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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ゾディアック2 ~十二宮の闇~ 視聴完了

途切れ途切れながらもようやく見終えました。
すごいぞ、ゾディアック!(笑)前作を上回る複雑な相関関係に脱帽だ。

サンタンドレ家とダゲール家は親戚だった。ガブリエルがダゲール家の妾の子で学院長と腹違いの兄弟、ルシールとアレクシはいとこになるから交際に反対だったというわけか。法的には問題ないはずなので(フランスは違うの?)反対の主要因は怨恨だろうな。妾の血筋とか外に子どもをつくったくせに世話しないとか。
引き裂かれたうえに死に切れなかったアレクシは人格的に破綻。
そのバカ息子ロイックは支配者に操られて別人格ファウストが妹と姪っ子を殺害。ロイックの内の別人格ってのもとってつけたような(笑)。マティアスやエステル同様、操られていたでいいんじゃないの?
そう、ゾディアックの支配者とは…なんとエヴァ!
誘拐事件の被害者なのに犯人と目される男が関係している事件に一線で関わるのはどうか?と思ったけれど、そんなの序の口。
マティアスと双子なのはエステルだけど、本当のエステルはエヴァ(笑)。
ガブリエルの別荘で遊んでいるところを誘拐され、助け出されても公表されずダゲール学院に連れて行かれたんですってよ。実験教育が失敗した結果誘拐犯人を作り出してしまったことを隠すためらしい。貧しい子にも門戸を開く学院は身元もわからん子に怪しげな実験を施すための口実だったらしい。ひどいな(笑)。
ここでダゲール家に恨みを持ち、誘拐された時隠し子が明らかになることを恐れ捜してくれなかったとガブリエルを恨み、復讐殺人鬼ゾディアックを支配するエヴァができあがったのでした。
エヴァがエステルならエステルは誰?となるけれど話の流れて予想つきますね。ルシールとアレクシの娘。
本当のエステルが誘拐された後、ガブリエルはこっそり産ませたルシールの娘をエステルとしてグラースに育てさせいたのでした。
どいういうことだ?今までのエステルが言うように小さい子の3つ違いは大きいぞ。日影の身だからこそ隠し通せたということなのか?
となると、マティアスと双子だから運命が同じってその気になってたエステルって…占星術もアヤシイな(笑)。
学院の加担した怪しげな実験+エヴァの私憤=ゾディアック、でいいのかしら。
こうしてみると、ガブリエルって酷い人だな。
婚約者を捨てて人の奥さんを奪って、娘には従兄弟との交際を止めさせるために睡眠薬を飲ませ(しかも息子にやらせてる)、誘拐された娘は捜さない、戸籍のない子をこれ幸いにその穴埋め、恨まれてもしょうがないんじゃないの?(笑)それを思うとジェロームって立派に育ったな。
両家は親戚、とほのめかし始めてからまたもや家系に秘密があるのは覚悟していたけれど手が込んでましたね。

怪しげな実験装置にとりあえず納まってみるエステルは迂闊、エヴァの資産、前作のおばあちゃんの復讐人形として育ったはずのマティアスの立場、ピエールがマティアスに毒を盛った方法、電極催眠(?)の効果はいつまで続くのか、とってつけたように先が見えるカンタン、ベティがルシールに似ているようには見えない、等疑問は残りますがこれにはかないません。
マティアスとエヴァ、どうやって脱出したの?
車が爆発炎上したとはいえ、人間の形跡は残るはず。警察は何をしていたのだ?あの状況で替え玉が用意できたとは思えないぞ。
ゾディアック事件は終わらないのだろうか、お腹いっぱいなのに(笑)。

そして、話が濃すぎてマティアスの魅力はやっぱりよくわかりませんでしたよ、りり・かさん!(笑)

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7月の視聴予定

タイムテーブル変更局があるようで時間調整は後ほど考えるとして見るつもりのものを。
NHK モンク、ダメージ→華麗なるペテン師
WOWOW リ・ジェネシス、CSI、コールドケース
AXN ヴェロニカ・マーズ
FOX ハウス、NCIS、ゴースト
スパドラ ワイヤー、SFU、エバーウッド、HEROES(月末)、プロファイラー→2(帯)
サイファイ ユーリカ→2、REAPER
ミステリチャンネル REX

プレミア放送で見た「ヴェロニカ・マーズ」はせめてKyle Secorの声が聞けるまでは見ます。
「ゴースト」も初回に出るマイケルWentworth Millerを見てみようかな、と。
HPは作らない主義らしいサイファイも新番組は続々投入していて頼もしいかぎり。「ユーリカ」の「2」を続けて放送してくれるなんて!「REAPER」はくだらなそうなのでのぞいてみることにします。
一番楽しみなのは「REX」!レックスの愛らしさに身悶えする準備完了!
何気に危険なのは「NCIS」。ジヴァとジェンがどうも…。「リンリー警部」のように突然リタイアしてしまうかも。

切ないのがCRIME。自分で縛りを作っているため、見たいのに見られるものがない(泣)。

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SIX FEET UNDER #59「模索」

ネイト&ブレンダ、クエーカー教の集会に参加。
ルース、デイヴィッドのところの子守に失敗、元彼の美容師と再接近。
デイヴィッド&キース、ダレルの暴走に乗せられる形で一騒動。
クレア、学校の展覧会に行き気持ちの整理が見えた様子。
フェデリコ、ヴァネッサと話してみたらいい感じ。

今回のお客様、ペットシッターだったのでネイトがリサの死後葬儀屋はできないと別の職を求めた時の同僚さんかと思った。「また知り合いが…」ってことでますます不安定で子どものことで揉めるのを繰り返すのかと思いましたが考えすぎでした(笑)。

ダレルの荒れた行動は「どうせ、施設に戻されるんだから」ということかららしい。アンソニーの怯えと正反対だけどそこにはもう関わることもない人たちなんだから、という諦めの気持ちも綯い交ぜなのだろう。
アンソニーと話して悟り「夏休みに2週間ほど4人で旅行に行こう」と言うキースはお父さんの顔だった。デイヴィッドはお母さんの顔(笑)。
「2週間旅行」と聞いて即「その間僕たちは?」と寂しそうなアンソニーには心が痛みましたが「一緒だ」と聞いたあとの笑顔は本物。ダレルもね。
車を運転したことの罰の内緒の外出禁止も、デイヴィッドがダレルとアンソニーをただ甘やかしているのではないと感じられたのでしょうね。
こうやってここは「親」も「子」も勉強しながら家庭になっていくのかな。そうなるとアンソニーの「養子にはなれないの、お母さんが迎えにくるから」が本当だとすると辛くなってくる。

ネイトとブレンダは一緒にいるとわざと相手が声を荒げるようなことを言っているようにみえる。
それでもネイトは「出て行かない」と。クエーカーの集会に誘う以外はかえって喧嘩売ってるみたいなのに。
不満ばかり吐き出すブレンダも友だちに「聞きたくない、歩み寄る方を探すべき」と意見され実行してみたら…。
ネイトとマギーは何かを感じてる雰囲気だったとはいえ本当に関係もつとは。
集会に行ったネイトは心が平安になったと言う。落ち着いて幸せな気分ならそれでいい(でも葬儀屋の仕事を否定し始めたのはその影響ですよね?)。ブレンダにも強要はしていなかったと思う。
どちらかといえばこの件では頭から否定して悪態吐いたブレンダのほうがどうかしていたかも。
しかしこの結果を見るとネイトが求めていたのは宗教ではなくマギーだったのかとも思えて、どうも…。
悪いことはできないとはこういうことなのか、帰ろうとしたネイトは手の痺れを訴え呂律がまわらなくなり倒れる。
脳の病気が再発したのだろうか、卒中だろうか。
病気かもしれない子どもを迎える心の準備ができてない、もう流産したくない、お互い皮肉はなしで言うべきことを言うべき相手に伝えていないのに。
フェデリコは言った。そしたら何か生まれそうだったじゃない。

今日のマヤちゃん 
ネイトとブレンダの口論を背中に聞きながら、うさちゃんの心配してました。
そしてパパとママが集会に行ってる間、誰がマヤちゃんみてるのかな?ルースはハイキングだし(笑)。

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名探偵モンク5 #12「強盗銀行」

トゥルーディの形見のブレスレットを預けている銀行が強盗に襲われた!慌てて駆けつけたモンクさんが貸金庫を確認するとブレスレットも盗まれていた。どうしてもブレスレットを取り戻したいモンクさんは捜査に積極的に協力し、強盗への協力者が銀行員の中にいると突き止め、人物特定のため銀行警備員として潜入するのでした。

まず事件があって、といういつものパターンとは違い、銀行の金庫に閉じ込められたモンクさん御一行様からスタート。
いったい何が?と思ったところで二日前強盗のニュースを見たモンクさんたちに。
警備員としての潜入捜査でつかんだ情報が金庫内で全てつながったところで共犯者に閉じ込められたというオープニングだったのでした。
爪楊枝6本で全てつながるってのも(笑)。邦題タイトルが犯人たちを教えてくれていたのですね。
予想通り貸金庫内にブレスレットは隠されていて喜んだのも束の間、頑丈な鍵を壊すのにはそのブレスレットのダイヤが必要。
差し出すモンクさんの勇気、今までの黒さを帳消しにしてあげていいかも(笑)。
ディッシャーの機転もお見事。子どものように気になったことはとことん留めておくタイプのようだ。
最初、強盗の聞き込みで銅像に近寄った時には「空き缶が見えてたよね」と見ている自分を励ましましたが、そんな心配は無用でした。でも…解決後にわざわざ銀色になって隣で張り合うのは…。

ナタリーの制服好き、ハイになってるのがちょっとかわいかった(笑)。
モンクさんが焦げ焦げになるトースターを平気で使っていたのは意外。焦げすぎるとパン屑だって出やすいのに、いいのかしら?「賃貸だから(火事になってもいい)」は黒発言だ。
今回感激したのは、警部のヨーヨー
すっかり落ち着いたのかと思っていたら引き出しに常備してあったのですね。
「落ち着け、リーランド」と言い聞かせてるのがよろしゅうございました。
さあ、ヨーヨーだ!

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The Wire #8「直感」

マクノルティが息子に探偵ごっこ(これも奥さんにバレたらたいへんでは?マクノルティを睨んでいた奥さんの気持ちがわかるような気がしてきた)をさせてストリンガーの車のナンバーの入手に成功しても、取引の情報を掴み団地から現金を持ち出した高級車の男(前回のパーティーでのダニエルズの運転手仲間、こういう役回りだったのね)を逮捕しても、上司の判断には逆らえない警察組織。
ダニエルズは真面目に経過報告しただけなのに上司からは「上院議員の運転手に何をするか」と叱られ特捜班解散を命じられるし、部下からは言いなりの使えない警部補の目で見られるし散々だ。
上院議員から苦情がきたわけではなさそうなので上司が警察組織を守るために先回りしたってことですね。
そんな言いつけを持ち帰ってきたダニエルズを罵るマクノルティだって、スティンカム殺しについては殺人課刑事にやんわり「待て」を強いるし。順番というものは時に厳しい。
何だかんだでバークスデール捜査はお終いかと思われたが、ここで登場したのが判事。
「盗聴許可は2ヶ月間、その期間を使い切らないなら法廷侮辱罪」と解散を命じた上司に脅しをかける。とりあえずあと20日は捜査できる。判事は味方だと信じて大丈夫なのだろうか。
そのスティンカム殺し、協力してるもの警察の邪魔なんてしないとオマールは言ってますが…やりましたよね?
証人殺し事件に、協力する→目撃者が必要→自分が目撃者、となったオマールの言動に今さらながらの不信感。フリーマンのいうように犯人は犯人だったのだから、では割り切れないものをキーマは感じてる。
この先もオマールの協力はちょっとばかり疑問が付きまといそう。

ディアンジェロの甘々なところがまたもや鼻につく。
オーランドとの秘密の仕事をウィーベイに話せばどうなるかくらい想像つかないのか。やりたくなかったから告げ口するような真似をしたのか。それなら最初から引き受けたらいかん。
パーティーでの仲間の乱れ具合にも眉を顰める。クスリを使うのはルール違反、酒を調達してきたのにお開きかよ、おまけに死体が転がってる…あの場でそんなこと言うから酒の調達係にされたとは思わないんだなあ。
そんな仲間に「馴染めない」とダンサーのオネエチャンにこぼす。
面倒臭くなって人を撃って殺してしまった人の言うことだろうか。
どっぷりつかって恩恵受けてる時にはニコニコで、ちょっと仲間ハズレ感がしたら馴染めないって言ってるだけのお子様に見える。ウォレスの苦しみとは別次元だ。
叔父さんの仕事を理解できないなら早く他の道を考えるべき。ディアンジェロなら痛い目見ないで足を洗わせてもらえるでしょ、そこは利用しなきゃ。何でもできるはずなのに何にもしないでいるディアンジェロは見ていて歯がゆい。
折り合いつけて経済学を勉強しているストリンガーが目の前にいるのに。
しかし、尾行して講義受けてるストリンガーを見つけたマクノルティはまたもや悪くていい顔だ(笑)。

さて、カーヴァー&ハークの昇進試験、結果はどうでしょうね?(笑)

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