、想いを残さないようにという心遣いだったのかなと思えないでもない。
でもやっぱり生と死の境で自分だけ何かを見つけたのだな、との想いが大きい。
ネイトがいなくなってブレンダとマヤちゃんとお腹の子ウィラはどうなるのだろう。
途中で誰かがいなくなってしまうなんて、ましてやそれがネイトだなんて思いもしなかったのでものすごく落ち着かない。

端々に見えていたアンソニーの怯えは、クスリで入退院を繰り返すお母さんの惨状の記憶が原因のようだ。
そうとわかったデイヴィッドとキースに見守られて落ち着くと信じる。
お腹の子について話すブレンダとデイヴィッドはお母さん同士の会話のようで今回の緊張しっぱなしの話の中にありながら、ディアス家の再出発を想像させるシーンと共に印象的。
こんなことになるとは思わなかったから、一人下山中のルースが過去の男たち(ナサニエルを含む・笑)を銃でぶっ放すのは清々しかったがこうなってからだとルースの能天気さが恨めしかったりする(苦笑)。

今日のマヤちゃん 
安定したネイトに会いに来てベッドによじ登ってパパとママの深刻な話を背中に絵本を読んでました。
リサの時は小さすぎたけど、パパとの記憶はしっかりあるよね…。

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The Wire #10「代償」

エイヴォンはオマールに懸賞金をかけることは今は危険だと再度ストリンガーに諭される。休戦協定で安心させてから始末しようと計画。そこまで察したオマールはしばらくNYへ行くことにする。特捜班はフリーマンの指揮でバークスデールにクスリを卸していると思われる人物を突き止めるが、そこへ州警察の麻薬囮捜査でオーランドが捕まったとの情報が入る。彼を使っての囮捜査が決行されるが…。

痛い目を見たのに懲りないオーランド。
一旦収監したら誰が見てるかわからないから囮に使うのは危険だという見本のような出来事だ。
マクノルティがキーマ人工呼吸していたようでかなりの重傷か?
地道な盗聴を続けたいところに上との板ばさみで決行された囮捜査、オーランドという願ってもない人の登場だったから歩み寄ったとはいえ上えの不信感はさらにアップだ。
この特捜班の味方の判事もそのせいか自身の旗色が悪くなり今後の口利きも微妙だ。
特捜班とというかマクノルティと判事は一心同体になってしまったか。

「落ち込んでるらしいから様子見てくる」とマクノルティが出かけた先はウォレスの家。
部屋を借りた親がふらふら出て行ってしまったのかと思っていたが、親は元々行方がよくわからず、似た境遇の子どもたちと空き部屋に住み着いたというのが真相のようだ。電気も盗んでる。
インタビュー室で眠るウォレスを部屋の前で守るように座って眠るマクノルティにちょっぴり心が動きました(笑)。本人にそんな意識がなくただ寝てただけだとしても。ウォレスに必要なのはそういうさり気なさだと思うから。
でも、自分の子どもを危険な目に遭わせてるって元奥さんに訴えられてます(笑)。落ち着かせられそうだけど。
ウォレスはブランドン事件について、ストリンガーやウィーベイが関わったことには頷くが、ディアンジェロのことに及ぶと「彼はいい人」と言う。
売人を辞めたいことを伝えた時、何も言わずに受け止めてくれたことを大切に思ってるのだろうな。そうなんだよ、マクノルティ。
当のディアンジェロは離れていったシャーディーンのことで頭がいっぱいだ。理由を理解してのことだろうか。
シャーディーンはふんぎりつけてフリーマンに協力する気でいるみたいだけども。
身の危険の可能性のある証言をしてしまったウォレスなのに予算の関係で検事局は保護できないという。
何年も会ってないおばあちゃんを探し出してダニエルズは家に送り届けたが大丈夫なのだろうか。
そしてウォレスも自分が危険な状況にいるのに空き部屋の子どもたちが気になったりするのではないかとそれも心配。

歯がゆいバブルスはクスリを絶つ決心。行動を示せば妹さんも「上に来ないで」と言わなくなるかもよ。
一人で闘う心細さがバブルスの敵なのかもしれない。キーマに金の都合を要求したのも本心だけど宣言したかったのでは?と思ってあげたい。
でも、誘惑の多い夜の町のベンチに好んでいるからなあ…(苦笑)。
キーマの「クリーンな情報屋なんて」を「そうだな」と納得してしまう可能性もありか。

フリーマンに調査能力が素晴らしいと褒められたプレッツ、いい顔でした。他人からの評価と自分の満足感が一致した瞬間だ。
「明日は外だ」「でも警部補が…銃持てないし」「大丈夫、銃はいらない」そう、クスリの卸し元らしい家のゴミ収集。
銃を持てないのはダニエルズが下した罰ではなく、処分が下るまでの決まりごと。罰は「火事でも出さない」だから(笑)。まあ、プレッツの能力発揮に銃はないほうがいいようだし。
で、ハークは何の研修ですか。

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REAPER #1

Sci-Fiチャンネルの新番組。
大学を中退してアルバイト中のサムを両親は咎めもせず、21歳を迎える朝も抱きしめてお祝いしてくれた。
しかしその日、サムの前に悪魔と名乗る男が現れサムの魂は悪魔に売られたのだと告げる。
サムのお父さんは「最初に産まれた子が21歳になったら悪魔に引き渡す」を条件に病気を治してもらった。
無精子だから子どもはできないよ、と断言した医者も悪魔と取引して嘘情報を口にしていたのだった。
そうして産まれたサムがこの日21歳になったのでした。
君は悪魔に売られたのだよ、と聞いて大学辞めても何も言われない理由を一瞬にして察した顔(笑)。自分がやらなきゃお母さんが身代わりだもの、やらないとね。
悪霊を捕獲するのがサムの働いてるスーパーでも売ってるような小型掃除機(充電必要)、捕獲した悪霊を連れて行く先が陸運局、疑問も持たずに使命に協力してくれる仕事仲間、悪魔が売上げに貢献してくれる、とコントだ。
陸運局窓口のオバチャンが前髪上げて角を見せて「ここよ」ってやってるのもよかったです(笑)。
掃除機はトラックも吸い寄せる吸引力のはずなのにてこずってるから、伸してからでないとダメなのかと思ったのに結局あっさり吸ってました。
道具に慣れてないせいかな、次回からはすんなりと…とはいかないようで、毎回道具が違うらしい。

このドラマが何か気になっていたのは「映画秘宝」の海外ドラマ特集で紹介されていたからでした。
その時点ではストの影響で10話で休止、でも復活したらしくIMDbによると18話あるようだ。
底抜け系なので見続けてみようかな、スーパーの行く末も気になるし(笑)。だってダメ店員ばっかりですよ。
サムの仕事仲間サックがinvasionのデーブ。顔が正面に向かって育っているように見えました。

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ダメージ #13「新たなる謎の始まり」

フロビシャー裁判は高額な和解金で決着がつきました。
エレンはグレッグ殺害容疑が晴れ、パティに請われて事務所に戻ります。
こう並べるとめでたしめでたしのはず。新たなる謎というよりは対決の始まりを感じさせる最終回でした。

エレンの部屋を家探ししたヒゲ男が刑事だとか、数年パティを追ってるFBIに協力してるホリスさんとか、最後にまた新事実登場。
ここからはよくわからなかったことなので「違うよ」とか見落とし箇所を指摘していただけるとありがたいのですが。
パティの部屋でエレンを襲ったのは刑事だったヒゲ男の相棒ではないですよね?
ビデオを探しにパティの家に向かったものの、血まみれで出てくる彼女を見ただけですよね。
では誰が襲ったですか?
そして部屋の惨状を速攻キレイにしたのはピートおじさんの指揮。準備済みだったってこと?
だからパティは「エレンがデービッド殺しで逮捕された」と聞いて「生きてるの?」と驚いたのか?と恐ろしい考えが浮かぶ。
少なくともエレンはそう思ったからFBIの密偵になって事務所に戻ることにしたのでしょ?
でもピートおじさんが死体確認をしなかったというのも信じられないし…。
パティの居所を知らなかったトムは共同経営者になりはしたものの、本当のナンバー2はピートおじさんってことですか。
パティの事務所にエレンは戻る、表面的には何も変わりない。
でもパティはエレンの能力とは別問題で知りすぎている彼女の監視目的、エレンは自分を葬ろうとしたパティへの復讐(または真相を知るため)の潜入捜査。S2はさらに腹の探りあい度アップだ。
そしてパティが35年ぶりに会いに行った家族、この話も探られる原因になった彼女の背景に関係してくるのかな。
パティがFBIに追われてるのは唐突だけど納得できる。
エレンの起訴の取り下げもどこでもやってそうな取引だけど、誰かさんの機嫌を損ねたら裁かれそうだもの。
フロビシャーのスパイだった原告団のおじさんのことも利用したいだけしてポイ捨て。
フロビシャーに「私の手から証拠は出ない」と言いながら検事に証拠渡しちゃうし。
今回の裁判関連のことだけでもこうなのだから過去に返れば調べられていても不思議ない。

デービッド、フィスク、グレッグと命を落としたのは人の好い人ばかりでした。
なのでフロビシャーは助かるんじゃないかな(笑)。彼もお人好しと言えないこともないけど。
で、結局ライラってただのストーカー?

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J:COMデジタル、初トラブル?

アナログでは6件しかできなかった録画予約がデジタルはたくさんできるので、面倒臭がりの私は1週間分まとめてしてしまう。
デジタルにしてから3ヶ月強、何も問題なかったのですが7月からの新番組追加と時間変更に馴染んでないので昨夜予約リストを確認したところ、入れたはずの予約が消えてます!
全部消えてるのならまだわかりますが、ベルト予約している番組一つだけ残っているのです。
あ、もう一つ入れた覚えのない番組が予約されてました。
1月3日にfyxだかfxyだかって名前の番組(笑)。
日曜日にすごく大きな雷があったけれど、月火水と問題なく録画できていたので関係ないと思われます。
う~ん、なんでしょ?続いたら問い合わせますけど。
J:COMユーザーの方、そんなことありましたか?デジタルだとよくあることなのですか?(笑)

ついでにトラブルではないですが、予約時に表示される内容紹介で視聴者が一番気になってることをズバリ書いてくれるのはサービス過剰です!(怒)
「エバーウッド2」、見る前に脱力…(苦笑)。

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