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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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The Wire #7「逮捕」

5時間かけての暗号解読にご満悦のプリツビルスキー。いつ誰が団地に品物を届けるのか、が読み取れたので「誰を捕まえ誰を泳がせるか」の作戦まで立てられた。証人見せしめ殺人事件もオマールの証言とバブルスの帽子作戦でバードを特定し逮捕。ついでに殺人課はオマールの優秀な記憶力を頼りに数件の未解決事件の解決に成功。順調な特捜班と思えたが、裏切り者がいないのなら、と連絡方法に疑念を感じたストリンガーは敷地内の公衆電話の線を切断し、違う公衆電話の利用と続けて使うな、との指示を出す。盗聴作戦は暗礁に乗り上げたか?

プリツビルスキー、お手柄でニコニコだったのに捕まえてきた運び屋を見てびっくり、自分が失明させてしまった少年だった。とたんに表情が曇ってダニエルズに報告。そりゃ目を合わせられないだろう。暗号部門での活躍を鑑みて部屋を逃げ出さずダニエルズに報告できたことを褒めてあげたい。
前回、私的な生理的休憩でエイヴォンの写真を撮り損ねたサンタンジェロはスパイとして特捜班に送り込まれたのにスパイの仕事に嫌悪を示す。
ロールズの提示した「マクノルティを潰す情報をもってくるか未解決事件を解決するか」の選択に事件の解決の方を選んでます。
イタズラ心で紹介された占い師を信じて、朗報が来た時の顔は刑事としての質は疑問だけど人柄がアップした瞬間か(笑)。
オマールの記憶力で事件を解決してもらったお礼にロールズの企みをマクノルティに教えてますからね。
特捜班はいつの間にかチームワークができていたということか。
チームにまとまりが見えてきたところで、順調な盗聴&暗号解読に暗雲が。次の手は誰が出してくるのか?

ところでスパドラのエピガイ、ダニエルズ家は盗む物もあって侵入しやすいと誰かの運転手がダニエルズを運転手と間違えて喋った、というところに触れてますがこれって後々重要なの?
ハーク&カーヴァーがバットマン&ロビンとか、ウォレスが落ち込んでクスリに手を出してしまったとか、バブルスはクスリをやりたいのか止めたいのか難しいところとか、盗聴作戦の今後とか、マクノルティとバンクの出会い(笑)とか、何もなくて運転手に間違われたことだけしか書いてないのですよ。

そして、それほど間をおかずシーズン2は9月からとか。
スパドラさん、ありがとう。

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SIX FEET UNDER #57「峡谷」

ルース&ジョージ、アパートに引っ越すがルースの考えをジョージはお見通し。
クレア、アーティスト助成金がもらえるまで派遣社員として働くことに。
デイヴィッド&キース、アンソニー&ダレル兄弟を「お試し」で預かるが問題の多さにキースはうんざり。
ビリー、ネイト&ブレンダの家に居候。
フェデリコ、バネッサとの関係に急展開。

ルースがジョージと新生活を始めること、ジョージがよくなるのを見届けるなら賛成だった。
よくなっていくのを一緒に経験すればルースの気持ちが変わる可能性もあるのだから。
それなのに彼女、最初から放ったらかすつもりだったのね。あの状況で仕事を勧めるかな。
そんな状況でのフィオナの死は渡りに船、早速実家に戻る口実だもの。
友だちだけのお通夜での歌声、フィオナの死を悼む心は本物だろうけれど、個人的には再出発の意味合いが強かったのではないか。
クレアとの和解は家族ならそんなもんかな?という感じ。
憎いわけじゃないからきっかけがあればそれでよかったのですね。
そもそもルースが怒ってたのは学校を休学したこと、中途半端にするつもりはないことが伝わればいいのかな。助成金はもらえなかったけどどうなることやら。
仕事で戸惑ってるクレアは急な展開(和解&部屋でママがハッパを探してる)でさらに戸惑って見えた(笑)。
引っ越してすぐ実家に戻る、よくよく見れば彼女の道具がない、病状が安定しているジョージにはその意味する所は明らか。
そして安定しているからこそ、ルースの希望を受け入れる。
場の雰囲気が読めなくて失礼な発言の多いジョージがですよ、「新しい生活をありがとう」は哀しすぎる。
それでいいのか、ルース?といっても悟られてしまった以上どうしようもない。
ジョージが語らなくてもマギーも気付いた様子。ネイトも彼女の電話で気付いたに違いない。
「嘘はつかないと約束して」は今後の二人に大きな意味を持ってきそうだ。

みんなが不幸な中で安定していたデイヴィッド&キースはアンソニーの兄ダレルのことで意見が対立。でもまだ解決策を講じようとしているところに希望はある、かな。
ソーシャルワーカーに「無理」と告げるキースの言葉にダレルは反応した。何かが変わるかもしれない。あの悪さがわざとだとすれば。

フィオナがネイトの初恋だったとは。初めての女性なだけではなかったのですね。
近しい人の葬儀が続き考えることも多いはず。それが「嘘はつかないと約束して」に結びついちゃうのかな。
職場でのクレアの妄想内ステージング、さすがデイヴィッドの妹!と感嘆(笑)。
フェデリコは家庭に戻る望みがなくなった(自分のせいだけど)と絶望していたがひょんなことで急展開、家に戻れることに。水のタンクを抱えた後姿は幸せそう。バネッサは他人を家に入れることの恐ろしさが身にしみたのでしょうか。

今日のマヤちゃん 
女だけのお通夜にブレンダの膝の上で同席。話の中味がわかってるような頷きっぷりがキュートでした。

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名探偵モンク5 #10「サンタコロ~ス」

クリスマス・シーズン、買い物客でごった返して道も渋滞中。なのにビルの屋上からサンタクロースがおもちゃを投げている。待ち行く人は驚喜しさらに渋滞は酷くなる。迷惑行為に怒ったモンクさんは止めるために屋上へ。しばらくすると屋上から銃声が!ナタリーが駆けつけると撃たれて倒れたサンタクロースと銃を持つモンクさんの姿が!両者とも正当防衛を主張するが世間はサンタクロースの味方。サンタを撃った最低男となったモンクさんは名誉を回復できるのか…?

トゥルーディが亡くなったのはクリスマスの時期、また今年で10年ということがモンクさんの不安定さに拍車をかけていたよう。ナタリーでさえモンクさんの話に味方しきれないと。
外に出れば敵と見られ謗られる中でもがんばったナタリーは立派だった。
モンクさんは…ナタリーに卵がヒットしたのに自分にはじけ飛んだしぶきの方を心配する黒モンク(笑)。
最近は「お~、黒モンクだ」と登場を心待ちにしている自分がいる。モンクさんより黒いかも。
今回一番黒かったのはサンタ事件を釈明するためにテレビに出て「サンタなんていません」と宣言したことか。
そう、ディッシャーを傷つけたから(笑)。
いもしない甥っ子へのプレゼントとだ、ってへびのおもちゃをいただこうとする男ですよ!警部も人が悪い。
誰が見たって自分が欲しいからに決まってるじゃないですか。察してやるのが大人ってもんだ(笑)。
ディッシャーはクリスマスとなるとあのセーターを着るのですね。おばあちゃんも嬉しいやら申し訳ないやらだろうな(笑)。

事件は美術館強盗が注意をそらすための計画にモンクさんが食いついてしまったためにやり直し、二度目の実行を自分の名誉回復もかけて阻止したモンクさんのお手柄となりました。
しかし、クリスマスの驚喜は狂気で凶器も登場して人々の侠気な心も真相を知って元通り、と集団心理の恐さを見ました(変換してたらキョウキって言葉が面白くなってしまったことをお許し下さい)。
クリスマスツリーの並木道も恐かったけれど、一番恐かったのはサンタVSモンクさんの捕り物シーンでも続く聖歌隊の歌声でした(笑)。

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小さな刑事 ベビー・レックス

シェパード犬ブリーダーの家庭で産まれた子犬たち。みんな引き取り手が決まったが雄犬一頭だけはレックスと名付け手元に残すことにした。しかしそこに犬泥棒が現れてレックスはさらわれてしまう。自力で逃げ出したレックスは家具職人ジョーおじさんの家にたどり着く。レックスは父親をなくして以来しずんでいるジョーの孫ベニーと仲良くなりブリーダー夫婦もベニーにレックスを託すことにする。半年後、夏を一緒に過ごすためウィーンからベニーとレックスがジョーの家にやって来る。水力発電の不具合をこぼしたところ、翌日ベニーはレックスを連れてこっそり探険に行き、水泥棒の不正を発見する…。

「REX」へと続くスペシャルエピソード。
レックスの名前の由来は「王様」らしいです。
働きが評価され警察にスカウトされるまでなのかと思いましたがそれはありませんでした。
クリスマス・エピソードらしく「ベニー、レックス、ガンバレ!」と家族で応援するもののようでした。
それなのに悪役のお色気シーンはいったい…(笑)。
ドラマ全体はそれこそクリスマスの奇跡のような(笑)。でもいいのです。かわいかったから。
ベニーが自分とレックスに「なりきり身分証」を作って、不正犯を捜査するところが「犬刑事」の所以とわかってよかったです。
これはもうかわいさを見るドラマです。
パンの盗み食いをみつけても、お母さんは途中で笑っちゃってますもの。ドラマ全体がそうでした。
悪役は賄賂太りとしかいいようがないし、その子分は間抜けすぎるし、ブリーダー夫婦は太っ腹だし。
といいながらも不正事件は解決し、アパート問題もおばあさんが心を開いてくれたし、みんなの心が優しくなれるお話でした。

レックスの見所はパンの盗み食いの他に、宿題しなさい!とテレビのスイッチを切る(コンセントまで抜いてた)、隠密捜査がバレないよう急いで寝たふり、といろいろありますが最高だったのはさらわれて半年後、ジョーに付き合って家具の配達に行った先で「ここは!こいつらは!」ってさらわれた人と場所の記憶が甦った表情。演技派だなあ。

子犬時代は大きな耳が立ち切らず、頻繁に首を傾げるのは耳が垂れてくるのが気になるのかな?と思ってたのに、耳が立ってもやってましたね。傾げすぎだぞ、レックス(笑)。
犬用グッズに立ち耳矯正というのがあるが、本当に必要な犬もいるのだなあ、と実感(?)。
「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」のところで紹介した本のことはコチラにありますのでよろしかったら。
極端なドイツの動物事情や意外とドジなシェパード犬に驚かされました。

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The Wire #6「盗聴/ワイヤー」

公衆電話盗聴の許可が出たようで、盗聴開始。しかし、マクノルティの書いた報告書から殺人課の上司ロールズがバークスデール絡みと思われる事件の立件を急ごうとする。今バークスデールを突かれたらこれまでの地道な捜査が台無しになる。マクノルティとキーマはダニエルズにロールズを止めるよう進言するが、返ってきた言葉は「彼は上司だ」。落胆するマクノルティだったが…。

ダニエルズは捜査の方向ではマクノルティを認めていると見ていいのかしら?あ、キーマか。キーマが賛成なら大丈夫ということか。
それでも全てが後手後手だからマクノルティはダニエルズにイラついている。
でも、今回は男になりましたね。さらに上と掛け合って、殺人課での捜査を1ヶ月待ってもらうことに成功。
マクノルティも「やればできるじゃん」とでもいうような顔だった。
フリーマンの尋ねた「代償は?」あったのだろうか、気になる。
確かに後手後手。
公衆電話の盗聴が、ポケベルと一緒に許可されていたらブランドンは死なずにすんだかもしれない。
そしてあの日、特捜班の夜勤がいれば何か違ったかもしれない。
仲間を二人も失ったオマールは共闘とはいかないが証言者殺しの役にはたってくれそうだ。

ブランドンをゲームセンターで発見したウォレス、その結果に戸惑いを隠せない。
で、彼はあんなにたくさんの子どもたちを養っているの?全部が兄弟?親はいないのか?
今まではディアンジェロの子分の一人でしかなかったのに一気に背景が見えて、前回の「給料が入らないと困る」の意味に深みを感じる。
報奨金で「女を買え」ってディアンジェロはウォレスの境遇を知らないの?生活に困るなんてわからないのか?
給料遅滞炙り出し作戦で「裏切り者ではない、誤魔化していただけ」と見極められたのは褒めてあげるけど。上司(?)にも報告せず自分で策を講じたしね。

その報奨金をに渡しにエイヴォンが直々に団地に出向いたのに、この時の特捜班撮影係は生理的な自主休憩。一人だからしょうがないともいえるけど、この間の悪さは才能かもしれない。

パズルの才能を発揮し、ポケベル&電話を聞く度に「なるほどね、思ったとおり」としたり顔のプリツビルスキー。
しかしパズル以外はまだまだ素人。麻薬の話をしてないからって無関係事項にしてはいけない、捜査はまだ始まったばかり、無関係のことなんてない、とフリーマンにお叱りを受ける。素直に聞けるところは見込みありか。

ぶち込み直したはずなのにまた外にいるボーディが気に入らないカーヴァー&ハーク。
見つけてとっちめると正当な手続きで出てきたと書類まで見せられる。
「車で家まで送ってくれたら許してやる」と言うボーディに即「乗れ」。
この三人はグループということでいいのでしょうか(笑)。
住む世界が同じだったら間違いなく仲間だ。違ってたってこんなに近いのだもの。

階段から落ちようかどうしようか迷っていたポークは痛いのがイヤで酒に逃げていたようだ。
医局か屋上かの選択で屋上は選べなかった。しかし、出勤表に代筆するみなさんってどうなのよ(笑)。

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