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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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The Wire #4「オールド・ケース」

ヤクを盗まれたエイヴォンは、実行犯オマールとその一味に懸賞金を掛ける。警官を殴ったボーディは少年施設に入れられるが脱走、団地に戻った彼にディアンジェロは自分のやった事件の話を聞かせる。特捜班ではディアンジェロのポケベルを使った内偵作戦に話がまとまりつつある。

エイヴォンは資金源としてヤクを売るだけで、自分はバスケで汗を流す健康的な生活。なんか違和感。
でもこのおじさんを見てるからディアンジェロはソファ会談でああなのか?と思える。
ディアンジェロをかわいがるのも身内だからだけでなく、身を守る汚れ仕事で忠誠心を認めたからでもあるのか。
仲間の顔を立てるために再検証に出かけたマクノルティと相棒は事件性を確信し、この事件の目撃情報「ディー」とディアンジェロを結びつけることができるのかな。弾と薬莢を見つけた二人は実に嬉しそうだった。
しかし、ファックってあんなに使う言葉なのですかね(笑)。

団地の一斉捜査は空振りだったと思わせておいて、やってくれましたよフリーマンが。
壁に書かれた数字がディアンジェロのポケベル番号と調査済み。
マクノルティとキーマの提案だけでは動かなかったかもしれないダニエルズもフリーマンの情報があったからポケベル内偵作戦を上と掛け合うことを承知したんだろうな。
こうやって一人ずつ頼もしさが見えてくるのかな。
それに引き換え、ボーディに殴られて入院している人、年金もらって辞める理由ができたと喜んでますよ。
見舞いに来た相棒にも「特捜班オフィスへ下る階段から落ちろ、痛いのはすぐ治る」とそそのかす始末。
そして実行しようとする姿が!でも思い止まって(ふんぎりがつかず)ミーティングに出てました(笑)。

いや、今回頼もしさが見えた人がもう一人いましたよ、ハークですよ。
冒頭、頭の傷にさわるのもおかまいなしに挟まったロッカーを何とかしようと奮闘。
その熱意に絆されてみんなが協力、ダニエルズまで上着脱いで手伝う気満々。
途中、何気なく発した「これじゃ中に何も入れられない」に絶句するみなさんがステキで困りました(笑)。
その後も少年施設へ出向いてボーディに空振り食らわされ自宅に押しかけるもまた空振り。
さっさと引き上げるカーバーとは対象的におばあちゃんに謝罪して会話までしてます。
これはただのおバカさんじゃないな(笑)。
みんながロッカー移動に何の疑いもなく協力してしまう理由を見た気がする。
火事になっても外に出してもらえない人もパズルやってる場合じゃないぞ。

そして、マクノルティの別れた奥さんがCallie Thorne。
「○○さんの元奥さん」役といえば彼女なのか?RMでは死別だったけども。
普通の人にみえたけどそのうちシーラに変身するのでは?と少し心配(笑)。

5月31日追記
挟まったロッカーに奮闘するみなさまに大笑いしたと書きましたが、詳細はちょっと違っていたようです。
お世話になっているmerlinさんのブログでお勉強してまいりました。
私は何も入っていない机を興味半分で動かしたいハークに踊らされたみんさん、というふうに見てしまいました。
真相は、部屋の中に入れたいハークと入れるのか出すのか確認せずにお手伝いに奮闘したみなさん、のようです。
字幕を追いながら笑うのにいっぱいいっぱいで、単語をひとつでも聞き取れていたのならこんなことにはならなかったのに。
意味を取り違えられても笑わせてくれるみなさんは素晴らしい、ということにしておきたいと思います(笑)。

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NCIS3 #9「犯罪者トニー」

バラバラ死体が見つかって、現場や被害者への遺留物からトニーが容疑者、という話。
アビーの助手として数話前から登場していたチップが関係していたとは。
チップが以前にクビにされたのを逆恨み、フラッシュバックでも見せてくれたリンゴとか手袋とか車の移動とか全部がここへのパズルのピースだったというのは面白かった。
でも、でもですよ
どういうワケで採用したのかな?
ギブス、ジェンの責任を追及したまえ(笑)。

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SIX FEET UNDER #54「記憶」

「手をつないでいて」と頼まれたまま自殺されたのでは相当なダメージがあったはず。しかもジョージはその時10歳で相手はお母さん。これが病気の原因だったりするのだろうか。受け継いだものなのだろうか。そういう悩みを抱えていたのかと思うと、今のいい状態の時に幻覚の頻度を苦しみ「ルースを失いたくない」と涙する姿は痛々しい。
前回に比べてルースが多少穏やかに見えたのはマギーが近所に引っ越してきたことと、編み物という無我でいられるものを見つけたからか。これに慣れてしまうと爆発の時がくるかもしれない。
あ、クレアで小噴火してましたね。

クレアといえば、実家だけでなくビリーに対して何も心配してないのは不自然。薬をきちんと飲んでいるから安定していると言っていたはずなのに、明らかに違う様子に何の不安もないのか。自分の口座が空になってることのほうが大切なのか。破滅的な生き方が好きなのかもしれないけれどビリーが抱えているのは病気。それを認められないのなら交際はやめるべき。
前回、ジョージのことでたいへんなルースと今こそ和解のチャンスと思ったが、恋人の危機を見逃しているならルースの助けになんてならない。クレアってこんな娘でしたっけ?母娘喧嘩が視界を鈍らせているのかなあ。

やはり断片的に進んでいる感は否めない。
最終シーズンだからそれぞれの物語も完結に向かわなければ、ということなのかな。
ネイトが実家訪問の心遣いを見せてたのはよかったが、初対面のマギーと何か感じあってしまったように見え、波風が起こるのかも。

波風到来かと思われたデイヴィッド&キースはそう心配することもないようだ。キースが引いてくれるからデイヴィッドも謝れるのですね。
里親のことは残念だけど妙に積極的な代理母を素直に受け入れていいのかは心配。キースの姪っ子を引き取れればいいのにな。デイヴィッドにも懐いてたし。

今日のマヤちゃん 
パパとママとの食事中「あそこの建物壊すんですって」と話すブレンダの方を向いて噂好きの近所のおばちゃんみたいな表情してました。
そうそう、ブレンダが友人の家の様子に影響されて「家族の時間を持ちたい」なんて言うのも妙なものだ。
「まともな主婦みたいなこと言ってんじゃねえよ、この社会不適合者が!」は強烈だけど笑った。妄想だったけど。
「なんとかソテーなんかで」って言うのもよかったな。

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ダメージ #7「マインド・ゲーム」

召喚を避けるためフィスクはグレッグを匿うが、うっかり外出した時に見つかり召喚状を受け取ってしまう。無効の申立ても、パティ側のつかんでいる株売却の証拠から却下される。謎の男ジョージはグレッグが邪魔であることをフィスクにほのめかす。グレッグの証言が必要なパティは護衛をつけて匿うが、当日逃げ出されてしまう。

パティにとってこれは想定外のことだったのか、声を荒げてますよ。
逃げたのがグレッグの意思とはいえ、命の危険があったのだから護衛が一人というのはミスかもよ。
そしてもう一つの想定外はトムとエレンの仲。親しすぎたらいけないの?
その方が仕事もスムーズだろうにわざわざ猜疑心を持たせるとは。
トムはいい人なのかもしれないけれど、誰につくべきかはこの前の移籍&独立騒動で身に沁みてる。
エレンとの仲直りも表面上だけだ。
「信頼しているのはあなたの方」と二人それぞれに思わせてお互いをスパイさせるというパティ作戦。
これ、トムの芝居かと思ったけれどどうやら違ったようだ。
警察で事情を聴かれているエレンがホリスさんがいるのにトムを呼んだのが不思議だった。
一連の鍵を握るのに連絡の取れないパティとトムの接触を誘い出すエレンの作戦だったのね。
エレンがどこからトムを信用できない目で見るのかも今後の見所かも。
いや、すでにあの偽和解「信じていいんですね?」が信用してないという意味だったのかな。
この時、グレッグが来なくて大慌てなのに自分とトムのことを持ち出すエレンって。
やはり優先順位の感覚が違うようだ。

パティは息子にも家に戻らないのなら縁を切ると、答えがわかっているからこそ仕掛けたともいえる作戦。
厳しいけれどマイケルだから通じたというべきなのかも。

TV出演でメイクをしてもらうフィスク。みなさん口を揃えて「白すぎない?」って(笑)。
「ドラキュラ伯爵」なんて自虐的なことを言うくらい気にしてるんだからもう少し気遣ってあげましょう。
しかしベージュのスーツなんて着ると幽霊っぽくなるのでやめた方がいいかも。

フロビシャーさんは自伝の執筆が忙しいらしく登場しませんでした。

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名探偵モンク5 #7「えっ?アイツがヒーロー!?」

サンフランシスコで人気沸騰中のビルをよじ登る「シスコフライ」が、大勢の人が見ているところでビルから落下。骨折だけですむがその正体はモンクさんのライバルのハロルド!高所恐怖症のハロルドには不可能だと調査するモンクさんだが、出てくるのは目撃情報と証拠だけ。ついにはクローガー先生が特別の治療をしたのでは?と疑いだす。

おじさんの具合が悪いとか、従兄弟が挙動不審とか、真相はそこだなと感じたところで事件は放棄(笑)。
だってすごいんだもの、ディッシャーが。前回のタイトルを今回のサブタイトルにしたいくらいだ。
TはTUNAMIのT、PはPUFFYのP、決してPaulのPではない。この頃、ディッシャーにはアジアブームが来ていたのだろうか(笑)。
極めつけは本当のシスコフライの名前が判明した時の電話連絡。
おやつを買いに出た先で受けたので騒音でよく聞こえない。「Vは何のVなの?」と重要事項を聞き取ろうと懸命。
相手に「Vだってわかればいいじゃない」と言われてもディッシャーに重要なのは「何のVか」だ。
そんな必死の想いで聞き出したのにどうやらVで始まる言葉でなく、ひどくがっかりしてた。
何回繰り返しても聞き取れなかったんですけど、何だったのかしら?(笑)

ハロルドがいるからがんばれたのに、彼が恐怖症を克服してしまったらどうしていいのかわからないモンクさん。
クローガー先生の診察でソファに寝転び、シャツのボタンを外し、ゴミがゴミ箱に入らなくても平気。
普通だったら回復?と思えるけれど、モンクさんに限っては症状悪化の印。
「(治療を)もうやめたい」とモンクさんが言った時のクローガー先生はちょっとだけ嬉しそうに見えたが、一大事となるとみんなが駆けつけていたのには大切に想われているのだな、としみじみ。
でも、車体番号を調べてからでもよかったのでは、警部?やりかけてたんだし。
ハロルドがシスコフライではないと確信してからの生き生きとしたモンクさんは見物。
相手が回復したらやっていけないという実に複雑なライバル心なのでした。

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